◇今週のことば
女子部のロマン総会に
温かなエールを!
婦人部の応援に感謝。
宝の華陽姉妹に
一人ももれなく幸薫れ!
2015年01月12日
妙密上人御消息 P1242
『金はやけば弥色まさり剣はとげば弥利くなる法華経の功徳はほむれば弥功徳まさる』
◇人生の座標
ブラジルには「希望は、一番、後に死ぬ」という言葉がある。それは「希望は最後まで消えない」と言い換えることができよう。
どんなに絶体絶命の危機にあっても、最後の最後まで「希望はある」と信ずることだ。胸中にある希望は無限だからである。
☆100文字の幸福抄
桜は桜、梅は梅と、
そのままの姿で最高に美しい。
人間も同じで、誰一人として使命のない人はいない。
希望さえ失わなければ、
その人でしか、もちえない、
最高の輝きを放ちながら、
自分らしい人生を送ることができる。
☆「無冠の友」への名誉会長の新春メッセージ
師子王の心で勝利の大空へ
広宣流布の誉れの大道を、最も地道に、最も快活に、最も崇高な心で走り続けてくださる「無冠の友」の皆さま方!
新年、あけましておめでとうございます。
「世界広布新時代 躍進の年」の本年は、創価学会創立85周年であるとともに、わが聖教新聞の大動脈たる配達員・販売店制度の発足から60周年、さらに日刊化から50周年を迎えます。
この佳節に当たり、私はあらためて満腔の感謝と尊敬を、無冠の友の皆さま方にささげます。
いつもいつも、一番お世話になり、本当にありがとうございます。
どうか、今年も、何とぞ、よろしくお願いいたします。
日蓮大聖人は、険しい道のりをいとわず、真心を携えて訪ねてきた門下へ仰せられました。
『山河を越えるには苦労が絶えません。たとえ志はあっても、行動にあらわすことは難しいものです。そうであるのに、今、あなたが志をあらわされたのを見て、その信心が並大抵でないことが、わかります。必ず法華経の十羅刹女が守られるであろうと頼もしく思っています』(P1554、趣意、「九郎太郎殿御返事」)と。
私には、無冠の友の皆さまへの御聖訓のように拝され、胸に迫ってなりません。
聖教新聞の配達こそ、毎日毎日、広宣流布の志を、そのまま行動にあらわしゆかれる聖業だからです。寒い日も暑い日も、雨の日も雪の日も、皆さまの「黄金の信心」から踏み出される一歩また一歩から、妙法広布の黄金の歴史が刻まれていきます。
御本仏・日蓮大聖人は、その素晴らしき『行躰即信心』の姿を御照覧であられます。ありとあらゆる諸天善神が、皆さま方と一家眷族を守りに護り、無量無辺の大功徳が薫りゆくことは、絶対に間違いないのであります。
うれしいことに、この新春の「箱根駅伝」(東京箱根間往復大学駅伝競走)には、わが創価大学陸上競技部の駅伝チームのメンバーが初出場! 本人たちの努力はもとより、陰で支えるご家族たちも、一体で勝ち開かれた栄冠です。
九州出身の一人の選手のお母さんからも、尊いお便りを頂きました。
——実は、お母さんは、ご子息がおなかの中にいる時に、不慮の事故で夫を失いました。深い悲しみのふちから、偉大な母として、毅然と立ち上がられたのです。ご一家を励まし、守ってくれたのは、お母さんの父、すなわち選手にとってのおじいさんでした。おじいさんは、20年にわたって聖教新聞を配達してくださった無冠の友です。
お孫さんは、祖父君の誇り高き誓願の力走の後ろ姿を見つめつつ、成長されました。そして今、報恩の心を胸に、晴れの青春の大舞台に臨んでいるのです。
ともあれ、御書には、『かくれての信あれば・あらはれての徳あるなり』(P1527、「上野殿御消息」)と説かれております。
無冠の友のご家族には、それぞれに、厳然たる「陰徳陽報」の実証があり、健康と福徳が受け継がれていることを、私は、数多く目の当たりにしてきました。これからも、いやまして、希望と栄光、そして勝利の襷が継承されていくことを、祈り抜いてまいります。
目と耳と口の三重の不自由を克服し、社会に貢献し続けていったアメリカの女性ヘレン・ケラーは語りました。
「わたしがやらなければ、いったいだれがやるでしょう……これは、やはりわたしにあたえられた使命だと思いますわ」と。
彼女は「心の光をかかげて、ともにあゆみましょう」と呼び掛けております。(『伝記ヘレン・ケラー 村岡花子が伝えるその姿』偕成社刊)
無冠の友の皆さまもまた、「わたしがやらなければ」との心意気で気高い使命を担い立ってくださっています。
まもなく、阪神・淡路大震災から20年を迎える兵庫、大阪でも、今日まで、関西魂みなぎる無冠の友の奮闘が、どれほど大きな「心の光」を広げてくださったことでしょうか。
東日本大震災を乗り越えゆかんとされる東北にあっても、「負げでたっか!」と不屈の配達に勇み立つ皆さまの生命の炎が、「心の福光」を灯し続けてくださっています。
日本列島のいずこでも、一人一人の胸奥に、勇気と希望を贈りゆく精神闘争が、無冠の友によって人知れずに繰り広げられているのです。
御聖訓には、『此の経文(=法華経)は一切経に勝れたり地走る者の王たり師子王のごとし・空飛ぶ者の王たり鷲のごとし』(P1310、「千日尼御前御返事」)と仰せであります。
どうか、生命尊厳の至高の文字を刻んだ聖教新聞を携えている皆さま方こそ、現実社会の大地を、師子王の生命で堂々と走り勝ち、未来の理想の大空へ、悠々と舞い進んでいただきたいのであります。
使命深き賢者の皆さまであればこそ、日々の配達にあっては絶対に無事故であるよう、細心の注意をお願いいたします。
強情な祈りを根本に、疲れをためぬよう、なるべく早く床につき、また配達前には軽い準備体操を行い、すべりにくい靴を履くなど、一つ一つの小事を大切に、どこまでも聡明に一日一日を勝ち取っていってください。
無冠の友の皆さまこそ、創価の模範のメロスです。
皆さまありて、世界広布新時代の「躍進」は始まります。
この一年も、私と一緒に、颯爽と朗らかに走り抜いていきましょう! お元気で!
◎土日でじじ・ばばと鬼怒川温泉に行ってきました。あさやホテルの100種類のバイキングは最高でした(^_-)-☆