乾燥による火災に注意!
可燃物の放置や
たこ足配線はしない。
火の元点検も忘れずに。
賢明な「前前の用心」を!
上野殿御返事 P1539
『日蓮が弟子にせう房と申しのと房といゐなごえの尼なんど申せし物どもはよくふかく心をくびやうに愚癡にして而も智者となのりしやつばらなりしかば事のをこりし時たよりをえておほくの人をおとせしなり』
☆こころに響く言葉
正しいもの、よいものをどう吸収するか
知識の泉は、われわれの身の回りに無限にある。大切なことは、真実と虚偽を、
どう識別し、良否を振り分け、そして、正しいもの、よいものだけを吸収するようにするか、
であると言えまいか。
☆勝利の人間学 第84回 異体同心の本領発揮を
◇納得と共感から前進の力が
創価の友は、全員がかけがえのない人材だ。
御聖訓に『皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱えがたき題目なり』(P1360)と仰せではないか。ゆえに、リーダーは一人一人が地涌の自覚に立てるよう、励ますことだ。
大切なのは、納得と共感である。
『鏡に向かって礼拝を成す時浮べる影又我を礼拝するなり』(P769)と説かれる。
友の生命の仏性を尊敬して、誠実を尽くす振る舞いから、納得と共感は生まれていく。
人に応じ、心に応じ、時に応じ、所に応じた、きめ細やかな激励に、人の心は動くものだ。
その積み重ねこそが前進の力となる。
◇「仲良く」が仏法の根本精神
わが学会は、一閻浮提広宣流布を遂行しゆく、ただ一つの和合僧団である。
「どこまでも仲良く」──ここに限りなく功徳があふれ、拡大が進み、人材が育つ。
大目的を忘れ、小さな感情にとらわれて、皆と団結できなければ、自分が損をする。
戸田先生は語っておられた。
「信心が同じであるがゆえに、互いに嫉むことなく、憎むことなく、相和して御本尊に仕えまつる。この精神を、和合僧の精神というのである」
我らは『自他彼此の心なく』(P1337)進む同志だ。「心を合わせよう」「皆の心を一つにしていこう」と、異体同心の祈りから出発して、和楽と歓喜の絆を強めゆくのだ。
◇平和を創る人間主義の連帯を
一人一人が勇気をもって立ち上がり、大きく力を合わせれば、世界を変えられる。民衆のスクラムには、いかなる権力も敵わない。
恩師の「地球民族主義」とは、あらゆる差異を超えた、生命という共通の基盤に立って、民衆と民衆が心を結んでいくことだ。
私たちは、人類が夢に見た世界市民の結合を、192カ国・地域に築き上げてきた。
権威主義でもなければ、形式主義でもない。麗しい人間主義の大連帯を、全世界の創価の若人が、いよいよ広げゆく時代である。
2015年10月30日金曜日
2015年10月29日木曜日
2015.10.29 わが友に贈る
会合は新鮮さが大切だ。
入念な準備や
創意工夫を怠るな。
「さあ頑張ろう!」と
皆が決意する集いに!
四条金吾殿御返事 P1143
『ただ女房と酒うちのみて南無妙法蓮華経ととなへ給へ』
☆こころに響く言葉
読書の正しい姿勢
読書の正しい姿勢は、何によって決定されるかと言うと、結局、
人生への意欲的な姿勢、常に主体性を失わない、健全で力強い生き方からもたらされると私は思う。
☆勝利の人間学 第83回 地域、社会の希望の柱に
◇スピードに人間性が光る
戦いは「スピード」と「確実性」で決まる。学会は、この早さと真心で勝ってきた。
友への激励も、時を失してはならない。迅速に声をかけ、手を打っていくのだ。そこに、リーダーの人間性が光る。
もちろん、慌てて雑になってはならない。一人一人に、誠心誠意、接していくことだ。それができるリーダーでありたい。『軍には大将軍を魂とす』(P1219)である。
リーダーの真剣と献身から、新たな大回転が始まる。どうすれば、やりがいをもって友が活動できるか、常に心を砕くことだ。打てば響く反応を忘れず、元気な声で、どんどん励ましを送ってくれ給え。
◇今いるところを寂光土に
地域に根差していくことが大事である。
地域に根を張らない人生は、儚くわびしい。
御義口伝には『今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者の住処は山谷曠野皆寂光土なり』(P781)と仰せである。
今いるところを「寂光土」に輝かせていく究極の力が妙法である。
愚痴や文句からは、価値は生まれない。
自分の地域を『よきところ・よきところ』(P1183)と讃え、感謝していくなかに、福運が増し、自他共の幸福の地盤が広がる。
◇最後に勝つ負けじ魂を
誰人にも、思いがけない試練が競い起こる。
そこで負けない土台を築くために、青年部時代の訓練がある。創価班、牙城会、白蓮グループ等の薫陶を受けた人は強い。
戸田先生は、私に贈ってくださった。
「勝ち負けは
人の生命の
常なれど
最後の勝をば
仏にぞ祈らむ」
濁世では、ずる賢く要領のいい人間が、一時、もてはやされることがあるかもしれない。
しかし、最後に勝つのは、真面目で粘り強く努力を貫く人である。否、誠実の人が断じて勝たねばならない。
そうした世の中を創るために、我らの広宣流布があることを忘れまい。
入念な準備や
創意工夫を怠るな。
「さあ頑張ろう!」と
皆が決意する集いに!
四条金吾殿御返事 P1143
『ただ女房と酒うちのみて南無妙法蓮華経ととなへ給へ』
☆こころに響く言葉
読書の正しい姿勢
読書の正しい姿勢は、何によって決定されるかと言うと、結局、
人生への意欲的な姿勢、常に主体性を失わない、健全で力強い生き方からもたらされると私は思う。
☆勝利の人間学 第83回 地域、社会の希望の柱に
◇スピードに人間性が光る
戦いは「スピード」と「確実性」で決まる。学会は、この早さと真心で勝ってきた。
友への激励も、時を失してはならない。迅速に声をかけ、手を打っていくのだ。そこに、リーダーの人間性が光る。
もちろん、慌てて雑になってはならない。一人一人に、誠心誠意、接していくことだ。それができるリーダーでありたい。『軍には大将軍を魂とす』(P1219)である。
リーダーの真剣と献身から、新たな大回転が始まる。どうすれば、やりがいをもって友が活動できるか、常に心を砕くことだ。打てば響く反応を忘れず、元気な声で、どんどん励ましを送ってくれ給え。
◇今いるところを寂光土に
地域に根差していくことが大事である。
地域に根を張らない人生は、儚くわびしい。
御義口伝には『今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者の住処は山谷曠野皆寂光土なり』(P781)と仰せである。
今いるところを「寂光土」に輝かせていく究極の力が妙法である。
愚痴や文句からは、価値は生まれない。
自分の地域を『よきところ・よきところ』(P1183)と讃え、感謝していくなかに、福運が増し、自他共の幸福の地盤が広がる。
◇最後に勝つ負けじ魂を
誰人にも、思いがけない試練が競い起こる。
そこで負けない土台を築くために、青年部時代の訓練がある。創価班、牙城会、白蓮グループ等の薫陶を受けた人は強い。
戸田先生は、私に贈ってくださった。
「勝ち負けは
人の生命の
常なれど
最後の勝をば
仏にぞ祈らむ」
濁世では、ずる賢く要領のいい人間が、一時、もてはやされることがあるかもしれない。
しかし、最後に勝つのは、真面目で粘り強く努力を貫く人である。否、誠実の人が断じて勝たねばならない。
そうした世の中を創るために、我らの広宣流布があることを忘れまい。
2015年10月28日水曜日
2015.10.28 わが友に贈る
「努力を讃える」
「長所を伸ばす」
それが人材育成の鍵。
相手をよく知り
心に響く励ましを!
頼基陳状 P1162
『頼基が良観房を蚊蚋蝦蟆の法師なりと申すとも経文分明に候はば御とがめあるべからず』
☆こころに響く言葉
仕事は人間形成の道場
仕事を、たんに経済的欲望を満たすための手段と考えることは、誤りである。
自分を磨いていく、人間形成の道場ぐらいに考えても、私は、けっして評価のしすぎではないと考える。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
支え合い励まし合いの調和社会へ!
◇これからも共に
かつて私は、フランスの作家アンドレ・マルロー氏のご自宅にお招きいただいた。
氏が私に問われた。
「あなたの眼には、人間にとって何が最も重要なものと映りますか」
私はお答えした。
「人間そのものの生き方、その主体である人間自身の変革がどうすれば可能かということでしょう」「人間の尊貴さは、その無限の可能性にあると信じ、そこに一切をかけ、それを規範として行動していきたい」と。
氏は深く頷かれた。
わが"多宝の友"が広布に走り抜いた誉れの歴史は、自身の生命に黄金の日記として厳然と刻まれる。自らの命を使って「人間革命」の実証を示してきた栄光の福徳は、絶対に消えないのだ。
だからこそ、確信の体験を、円熟の智慧で語り伝えていただきたい。
いつまでも、いくつになっても、"広布一筋の証明者"として生き抜いていただきたい。
"自分も励まされた。だから若い人を全力で応援するよ"——この真心のエールが、後継の友の希望の光となり、前進への確かな羅針盤となる。
御書には『年は・わかうなり福はかさなり候べし』(P1135)と仰せである。
多宝会の皆様が地域の同志のために送る題目が、慈愛の振る舞いが、どれほど皆に勇気と力を与え、世界広布の躍進を支えているか、私の胸に痛いほど迫ってくる。
わが共戦の盟友に、心から感謝申し上げたい。
広宣流布は、一歩また一歩、忍耐強く幾山河を越えゆく遠征だ。
ある時、戸田先生が笑みを浮かべて語られた言葉が、今も私の胸に朗らかに轟いている。
「戦いは、いよいよ、これからだよ。楽しく、また断固として一緒に、戦おうじゃないか!」
さあ、これからが我らの「黄金時代」だ!
「冬は必ず春となる」と、あらゆる障魔に打ち勝ってきた我が戦友よ!
広布の英雄よ!
創価の太陽よ!
万年にわたる民衆の安穏と勝利のために、従藍而青の偉大な後輩たちのために、私と一緒に戦い抜こうではないか!
黄金の
命輝く
多宝会
未来を照らす
慧光は無量と
「長所を伸ばす」
それが人材育成の鍵。
相手をよく知り
心に響く励ましを!
頼基陳状 P1162
『頼基が良観房を蚊蚋蝦蟆の法師なりと申すとも経文分明に候はば御とがめあるべからず』
☆こころに響く言葉
仕事は人間形成の道場
仕事を、たんに経済的欲望を満たすための手段と考えることは、誤りである。
自分を磨いていく、人間形成の道場ぐらいに考えても、私は、けっして評価のしすぎではないと考える。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
支え合い励まし合いの調和社会へ!
◇これからも共に
かつて私は、フランスの作家アンドレ・マルロー氏のご自宅にお招きいただいた。
氏が私に問われた。
「あなたの眼には、人間にとって何が最も重要なものと映りますか」
私はお答えした。
「人間そのものの生き方、その主体である人間自身の変革がどうすれば可能かということでしょう」「人間の尊貴さは、その無限の可能性にあると信じ、そこに一切をかけ、それを規範として行動していきたい」と。
氏は深く頷かれた。
わが"多宝の友"が広布に走り抜いた誉れの歴史は、自身の生命に黄金の日記として厳然と刻まれる。自らの命を使って「人間革命」の実証を示してきた栄光の福徳は、絶対に消えないのだ。
だからこそ、確信の体験を、円熟の智慧で語り伝えていただきたい。
いつまでも、いくつになっても、"広布一筋の証明者"として生き抜いていただきたい。
"自分も励まされた。だから若い人を全力で応援するよ"——この真心のエールが、後継の友の希望の光となり、前進への確かな羅針盤となる。
御書には『年は・わかうなり福はかさなり候べし』(P1135)と仰せである。
多宝会の皆様が地域の同志のために送る題目が、慈愛の振る舞いが、どれほど皆に勇気と力を与え、世界広布の躍進を支えているか、私の胸に痛いほど迫ってくる。
わが共戦の盟友に、心から感謝申し上げたい。
広宣流布は、一歩また一歩、忍耐強く幾山河を越えゆく遠征だ。
ある時、戸田先生が笑みを浮かべて語られた言葉が、今も私の胸に朗らかに轟いている。
「戦いは、いよいよ、これからだよ。楽しく、また断固として一緒に、戦おうじゃないか!」
さあ、これからが我らの「黄金時代」だ!
「冬は必ず春となる」と、あらゆる障魔に打ち勝ってきた我が戦友よ!
広布の英雄よ!
創価の太陽よ!
万年にわたる民衆の安穏と勝利のために、従藍而青の偉大な後輩たちのために、私と一緒に戦い抜こうではないか!
黄金の
命輝く
多宝会
未来を照らす
慧光は無量と
2015年10月27日火曜日
2015.10.27 わが友に贈る
持続こそ力なり!
小さな一歩でも
前へ進み続ければ
栄光の頂は近づく。
悔いなく今日を勝て!
四条金吾殿御返事 P1182
『始中終すてずして大難をとをす人如来の使なり』
☆こころに響く言葉
良書、悪書を見分ける眼
一冊の本に書かれていることが、本当か、うそか、良書であるか、悪書であるかを見分ける眼は、
生活のなかにつちかわれた判断力と、経験の蓄積によって、おのずから会得されるものである。
また、人生、社会への眼が開け、希望と勇気と喜びがわいてくるものでなくてはならない。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
◇深き生命観もち
日本は「超高齢社会」に入った。
年をとらぬ人はいない。生身の体であり、加齢とともに、思うように動かなくもなる。
高齢の親御さんなどの介護の問題も切実だ。長寿の分だけ、病や老いの厳しい現実とも、長く向き合わねばならない。
我らは仏法の願兼於業の精神からも、この時代の同一苦に、強く賢く朗らかに挑んでいくのだ。
我らには、三世永遠の生命観を説き明かした大哲学がある。老若男女が力を合わせ、調和と共生の喜びを創造しゆく人間の連帯がある。
医療の最前線では、ドクター部や白樺の皆様の尊き慈悲の奮闘が光る。
男子部では、介護・福祉に従事する人材の集いである「妙護グループ」の貢献も頼もしい。
団地部や地域部のリーダーは、高齢者を孤立させない温かなネットワークづくりを進める。各地の農漁光部、離島部の功労の友も、わが郷土の灯台として輝いている。
ともあれ、助け合い、支え合いが"当たり前"の文化になっていけば、人びとがどれほど心豊かになることか。
高齢者は、青年を大きく見守り励ます。青年は、高齢者に学び、敬意をもって接する。この相互の信頼関係の中で、未来は確かな足取りで創られていくに違いない。
小さな一歩でも
前へ進み続ければ
栄光の頂は近づく。
悔いなく今日を勝て!
四条金吾殿御返事 P1182
『始中終すてずして大難をとをす人如来の使なり』
☆こころに響く言葉
良書、悪書を見分ける眼
一冊の本に書かれていることが、本当か、うそか、良書であるか、悪書であるかを見分ける眼は、
生活のなかにつちかわれた判断力と、経験の蓄積によって、おのずから会得されるものである。
また、人生、社会への眼が開け、希望と勇気と喜びがわいてくるものでなくてはならない。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
◇深き生命観もち
日本は「超高齢社会」に入った。
年をとらぬ人はいない。生身の体であり、加齢とともに、思うように動かなくもなる。
高齢の親御さんなどの介護の問題も切実だ。長寿の分だけ、病や老いの厳しい現実とも、長く向き合わねばならない。
我らは仏法の願兼於業の精神からも、この時代の同一苦に、強く賢く朗らかに挑んでいくのだ。
我らには、三世永遠の生命観を説き明かした大哲学がある。老若男女が力を合わせ、調和と共生の喜びを創造しゆく人間の連帯がある。
医療の最前線では、ドクター部や白樺の皆様の尊き慈悲の奮闘が光る。
男子部では、介護・福祉に従事する人材の集いである「妙護グループ」の貢献も頼もしい。
団地部や地域部のリーダーは、高齢者を孤立させない温かなネットワークづくりを進める。各地の農漁光部、離島部の功労の友も、わが郷土の灯台として輝いている。
ともあれ、助け合い、支え合いが"当たり前"の文化になっていけば、人びとがどれほど心豊かになることか。
高齢者は、青年を大きく見守り励ます。青年は、高齢者に学び、敬意をもって接する。この相互の信頼関係の中で、未来は確かな足取りで創られていくに違いない。
2015年10月26日月曜日
2015.10.26 わが友に贈る
◇今週のことば
任用試験に挑む友は
新時代の希望の光なり。
「求道」は境涯の拡大。
「研鑽」は智慧の深化。
信心の喜びを共々に!
2015年10月26日
報恩抄 P313
『正法を行ずるものを国主あだみ邪法を行ずる者のかたうどせば大梵天王帝釈日月四天等隣国の賢王の身に入りかわりて其の国をせむべしとみゆ』
☆こころに響く言葉
老化の最高の防波堤
働くということは、人間の自然の姿である。精神の集中、精神の張り、適度の運動、
意志の持続———仕事にあたって要求されるこれらの条件は、精神的にも、
肉体的にも、老化の最高の防波堤と言えよう。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
人生の四季常楽我浄の心の花よ咲け
◇絶対の安心の道
大聖人の御在世、齢九十の姑に尽くし看取った富木尼御前は、自らも大病との闘いが続いた。
大聖人は、慈愛の介護を労われつつ、尼御前の病を『我身一身の上』(P978)とされ、昼夜に平癒を祈念してくださった。
尼御前には『我れ等は仏に疑いなしとをぼせば・なにのなげきか有るべき』(P976)とも仰せである。
この御本仏の大慈大悲に連なり、「一生成仏」という絶対に安心な生命の直道を、創価家族は進んでいるのだ。ゆえに、嘆くこともなければ、たじろぐこともない。
今や全世界で"多宝の友"が活躍されている。
ドイツでは、多宝会は「ゴールデナー・ヘルプスト」(錦秋会)と呼ばれる。過日、「勇気ある者は勝つ!」をテーマに意気軒昂の研修会が行われた。
オーストラリアでは、多宝会は「ダイヤモンドグループ」として生き生きと輝く。またアメリカの多宝会は、今が"ゴールデン・ステージ"との気概で活躍されている。
先日、五十五周年を晴れやかに迎えた「世界広布原点の勝利島」ハワイの総会でも、百歳の草創の友のお元気な姿がひときわ光っていたという。
人生の「黄金時代」の舞台を威風堂々と勝ち飾り、ダイヤの如く金剛不壊の生命の輝きを放ちゆく尊き希望の長者たちよ万歳!と叫びたい。
青年と語り合うと、座談会などで高齢の方に声をかけられ、話を聞いてもらったことが、大きな人生の転機となったというメンバーが実に多い。
法華経に説かれる「多宝の証明」さながらに、多宝会の皆様が、真実の幸福な人生の軌道を伝えてくださっているのだ。
中国の古典『中庸』には、「道なる者は、須臾も離る可からず、離る可きは道に非ざるなり」という言葉がある。
須臾——しばしも離れないのが「道」である。正義に生きゆく学会精神の道、師弟の道を、少しもぶれずに貫き通してきた宝友たちがあればこそ、創価の異体同心の団結は揺るぎない。
悪縁の渦巻く時代だ。若き皆さんが、思い悩むことも多いに違いない。そうした時こそ透徹した信心に立つ大先輩方と語らってもらいたい。多宝の皆様の姿それ自体が、悔いなき人生を生き抜く鑑となるからだ。
任用試験に挑む友は
新時代の希望の光なり。
「求道」は境涯の拡大。
「研鑽」は智慧の深化。
信心の喜びを共々に!
2015年10月26日
報恩抄 P313
『正法を行ずるものを国主あだみ邪法を行ずる者のかたうどせば大梵天王帝釈日月四天等隣国の賢王の身に入りかわりて其の国をせむべしとみゆ』
☆こころに響く言葉
老化の最高の防波堤
働くということは、人間の自然の姿である。精神の集中、精神の張り、適度の運動、
意志の持続———仕事にあたって要求されるこれらの条件は、精神的にも、
肉体的にも、老化の最高の防波堤と言えよう。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
人生の四季常楽我浄の心の花よ咲け
◇絶対の安心の道
大聖人の御在世、齢九十の姑に尽くし看取った富木尼御前は、自らも大病との闘いが続いた。
大聖人は、慈愛の介護を労われつつ、尼御前の病を『我身一身の上』(P978)とされ、昼夜に平癒を祈念してくださった。
尼御前には『我れ等は仏に疑いなしとをぼせば・なにのなげきか有るべき』(P976)とも仰せである。
この御本仏の大慈大悲に連なり、「一生成仏」という絶対に安心な生命の直道を、創価家族は進んでいるのだ。ゆえに、嘆くこともなければ、たじろぐこともない。
今や全世界で"多宝の友"が活躍されている。
ドイツでは、多宝会は「ゴールデナー・ヘルプスト」(錦秋会)と呼ばれる。過日、「勇気ある者は勝つ!」をテーマに意気軒昂の研修会が行われた。
オーストラリアでは、多宝会は「ダイヤモンドグループ」として生き生きと輝く。またアメリカの多宝会は、今が"ゴールデン・ステージ"との気概で活躍されている。
先日、五十五周年を晴れやかに迎えた「世界広布原点の勝利島」ハワイの総会でも、百歳の草創の友のお元気な姿がひときわ光っていたという。
人生の「黄金時代」の舞台を威風堂々と勝ち飾り、ダイヤの如く金剛不壊の生命の輝きを放ちゆく尊き希望の長者たちよ万歳!と叫びたい。
青年と語り合うと、座談会などで高齢の方に声をかけられ、話を聞いてもらったことが、大きな人生の転機となったというメンバーが実に多い。
法華経に説かれる「多宝の証明」さながらに、多宝会の皆様が、真実の幸福な人生の軌道を伝えてくださっているのだ。
中国の古典『中庸』には、「道なる者は、須臾も離る可からず、離る可きは道に非ざるなり」という言葉がある。
須臾——しばしも離れないのが「道」である。正義に生きゆく学会精神の道、師弟の道を、少しもぶれずに貫き通してきた宝友たちがあればこそ、創価の異体同心の団結は揺るぎない。
悪縁の渦巻く時代だ。若き皆さんが、思い悩むことも多いに違いない。そうした時こそ透徹した信心に立つ大先輩方と語らってもらいたい。多宝の皆様の姿それ自体が、悔いなき人生を生き抜く鑑となるからだ。
2015年10月25日日曜日
2015.10.25 わが友に贈る
仏法対話とは
「幸福の種」を
友の心に植えることだ。
祈りを根本に
大誠実で語り抜け!
災難対治抄 P85
『速に謗法の者を治す可し若し爾らずんば無尽の祈請有りと雖も災難を留む可からざるなり』
☆こころに響く言葉
読書せぬ人は社会の前進に遅れる
読書せぬ人は、人間として浅くなり、
社会の前進に遅れてしまうことは事実である。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
◇水の如く退せず
日蓮大聖人は『水のごとくと申すは・いつも・たいせず信ずるなり』(P1544)と仰せになられた。
日本中、世界中に、この御金言通り「水のごとく信ずる」模範の父母がおられる。
先日も、京都・舞鶴の九十六歳の母が支部婦人部長会で発表した体験を妻と伺い、感動した。
お子さん方の難病も見事に克服し、所願満足の大歓喜に溢れ、昨年も弘教を実らせ、今年もぜひと挑戦を重ねている。
年齢がどうあれ、立場がどうあれ、「いざや前進」と、広布に舞いゆく母のスクラムがあればこそ、常勝の人材の流れは水かさを増すのだ。
大聖人は、ある女性門下に、夫妻して信心に励む功徳を讃え、『天あり地あり日あり月あり日てり雨ふる功徳の草木花さき菓なるべし』(P1249)と、自然界の営みになぞらえておられた。
日月、晴雨など自然の恵みによって、草木は花咲く。我らは、一切の苦楽、禍福をも恵みとしながら、人生の功徳の花を咲かせるのだ。
仏道修行の世界において、"多宝の友"の生命の光彩に勝る「心の花」はあるまい。
聖教新聞や大白蓮華で読む体験の素晴らしさ!
御聖訓の如く「苦楽ともに思い合せて」祈り、戦い、生き抜いてきたわが地域のおじいちゃん、おばあちゃん。風雪を越えて、満面に花咲く"笑顔皺"には、誰もが励まされる。ありのままの姿で、仏法正義を宣揚してくれているのだ。
「幸福の種」を
友の心に植えることだ。
祈りを根本に
大誠実で語り抜け!
災難対治抄 P85
『速に謗法の者を治す可し若し爾らずんば無尽の祈請有りと雖も災難を留む可からざるなり』
☆こころに響く言葉
読書せぬ人は社会の前進に遅れる
読書せぬ人は、人間として浅くなり、
社会の前進に遅れてしまうことは事実である。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
◇水の如く退せず
日蓮大聖人は『水のごとくと申すは・いつも・たいせず信ずるなり』(P1544)と仰せになられた。
日本中、世界中に、この御金言通り「水のごとく信ずる」模範の父母がおられる。
先日も、京都・舞鶴の九十六歳の母が支部婦人部長会で発表した体験を妻と伺い、感動した。
お子さん方の難病も見事に克服し、所願満足の大歓喜に溢れ、昨年も弘教を実らせ、今年もぜひと挑戦を重ねている。
年齢がどうあれ、立場がどうあれ、「いざや前進」と、広布に舞いゆく母のスクラムがあればこそ、常勝の人材の流れは水かさを増すのだ。
大聖人は、ある女性門下に、夫妻して信心に励む功徳を讃え、『天あり地あり日あり月あり日てり雨ふる功徳の草木花さき菓なるべし』(P1249)と、自然界の営みになぞらえておられた。
日月、晴雨など自然の恵みによって、草木は花咲く。我らは、一切の苦楽、禍福をも恵みとしながら、人生の功徳の花を咲かせるのだ。
仏道修行の世界において、"多宝の友"の生命の光彩に勝る「心の花」はあるまい。
聖教新聞や大白蓮華で読む体験の素晴らしさ!
御聖訓の如く「苦楽ともに思い合せて」祈り、戦い、生き抜いてきたわが地域のおじいちゃん、おばあちゃん。風雪を越えて、満面に花咲く"笑顔皺"には、誰もが励まされる。ありのままの姿で、仏法正義を宣揚してくれているのだ。
2015.10.24 わが友に贈る
因果?時の妙法だ。
今の奮闘によって
幸福と功徳の根は
揺るぎなく張っていく。
確信を抱き進もう!
報恩抄 P293
『夫れ老狐は塚をあとにせず白亀は毛宝が恩をほうず畜生すらかくのごとしいわうや人倫をや』
☆こころに響く言葉
身近なところに趣味の世界はある
趣味といっても、何も特別なものを求める必要はない。自分らしく、自然のなかに築いていくもの。
これが尊いのである。さりげないなかに、また身近なところに、趣味の世界はあるものだ。
虚飾のための趣味であっては、空しい。虚飾のため、見栄のためというなら、
趣味などないほうがましと言ってもよい。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
◇「黄金時代」の大舞台を威風堂々と
「季節のなかでいちばん喜びをもたらしてくれるのは——
夏であり、秋であり、冬であり、春である」
十七世紀のイギリスの詩人ウィリアム・ブラウンは詠った。人生の四季も、かくありたいと思う。
この言葉を愛したアメリカの絵本作家で、九十二歳の充実の人生を生きた女性ターシャ・テューダー(一九一五〜二〇〇八年)は語っている。
「みんなが本当に欲しいのは、物ではなく心の充足です」
「心こそ大切」である。真に強く豊かな心は、どんな環境にも希望を見つけ、喜びを生み出す。
三十年近く前、愛知の岡崎市を訪問した折のことである。
三河文化会館(当時)に向かう途次、徳川家康公ゆかりの城を仰ぎつつ、しばし藤棚でも有名な岡崎公園を友と散策した。
その時、お会いした一人が、公園内で茶店を営む"多宝の母"であった。八十八歳、信心の輝きに満ちておられた。
「春夏秋冬いつまでもお達者で」——。
後で私は、この言葉を記念にお贈りした。
四季折々に暑さ寒さや嵐など試練は尽きない。人の一生も「生老病死」との戦いの連続だ。
しかし、何があっても負けることなく、「常楽我浄」の幸風を薫らせ、自他共に豊かな人生の四季を織り成していく最極の力が、妙法である。
広布の幾山河を勝ち越えてきた多宝会(東京は宝寿会、関西は錦宝会)の友の人生劇が、その何よりの実証ではないか。
今の奮闘によって
幸福と功徳の根は
揺るぎなく張っていく。
確信を抱き進もう!
報恩抄 P293
『夫れ老狐は塚をあとにせず白亀は毛宝が恩をほうず畜生すらかくのごとしいわうや人倫をや』
☆こころに響く言葉
身近なところに趣味の世界はある
趣味といっても、何も特別なものを求める必要はない。自分らしく、自然のなかに築いていくもの。
これが尊いのである。さりげないなかに、また身近なところに、趣味の世界はあるものだ。
虚飾のための趣味であっては、空しい。虚飾のため、見栄のためというなら、
趣味などないほうがましと言ってもよい。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
◇「黄金時代」の大舞台を威風堂々と
「季節のなかでいちばん喜びをもたらしてくれるのは——
夏であり、秋であり、冬であり、春である」
十七世紀のイギリスの詩人ウィリアム・ブラウンは詠った。人生の四季も、かくありたいと思う。
この言葉を愛したアメリカの絵本作家で、九十二歳の充実の人生を生きた女性ターシャ・テューダー(一九一五〜二〇〇八年)は語っている。
「みんなが本当に欲しいのは、物ではなく心の充足です」
「心こそ大切」である。真に強く豊かな心は、どんな環境にも希望を見つけ、喜びを生み出す。
三十年近く前、愛知の岡崎市を訪問した折のことである。
三河文化会館(当時)に向かう途次、徳川家康公ゆかりの城を仰ぎつつ、しばし藤棚でも有名な岡崎公園を友と散策した。
その時、お会いした一人が、公園内で茶店を営む"多宝の母"であった。八十八歳、信心の輝きに満ちておられた。
「春夏秋冬いつまでもお達者で」——。
後で私は、この言葉を記念にお贈りした。
四季折々に暑さ寒さや嵐など試練は尽きない。人の一生も「生老病死」との戦いの連続だ。
しかし、何があっても負けることなく、「常楽我浄」の幸風を薫らせ、自他共に豊かな人生の四季を織り成していく最極の力が、妙法である。
広布の幾山河を勝ち越えてきた多宝会(東京は宝寿会、関西は錦宝会)の友の人生劇が、その何よりの実証ではないか。
2015年10月23日金曜日
2015.10.23 わが友に贈る
冷え込む季節。
配達員の皆様の
健康・無事故を祈る。
偉大な無冠の同志に
幸福と勝利あれ!
曾谷殿御返事 P1065
『白馬のなくは我等が南無妙法蓮華経のこえなり、此の声をきかせ給う梵天帝釈日月四天等いかでか色をましひかりをさかんになし給はざるべき、いかでか我等を守護し給はざるべきとつよづよとをぼしめすべし』
☆こころに響く言葉
子どもの世界に入って
子どもには、子ども独自の世界がある。それを外からでなく、内部に入って、よりよく伸ばし、
開花させていくことが、幼児を育てるコツなのではないか。
☆御書とともに� 第67回 青年の宝は「信頼」
『いかにわろくとも・わろきよし人にも又上へも申させ給うべからず候、よきところ・よきところと申し給はば又かさねて給はらせ給うべし』(四条金吾殿御返事、PI183)
◇通解
たとえどんなに悪い土地であっても、悪いということを、他人やまた主君に言ってはならない。良い所、良い所と言っていれば、また重ねてたまわることもあろう。
◇同志への指針
青春は、思うようにいかない境遇との戦いだ。嘆かず、怯まず、その境遇を勝ち開いていく力が創価である。
戸田先生は「青年の一番の宝は信頼である」と言われた。
それには、愚痴を排し、一つ一つ約束と責任を誠実に果たすことだ。「よきところ・よきところ」と信心の眼で捉え、祈り切り、戦い抜くことが、必ず人間革命の光となることを忘れまい。
配達員の皆様の
健康・無事故を祈る。
偉大な無冠の同志に
幸福と勝利あれ!
曾谷殿御返事 P1065
『白馬のなくは我等が南無妙法蓮華経のこえなり、此の声をきかせ給う梵天帝釈日月四天等いかでか色をましひかりをさかんになし給はざるべき、いかでか我等を守護し給はざるべきとつよづよとをぼしめすべし』
☆こころに響く言葉
子どもの世界に入って
子どもには、子ども独自の世界がある。それを外からでなく、内部に入って、よりよく伸ばし、
開花させていくことが、幼児を育てるコツなのではないか。
☆御書とともに� 第67回 青年の宝は「信頼」
『いかにわろくとも・わろきよし人にも又上へも申させ給うべからず候、よきところ・よきところと申し給はば又かさねて給はらせ給うべし』(四条金吾殿御返事、PI183)
◇通解
たとえどんなに悪い土地であっても、悪いということを、他人やまた主君に言ってはならない。良い所、良い所と言っていれば、また重ねてたまわることもあろう。
◇同志への指針
青春は、思うようにいかない境遇との戦いだ。嘆かず、怯まず、その境遇を勝ち開いていく力が創価である。
戸田先生は「青年の一番の宝は信頼である」と言われた。
それには、愚痴を排し、一つ一つ約束と責任を誠実に果たすことだ。「よきところ・よきところ」と信心の眼で捉え、祈り切り、戦い抜くことが、必ず人間革命の光となることを忘れまい。
2015年10月22日木曜日
2015.10.22 わが友に贈る
多忙な中でも
読書の暇をつくれ!
学び続ける人には
精神の輝きがある。
向上の日々を!
上野殿御返事 P1560
『仏になるみちこれにをとるべからず、いををの竜門をのぼり地下の者のでんじやうへまいるがごとし。身子と申せし人は仏にならむとて六十劫が間菩薩の行をみてしかども、こらへかねて二乗の道に入りにき』
☆こころに響く言葉
老化の最高の防波堤
働くということは、人間の自然の姿である。精神の集中、神経の張り、
適度の運動、意志の持続——仕事にあたって要求されるこれらの条件は、
精神的にも、肉体的にも、老化の最高の防波堤と言えよう。
読書の暇をつくれ!
学び続ける人には
精神の輝きがある。
向上の日々を!
上野殿御返事 P1560
『仏になるみちこれにをとるべからず、いををの竜門をのぼり地下の者のでんじやうへまいるがごとし。身子と申せし人は仏にならむとて六十劫が間菩薩の行をみてしかども、こらへかねて二乗の道に入りにき』
☆こころに響く言葉
老化の最高の防波堤
働くということは、人間の自然の姿である。精神の集中、神経の張り、
適度の運動、意志の持続——仕事にあたって要求されるこれらの条件は、
精神的にも、肉体的にも、老化の最高の防波堤と言えよう。
2015.10.21 わが友に贈る
「鉄は炎打てば
剣となる」御聖訓。
苦難の時にこそ
鋼の自身が築かれる。
断じて屈するな!
一念三千法門 P416
『法華経の行者は如説修行せば必ず一生の中に一人も残らず成仏す可し、譬えば春夏田を作るに早晩あれども一年の中には必ず之を納む、法華の行者も上中下根あれども必ず一生の中に証得す』
☆こころに響く言葉
本は著者と読者の共同作品
すべての著作は、これを読む人との対話であり、著者と読者との共同作品でもある。
すぐれた作品が後世に残るということは、一人著者の名誉であるにとどまらず、
読者であり、同時代の大衆の知的レベルの証明であり、記念碑でもある。
剣となる」御聖訓。
苦難の時にこそ
鋼の自身が築かれる。
断じて屈するな!
一念三千法門 P416
『法華経の行者は如説修行せば必ず一生の中に一人も残らず成仏す可し、譬えば春夏田を作るに早晩あれども一年の中には必ず之を納む、法華の行者も上中下根あれども必ず一生の中に証得す』
☆こころに響く言葉
本は著者と読者の共同作品
すべての著作は、これを読む人との対話であり、著者と読者との共同作品でもある。
すぐれた作品が後世に残るということは、一人著者の名誉であるにとどまらず、
読者であり、同時代の大衆の知的レベルの証明であり、記念碑でもある。
2015年10月20日火曜日
2015.10.20 わが友に贈る
目標は明確に!
あいまいさは
空転に通じていく。
具体的な祈りこそ
大前進の力だ!
三世諸仏総勘文教相廃立 P570
『我が心の鏡と仏の心の鏡とは只一鏡なりと雖も我等は裏に向つて我が性の理を見ず故に無明と云う、如来は面に向つて我が性の理を見たまえり故に明と無明とは其の体只一なり鏡は一の鏡なりと雖も向い様に依つて明昧の差別有り』
☆こころに響く言葉
人間としての幸福を前提に
人間としての解放、人間としての幸福を前提にしない限り、女性解放運動も、
真実の成果をあげることはできないと思う。むしろ、政治、社会の次元で、
自由と平等の権利を得れば得るほど、より深い精神、人生の次元での空虚さは、
厳しさを増すとも言える。
☆「生老病死を見つめて」 故人との別れ 第1回
共戦の同志を真心で送る
心に寄り添い同苦するのが学会精神
創価学会の「友人葬」が始まって、間もなく四半世紀を迎える。
友人葬は、葬儀の本来あるべき姿として地域の人々の共感を得るとともに、一般社会にも定着。現在では、国内外の識者から高く評価されている。今回から「故人との別れ」と題して、友人葬が地域社会にもたらしたものや、その意義を考えていきたい。
◇「友人葬」に広がる共感の輪
本連載の第1回(2014年5月24日付)で、記者は自身の義父が亡くなった時の様子を記した。義父の葬儀は友人葬で行われ、地域の創価学会員をはじめ大勢の方が参列。導師や友人のあいさつ、また、参列者との交流を通して、自分が知らなかった義父の側面を数多く知ることができた。
広宣流布に生き抜き、亡くなった友を、共に戦った学会の同志が真心で送る—。これが友人葬の最大の特徴である。中には、友人葬に参加した未入会の家族や親族が、爽やかな葬儀に感動して、後に入会する事例もある。
友人葬を通して見えてくる学会の世界があるのではないか—。そんな思いで取材を始めた。
◇
学会の友人葬では、「儀典長」が奉仕の精神で導師を行っている。
新潟県長岡市在住の安藤恭三さん(86)=総新潟主事=は、友人葬が始まった当初から導師を担当し、儀典長を務めてきた。これまで担当した友人葬は600回以上になる。
「1991年(平成3年)5月下旬に、初めて友人葬を執り行って以来、常に意識してきたのは、共戦の同志を、どうすれば真心込めて送ることができるかという点です。
友人葬は故人との別れの場でもありますが、同時に残された家族が新たな出発を切る場でもあるのです。だから、信心を貫いてきた功徳がどれほどすごいのかを、日蓮大聖人の御書や池田先生の指導を通して、できるだけ分かりやすく伝えようと心掛けてきました」
◇手作りの「儀典長あいさつ」
安藤さんが力を入れたのは、故人の功労をたたえる「あいさつ文」の作成だった。手探り状態で初めて原稿を作って以来、その構成は20年以上経った今も基本的には変わっていないという。
「友人葬のあいさつでは、弔意に始まり、成仏について綴った御書を拝読し、故人の業績や人柄を紹介してたたえます。
また、故人が池田先生の指導にかなう偉大な一生であったことを伝えた上で、最後は故人の遺志を継いで、さらに広布のために共に前進しようと呼び掛けています」
安藤さんは葬儀が決まると、必ず遺族や地域の学会員に故人の話を聞き、手書きで原稿をまとめてきた。これまでに作成した原稿や葬儀の書類は膨大な数に上るが、それらは今も手元で、大事に保管しているという。
「長年、地域で圏長を務め、多くの同志と関わる機会を頂きました。その経験や、共に戦った思い出が原稿の基になっています。葬儀の後も遺族の方と再会した時に、あらためて故人をしのび、励ます機会も多い。いつでも見返せるようにと保存してきた原稿は、亡くなった同志の広布史にもなっています」
友人葬を通して、学会への理解を変えた例も多い。その中で忘れられない友人葬があると、安藤さんは語る。
「友人葬が始まって間もない92年(同4年)5月に、31歳の青年が会社の屋上から転落して亡くなるという痛ましい事故がありました。それが地域の学会員だったのです」
病院の霊安室で、「息子を友人葬で送りたい」と話す母親に対し、集まった親戚は「こんなかわいそうな死に方をしたのに、お坊さんを呼ばないとは、そんな薄情な話はあるか」と言って怒り、強く反対した。
「いくら話しても承知しない親戚に対し、最後はお母さんが霊安室の床に手をついて涙ながらに懇願し、親戚も仕方なく同意したそうです。そんな経緯で友人葬が行われので、私が導師としてお通夜に行った時は、親戚の方が私をにらみつけるなど、不穏な空気が漂(ただよ)っていました」
◇母の嘆きを包み込む大聖人
この葬儀で安藤さんは、南条時光の弟・七郎五郎が亡くなった際に日蓮大聖人が送られた、『時にあたりて・ゆめか・まぼろしか・いまだわきまへがたく候、まして母のいかんがなげかれ候らむ』(P1567)とのお手紙を拝読。併せて、この御文に触れた池田名誉会長の指導を紹介した。
「母にとって、生きる支えとも思ってきた最愛の子を、突然失った悲嘆はいかばかりであったことか。今でいえば、わが子を懸命に後継の人材に育て上げてきた婦人部のお母さんである。
大聖人は、その心に、深く深く染み入るように″四苦″の言葉を送っておられる。一人の母の言い尽くせぬ悲しみを、本当にわが悲しみとして、包容し、一緒に心で泣いてくださっている」(『池田大作全集』第80巻所収)
「かりに、信心強盛にして不慮の死ーー事故死したり、若死にしたりしても、御聖訓に照らし、仏の眼から見れば、何らかの深い意味がある。生前の福徳、また追善供養で救われることも間違いないと確信する」(同)
葬儀が終わった2日後、友人葬に最も強く反対していた親戚の一人が安藤さんの自宅を訪ねてきた。
そして、「学会の方を誤解していて悪かった。
本当にあなた方、学会員の真心に涙が出ます。
当にありがとうございました」と、丁重な御礼を述べたという。
「大聖人の『ゆめか・まぼろしか』という四苦こそ、仏法者としての根本の姿勢であると感じます。真心を尽くして追善していけば、必ず相手の心に伝わると確信した瞬間でもありました。
故人が学会員であろうとなかろうと、その姿勢は変わりません。最も苦しみ、悲しんでいる人の心に寄り添い、励ましを送る。それが大聖人のお心であり、学会精神です。
その心が、友人價の底流に流れているのです」
◇取材メモ
安藤さんは、1945年(昭和20年)8月1日の「長岡空襲」で、両親と弟妹を亡くした。その後、23歳の時には肺結核で倒れ、宿命に翻弄されるなか、56年に入会する。
紙箱を製造する「株式会社アンドウ紙器」を立ち上げて奮闘する一方、広布の庭では草創の班長、地区部長、支部長を歴任。その後、新潟県中央部の圏長として、日本有数の豪雪地帯を同志の激励に走り抜いてきた。また、長年にわたり日蓮正宗寺院の総代を務め、僧侶の聖職者にあるまじき実態もつぶさに見てきた。
「長岡は旧習深く、第1次宗門事件では多くの脱会者が出ました。本当に悔しくて、悔しくて……。だから、その後は同志一人一人を徹して励まし、師弟の絆、同志の絆を強めようと妻
(=芳江さん、総県婦入部主事)と奔走しました」
第2次宗門事件が起きて友人葬が始まった際、安藤さんは今後、友人葬は学会理解の場となっていくと直感したという。
「友人葬には、故人をしのび、遺族を思う同志の心があふれている。徹して一人を大切にするという人間主義は、学会にしかありません」そう語る安藤さんの言葉に、深く納得した取材だった。(秀)
あいまいさは
空転に通じていく。
具体的な祈りこそ
大前進の力だ!
三世諸仏総勘文教相廃立 P570
『我が心の鏡と仏の心の鏡とは只一鏡なりと雖も我等は裏に向つて我が性の理を見ず故に無明と云う、如来は面に向つて我が性の理を見たまえり故に明と無明とは其の体只一なり鏡は一の鏡なりと雖も向い様に依つて明昧の差別有り』
☆こころに響く言葉
人間としての幸福を前提に
人間としての解放、人間としての幸福を前提にしない限り、女性解放運動も、
真実の成果をあげることはできないと思う。むしろ、政治、社会の次元で、
自由と平等の権利を得れば得るほど、より深い精神、人生の次元での空虚さは、
厳しさを増すとも言える。
☆「生老病死を見つめて」 故人との別れ 第1回
共戦の同志を真心で送る
心に寄り添い同苦するのが学会精神
創価学会の「友人葬」が始まって、間もなく四半世紀を迎える。
友人葬は、葬儀の本来あるべき姿として地域の人々の共感を得るとともに、一般社会にも定着。現在では、国内外の識者から高く評価されている。今回から「故人との別れ」と題して、友人葬が地域社会にもたらしたものや、その意義を考えていきたい。
◇「友人葬」に広がる共感の輪
本連載の第1回(2014年5月24日付)で、記者は自身の義父が亡くなった時の様子を記した。義父の葬儀は友人葬で行われ、地域の創価学会員をはじめ大勢の方が参列。導師や友人のあいさつ、また、参列者との交流を通して、自分が知らなかった義父の側面を数多く知ることができた。
広宣流布に生き抜き、亡くなった友を、共に戦った学会の同志が真心で送る—。これが友人葬の最大の特徴である。中には、友人葬に参加した未入会の家族や親族が、爽やかな葬儀に感動して、後に入会する事例もある。
友人葬を通して見えてくる学会の世界があるのではないか—。そんな思いで取材を始めた。
◇
学会の友人葬では、「儀典長」が奉仕の精神で導師を行っている。
新潟県長岡市在住の安藤恭三さん(86)=総新潟主事=は、友人葬が始まった当初から導師を担当し、儀典長を務めてきた。これまで担当した友人葬は600回以上になる。
「1991年(平成3年)5月下旬に、初めて友人葬を執り行って以来、常に意識してきたのは、共戦の同志を、どうすれば真心込めて送ることができるかという点です。
友人葬は故人との別れの場でもありますが、同時に残された家族が新たな出発を切る場でもあるのです。だから、信心を貫いてきた功徳がどれほどすごいのかを、日蓮大聖人の御書や池田先生の指導を通して、できるだけ分かりやすく伝えようと心掛けてきました」
◇手作りの「儀典長あいさつ」
安藤さんが力を入れたのは、故人の功労をたたえる「あいさつ文」の作成だった。手探り状態で初めて原稿を作って以来、その構成は20年以上経った今も基本的には変わっていないという。
「友人葬のあいさつでは、弔意に始まり、成仏について綴った御書を拝読し、故人の業績や人柄を紹介してたたえます。
また、故人が池田先生の指導にかなう偉大な一生であったことを伝えた上で、最後は故人の遺志を継いで、さらに広布のために共に前進しようと呼び掛けています」
安藤さんは葬儀が決まると、必ず遺族や地域の学会員に故人の話を聞き、手書きで原稿をまとめてきた。これまでに作成した原稿や葬儀の書類は膨大な数に上るが、それらは今も手元で、大事に保管しているという。
「長年、地域で圏長を務め、多くの同志と関わる機会を頂きました。その経験や、共に戦った思い出が原稿の基になっています。葬儀の後も遺族の方と再会した時に、あらためて故人をしのび、励ます機会も多い。いつでも見返せるようにと保存してきた原稿は、亡くなった同志の広布史にもなっています」
友人葬を通して、学会への理解を変えた例も多い。その中で忘れられない友人葬があると、安藤さんは語る。
「友人葬が始まって間もない92年(同4年)5月に、31歳の青年が会社の屋上から転落して亡くなるという痛ましい事故がありました。それが地域の学会員だったのです」
病院の霊安室で、「息子を友人葬で送りたい」と話す母親に対し、集まった親戚は「こんなかわいそうな死に方をしたのに、お坊さんを呼ばないとは、そんな薄情な話はあるか」と言って怒り、強く反対した。
「いくら話しても承知しない親戚に対し、最後はお母さんが霊安室の床に手をついて涙ながらに懇願し、親戚も仕方なく同意したそうです。そんな経緯で友人葬が行われので、私が導師としてお通夜に行った時は、親戚の方が私をにらみつけるなど、不穏な空気が漂(ただよ)っていました」
◇母の嘆きを包み込む大聖人
この葬儀で安藤さんは、南条時光の弟・七郎五郎が亡くなった際に日蓮大聖人が送られた、『時にあたりて・ゆめか・まぼろしか・いまだわきまへがたく候、まして母のいかんがなげかれ候らむ』(P1567)とのお手紙を拝読。併せて、この御文に触れた池田名誉会長の指導を紹介した。
「母にとって、生きる支えとも思ってきた最愛の子を、突然失った悲嘆はいかばかりであったことか。今でいえば、わが子を懸命に後継の人材に育て上げてきた婦人部のお母さんである。
大聖人は、その心に、深く深く染み入るように″四苦″の言葉を送っておられる。一人の母の言い尽くせぬ悲しみを、本当にわが悲しみとして、包容し、一緒に心で泣いてくださっている」(『池田大作全集』第80巻所収)
「かりに、信心強盛にして不慮の死ーー事故死したり、若死にしたりしても、御聖訓に照らし、仏の眼から見れば、何らかの深い意味がある。生前の福徳、また追善供養で救われることも間違いないと確信する」(同)
葬儀が終わった2日後、友人葬に最も強く反対していた親戚の一人が安藤さんの自宅を訪ねてきた。
そして、「学会の方を誤解していて悪かった。
本当にあなた方、学会員の真心に涙が出ます。
当にありがとうございました」と、丁重な御礼を述べたという。
「大聖人の『ゆめか・まぼろしか』という四苦こそ、仏法者としての根本の姿勢であると感じます。真心を尽くして追善していけば、必ず相手の心に伝わると確信した瞬間でもありました。
故人が学会員であろうとなかろうと、その姿勢は変わりません。最も苦しみ、悲しんでいる人の心に寄り添い、励ましを送る。それが大聖人のお心であり、学会精神です。
その心が、友人價の底流に流れているのです」
◇取材メモ
安藤さんは、1945年(昭和20年)8月1日の「長岡空襲」で、両親と弟妹を亡くした。その後、23歳の時には肺結核で倒れ、宿命に翻弄されるなか、56年に入会する。
紙箱を製造する「株式会社アンドウ紙器」を立ち上げて奮闘する一方、広布の庭では草創の班長、地区部長、支部長を歴任。その後、新潟県中央部の圏長として、日本有数の豪雪地帯を同志の激励に走り抜いてきた。また、長年にわたり日蓮正宗寺院の総代を務め、僧侶の聖職者にあるまじき実態もつぶさに見てきた。
「長岡は旧習深く、第1次宗門事件では多くの脱会者が出ました。本当に悔しくて、悔しくて……。だから、その後は同志一人一人を徹して励まし、師弟の絆、同志の絆を強めようと妻
(=芳江さん、総県婦入部主事)と奔走しました」
第2次宗門事件が起きて友人葬が始まった際、安藤さんは今後、友人葬は学会理解の場となっていくと直感したという。
「友人葬には、故人をしのび、遺族を思う同志の心があふれている。徹して一人を大切にするという人間主義は、学会にしかありません」そう語る安藤さんの言葉に、深く納得した取材だった。(秀)
2015年10月19日月曜日
2015.10.19 わが友に贈る
◇今週のことば
創価の対話は
「励まし社会」の建設。
たゆまぬ訪問・激励から
蘇生のドラマが。
今日も友のもとへ!
2015年10月19日
教行証御書 P1283
『仏法渡つて今に七百余年前代未聞の大法此の国に流布して月氏漢土一閻浮提の内の一切衆生仏に成るべき事こそ有り難けれ有り難けれ』
☆こころに響く言葉
女性の特質をどう生かすかを再認識
男性は子どもを産めない。男性も、女性も、どこにその特質があるのか、
それを現代の社会に生かしていくには、どうすべきか——を再認識していくところに、
真実の男女平等の実現の道が開けてゆくのではないだろうか。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第31回 地域から希望と幸福の光を
広宣流布の祈りは、一切を勝ち開く。御聖訓通りの難の連続の中で、私は、ひたぶるに御本尊に祈り抜いてきた。
「無量無辺の広布地の道を開いてみせる」「創価学会に威光勢力を与えたまえ」と。
嵐を越えて、今や慈折広布の大道は五大州に広がった。世界が創価の平和・文化・教育運動に熱い共感を寄せている。
「日蓮大聖人御入滅の日」に当たり、東京牧口記念会館で、御本仏への報恩感謝と、世界広布への誓願、全同志の健康と幸福と勝利を祈念した(13日)。
そして、わが尊き牧口共栄会をはじめ、全国の会館守る会の皆様に心からの感謝を捧げた。
大聖人は仰せである。
『自分と他人、彼と此という分け隔ての心をもたず、水と魚のように親密な思いを抱き、異体同心で南無妙法蓮華経と唱えたてまつるところを生死一大事の血脈というのである』(P133、通解)
我らは創価家族だ。苦楽を共にしながら、何があっても支え合っていくのだ。目の前の友を心から励まし、一人から一人へ喜びの波を広げていきたい。
一人を大切に、どこまでも団結第一で、新時代を築きゆこう。
青年部が核兵器廃絶、アジアの友好、東北の復興を柱に繰り広げている「SOKAグローバルアクション」が大きな感動を呼んでいる。青年こそ希望だ。
思えば、大聖人が入滅される前、最後に講義をされたのは、「立正安国論」であったといわれる。まさに、大聖人の仏法は「安国論」から出発し、「安国論」に帰着する。最後の最後まで、世界の平和、社会の安穏のための言論闘争を貫かれた。
『一身の安泰を願うなら、まず世の静穏、平和を祈るべきである』(P31、通解)
この大精神のまま、愛する地域のために語りに語り、希望と幸福の光を広げよう。
創価の対話は
「励まし社会」の建設。
たゆまぬ訪問・激励から
蘇生のドラマが。
今日も友のもとへ!
2015年10月19日
教行証御書 P1283
『仏法渡つて今に七百余年前代未聞の大法此の国に流布して月氏漢土一閻浮提の内の一切衆生仏に成るべき事こそ有り難けれ有り難けれ』
☆こころに響く言葉
女性の特質をどう生かすかを再認識
男性は子どもを産めない。男性も、女性も、どこにその特質があるのか、
それを現代の社会に生かしていくには、どうすべきか——を再認識していくところに、
真実の男女平等の実現の道が開けてゆくのではないだろうか。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第31回 地域から希望と幸福の光を
広宣流布の祈りは、一切を勝ち開く。御聖訓通りの難の連続の中で、私は、ひたぶるに御本尊に祈り抜いてきた。
「無量無辺の広布地の道を開いてみせる」「創価学会に威光勢力を与えたまえ」と。
嵐を越えて、今や慈折広布の大道は五大州に広がった。世界が創価の平和・文化・教育運動に熱い共感を寄せている。
「日蓮大聖人御入滅の日」に当たり、東京牧口記念会館で、御本仏への報恩感謝と、世界広布への誓願、全同志の健康と幸福と勝利を祈念した(13日)。
そして、わが尊き牧口共栄会をはじめ、全国の会館守る会の皆様に心からの感謝を捧げた。
大聖人は仰せである。
『自分と他人、彼と此という分け隔ての心をもたず、水と魚のように親密な思いを抱き、異体同心で南無妙法蓮華経と唱えたてまつるところを生死一大事の血脈というのである』(P133、通解)
我らは創価家族だ。苦楽を共にしながら、何があっても支え合っていくのだ。目の前の友を心から励まし、一人から一人へ喜びの波を広げていきたい。
一人を大切に、どこまでも団結第一で、新時代を築きゆこう。
青年部が核兵器廃絶、アジアの友好、東北の復興を柱に繰り広げている「SOKAグローバルアクション」が大きな感動を呼んでいる。青年こそ希望だ。
思えば、大聖人が入滅される前、最後に講義をされたのは、「立正安国論」であったといわれる。まさに、大聖人の仏法は「安国論」から出発し、「安国論」に帰着する。最後の最後まで、世界の平和、社会の安穏のための言論闘争を貫かれた。
『一身の安泰を願うなら、まず世の静穏、平和を祈るべきである』(P31、通解)
この大精神のまま、愛する地域のために語りに語り、希望と幸福の光を広げよう。
2015.10.18 わが友に贈る
広宣流布は総合力だ。
皆が個性を生かし
活躍できるよう
リーダーは配慮を!
祈りと知恵で勝て!
聖愚問答抄上 P481
『爰に愚人色を作して云く汝賎き身を以て恣に莠言を吐く』
☆こころに響く言葉
人間的価値の平等に立脚
どこまでも、女性解放運動は男女の人間的な価値の平等と、
社会に進出する機会の平等とに立脚すべきであり、
女性が男性化することにその目的が置かれるべきではないと思う。
むしろ、それは女性の人間としての価値を損ずることでさえあると言えよう。
☆御書とともに� 第66回 確信の体験を語りゆけ
『法華経の行者は信心に退転無く身に詐親無く・一切法華経に其の身を任せて金言の如く修行せば、(たしか)に後生は申すに及ばず今生も息災延命にして勝妙の大果報を得・広宣流布大願をも成就す可きなリ』(祈祷経送状、P1357)
◇通解
法華経の行者は信心において退転なく、身において詐り親しむことなく、一切、法華経に身を任せて金言の通り修行するならば、確かに後生はいうまでもなく、今生においても息災延命ですぐれた大果報を得、広宣流布の大願をも成就することができよう。
◇同志への指針
妙法は究極の正義の法則である。この大法に則って仏道修行に励むならば、絶対に勝利の果報をつかむことができる。これが御本仏の大確信であられる。
一人の信仰体験が友の心に勇気と希望の火を灯す。そこから新たな体験が生まれ、幸と平和の花が咲き広がる。
一人一人が幸福を勝ち取っていく希望の連鎖こそ、「慈折広宣流布」の実証なのだ。
皆が個性を生かし
活躍できるよう
リーダーは配慮を!
祈りと知恵で勝て!
聖愚問答抄上 P481
『爰に愚人色を作して云く汝賎き身を以て恣に莠言を吐く』
☆こころに響く言葉
人間的価値の平等に立脚
どこまでも、女性解放運動は男女の人間的な価値の平等と、
社会に進出する機会の平等とに立脚すべきであり、
女性が男性化することにその目的が置かれるべきではないと思う。
むしろ、それは女性の人間としての価値を損ずることでさえあると言えよう。
☆御書とともに� 第66回 確信の体験を語りゆけ
『法華経の行者は信心に退転無く身に詐親無く・一切法華経に其の身を任せて金言の如く修行せば、(たしか)に後生は申すに及ばず今生も息災延命にして勝妙の大果報を得・広宣流布大願をも成就す可きなリ』(祈祷経送状、P1357)
◇通解
法華経の行者は信心において退転なく、身において詐り親しむことなく、一切、法華経に身を任せて金言の通り修行するならば、確かに後生はいうまでもなく、今生においても息災延命ですぐれた大果報を得、広宣流布の大願をも成就することができよう。
◇同志への指針
妙法は究極の正義の法則である。この大法に則って仏道修行に励むならば、絶対に勝利の果報をつかむことができる。これが御本仏の大確信であられる。
一人の信仰体験が友の心に勇気と希望の火を灯す。そこから新たな体験が生まれ、幸と平和の花が咲き広がる。
一人一人が幸福を勝ち取っていく希望の連鎖こそ、「慈折広宣流布」の実証なのだ。
2015.10.17 わが友に贈る
日没が早まる時期。
視界が悪い夕方の
交通事故等に
くれぐれも注意を!
油断は大敵だ。
南条兵衛七郎殿御書 P1494
『いかなる大善をつくり法華経を千万部読み書写し一念三千の観道を得たる人なりとも法華経の敵をだにもせめざれば得道ありがたし』
☆こころに響く言葉
調和的特質を生かす方向へ
男性はどちらかと言えば攻撃的な性格を持っており、女性は調和的な性格を持っている。
歴史的に、現代に至る文明社会は、進歩という思想に支えられて、多分に攻撃的性格を持ってきた。
これは男性中心の社会ということと一致している。そして、人間に向けられた攻撃性は戦争として、
絶え間なく繰り返され、自然に向けた攻撃性は環境破壊をもたらしてきた。
現代の文明社会にとって、もっとも必要なことは調和ということであり、
そのためには女性の調和的な特質が生かされなくてはならない。
視界が悪い夕方の
交通事故等に
くれぐれも注意を!
油断は大敵だ。
南条兵衛七郎殿御書 P1494
『いかなる大善をつくり法華経を千万部読み書写し一念三千の観道を得たる人なりとも法華経の敵をだにもせめざれば得道ありがたし』
☆こころに響く言葉
調和的特質を生かす方向へ
男性はどちらかと言えば攻撃的な性格を持っており、女性は調和的な性格を持っている。
歴史的に、現代に至る文明社会は、進歩という思想に支えられて、多分に攻撃的性格を持ってきた。
これは男性中心の社会ということと一致している。そして、人間に向けられた攻撃性は戦争として、
絶え間なく繰り返され、自然に向けた攻撃性は環境破壊をもたらしてきた。
現代の文明社会にとって、もっとも必要なことは調和ということであり、
そのためには女性の調和的な特質が生かされなくてはならない。
2015年10月16日金曜日
2015.10.15 わが友に贈る
地域広布の前進は
個人会場とともに!
近隣への配慮も忘れず
提供者とご家族に
感謝の言葉を伝えよう!
十字御書 P1492
『蓮はきよきもの泥よりいでたり、せんだんはかうばしき物大地よりをいたり、さくらはをもしろき物木の中よりさきいづ』
☆こころに響く言葉
若い女性も政界で活躍を
政界で活躍する女性がもっと多くでてもらいたい。
国民総数が男女ほぼ同数であるように、国会議員なども、男女同数になってもよいのではないか。
そうすれば、狐と狸のだまし合いのような醜いかけひきも、
腕白坊主さながらの押しくらマンジュウを演ずることもなくなるに違いない。
特に若い女性がもっと政治に参画していくべきである。そして、
女性ならではの視点を政治に反映していくと同時に、
傲慢な男性議員たちを正していけるような存在であってほしい。
☆新時代を駆ける 第30回 人をつくれ人を伸ばせ
人材を育てる人が、真の人材である。
戸田先生は支部長に対して「絶えず″人物″を見つけ、育てることに心を砕いてもらいたい」とよく言われていた。
自分が率先して力を発揮するとともに、どれだけの人を見いだし、育て、広宣流布へ向かわせることができるか。ここに、未来を開く鍵がある。
わが支部、地区、ブロックから新しい人材を誕生させよう。
リーダーが最前線に飛び込んで悩みに耳を傾ける。一緒に広布へ歩き、心から励ます。それがどんなにうれしいか。地道な激励こそ人材育成の力である。
教学部任用試験も、仏法の偉大さを深く知る絶好の機会だ。
垣根なく、ありのままに、創価の真実を語れば、全部が仏縁となる。深き祈りがあれば、自分が今いるその場所から、新たな波動を起こしていけるのだ。
日蓮大聖人は、『人のために灯をともせば、自分の前も明るくなる』(P159、通解)と教えておられる。悩める友に寄り添い続け、同苦し、共に一歩を踏み出していく。これが菩薩の生き方だ。
「煩悩即菩提」である。悩みが全て幸福のエネルギーになる。自他共に未来を照らす光となる。
激動の時代だ。思いがけない苦難に直面することもあろう。
それに耐え、題目を唱え抜いて、粘り強く乗り切っていくのだ。必ず乗り切れるからこそ、現れてきた試練である。後になれば何でもないものだ。
戸田先生の力強い言葉が、今も、胸に響く。
「妙法を唱えている人は、長い人生のうえから見れば、全てが変毒為薬される。ゆえに何も心配しないで、信心強盛に生き抜け!」
一日の命は全宇宙の財宝より尊い。そう仏法は説いている。
一日一日が真剣勝負だ。
一日一日が勇猛精進だ。
黄金の日々を共に飾ろう!
個人会場とともに!
近隣への配慮も忘れず
提供者とご家族に
感謝の言葉を伝えよう!
十字御書 P1492
『蓮はきよきもの泥よりいでたり、せんだんはかうばしき物大地よりをいたり、さくらはをもしろき物木の中よりさきいづ』
☆こころに響く言葉
若い女性も政界で活躍を
政界で活躍する女性がもっと多くでてもらいたい。
国民総数が男女ほぼ同数であるように、国会議員なども、男女同数になってもよいのではないか。
そうすれば、狐と狸のだまし合いのような醜いかけひきも、
腕白坊主さながらの押しくらマンジュウを演ずることもなくなるに違いない。
特に若い女性がもっと政治に参画していくべきである。そして、
女性ならではの視点を政治に反映していくと同時に、
傲慢な男性議員たちを正していけるような存在であってほしい。
☆新時代を駆ける 第30回 人をつくれ人を伸ばせ
人材を育てる人が、真の人材である。
戸田先生は支部長に対して「絶えず″人物″を見つけ、育てることに心を砕いてもらいたい」とよく言われていた。
自分が率先して力を発揮するとともに、どれだけの人を見いだし、育て、広宣流布へ向かわせることができるか。ここに、未来を開く鍵がある。
わが支部、地区、ブロックから新しい人材を誕生させよう。
リーダーが最前線に飛び込んで悩みに耳を傾ける。一緒に広布へ歩き、心から励ます。それがどんなにうれしいか。地道な激励こそ人材育成の力である。
教学部任用試験も、仏法の偉大さを深く知る絶好の機会だ。
垣根なく、ありのままに、創価の真実を語れば、全部が仏縁となる。深き祈りがあれば、自分が今いるその場所から、新たな波動を起こしていけるのだ。
日蓮大聖人は、『人のために灯をともせば、自分の前も明るくなる』(P159、通解)と教えておられる。悩める友に寄り添い続け、同苦し、共に一歩を踏み出していく。これが菩薩の生き方だ。
「煩悩即菩提」である。悩みが全て幸福のエネルギーになる。自他共に未来を照らす光となる。
激動の時代だ。思いがけない苦難に直面することもあろう。
それに耐え、題目を唱え抜いて、粘り強く乗り切っていくのだ。必ず乗り切れるからこそ、現れてきた試練である。後になれば何でもないものだ。
戸田先生の力強い言葉が、今も、胸に響く。
「妙法を唱えている人は、長い人生のうえから見れば、全てが変毒為薬される。ゆえに何も心配しないで、信心強盛に生き抜け!」
一日の命は全宇宙の財宝より尊い。そう仏法は説いている。
一日一日が真剣勝負だ。
一日一日が勇猛精進だ。
黄金の日々を共に飾ろう!
2015.10.16 わが友に贈る
「人の振舞」に
仏法者の真価は表れる。
「さすが」「立派だ」と
周囲から仰がれる
誠実一路の日々を歩め!
可延定業書 P986
『命と申す物は一身第一の珍宝なり一日なりともこれを延るならば千万両の金にもすぎたり』
☆こころに響く言葉
人間の尊さを自身に実現していくこと
本当の女性解放運動は、女性自ら人間としての強い自覚に立ち、
人間として生きることの尊さを、自分自身のなかに実現していくことであると言える。
仏法者の真価は表れる。
「さすが」「立派だ」と
周囲から仰がれる
誠実一路の日々を歩め!
可延定業書 P986
『命と申す物は一身第一の珍宝なり一日なりともこれを延るならば千万両の金にもすぎたり』
☆こころに響く言葉
人間の尊さを自身に実現していくこと
本当の女性解放運動は、女性自ら人間としての強い自覚に立ち、
人間として生きることの尊さを、自分自身のなかに実現していくことであると言える。
2015.10.14 わが友に贈る
心の若さは
年齢では決まらない。
わが人生の目標へ
はつらつと進む人が
永遠の青年だ!
王日女殿御返事 P1263
『仏は真に尊くして物によらず、昔の得勝童子は沙の餅を仏に供養し奉りて阿育大王と生れて一閻浮提の主たりき、貧女の我がかしらをおろして油と成せしが須弥山を吹きぬきし風も此の火をけさず』
☆こころに響く言葉
趣味の醍醐味は
趣味に本当の喜びを感ずるのは、自分がやるべきことを立派にやり抜いているときである。
それまでの緊張感をちょっとした変化で和らげ、新しい活力の源泉となっていくような趣味は、
最も充実したものであろう。いわば、趣味という醍醐味は、ここにあると思う。
年齢では決まらない。
わが人生の目標へ
はつらつと進む人が
永遠の青年だ!
王日女殿御返事 P1263
『仏は真に尊くして物によらず、昔の得勝童子は沙の餅を仏に供養し奉りて阿育大王と生れて一閻浮提の主たりき、貧女の我がかしらをおろして油と成せしが須弥山を吹きぬきし風も此の火をけさず』
☆こころに響く言葉
趣味の醍醐味は
趣味に本当の喜びを感ずるのは、自分がやるべきことを立派にやり抜いているときである。
それまでの緊張感をちょっとした変化で和らげ、新しい活力の源泉となっていくような趣味は、
最も充実したものであろう。いわば、趣味という醍醐味は、ここにあると思う。
2015年10月13日火曜日
2015.10.13 わが友に贈る
新聞休刊日
立正安国論 P30
『早く天下の静謐を思わば須く国中の謗法を断つべし』
☆こころに響く言葉
自分の世界ができること
趣味とは、自分の世界ができることの喜びであり、それ自体が楽しみなのである。
あなたには、あなたの趣味がある。それを、そっと育み、伸ばしていってほしいのだ。
立正安国論 P30
『早く天下の静謐を思わば須く国中の謗法を断つべし』
☆こころに響く言葉
自分の世界ができること
趣味とは、自分の世界ができることの喜びであり、それ自体が楽しみなのである。
あなたには、あなたの趣味がある。それを、そっと育み、伸ばしていってほしいのだ。
2015.10.12 わが友に贈る
◇今週のことば
新会員の育成に全力を。
皆が「宝の人」だ。
共に学び、共に戦い
人生を勝ち開こう!
ここに歓喜の拡大が。
2015年10月12日
兄弟抄 P1087
『此の法門を申すには必ず魔出来すべし魔競はずは正法と知るべからず』
☆こころに響く言葉
流行は知って活用するもの
流行は、知識として知っておくことは必要であろう。それは、時代を知るうえでも大切なことといえる。
流行は最も端的に、時代の風潮を象徴していると言えるからである。そのうえで、
流行の活用には、その善し悪しを見分ける観察力とセンスとを身につけ、
個性に応じて生活のなかで十分に消化しきっていくべきだと思う。
当然のことながら、流行を追うために無理したり、浪費したりすることは馬鹿げていることだ。
むしろ、やみくもに流行を追うならば、逆に、とり残された、空虚な自分を感ずることにならないであろうか。
したがって、流行にとらわれることなく、それを利用して自分の個性を生かすことにつとめていくべきであろう。
新会員の育成に全力を。
皆が「宝の人」だ。
共に学び、共に戦い
人生を勝ち開こう!
ここに歓喜の拡大が。
2015年10月12日
兄弟抄 P1087
『此の法門を申すには必ず魔出来すべし魔競はずは正法と知るべからず』
☆こころに響く言葉
流行は知って活用するもの
流行は、知識として知っておくことは必要であろう。それは、時代を知るうえでも大切なことといえる。
流行は最も端的に、時代の風潮を象徴していると言えるからである。そのうえで、
流行の活用には、その善し悪しを見分ける観察力とセンスとを身につけ、
個性に応じて生活のなかで十分に消化しきっていくべきだと思う。
当然のことながら、流行を追うために無理したり、浪費したりすることは馬鹿げていることだ。
むしろ、やみくもに流行を追うならば、逆に、とり残された、空虚な自分を感ずることにならないであろうか。
したがって、流行にとらわれることなく、それを利用して自分の個性を生かすことにつとめていくべきであろう。
2015年10月11日日曜日
2015.10.11 わが友に贈る
「道理証文よりも
現証にはすぎず」
体験に勝る力はない。
大確信の言葉で
友に勇気の波動を!
上野尼御前御返事 P1576
『やすやすとあわせ給うべき事候、釈迦仏を御使としてりやうぜん浄土へまいりあわせ給へ、若有聞法者無一不成仏と申して大地はささばはづるとも日月は地に堕ち給うともしをはみちひぬ世はありとも花はなつにならずとも南無妙法蓮華経と申す女人のをもう子にあわずという事はなしととかれて候ぞ、いそぎいそぎつとめさせ給へつとめさせ給へ』
☆こころに響く言葉
薄化粧のなかにも人生の輝き
高価な宝石を身につけ、一流の化粧品を使っているからといって、美しいとは一概には言えまい。
かえって、気品をそこねている場合もあるかもしれない。家庭の主婦らしく、つつましやかな薄化粧のなかに、
人生に処する崇高な態度がたとえようもない気品となって、美しく輝き出している人も多い。
☆名誉会長が贈る壮年への指針 「随筆 我らの勝利の大道」創価の丈夫が共に!
「男の力」は、最後まで「師子王の心」で攻め抜く勇気と執念である。日蓮大聖人は叫ばれた。
『各各師子王の心を取り出して・いかに人をおどすともをどす事なかれ、師子王は百獣におぢず・師子の子・又かくのごとし、彼らは野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり』(P1190)と。
牧口先生、戸田先生は、戦時中の弾圧下、この仰せのままに戦い抜かれた。(中略) 師子は走る! 師子は吼える! 師子は断じて勝つ!
大聖人の「師子の心」は、創価の師弟にのみ流れ通ってきた。わが壮年部、男子部、学生部は、この直系の師子だった。何も臆さず、断固と師子吼していくのである。正義と真実は倦まず撓まず語り抜くのだ。
大聖人は男性門下の鑑たる四条金吾に『始中終すてずして大難を・とをす人・如来の使いなり』(P1182)と打ち込まれた。
途中で何があろうが、最後の最後まで戦い抜く創価の丈夫が、日本中、世界中に勝利と栄光のを輝かせゆかれることを、私は祈る。共に堂々と、人間王者の勝鬨を上げようではないか!
(2014年5月27日付聖教新聞壮年部のページ)
現証にはすぎず」
体験に勝る力はない。
大確信の言葉で
友に勇気の波動を!
上野尼御前御返事 P1576
『やすやすとあわせ給うべき事候、釈迦仏を御使としてりやうぜん浄土へまいりあわせ給へ、若有聞法者無一不成仏と申して大地はささばはづるとも日月は地に堕ち給うともしをはみちひぬ世はありとも花はなつにならずとも南無妙法蓮華経と申す女人のをもう子にあわずという事はなしととかれて候ぞ、いそぎいそぎつとめさせ給へつとめさせ給へ』
☆こころに響く言葉
薄化粧のなかにも人生の輝き
高価な宝石を身につけ、一流の化粧品を使っているからといって、美しいとは一概には言えまい。
かえって、気品をそこねている場合もあるかもしれない。家庭の主婦らしく、つつましやかな薄化粧のなかに、
人生に処する崇高な態度がたとえようもない気品となって、美しく輝き出している人も多い。
☆名誉会長が贈る壮年への指針 「随筆 我らの勝利の大道」創価の丈夫が共に!
「男の力」は、最後まで「師子王の心」で攻め抜く勇気と執念である。日蓮大聖人は叫ばれた。
『各各師子王の心を取り出して・いかに人をおどすともをどす事なかれ、師子王は百獣におぢず・師子の子・又かくのごとし、彼らは野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり』(P1190)と。
牧口先生、戸田先生は、戦時中の弾圧下、この仰せのままに戦い抜かれた。(中略) 師子は走る! 師子は吼える! 師子は断じて勝つ!
大聖人の「師子の心」は、創価の師弟にのみ流れ通ってきた。わが壮年部、男子部、学生部は、この直系の師子だった。何も臆さず、断固と師子吼していくのである。正義と真実は倦まず撓まず語り抜くのだ。
大聖人は男性門下の鑑たる四条金吾に『始中終すてずして大難を・とをす人・如来の使いなり』(P1182)と打ち込まれた。
途中で何があろうが、最後の最後まで戦い抜く創価の丈夫が、日本中、世界中に勝利と栄光のを輝かせゆかれることを、私は祈る。共に堂々と、人間王者の勝鬨を上げようではないか!
(2014年5月27日付聖教新聞壮年部のページ)
2015.10.10 わが友に贈る
仲良き組織には
歓喜と躍動がある。
互いに讃え合い
励まし合って
共に幸福の大道を!
上野殿御返事 P1558
『かつへて食をねがひ渇して水をしたうがごとく恋いて人を見たきがごとく病にくすりをたのむがごとく、みめかたちよき人べにしろいものをつくるがごとく法華経には信心をいたさせ給へ、さなくしては後悔あるべし』
☆こころに響く言葉
身だしなみにも表れる人生態度
身だしなみに気を配るとか、配らないとかいう現象それ自体は小さなことであるかもしれない。
しかし、その根底にある人生態度、心構えが、大事ではないかと思う。
この根本の心構えが、化粧や身だしなみばかりでなく、家のなかの整理、家計のきりもり、
夫に対する心づかい、隣近所に対する態度などのなかに一貫してあらわれてくるのではないだろうか。
☆広布の前進は座談会で始まり座談会で終わる
座談会は、あくまでも御本尊根本に、平等の立場で全員参加を第一義として開催すべきである。参加者は共々に信心の向上と地域の発展のために尽くすことを忘れてはならない。
座談会で語り合われる功徳の体験、信心の確信に満ち満ちた指導は、一切が明日の生活の原動力となっていくものである。さらに自信と勇気を持って大いに語り合っていただきたい。
座談会を運営する幹部は、参加者の信心と努力の結晶であるそれぞれの尊い発言を、どこまでも尊重していくべきである。その姿勢は、いわゆる上下の関係ではなく、横の連帯の関係で包含していくことである。
座談会は、仏法を現代に展開しゆく学会伝統の行事である。ゆえに広宣流布の前進は座談会に始まり、座談会に終わることを銘記されたい。どうか、見事な座談会を開催していただきたい。
歓喜と躍動がある。
互いに讃え合い
励まし合って
共に幸福の大道を!
上野殿御返事 P1558
『かつへて食をねがひ渇して水をしたうがごとく恋いて人を見たきがごとく病にくすりをたのむがごとく、みめかたちよき人べにしろいものをつくるがごとく法華経には信心をいたさせ給へ、さなくしては後悔あるべし』
☆こころに響く言葉
身だしなみにも表れる人生態度
身だしなみに気を配るとか、配らないとかいう現象それ自体は小さなことであるかもしれない。
しかし、その根底にある人生態度、心構えが、大事ではないかと思う。
この根本の心構えが、化粧や身だしなみばかりでなく、家のなかの整理、家計のきりもり、
夫に対する心づかい、隣近所に対する態度などのなかに一貫してあらわれてくるのではないだろうか。
☆広布の前進は座談会で始まり座談会で終わる
座談会は、あくまでも御本尊根本に、平等の立場で全員参加を第一義として開催すべきである。参加者は共々に信心の向上と地域の発展のために尽くすことを忘れてはならない。
座談会で語り合われる功徳の体験、信心の確信に満ち満ちた指導は、一切が明日の生活の原動力となっていくものである。さらに自信と勇気を持って大いに語り合っていただきたい。
座談会を運営する幹部は、参加者の信心と努力の結晶であるそれぞれの尊い発言を、どこまでも尊重していくべきである。その姿勢は、いわゆる上下の関係ではなく、横の連帯の関係で包含していくことである。
座談会は、仏法を現代に展開しゆく学会伝統の行事である。ゆえに広宣流布の前進は座談会に始まり、座談会に終わることを銘記されたい。どうか、見事な座談会を開催していただきたい。
2015年10月9日金曜日
2015.10.09 わが友に贈る
風邪をひかないように!
手洗い・うがいを行い
朝晩の冷え込みへの
対策もしっかりと。
賢明に健康第一で!
乙御前御消息 P1220
『是は御ために申すぞ古への御心ざし申す計りなし其よりも今一重強盛に御志あるべし、其の時は弥弥十羅刹女の御まほりもつよかるべしとおぼすべし』
☆こころに響く言葉
美の本体は自身の内奥に
女性の真の美しさは、化粧や、アクセサリーや服装だけで決まるものではけっしてないと思う。
もとより、それらも、美しさを引き立てるための大事な要素であることには違いない。
しかし、美しさの本体は、もっと汝自身の内奥にあり、そこから輝き出るものではないだろうか.
☆青年部へ(2009年1月 全国代表幹部協議会にて)
師弟の心を胸に
正義の心を胸に
永遠の勝利のために
自らも戦い
後輩を育て上げよ!
〈男子部へ〉
師子となりて走れ!
師子となりて叫べ!
師子とは
師を護り抜く弟子だ
勇敢に
勝ち続ける弟子だ
〈女子部へ〉
師とともに
太陽の心を!
蓮華の生命を!
華陽会のスクラムは
世界一の
幸の花園なり!
手洗い・うがいを行い
朝晩の冷え込みへの
対策もしっかりと。
賢明に健康第一で!
乙御前御消息 P1220
『是は御ために申すぞ古への御心ざし申す計りなし其よりも今一重強盛に御志あるべし、其の時は弥弥十羅刹女の御まほりもつよかるべしとおぼすべし』
☆こころに響く言葉
美の本体は自身の内奥に
女性の真の美しさは、化粧や、アクセサリーや服装だけで決まるものではけっしてないと思う。
もとより、それらも、美しさを引き立てるための大事な要素であることには違いない。
しかし、美しさの本体は、もっと汝自身の内奥にあり、そこから輝き出るものではないだろうか.
☆青年部へ(2009年1月 全国代表幹部協議会にて)
師弟の心を胸に
正義の心を胸に
永遠の勝利のために
自らも戦い
後輩を育て上げよ!
〈男子部へ〉
師子となりて走れ!
師子となりて叫べ!
師子とは
師を護り抜く弟子だ
勇敢に
勝ち続ける弟子だ
〈女子部へ〉
師とともに
太陽の心を!
蓮華の生命を!
華陽会のスクラムは
世界一の
幸の花園なり!
2015年10月8日木曜日
2015.10.08 わが友に贈る
地域に根を張り
友好の輪を広げよう!
信頼こそ最大の宝。
温かな人間の絆の拡大が
仏法者の使命だ!
転重軽受法門 P1000
『涅槃経に転重軽受と申す法門あり、先業の重き今生につきずして未来に地獄の苦を受くべきが今生にかかる重苦に値い候へば地獄の苦みぱつときへて死に候へば人天三乗一乗の益をうる事の候』
☆こころに響く言葉
生命自体の美しさとは
生命自体の美しさとは、何によって決まるかといえば——私は、女性らしい心のやさしさ、
純粋さ、広い教養につちかわれた英知、正しいと信じたことについては一歩もひかないシンの強さ、
また、健康、福運などであろうと思う。
☆婦人部へ(2009年1月 全国代表幹部協議会にて)
創価の母の祈りに
勝るものなし
師弟の城を
勝ち護れ!
全学会の
勝利の太陽たれ!
創価の永遠の都を
朗らかに
創りゆけ!
世界一の
美しき団結を!
同志仲良く
正義の光の道を
勝利勝利で!
友好の輪を広げよう!
信頼こそ最大の宝。
温かな人間の絆の拡大が
仏法者の使命だ!
転重軽受法門 P1000
『涅槃経に転重軽受と申す法門あり、先業の重き今生につきずして未来に地獄の苦を受くべきが今生にかかる重苦に値い候へば地獄の苦みぱつときへて死に候へば人天三乗一乗の益をうる事の候』
☆こころに響く言葉
生命自体の美しさとは
生命自体の美しさとは、何によって決まるかといえば——私は、女性らしい心のやさしさ、
純粋さ、広い教養につちかわれた英知、正しいと信じたことについては一歩もひかないシンの強さ、
また、健康、福運などであろうと思う。
☆婦人部へ(2009年1月 全国代表幹部協議会にて)
創価の母の祈りに
勝るものなし
師弟の城を
勝ち護れ!
全学会の
勝利の太陽たれ!
創価の永遠の都を
朗らかに
創りゆけ!
世界一の
美しき団結を!
同志仲良く
正義の光の道を
勝利勝利で!
2015年10月7日水曜日
2015.10.07 わが友に贈る
信心根本の努力に
一切の無駄はない!
その闘争の中に
力強さも風格も
信用も磨かれ輝く!
御義口伝巻上 P715
『根深ければ則ち条茂く源遠ければ則ち流長きが如し』
◇人生の座標
隣国と深い友好をもたないことは、足元に大地がないようなものである。それでは空中を歩くようなもので、永久の友好、平和は望めない。そこで大事なのは行動である。観念のうえで平和を論ずる人は多い。しかし、平和を論ずるならば行動しなくてはならない。
☆こころに響く言葉
磨きゆく生命の輝き
表面だけの美しさは、たしかに年齢によって制約されることは、誰人も免れない。
だが、生命それ自体のもつ美しさは、生涯、磨けば磨くほど美しさを増し、
年をとればとるほど、その美しさを発揮していくことができよう。
☆壮年部へ(2009年1月 全国代表幹部協議会にて)
責任ある壮年のリーダーは、「三障四魔」「三類の強敵」を打ち破り、広布の黄金桂として勝ちまくってもらいたい。見栄や気取りがあれば、いかなる戦いも、勝てない。
真面目に、誠実に戦ってこそ、誉れの名が残る。大勝利の功績は、満天の星のごとく、永遠に輝きわたるのだ。
勝って勝って
勝ちまくれ!
そして
歴史に残る
人物たれ!
君は
大創価の柱だ!
厳然と
勝ち戦の
原動力たれ!
一切の無駄はない!
その闘争の中に
力強さも風格も
信用も磨かれ輝く!
御義口伝巻上 P715
『根深ければ則ち条茂く源遠ければ則ち流長きが如し』
◇人生の座標
隣国と深い友好をもたないことは、足元に大地がないようなものである。それでは空中を歩くようなもので、永久の友好、平和は望めない。そこで大事なのは行動である。観念のうえで平和を論ずる人は多い。しかし、平和を論ずるならば行動しなくてはならない。
☆こころに響く言葉
磨きゆく生命の輝き
表面だけの美しさは、たしかに年齢によって制約されることは、誰人も免れない。
だが、生命それ自体のもつ美しさは、生涯、磨けば磨くほど美しさを増し、
年をとればとるほど、その美しさを発揮していくことができよう。
☆壮年部へ(2009年1月 全国代表幹部協議会にて)
責任ある壮年のリーダーは、「三障四魔」「三類の強敵」を打ち破り、広布の黄金桂として勝ちまくってもらいたい。見栄や気取りがあれば、いかなる戦いも、勝てない。
真面目に、誠実に戦ってこそ、誉れの名が残る。大勝利の功績は、満天の星のごとく、永遠に輝きわたるのだ。
勝って勝って
勝ちまくれ!
そして
歴史に残る
人物たれ!
君は
大創価の柱だ!
厳然と
勝ち戦の
原動力たれ!
2015年10月6日火曜日
2015.10.06 わが友に贈る
人ではない。
環境でもない。
全ては自分で決まる。
一人立つ信心で
黄金の歴史を綴れ!
最蓮房御返事 P1340
『第六天の魔王我が身に入らんとするに兼ての用心深ければ身によせつけず、故に天魔力及ばずして王臣を始として良観等の愚癡の法師原に取り付いて日蓮をあだむなり』
◇人生の座標
日本は、敗戦の破壊から立ち上がり、無我夢中で復興を遂げてきた。しかし、半世紀を過ぎた今、社会のいたるところで、内部から崩れていくような歪みが深刻化している。教育や社会のシステムが、世界の進歩についていけなくなってきている。
☆こころに響く言葉
想像力、創造性を育む
子どもは自由奔放にさせてあげたらよいと思う。子どもの世界は、ある意味では想像の世界である。
夢は、宇宙を駿馬の如く駆けめぐり、見るもの聞くものすべて驚きであり、新たなる創造を喚起こす。
この想像力、創造性は、人生にとって、かけがえのない至宝であり、私たちは、どこまでも温かく育んであげたい。
☆創価学会は、どこにあるのか---
わが組織に——
功徳の体験の花は咲き薫っているか!
信心の歓喜と確信はあふれているか!
宿命の嵐に敢然と挑み立つ、勇気はみなぎっているか!
仏道修行への挑戦と、切磋琢磨はあるか!
粘り強い励ましの対話はあるか!
信頼の絆と団結はあるか!
皆に創価の師弟の誇りは脈打っているか!
"広宣流布の建設とは、まず、自分のいる組織を、磐石に築き上げていくことだ。
それには、自身が、建設の勇者となることだ。誰かではない。自分が立つことだ。
一人立つ----そこから、すべては始まる。
それが、創価の永遠の精神だ。皆が山本伸一の分身だ。皆が会長だ!"
環境でもない。
全ては自分で決まる。
一人立つ信心で
黄金の歴史を綴れ!
最蓮房御返事 P1340
『第六天の魔王我が身に入らんとするに兼ての用心深ければ身によせつけず、故に天魔力及ばずして王臣を始として良観等の愚癡の法師原に取り付いて日蓮をあだむなり』
◇人生の座標
日本は、敗戦の破壊から立ち上がり、無我夢中で復興を遂げてきた。しかし、半世紀を過ぎた今、社会のいたるところで、内部から崩れていくような歪みが深刻化している。教育や社会のシステムが、世界の進歩についていけなくなってきている。
☆こころに響く言葉
想像力、創造性を育む
子どもは自由奔放にさせてあげたらよいと思う。子どもの世界は、ある意味では想像の世界である。
夢は、宇宙を駿馬の如く駆けめぐり、見るもの聞くものすべて驚きであり、新たなる創造を喚起こす。
この想像力、創造性は、人生にとって、かけがえのない至宝であり、私たちは、どこまでも温かく育んであげたい。
☆創価学会は、どこにあるのか---
わが組織に——
功徳の体験の花は咲き薫っているか!
信心の歓喜と確信はあふれているか!
宿命の嵐に敢然と挑み立つ、勇気はみなぎっているか!
仏道修行への挑戦と、切磋琢磨はあるか!
粘り強い励ましの対話はあるか!
信頼の絆と団結はあるか!
皆に創価の師弟の誇りは脈打っているか!
"広宣流布の建設とは、まず、自分のいる組織を、磐石に築き上げていくことだ。
それには、自身が、建設の勇者となることだ。誰かではない。自分が立つことだ。
一人立つ----そこから、すべては始まる。
それが、創価の永遠の精神だ。皆が山本伸一の分身だ。皆が会長だ!"
2015年10月5日月曜日
2015.10.05 わが友に贈る
◇今週のことば
我らの地区・支部こそ
地涌の菩薩の本舞台。
友人とともに
明るく楽しく総会を。
心の絆を実り豊かに!
2015年10月05日
御義口伝巻下 P779
『一切衆生は一眼の亀なり栴檀の浮木とは法華経なり』
◇人生の座標
人間共和−−それは、人間と人間が、国や文化の違いを超え、人種や言語の隔てなく、和して楽しみ、共に生きることのできる社会である。それを目指していく運動の中にこそ、分断から結合へ、不信から信頼へ、人間社会を蘇生させゆく道がある。
☆こころに響く言葉
自己の絶えざる成長こそ美の秘訣
いつまでも若々しく、美しくありたいというのは、共通の願いであろう。
そうした、美しさの源泉は、けっして化粧や衣服だけにあるのではないようだ。
自らを厳しく律し、未来に希望を持ち、常に成長を願い、
充実した日々を過ごしゆく生命の誇りとも言うべきものこそ、
いつまでも衰えぬ美しさの秘訣なのではあるまいか。
☆大白蓮華巻頭言 2015年10月号「種を蒔く誇り!育てる喜び!」
春夏秋冬、わが誉れの農漁光部の同志の皆様方に、私は題目を送り続けている。海苔屋に育った私には、農漁業の日々の御苦労が、深く偲ばれてならない。
「食は命」なり。自然災害や天候の不順などにも屈せず、一番大事な命を守り、育んでくださる聖業に、私たちは、あらためて心から感謝を捧げたい。
日蓮大聖人は、農作物が早い遅いの差があっても一年の内に収穫できることを譬えとして、『法華経の行者は如説修行せば必ず一生の中に一人も残らず成仏す可し』(P416)と仰せである。
この通りに、創価学会と共に広宣流布に生き抜き、一生成仏の黄金の総仕上げを飾りゆかれる多宝の方々の顔が、日本にも世界にも輝きわたっている。
大聖人の仏法は「下種仏法」である。
悪世末法における妙法の「下種」(種を下ろす)とは、こんな荒れ地に種を植えても無駄であると見放されてきた衆生の心の大地にも、光を当て、手を差し伸べていく未聞の挑戦である。
御書には、『但南無妙法蓮華経の七字のみこそ仏になる種には候へ』(P1553)と断言なされている。
どんな人であれ、どんな境遇であれ、題目を唱えゆくならば、仏の生命を現すことができるのだ。
ゆえに我らは種を蒔く。妙法という究極の幸福の種を、我と我が友の心田に蒔き続ける。いかに厳しい現実の宿命があってもたじろがず、「絶対に仏になれる。一緒に幸せになろう」と語り切りながら!
なかなか折伏が成就せずに悩んでいる、けなげな同志を、戸田城聖先生は温かく労われた。
「何も嘆くことはないよ。すぐに信心する発心下種と法を聞かせる聞法下種は、功徳は同じだ。必ず実る時が来る。だから、どしどし下種をするんだ」
広島で戦災に遭い、結婚を機に渡米した創価の母は、夫の猛反対にも負けず、信心を貫き、仏法対話に挑んだ。経済苦や家庭不和と格闘しながら、
一人一人に「この人に会うために、私はここに来たのだ」と真心を尽くした。今、ご一家も、折伏した400世帯に迫る眷属も功徳に満ちて、後継の青年たちが続く。
「信心の喜びを語りたくて仕方ないの。人を見たら折伏したいわ」と、母は明るく美しく微笑む。
日々、勤行で読誦する自我掲には、「賓樹多華果衆生所遊楽<宝樹は花菓多くして 衆生の遊楽する所なり>」とある。私たちの広宣流布は、たゆまず妙法の種を蒔き、人材の宝樹を育てて、生きる喜びに躍動する平和と共生の緑野を、この地球上に創り広げていく戦いであるといってよい。
ブラジルの詩心の母コラ・コラリーナは詠った。
「待つならば、今日、生命の大地に植え込んだ良き種の収穫を待ちましょう! 植えるならば、幾百万の笑顔とスクラムと友愛を植えましょう!」
さあ、「世界広布新時代」の「躍進」そして「拡大」ヘー。皆で朗らかに励まし合い、一日一日、勇敢に希望の種を、勝利の種を蒔きゆこう!
わが弟子と
万年の種
植えにけり
幸の人華よ
未来へ薫れや
我らの地区・支部こそ
地涌の菩薩の本舞台。
友人とともに
明るく楽しく総会を。
心の絆を実り豊かに!
2015年10月05日
御義口伝巻下 P779
『一切衆生は一眼の亀なり栴檀の浮木とは法華経なり』
◇人生の座標
人間共和−−それは、人間と人間が、国や文化の違いを超え、人種や言語の隔てなく、和して楽しみ、共に生きることのできる社会である。それを目指していく運動の中にこそ、分断から結合へ、不信から信頼へ、人間社会を蘇生させゆく道がある。
☆こころに響く言葉
自己の絶えざる成長こそ美の秘訣
いつまでも若々しく、美しくありたいというのは、共通の願いであろう。
そうした、美しさの源泉は、けっして化粧や衣服だけにあるのではないようだ。
自らを厳しく律し、未来に希望を持ち、常に成長を願い、
充実した日々を過ごしゆく生命の誇りとも言うべきものこそ、
いつまでも衰えぬ美しさの秘訣なのではあるまいか。
☆大白蓮華巻頭言 2015年10月号「種を蒔く誇り!育てる喜び!」
春夏秋冬、わが誉れの農漁光部の同志の皆様方に、私は題目を送り続けている。海苔屋に育った私には、農漁業の日々の御苦労が、深く偲ばれてならない。
「食は命」なり。自然災害や天候の不順などにも屈せず、一番大事な命を守り、育んでくださる聖業に、私たちは、あらためて心から感謝を捧げたい。
日蓮大聖人は、農作物が早い遅いの差があっても一年の内に収穫できることを譬えとして、『法華経の行者は如説修行せば必ず一生の中に一人も残らず成仏す可し』(P416)と仰せである。
この通りに、創価学会と共に広宣流布に生き抜き、一生成仏の黄金の総仕上げを飾りゆかれる多宝の方々の顔が、日本にも世界にも輝きわたっている。
大聖人の仏法は「下種仏法」である。
悪世末法における妙法の「下種」(種を下ろす)とは、こんな荒れ地に種を植えても無駄であると見放されてきた衆生の心の大地にも、光を当て、手を差し伸べていく未聞の挑戦である。
御書には、『但南無妙法蓮華経の七字のみこそ仏になる種には候へ』(P1553)と断言なされている。
どんな人であれ、どんな境遇であれ、題目を唱えゆくならば、仏の生命を現すことができるのだ。
ゆえに我らは種を蒔く。妙法という究極の幸福の種を、我と我が友の心田に蒔き続ける。いかに厳しい現実の宿命があってもたじろがず、「絶対に仏になれる。一緒に幸せになろう」と語り切りながら!
なかなか折伏が成就せずに悩んでいる、けなげな同志を、戸田城聖先生は温かく労われた。
「何も嘆くことはないよ。すぐに信心する発心下種と法を聞かせる聞法下種は、功徳は同じだ。必ず実る時が来る。だから、どしどし下種をするんだ」
広島で戦災に遭い、結婚を機に渡米した創価の母は、夫の猛反対にも負けず、信心を貫き、仏法対話に挑んだ。経済苦や家庭不和と格闘しながら、
一人一人に「この人に会うために、私はここに来たのだ」と真心を尽くした。今、ご一家も、折伏した400世帯に迫る眷属も功徳に満ちて、後継の青年たちが続く。
「信心の喜びを語りたくて仕方ないの。人を見たら折伏したいわ」と、母は明るく美しく微笑む。
日々、勤行で読誦する自我掲には、「賓樹多華果衆生所遊楽<宝樹は花菓多くして 衆生の遊楽する所なり>」とある。私たちの広宣流布は、たゆまず妙法の種を蒔き、人材の宝樹を育てて、生きる喜びに躍動する平和と共生の緑野を、この地球上に創り広げていく戦いであるといってよい。
ブラジルの詩心の母コラ・コラリーナは詠った。
「待つならば、今日、生命の大地に植え込んだ良き種の収穫を待ちましょう! 植えるならば、幾百万の笑顔とスクラムと友愛を植えましょう!」
さあ、「世界広布新時代」の「躍進」そして「拡大」ヘー。皆で朗らかに励まし合い、一日一日、勇敢に希望の種を、勝利の種を蒔きゆこう!
わが弟子と
万年の種
植えにけり
幸の人華よ
未来へ薫れや
2015.10.04 わが友に贈る
人を励ませば
わが胸にも無限の
希望が湧き上がる。
今日も勇んで
悩める友のもとへ!
顕仏未来記 P507
『爾りと雖も仏の滅後に於て四味三教等の邪執を捨て実大乗の法華経に帰せば諸天善神並びに地涌千界等の菩薩法華の行者を守護せん』
◇人生の座標
人は本然的に平和を求める。他者の尊厳を認め、排除しない。人間社会では、協調し合うことが必要不可欠である−−これらの知恵を、人々は気の遠くなるような歳月をかけて、より良く生きるために獲得したのである。
☆こころに響く言葉
いたずらも貴重な経験に
ときには、いたずらをするのも結構である。たとえ叱られたとしても、
それが善悪を判断し、正義というものを考える手だてになれば、
かけがえのない人生経験ではあるまいか。学校でも家庭でも教えてくれない、
貴重な人生の学問を、子どもは自然のうちに学び取り、血肉としていくに違いない。
☆アメリカSGI中部方面総会 SGI会長がメッセージ
池田SGI会長のアメリカ初訪問から55周年を記念するアメリカSGIの中部方面総会が22日午後7時(現地時間)から、シカゴ文化会館で開かれた。これには、シカゴ圏の友を中心に代表700人が出席。SGI会長は祝福のメッセージを贈り、アメリカSGIの前進は全世界の模範であり、希望であると力説。アメリカが発展すれば世界広布の波動は大きく広がると、万感の期待を寄せた。
青年部による学会歌「誓いの青年(きみ)よ」の力強い合唱で幕を開けた総会。後継の志光る若人の歌声を、目を細めながら聴き入る一人の婦人がいた。
ツヤコ・リーブマンさん。89歳。多宝会の方面女性責任者である。
55年前の1960年(昭和35年)の10月8日、シカゴの空港に降り立った池田SGI会長は、空港で出迎えたリーブマンさんたちを心から励ました。
翌9日には、シカゴにあるリンカーン・パークを散策。そこで黒人少年に対する差別的行為を目の当たりにしたSGI会長は、"君が本当に愛し、誇りに思える社会を、きっとつくる"と、心に固く期した。
リーブマンさんら草創の友は、師のこの誓いをわが誓いと定め、「良き市民」として、社会貢献の人生を粘り強く歩んできた。仏法の生命尊厳の哲学を掲げ、広げるために走り抜いてきたのである。
リーブマンさんは朗らかに語る。
「青年こそ、未来の希望です。アメリカには今、平和に尽くしゆく人材が陸続と躍り出ています。私も生涯、"青年の心"で前進します!」
学会歌を合唱したジョン・マユガさん(男子地区リーダー)は、2011年の入会。
"恵まれない子どもたちに教育の機会を与えたい"との夢を抱き、弘教と唱題の挑戦を重ねてきた。その結果、先月からスポーツとして人気の高いチアリーディングの教室を立ち上げ、経営者として第一歩を踏み出した。
マユガさんは力を込める。
「教育が可能性の扉を開きます。チアリーディングというスポーツを通して、子どもたちの無限の力を引き出し、輝く未来をつくっていきたいのです」
総会では、ヘイニー方面長が、"アメリカの心臓部"の誇りを胸に、新たな広布拡大のうねりを巻き起こそうと呼びかけた。ウィトコスキー全米青年部長らの話に続き、ストラウス理事長は"人材こそ最高の宝"との信念で後継者を育て、未来永遠に輝く人材城を築きたいと訴えた。
笠貫SGI主任副女性部長は、自身の体験を語り抜き、幸福と平和の大道を開こうと望んだ。大場SGI理事長は、今こそ師の平和行動を受け継ぎ、世界広布の大前進の歴史をと激励した。
最後に、全員で学会歌「フォエバー・センセイ」を合唱した。
わが胸にも無限の
希望が湧き上がる。
今日も勇んで
悩める友のもとへ!
顕仏未来記 P507
『爾りと雖も仏の滅後に於て四味三教等の邪執を捨て実大乗の法華経に帰せば諸天善神並びに地涌千界等の菩薩法華の行者を守護せん』
◇人生の座標
人は本然的に平和を求める。他者の尊厳を認め、排除しない。人間社会では、協調し合うことが必要不可欠である−−これらの知恵を、人々は気の遠くなるような歳月をかけて、より良く生きるために獲得したのである。
☆こころに響く言葉
いたずらも貴重な経験に
ときには、いたずらをするのも結構である。たとえ叱られたとしても、
それが善悪を判断し、正義というものを考える手だてになれば、
かけがえのない人生経験ではあるまいか。学校でも家庭でも教えてくれない、
貴重な人生の学問を、子どもは自然のうちに学び取り、血肉としていくに違いない。
☆アメリカSGI中部方面総会 SGI会長がメッセージ
池田SGI会長のアメリカ初訪問から55周年を記念するアメリカSGIの中部方面総会が22日午後7時(現地時間)から、シカゴ文化会館で開かれた。これには、シカゴ圏の友を中心に代表700人が出席。SGI会長は祝福のメッセージを贈り、アメリカSGIの前進は全世界の模範であり、希望であると力説。アメリカが発展すれば世界広布の波動は大きく広がると、万感の期待を寄せた。
青年部による学会歌「誓いの青年(きみ)よ」の力強い合唱で幕を開けた総会。後継の志光る若人の歌声を、目を細めながら聴き入る一人の婦人がいた。
ツヤコ・リーブマンさん。89歳。多宝会の方面女性責任者である。
55年前の1960年(昭和35年)の10月8日、シカゴの空港に降り立った池田SGI会長は、空港で出迎えたリーブマンさんたちを心から励ました。
翌9日には、シカゴにあるリンカーン・パークを散策。そこで黒人少年に対する差別的行為を目の当たりにしたSGI会長は、"君が本当に愛し、誇りに思える社会を、きっとつくる"と、心に固く期した。
リーブマンさんら草創の友は、師のこの誓いをわが誓いと定め、「良き市民」として、社会貢献の人生を粘り強く歩んできた。仏法の生命尊厳の哲学を掲げ、広げるために走り抜いてきたのである。
リーブマンさんは朗らかに語る。
「青年こそ、未来の希望です。アメリカには今、平和に尽くしゆく人材が陸続と躍り出ています。私も生涯、"青年の心"で前進します!」
学会歌を合唱したジョン・マユガさん(男子地区リーダー)は、2011年の入会。
"恵まれない子どもたちに教育の機会を与えたい"との夢を抱き、弘教と唱題の挑戦を重ねてきた。その結果、先月からスポーツとして人気の高いチアリーディングの教室を立ち上げ、経営者として第一歩を踏み出した。
マユガさんは力を込める。
「教育が可能性の扉を開きます。チアリーディングというスポーツを通して、子どもたちの無限の力を引き出し、輝く未来をつくっていきたいのです」
総会では、ヘイニー方面長が、"アメリカの心臓部"の誇りを胸に、新たな広布拡大のうねりを巻き起こそうと呼びかけた。ウィトコスキー全米青年部長らの話に続き、ストラウス理事長は"人材こそ最高の宝"との信念で後継者を育て、未来永遠に輝く人材城を築きたいと訴えた。
笠貫SGI主任副女性部長は、自身の体験を語り抜き、幸福と平和の大道を開こうと望んだ。大場SGI理事長は、今こそ師の平和行動を受け継ぎ、世界広布の大前進の歴史をと激励した。
最後に、全員で学会歌「フォエバー・センセイ」を合唱した。
2015.10.03 わが友に贈る
対話の要諦は
相手の話を「聞く」。
相手を「敬う」。
相手から「学ぶ」。
さあ友情を広げよう!
上野殿御返事 P1565
『しばらくの苦こそ候ともついにはたのしかるべし、国王一人の太子のごとしいかでか位につかざらんとおぼしめし候へ』
◇人生の座標
大切なのは、歴史を「鏡」として、未来をどう作っていくかということです。
青年が、新しい歴史を作るのです。
☆こころに響く言葉
魅力は知性と感情の躍動から
恋人であるにせよ、夫であるにせよ、あるいは友達としても、
あなたに新たな魅力を感じているとすれば、それは表面だけの美しさによってではなく、
内からにじみ出る人柄のよさ、知性と感情の躍動によってであると思う。
☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第18回 アンデス越えたり�
当時、チリでは軍事政権のもと、多くの人々が投獄され、100万人が亡命を強いられたとも言われます。幾多の民衆が犠牲になったのです。
そんな困難な時代の中でも、ひるまず、臆さず、戦い抜いてきたエイルウィン氏に、大きな転機が訪れます。
88年10月、軍事政権は、政府を信任するかどうかをはかる「国民投票」を決めました。
巨大な権力を独占していた軍事政権は、国民に自分たちの正当性を信任させることができると、甘くみていたのです。
民衆を信頼する氏は、この選挙を受けて立ちました。軍事政権側の思惑を逆手にとって、国民投票で独裁主義を終わらせよう、と。
その時、周囲からは、「どうせ勝てっこない」と冷ややかに笑われたそうです。
しかし、どんなに難しい状況であろうと、氏は正義のために、「断じて勝つ!」と決めました。一人また一人と糾合し、民主主義を望む民衆の連帯を広げていきました。「暴力」ではなく「声」で。「命令」ではなく「スマイル」で。「臆病」ではなく「勇気」で。そして、「絶望の叫び」ではなく「希望の歌声」で——。
そして、国民投票の結果、ついに軍事政権に「ノー!」を突きつけたのです。アンデスがそびえるチリの空高く、民衆勝利の大歓声がこだました瞬間でした。
後に、氏は語っています。
「歴史というものは、より良き世界を築くために、すべてを賭けて戦う人々によって創られる」
「断じて勝つ!」——その強い志と命をかけた挑戦が、歴史を動かす原動力になったのです。
チリは燃え立つ詩心の国です。ノーベル文学賞を受賞した大詩人のネルーダは叫びました。
「人間は、すべての災難より偉大である」
どんな災難も、どんな試練も、どんな不幸も、人間を打ち負かすことはできません。
なぜ、「人間は偉大」なのか。それは「苦難と戦う」からです。そして「勝ち越える」からです。
日蓮大聖人は『夫れ仏法と申すは勝負をさきとし』(P1165、「四条金吾殿御返事」)と仰せになられました。
「仏法は勝負」であり、人生も勝負です。
皆さんにも毎日、勝負がある。
勉強も勝負。試験も勝負。スポーツも勝負。朝、起きて、布団から飛び出すのも勝負なら、勉強机に向かうのも勝負。親孝行するのも勝負です。
毎日毎日、「もうダメだ」「もう、いいや」という弱い心に勝たねばならない。根本は「自分に勝つ」ことです。
その勝利の最極の源泉が、信心であり、題目です。
「勝つ!」と決めて御本尊に祈り、そして努力をすれば、すべてに勝利できます。
たとえ、一度は負けても、次に勝てばいい。今日負けても明日勝てばいい。100戦して99回負けたとしても、最後に勝てば勝利なのです。この執念の戦いが、人間を偉大にします。
私は創価学園の愛唱歌「負けじ魂ここにあり」に、5番の歌詞を贈り、そこに、こう綴りました。
学べ勝ち抜け 世界まで
負けじ魂 朗らかに
何があっても、学び続ける青春に、悲愴感はありません。どこまでも朗らかで、明るく、楽しく、皆に笑顔を広げていけるのです。
チリ訪問の2日前、私は、パラグアイSGIの総会に参加して、親愛なる同志に語りました。
「どこまでいっても人生は"戦い"である。断じて負けてはならない。信仰という、最高に赫々たる太陽を燃やしながら、「私は勝った」と言いきれる一生を、生きぬいていただきたい」
当時、出席していた未来部の友も、皆、立派に成長して、見事な勝利の実証を示してくれています。
さあ、皆さんの「青春の本舞台」へ、今ここから、新たな決意で出発しよう!
あの山も、この山も、たくましく乗り越えながら、「私は勝った!」——こう誇り高く叫び切っていこうよ!
相手の話を「聞く」。
相手を「敬う」。
相手から「学ぶ」。
さあ友情を広げよう!
上野殿御返事 P1565
『しばらくの苦こそ候ともついにはたのしかるべし、国王一人の太子のごとしいかでか位につかざらんとおぼしめし候へ』
◇人生の座標
大切なのは、歴史を「鏡」として、未来をどう作っていくかということです。
青年が、新しい歴史を作るのです。
☆こころに響く言葉
魅力は知性と感情の躍動から
恋人であるにせよ、夫であるにせよ、あるいは友達としても、
あなたに新たな魅力を感じているとすれば、それは表面だけの美しさによってではなく、
内からにじみ出る人柄のよさ、知性と感情の躍動によってであると思う。
☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第18回 アンデス越えたり�
当時、チリでは軍事政権のもと、多くの人々が投獄され、100万人が亡命を強いられたとも言われます。幾多の民衆が犠牲になったのです。
そんな困難な時代の中でも、ひるまず、臆さず、戦い抜いてきたエイルウィン氏に、大きな転機が訪れます。
88年10月、軍事政権は、政府を信任するかどうかをはかる「国民投票」を決めました。
巨大な権力を独占していた軍事政権は、国民に自分たちの正当性を信任させることができると、甘くみていたのです。
民衆を信頼する氏は、この選挙を受けて立ちました。軍事政権側の思惑を逆手にとって、国民投票で独裁主義を終わらせよう、と。
その時、周囲からは、「どうせ勝てっこない」と冷ややかに笑われたそうです。
しかし、どんなに難しい状況であろうと、氏は正義のために、「断じて勝つ!」と決めました。一人また一人と糾合し、民主主義を望む民衆の連帯を広げていきました。「暴力」ではなく「声」で。「命令」ではなく「スマイル」で。「臆病」ではなく「勇気」で。そして、「絶望の叫び」ではなく「希望の歌声」で——。
そして、国民投票の結果、ついに軍事政権に「ノー!」を突きつけたのです。アンデスがそびえるチリの空高く、民衆勝利の大歓声がこだました瞬間でした。
後に、氏は語っています。
「歴史というものは、より良き世界を築くために、すべてを賭けて戦う人々によって創られる」
「断じて勝つ!」——その強い志と命をかけた挑戦が、歴史を動かす原動力になったのです。
チリは燃え立つ詩心の国です。ノーベル文学賞を受賞した大詩人のネルーダは叫びました。
「人間は、すべての災難より偉大である」
どんな災難も、どんな試練も、どんな不幸も、人間を打ち負かすことはできません。
なぜ、「人間は偉大」なのか。それは「苦難と戦う」からです。そして「勝ち越える」からです。
日蓮大聖人は『夫れ仏法と申すは勝負をさきとし』(P1165、「四条金吾殿御返事」)と仰せになられました。
「仏法は勝負」であり、人生も勝負です。
皆さんにも毎日、勝負がある。
勉強も勝負。試験も勝負。スポーツも勝負。朝、起きて、布団から飛び出すのも勝負なら、勉強机に向かうのも勝負。親孝行するのも勝負です。
毎日毎日、「もうダメだ」「もう、いいや」という弱い心に勝たねばならない。根本は「自分に勝つ」ことです。
その勝利の最極の源泉が、信心であり、題目です。
「勝つ!」と決めて御本尊に祈り、そして努力をすれば、すべてに勝利できます。
たとえ、一度は負けても、次に勝てばいい。今日負けても明日勝てばいい。100戦して99回負けたとしても、最後に勝てば勝利なのです。この執念の戦いが、人間を偉大にします。
私は創価学園の愛唱歌「負けじ魂ここにあり」に、5番の歌詞を贈り、そこに、こう綴りました。
学べ勝ち抜け 世界まで
負けじ魂 朗らかに
何があっても、学び続ける青春に、悲愴感はありません。どこまでも朗らかで、明るく、楽しく、皆に笑顔を広げていけるのです。
チリ訪問の2日前、私は、パラグアイSGIの総会に参加して、親愛なる同志に語りました。
「どこまでいっても人生は"戦い"である。断じて負けてはならない。信仰という、最高に赫々たる太陽を燃やしながら、「私は勝った」と言いきれる一生を、生きぬいていただきたい」
当時、出席していた未来部の友も、皆、立派に成長して、見事な勝利の実証を示してくれています。
さあ、皆さんの「青春の本舞台」へ、今ここから、新たな決意で出発しよう!
あの山も、この山も、たくましく乗り越えながら、「私は勝った!」——こう誇り高く叫び切っていこうよ!
2015年10月2日金曜日
2015.10.02 わが友に贈る
「未来の果」は
「現在の因」にあり。
目の前の山を登れ!
その積み重ねに
人生の栄光は輝く!
立正安国論 P26
『蒼蠅驥尾に附して万里を渡り碧蘿松頭に懸りて千尋を延ぶ』
◇人生の座標
「歴史」の研究は、「人間」の研究といってよい。
日本では古来、歴史書を「鏡」と呼んできた。「大鏡」とか「今鏡」「水鏡」「増鏡」と。「鏡」がないと、自分の顔も姿もよくわからない。「鏡」があれば、ここをこうすればいいとわかります。
☆こころに響く言葉
子どもだけの別天地を
子どもだけの別天地をつくり、そこで、さまざまな工夫をこらし、ケンカをし、
仲直りしていくことは、生命の法理にかなった、自然の育ち方ではあるまいか。
そのなかでこそ、体力も鍛えられるし、知恵も磨かれていく。
社会生活のルールも、身についてくるし、独創性もつちかわれる。
☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第18回 アンデス越えたり�
山は、頼もしい心の友達です。
どんな時でも、どっしりとそびえ立つ山を仰げば、わが心も悠然と定まります。
私たちの地球には、壮大なスケールの山脈がたくさんあります。
私も世界を駆け巡る中、王者の風格の山々を目の当たりにしてきました。とりわけ、南米大陸のアンデス山脈の光景は圧巻でした。
アンデスは、南北七つの国にまたがって縦断し、地球を約4分の1周するほどの長さです。
1993年の初頭、57日間にわたった北南米広布の旅路は、アメリカを起点に、コロンビア、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイを訪問して、チリ共和国を目指しました。
機中から眼下にパノラマのように"アンデスの山容"が広がっていました。
かつて、南米解放の英雄サンマルチンが東から西へ、その難所を越えて進軍し、不可能を可能にして民衆の勝利を決定づけた「アンデス越え」の歴史は有名です。
1960年に、私がアメリカに世界への第一歩をしるしてから、チリで50カ国目でした。私は、胸中の恩師・戸田城聖先生に呼び掛けました。
「先生! 私は永遠に先生とご一緒に、世界広布の山また山を、勇気凛々と越えていきます」と。
戸田先生はご逝去の直前、私に言われました。「昨日、メキシコに行った夢を見たよ。待っていた、みんな待っていたよ」と。
そして、私をじっとご覧になり、「世界が相手だ。君の本当の舞台は世界だよ」と語られ、私の手を力強く握ってくださいました。
日本の広宣流布の願業を成就された戸田先生は、弟子の私に、「世界広布」という壮大な夢を託してくださったのです。
私は、恩師の心を抱きしめて、戦い抜いてきました。医師からは「30歳までは生きられない」と言われたほど、病弱な体です。それでも、ただ恩師の構想を実現しようと走り続けてきたのです。
日本からは地球の反対側、最も遠い南米の国々でも、すでに多くの同志が活躍していました。
チリの首都サンティアゴに近づいた時、私は再び飛行機の窓から外に目をやりました。いつしか日は落ち、夕映えが、雪を頂いた山々を鮮やかに染めています。上空を見上げると、美しい三日月と金星が輝いていました。私は、この日、詠みました。
荘厳な
金色(ゆうひ)に包まれ
白雪の
アンデス越えたり
我は勝ちたり
私の世界への道は「師弟共戦の道」です。いつでも、どこでも、私の心は恩師と共にありました。
師の夢は、弟子の夢です。
弟子の勝利は、師の勝利です。
これが「創価の師弟」です。
後継の未来部の皆さんも、この「師弟の道」に続いてください。
未来部は私の生命です。未来部の勝利こそが、私の勝利なのです。
「人生はつねにこれからの作業、みずからの天命を果たす永続的な挑戦の場である」
これは、私が尊敬してやまないチリのパトリシオ・エイルウィン元大統領の言葉です。
エイルウィン氏は、16年半にも及んだ軍事政権に終止符を打ち、チリの民主化をリードした哲人政治家です。90年3月から4年間、大統領として、国の発展に尽力しました。92年11月には、チリの国家元首としては初めてとなる歴史的な来日を果たし、その時、私も東京でお会いしました。
その3カ月後、今度は私が、チリの大統領府を表敬し、再会を喜び合ったのです。
94年7月にも、創価大学にエイルウィン御夫妻をお迎えし、交流を重ねました。
氏との語らいは、対談集『太平洋の旭日』として発刊されました。
穏やかな口調、飾らない人柄、そして、「社会正義」を貫く鋼鉄の信念——その雄姿は、今も脳裏に焼き付いて離れません。チリの新聞が「厳しい現実の試練も消し去れなかった微笑」と称えたように、太陽のような明るい笑顔が実に印象的です。
氏も、少年時代、体が弱かったそうです。しかし、「病弱であったことが、多くの読書の時間を与えてくれた」と述懐されているように、たくさんの良書をひもとかれました。座右の書の一つは、フランスの文豪ビクトル・ユゴーの『レ・ミゼラブル』です。
氏は、「少年時代の読書が、後に取り組むようになる社会問題、とりわけ、貧しい人々が抱える諸問題に対する感性を育んだ」と振り返っています。氏の偉大な「天命」は、若き日の良書との格闘の中で磨かれたのです。
さらに、氏のお父さんの生き方が、大きな影響を与えました。
幼少期に両親を亡くしたお父さんは、その悲しみをぐっとこらえ、苦労しながら必死に勉強を積み重ねました。そして、弁護士の資格を取得し、人々のために尽くしました。晩年には、チリの最高裁判所の長官まで務められています。
「自分自身に対しては非常に厳しかったのですが、自分以外の人々に対しては気さくであたたかく接し、貧しい人々のことに、いつも心を砕いていた」——そんな父の背中を見て、氏もまた、「社会正義」に生命を捧げていきます。父に続いて弁護士になり、懸命に働きました。そこで、世の中のさまざまな課題に直面します。
「法と正義」を追求する氏は、自身の天命を果たす「挑戦の場」として、同時に政治の道を選びました。
「現在の因」にあり。
目の前の山を登れ!
その積み重ねに
人生の栄光は輝く!
立正安国論 P26
『蒼蠅驥尾に附して万里を渡り碧蘿松頭に懸りて千尋を延ぶ』
◇人生の座標
「歴史」の研究は、「人間」の研究といってよい。
日本では古来、歴史書を「鏡」と呼んできた。「大鏡」とか「今鏡」「水鏡」「増鏡」と。「鏡」がないと、自分の顔も姿もよくわからない。「鏡」があれば、ここをこうすればいいとわかります。
☆こころに響く言葉
子どもだけの別天地を
子どもだけの別天地をつくり、そこで、さまざまな工夫をこらし、ケンカをし、
仲直りしていくことは、生命の法理にかなった、自然の育ち方ではあるまいか。
そのなかでこそ、体力も鍛えられるし、知恵も磨かれていく。
社会生活のルールも、身についてくるし、独創性もつちかわれる。
☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第18回 アンデス越えたり�
山は、頼もしい心の友達です。
どんな時でも、どっしりとそびえ立つ山を仰げば、わが心も悠然と定まります。
私たちの地球には、壮大なスケールの山脈がたくさんあります。
私も世界を駆け巡る中、王者の風格の山々を目の当たりにしてきました。とりわけ、南米大陸のアンデス山脈の光景は圧巻でした。
アンデスは、南北七つの国にまたがって縦断し、地球を約4分の1周するほどの長さです。
1993年の初頭、57日間にわたった北南米広布の旅路は、アメリカを起点に、コロンビア、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイを訪問して、チリ共和国を目指しました。
機中から眼下にパノラマのように"アンデスの山容"が広がっていました。
かつて、南米解放の英雄サンマルチンが東から西へ、その難所を越えて進軍し、不可能を可能にして民衆の勝利を決定づけた「アンデス越え」の歴史は有名です。
1960年に、私がアメリカに世界への第一歩をしるしてから、チリで50カ国目でした。私は、胸中の恩師・戸田城聖先生に呼び掛けました。
「先生! 私は永遠に先生とご一緒に、世界広布の山また山を、勇気凛々と越えていきます」と。
戸田先生はご逝去の直前、私に言われました。「昨日、メキシコに行った夢を見たよ。待っていた、みんな待っていたよ」と。
そして、私をじっとご覧になり、「世界が相手だ。君の本当の舞台は世界だよ」と語られ、私の手を力強く握ってくださいました。
日本の広宣流布の願業を成就された戸田先生は、弟子の私に、「世界広布」という壮大な夢を託してくださったのです。
私は、恩師の心を抱きしめて、戦い抜いてきました。医師からは「30歳までは生きられない」と言われたほど、病弱な体です。それでも、ただ恩師の構想を実現しようと走り続けてきたのです。
日本からは地球の反対側、最も遠い南米の国々でも、すでに多くの同志が活躍していました。
チリの首都サンティアゴに近づいた時、私は再び飛行機の窓から外に目をやりました。いつしか日は落ち、夕映えが、雪を頂いた山々を鮮やかに染めています。上空を見上げると、美しい三日月と金星が輝いていました。私は、この日、詠みました。
荘厳な
金色(ゆうひ)に包まれ
白雪の
アンデス越えたり
我は勝ちたり
私の世界への道は「師弟共戦の道」です。いつでも、どこでも、私の心は恩師と共にありました。
師の夢は、弟子の夢です。
弟子の勝利は、師の勝利です。
これが「創価の師弟」です。
後継の未来部の皆さんも、この「師弟の道」に続いてください。
未来部は私の生命です。未来部の勝利こそが、私の勝利なのです。
「人生はつねにこれからの作業、みずからの天命を果たす永続的な挑戦の場である」
これは、私が尊敬してやまないチリのパトリシオ・エイルウィン元大統領の言葉です。
エイルウィン氏は、16年半にも及んだ軍事政権に終止符を打ち、チリの民主化をリードした哲人政治家です。90年3月から4年間、大統領として、国の発展に尽力しました。92年11月には、チリの国家元首としては初めてとなる歴史的な来日を果たし、その時、私も東京でお会いしました。
その3カ月後、今度は私が、チリの大統領府を表敬し、再会を喜び合ったのです。
94年7月にも、創価大学にエイルウィン御夫妻をお迎えし、交流を重ねました。
氏との語らいは、対談集『太平洋の旭日』として発刊されました。
穏やかな口調、飾らない人柄、そして、「社会正義」を貫く鋼鉄の信念——その雄姿は、今も脳裏に焼き付いて離れません。チリの新聞が「厳しい現実の試練も消し去れなかった微笑」と称えたように、太陽のような明るい笑顔が実に印象的です。
氏も、少年時代、体が弱かったそうです。しかし、「病弱であったことが、多くの読書の時間を与えてくれた」と述懐されているように、たくさんの良書をひもとかれました。座右の書の一つは、フランスの文豪ビクトル・ユゴーの『レ・ミゼラブル』です。
氏は、「少年時代の読書が、後に取り組むようになる社会問題、とりわけ、貧しい人々が抱える諸問題に対する感性を育んだ」と振り返っています。氏の偉大な「天命」は、若き日の良書との格闘の中で磨かれたのです。
さらに、氏のお父さんの生き方が、大きな影響を与えました。
幼少期に両親を亡くしたお父さんは、その悲しみをぐっとこらえ、苦労しながら必死に勉強を積み重ねました。そして、弁護士の資格を取得し、人々のために尽くしました。晩年には、チリの最高裁判所の長官まで務められています。
「自分自身に対しては非常に厳しかったのですが、自分以外の人々に対しては気さくであたたかく接し、貧しい人々のことに、いつも心を砕いていた」——そんな父の背中を見て、氏もまた、「社会正義」に生命を捧げていきます。父に続いて弁護士になり、懸命に働きました。そこで、世の中のさまざまな課題に直面します。
「法と正義」を追求する氏は、自身の天命を果たす「挑戦の場」として、同時に政治の道を選びました。
2015年10月1日木曜日
2015.10.01 わが友に贈る
悩みがないことが
幸福ではない。
悩みに打ち勝つ強さに
真の幸福がある。
負けじ魂の勇者たれ!
白米一俵御書 P1597
『法華経はしからず月こそ心よ花こそ心よと申す法門なり』
◇人生の座標
歴史は、人間の心の映像です。わが心に、歴史のドラマの映像を映していくのです。そこから、自然のうちに、大きな目で、ものごとを見られる自分になっていく。滑々たる歴史の大河の最先端にいる自分というものを考えるようになる。
☆こころに響く言葉
美しさと信仰
生涯にわたる洗練された美しさのために
信仰という現実的な崇高な活動を私は保持しぬくのだ
☆アメリカSGI東部方面総会 SGI会長がメッセージ
自由の国に輝く常勝の天地! アメリカSGI東部方面総会が20日午後1時半(現地時間)、アメリカ最大の都市・ニューヨーク市の中心マンハッタンにある「ニューヨーク・シティ・センター」で行われた。これには、同方面の代表2,400人が参加。池田SGI会長はメッセージを寄せ、自行化他の題目を唱え、人々のために行動する人生こそ最も尊い生き方であると強調。一人一人が尊厳なる生命を輝かせ、最高に価値ある人生を共々に歩もうと呼び掛けた。
ニューヨーク・シティ・センターに、力強い朗読の声が響く。
「あらゆる国の人々が集い共和した 合衆の国 アメリカ これこそ世界の縮図である……」
1981年6月20日、ニューヨークで発表されたSGI会長の長編詩「我が愛するアメリカの地涌の若人に贈る」の一節が読み上げられると、壮年部の「ジャズ・アンサンブル」と青年部の「イケダ・ユース・アンサンブル」の友らが颯爽と舞台へ躍り出た。
太鼓グループはダイナミックなバチさばきを。鼓笛隊は師への報恩の心を学会歌「威風堂々の歌」の演奏に託し、ダンスグループは「誓い」をテーマに情熱みなぎる舞を披露した。
ブラスバンドによる「紅の歌」の演奏に続き、東部方面の合唱団が「青年よ広布の山を登れ」を英語と日本語で歌い上げると、会場の熱気は最高潮に。出演者と参加者が総立ちとなって、「誓いの青年(きみ)よ」を大合唱した。
本年、6,000世帯を超える弘教を果たしたアメリカ青年部。SGI会長は先月の「随筆 民衆凱歌の大行進」に、全米の青年部が目標を突破して堂々たる人材の陣列拡大を成し遂げた模様に触れ、「世界中に、優秀な弟子をもって、これ以上の喜びはない。一人ひとりの地涌の友と、心の握手を交わし、一閻浮提広布の未来を託したいのだ」と心境を綴った。
この歴史的な拡大の運動を牽引したのが、東部方面の多彩な若人であった。総会で歓喜の歌声を響かせたルカ・マンガナロさん(総合本部男子部長)は、今年に入り、20世帯の御本尊流布を達成。また、俳優として、千人に1人という難関のオーディションに合格を果たし、映画出演のチャンスを手にした。
鼓笛隊で出演したジェニファー・ウィルメスさん(総合本部副女子部長)は、総会を目指して仏法対話に挑戦。教員として働く友人は創価教育の思想に感銘を受け、入会を決意。真心の対話を重ね、先月、弘教を実らせた。
創価班として総会を陰で支えたヴィヴェック・サナンさん(男子地区リーダー)は8年前にインドで入会。IT会社で将来を嘱望され、アメリカに転勤するも突然の解雇に遭う。サナンさんは「冬は必ず春となる」との御文を抱き締め、再就職先を探した。
「解雇される前は、自分のことしか祈っていませんでした。それが"広布のために"と祈りが変わった時、全ての状況が好転していったのです」
その結果、本年、ニューヨークに本拠地を置く世界大手の金融機関の副社長に大抜てきされたのである。
サナンさんは「池田先生の弟子として社会で実証を示します!」と決意を語った。
晴れの総会では、ハサン方面長が広布後継の育成に力を注ぎ、新たな常勝の歴史を築こうと力説。大場SGI理事長、アメリカSGIのウィトコスキー青年部長に続き、ストラウス同理事長は、創価の人間主義の哲学を堂々と語り広げようと訴えた。笠貫SGI主任副女性部長が、明るく朗らかに一家和楽の建設をと励ました。原田会長は、世界一仲の良い団結で、愛する天地に友情と幸福の連帯をと望んだ。
この日の総会を寿ぐように、アメリカ東部の行政機関等から顕彰が贈られた。
マサチューセッツ州の州知事顕彰、ニューヨーク市議会の顕彰状、ペンシルベニア州のデイリン・リーチ上院議員の顕彰状がSGI会長に授与。また、ルイジアナ州のニューオーリンズ市議会からはSGI会長とSGIに対する顕彰状、ニュージャージー州上院議会からはSGI会長と同州のアメリカSGIを讃える決議書が届けられた。
幸福ではない。
悩みに打ち勝つ強さに
真の幸福がある。
負けじ魂の勇者たれ!
白米一俵御書 P1597
『法華経はしからず月こそ心よ花こそ心よと申す法門なり』
◇人生の座標
歴史は、人間の心の映像です。わが心に、歴史のドラマの映像を映していくのです。そこから、自然のうちに、大きな目で、ものごとを見られる自分になっていく。滑々たる歴史の大河の最先端にいる自分というものを考えるようになる。
☆こころに響く言葉
美しさと信仰
生涯にわたる洗練された美しさのために
信仰という現実的な崇高な活動を私は保持しぬくのだ
☆アメリカSGI東部方面総会 SGI会長がメッセージ
自由の国に輝く常勝の天地! アメリカSGI東部方面総会が20日午後1時半(現地時間)、アメリカ最大の都市・ニューヨーク市の中心マンハッタンにある「ニューヨーク・シティ・センター」で行われた。これには、同方面の代表2,400人が参加。池田SGI会長はメッセージを寄せ、自行化他の題目を唱え、人々のために行動する人生こそ最も尊い生き方であると強調。一人一人が尊厳なる生命を輝かせ、最高に価値ある人生を共々に歩もうと呼び掛けた。
ニューヨーク・シティ・センターに、力強い朗読の声が響く。
「あらゆる国の人々が集い共和した 合衆の国 アメリカ これこそ世界の縮図である……」
1981年6月20日、ニューヨークで発表されたSGI会長の長編詩「我が愛するアメリカの地涌の若人に贈る」の一節が読み上げられると、壮年部の「ジャズ・アンサンブル」と青年部の「イケダ・ユース・アンサンブル」の友らが颯爽と舞台へ躍り出た。
太鼓グループはダイナミックなバチさばきを。鼓笛隊は師への報恩の心を学会歌「威風堂々の歌」の演奏に託し、ダンスグループは「誓い」をテーマに情熱みなぎる舞を披露した。
ブラスバンドによる「紅の歌」の演奏に続き、東部方面の合唱団が「青年よ広布の山を登れ」を英語と日本語で歌い上げると、会場の熱気は最高潮に。出演者と参加者が総立ちとなって、「誓いの青年(きみ)よ」を大合唱した。
本年、6,000世帯を超える弘教を果たしたアメリカ青年部。SGI会長は先月の「随筆 民衆凱歌の大行進」に、全米の青年部が目標を突破して堂々たる人材の陣列拡大を成し遂げた模様に触れ、「世界中に、優秀な弟子をもって、これ以上の喜びはない。一人ひとりの地涌の友と、心の握手を交わし、一閻浮提広布の未来を託したいのだ」と心境を綴った。
この歴史的な拡大の運動を牽引したのが、東部方面の多彩な若人であった。総会で歓喜の歌声を響かせたルカ・マンガナロさん(総合本部男子部長)は、今年に入り、20世帯の御本尊流布を達成。また、俳優として、千人に1人という難関のオーディションに合格を果たし、映画出演のチャンスを手にした。
鼓笛隊で出演したジェニファー・ウィルメスさん(総合本部副女子部長)は、総会を目指して仏法対話に挑戦。教員として働く友人は創価教育の思想に感銘を受け、入会を決意。真心の対話を重ね、先月、弘教を実らせた。
創価班として総会を陰で支えたヴィヴェック・サナンさん(男子地区リーダー)は8年前にインドで入会。IT会社で将来を嘱望され、アメリカに転勤するも突然の解雇に遭う。サナンさんは「冬は必ず春となる」との御文を抱き締め、再就職先を探した。
「解雇される前は、自分のことしか祈っていませんでした。それが"広布のために"と祈りが変わった時、全ての状況が好転していったのです」
その結果、本年、ニューヨークに本拠地を置く世界大手の金融機関の副社長に大抜てきされたのである。
サナンさんは「池田先生の弟子として社会で実証を示します!」と決意を語った。
晴れの総会では、ハサン方面長が広布後継の育成に力を注ぎ、新たな常勝の歴史を築こうと力説。大場SGI理事長、アメリカSGIのウィトコスキー青年部長に続き、ストラウス同理事長は、創価の人間主義の哲学を堂々と語り広げようと訴えた。笠貫SGI主任副女性部長が、明るく朗らかに一家和楽の建設をと励ました。原田会長は、世界一仲の良い団結で、愛する天地に友情と幸福の連帯をと望んだ。
この日の総会を寿ぐように、アメリカ東部の行政機関等から顕彰が贈られた。
マサチューセッツ州の州知事顕彰、ニューヨーク市議会の顕彰状、ペンシルベニア州のデイリン・リーチ上院議員の顕彰状がSGI会長に授与。また、ルイジアナ州のニューオーリンズ市議会からはSGI会長とSGIに対する顕彰状、ニュージャージー州上院議会からはSGI会長と同州のアメリカSGIを讃える決議書が届けられた。
2015.09.30 わが友に贈る
信念の人には
生命の輝きがある。
ほほ笑みを忘れず
周囲に安心と喜びを!
希望の太陽たれ!
盂蘭盆御書 P1430
『悪の中の大悪は我が身に其の苦をうくるのみならず子と孫と末へ七代までもかかり候けるなり、善の中の大善も又又かくのごとし、目蓮尊者が法華経を信じまいらせし大善は我が身仏になるのみならず父母仏になり給う、上七代下七代上無量生下無量生の父母等存外に仏となり給う』
◇人生の座標
残念ながら、人類の英知は、いまだ人間世界の問題を解決できていない。日本も、世界も、経済も、政治も、環境問題、人道問題も、すべてが行き詰まっている。ゆえに、その根本の人間自身の行き詰まりを打開していく以外にない。
☆こころに響く言葉
親は子どもの後ろに
「親が先頭に立つのではなく、子の後ろにつけ」と言った人がいる。
子どもの自主的な行動を後ろから見守り、危険な方向に子どもが向かおうとするとき、
自分の経験に照らして警告し、アドバイスする。自由奔放ななかに、
たくましい想像力と、豊かな想像性を育んでいくことが賢明であろう。
☆少年少女部が結成50周年 名誉会長がメッセージ
希望の王子王女よ、世界へ羽ばたけ!——少年少女部結成50周年を迎えた23日、佳節を寿ぐ大会が開催され、池田名誉会長が万感のメッセージを贈った。
首都圏の記念大会へのメッセージでは、「一人の勇気が歴史を創る。良き友のスクラムが世界を変える」と訴え、偉大な正義と平和の太陽と輝きゆくことを念願。
関西の未来部大会では、常勝とは「学び続ける挑戦」「皆で力を合わせる団結」「不屈の負けじ魂」であると述べ、一人一人の限りない成長を期待した。
生命の輝きがある。
ほほ笑みを忘れず
周囲に安心と喜びを!
希望の太陽たれ!
盂蘭盆御書 P1430
『悪の中の大悪は我が身に其の苦をうくるのみならず子と孫と末へ七代までもかかり候けるなり、善の中の大善も又又かくのごとし、目蓮尊者が法華経を信じまいらせし大善は我が身仏になるのみならず父母仏になり給う、上七代下七代上無量生下無量生の父母等存外に仏となり給う』
◇人生の座標
残念ながら、人類の英知は、いまだ人間世界の問題を解決できていない。日本も、世界も、経済も、政治も、環境問題、人道問題も、すべてが行き詰まっている。ゆえに、その根本の人間自身の行き詰まりを打開していく以外にない。
☆こころに響く言葉
親は子どもの後ろに
「親が先頭に立つのではなく、子の後ろにつけ」と言った人がいる。
子どもの自主的な行動を後ろから見守り、危険な方向に子どもが向かおうとするとき、
自分の経験に照らして警告し、アドバイスする。自由奔放ななかに、
たくましい想像力と、豊かな想像性を育んでいくことが賢明であろう。
☆少年少女部が結成50周年 名誉会長がメッセージ
希望の王子王女よ、世界へ羽ばたけ!——少年少女部結成50周年を迎えた23日、佳節を寿ぐ大会が開催され、池田名誉会長が万感のメッセージを贈った。
首都圏の記念大会へのメッセージでは、「一人の勇気が歴史を創る。良き友のスクラムが世界を変える」と訴え、偉大な正義と平和の太陽と輝きゆくことを念願。
関西の未来部大会では、常勝とは「学び続ける挑戦」「皆で力を合わせる団結」「不屈の負けじ魂」であると述べ、一人一人の限りない成長を期待した。
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