「善友に親近せよ」
良き出会いが
人生を変える。
互いに高め合える
良き友こそ生涯の財だ。
四条金吾殿御消息 P1113
『流罪は伊東死罪はたつのくち相州のたつのくちこそ日蓮が命を捨てたる処なれ仏土におとるべしや、其の故はすでに法華経の故なるがゆへなり』
【通解】
流罪は伊東・死罪は竜口。相州の竜口こそ日蓮が命を捨てた所である。したがって仏土に劣るものではない。
そのわけは、すでに法華経の故に身命を捨てた所だからである。
〈寸鉄〉 2018年4月3日
創価大学・女子短大で入学式。大いなる鍛えの青春を!世界が君達を待つ
励まし週間。じっくり耳を傾けることが先決だ。友の心に寄り添う賢者と
「人材は訓練しなければ人材とはならない」戸田先生。若き日の労苦は宝
噂よりも速い害悪なし—詩人。ネットで嘘の拡散が加速と。社会悪は追放
給付型奨学金、本格的に開始。公明の尽力光る。未来担う若者支援さらに
☆教学TALK テーマ:悪と戦う意義 2018年3月27日
Q なぜ日顕宗を責めるんですか?
A 生命を鍛え、成仏するため
信心の素朴な疑問に答える「教学TALK」。今回は「悪と戦う意義」をテーマに語らいを広げる。6月の教学部任用試験に向けた勉強会で、新井男子部本部長が、男子部大学校で薫陶を受ける今野ニュー・リーダーから声を掛けられます。
【登場人物】
新井男子部本部長 学会3世の37歳。20代半ばまで未活動だったらしい。
今野ニュー・リーダー 昨年に入会し、本年、男子部大学校に入校した20歳。
今野ニュー・リーダー 先日の「世界青年部総会」は大感動でした。男子部の皆さんは優しくて明るいので、会うと元気が出ます!
新井男子部本部長 さあ、次は栄光の「5・3」、そして、6月には任用試験だ! きょうの勉強会はどうだったかな?
今野 はい。普段は温厚な新井さんが「日顕宗の破折」の講義では怒気交じりの声で怖かったです……。
新井 ハハハッ! 心配させて申し訳ない。でも、唯一の広宣流布の団体である創価学会を破壊しようとした日顕宗には、腹の底から怒りが湧いてくるんだよ。
今野 だけど正直、宗門事件は僕が生まれる前の出来事で、実感が湧きません。
新井 そうだよね。真心を尽くして宗門を護ってきた池田先生と学会を、日顕は怨嫉して切り捨てたんだ。かつては、葬式の場で学会員は成仏できないなんて言い放った坊主もいた。"衣の権威"を振りかざす宗門に、たくさんの同志が長年、苦しめられたんだ。
今野 そうだったんですか。でも、世界宗教の創価学会からしたら、泡沫教団の日顕宗なんて、放っておけば消滅していくと思うんですが、なぜ責めるんですか?
新井 御書には、「法華経の敵を見ながら放置して責めなければ、師も檀那もともに無間地獄に堕ちることは疑いない」(1056ページ、通解)とある。
今野 法華経の敵とは何でしょう?
新井 広宣流布を阻む勢力、もっと広く言えば、全ての人に仏性があることを否定する思想のことだよ。現代でいえば、日蓮大聖人の仏法にはないことを、さも大聖人の教えであるかのようにうそぶき、多くの学会員を苦しめてきた日顕宗が、それに当てはまる。
今野 その敵を見て見ぬふりをしていては成仏はできないということですよね?
新井 その通り。池田先生は「悪は、人間に巣くう癌と同じである。放置すればするほど、癌細胞は広がり、生命を倒す。ゆえに、断じて悪とは戦わなければならない」とつづられている。また、「成仏するには『内なる悪』に勝利しきらなければならない。具体的には『外なる悪』と戦い、勝たねばならない。悪と戦うことによって、生命が鍛えられ、浄められ、成仏するのです。極悪と戦うから、極善になるのです」とも指摘されている。
今野 悪と戦うことで、自分自身の生命が鍛えられるということですね。
新井 大聖人は「涅槃経」の「よく追放し、厳しく責め、罪を挙げて処罰するならば、これこそ私(仏)の弟子であり、真の声聞である」(御書236ページ等、通解)との一節を引用して、仏法を破壊する輩を厳しく糾弾されている。広布を阻む魔の勢力を打ち破るためには、善の連帯を広げるしかない。僕たちの実践でいえば、地道に折伏を重ねていくことだよ。だからこそ、勇気を出して対話に挑み、学会の正義と真実を語り抜いていこう!