2013年1月31日木曜日

2013.01.31 わが友に贈る

広布に生きる人は
永遠に青年だ!
多宝会・宝寿会
錦宝会の皆様に
健康と長寿あれ!

九郎太郎殿御返事 P1535
『こんろん山と申す山には玉のみ有りて石なし、石ともしければ玉をもつて石をかう、はうれいひん(彭蠡浜)と申す浦には木草なしい(魚)をもつて薪をかう』

◇希望の明日へ
人間の出会い。それは、すばらしい歴史をもたらしてくれる。ゆえに一回一回の人との出会いを、どこまで大切にしていくか−−。それとともに、誠実に付き合うべき人と、決して付き合うべきでない人とを峻別することも大切であろう。その判断の誤りは、時に致命的な結果をもたらす。正しい選択には、経験も必要である。そして何より、自身の胸中に透徹した誠意と信念があれば、心の鏡におのずと相手の真実が映ってくるに違いない。いわんや、御本尊に唱題し、"心の限"を磨きに磨いている学会の世界は、よき人は残り、悪人は去っていくであろう。
平1・5・16

☆女性に贈ることば 一月三十一日
子どもを育てていく過程では、思いもよらない、困難な出来事に出合うものです。
その時こそ−−
お母さん、あなたの愛が必要です。
お母さん、あなたの強さが大切です。
お母さん、あなたが負けないことが、子どもの人生の勝利につながります。

☆今日のことば 一月三十一日
早く休もう
そして 早く起きよう
そこにこそ 逞しい前進と建設があるからだ

☆100文字の幸福抄
桜の花言葉には「心の美」とある。
「さくら」という名前それ自体に
「咲く」というひたむきな意志が宿っている。
逆境にあろうとも、
希望の花、勝利の花を
咲かせてみせるという、
女性たちの毅然たる決意と響きあっている。

☆未来対話 第10回「祈りは青春勝利の力」
−−唱題すると、なぜ、仏の生命が湧き出してくるのでしょうか。

名誉会長 「南無妙法蓮華経」が、仏の生命の"名前"だからです。みんなもそれぞれ、名前を持っています。「○○君」「○○さん」と呼ばれれば、「はい」と言って、振り向くよね?
同じように、「南無妙法蓮華経」の題目を唱えることで、自分の中から、仏界の生命が呼ばれて、「はい!」と元気良く出てくるんだ。
大聖人は御書で、『我が生命の中の仏性が南無妙法蓮華経と呼ばれてあらわれるところを仏というのである』(P557、趣意)と仰せです。
そして、南無妙法蓮華経は、宇宙を貫く根源の法です。太陽や星が運行していく究極の力でもあります。
宇宙のあらゆる存在の奥底に、みんなと同じく南無妙法蓮華経が厳然と具わっている。ですから、ひとたび、題目を唱えれば、そのすべてが呼び起こされ、味方となっていくんです。
御本尊は、いわば大宇宙に開かれた生命の窓です。題目は、宇宙のあらゆる仏界を呼び起こす合言葉といえる。
唱題をすることで、自身に宇宙大の可能性を開いていくことができる。自分でも気づいていない、本当の自分の力を湧き立たせていくことができるのです。
そして、宇宙の善の力をすべて味方にしていくのだから、これほど強いことはないんだよ。
これは、戸田城聖先生の弟子として、世界に仏法を弘めてきた、私の人生の確信です。
今、題目を唱える創価の連帯が世界192力国・地域に広がっていることは、妙法の偉大さの何よりの証明です。
仏教発祥の国・インドの地にも今、皆さんと同じ世代の友が唱題に挑戦しています。実は、インド独立運動の大指導者、マハトマ・ガンジーも、「南無妙法蓮華経」の題目を、祈りに取り入れていました。この非暴力の闘士は、あらゆる行事や集会を、「祈り」から始めていたのです。

−−池田先生は、インドの国立ガンジー記念館から招請され、ガンジーの人と思想をめぐって、講演をされました。その日は、東洋広布を願われた戸田先生の誕生日である2月11日でした(1992年、「不戦世界を目指して−−ガンジー主義と現代」と題し講演)。

名誉会長 そうだったね。わが恩師に捧げる思いで講演させていただきました。
マハトマーガンジーは、人間に秘められた力を信じ抜きました。権力の迫害にも屈せず、正義の信念を貫き通しました。その根幹には、「祈り」の力があったのです。
ガンジーは、題目が、人間に内在する力の究極の表現であり、宇宙の生命そのものであることも学び取っていました。
今回は、皆さんに、ガンジーの信念の言葉を贈りたい。
「心からの祈りによって、成し遂げられないものは、この世界にない」「祈る人間には退却というものはない」
彼にとって、「祈り」は強い人間の証しでした。その揺るがない信念があったからこそ、どんなにつらい状況でも、"未来は必ず明るくなる""人間には限りない可能性がある"と、楽観主義を貫くことができたんです。
いわんや、私たちの題目は、智慧の宝の蔵を自在に開く鍵です。わが心を悠々と宇宙大に広げて、勇気の太陽を昇らせる響きです。
だから、落ち込んだり、悩んだりしても、勤行・唱題を実践する人は、必ず生命力を蘇らせていくことができる。何があっても快活に、自分らしく輝いていけるのです。

−−「南無妙法蓮華経」とは、どういう意味でしょうか。

名誉会長 一字一字に、深い意味があります。それは、御書に全部、記されています。じっくりと学んでいってください。
たとえば、「日本」という文字の中に、北は北海道から南は沖縄まで、全国が含まれるね。
同じように、「南無妙法蓮華経」の中には、すべての経典の核心が含まれている。宇宙の法則、世界の哲学、人間の生命の不思議さ、あらゆるものを凝縮したエッセンスが「南無妙法蓮華経」なんです。
いわば、南無妙法蓮華経は−−
永遠不滅の希望の泉です。
巌窟王の負けじ魂の炎です。
絶対勝利の勇気の師子吼です。
大宇宙の前進のリズムです。
そして、歓喜の中の大歓喜です。
それを形に顕されたのが、御本尊なのです。御本尊は、最高無上の生命の明鏡です。
大聖人は、『すべての人々にとって、南無妙法蓮華経と唱える以上の遊楽はありません』(P1143、通解)と仰せです。