2013年1月4日金曜日

2013.01.02 わが友に贈る

新聞休刊日

松野殿御返事 P1382
『忘れても法華経を持つ者をば互に毀るべからざるか、其故は法華経を持つ者は必ず皆仏なり仏を毀りては罪を得るなり』

◇希望の明日へ
自分の健康も、自分で守らねばならない。無理をすることが強盛な信心であるとはかぎらない。一生涯はつらつと使命を果たしゆくのが強盛な信心なのである。無理は決して長続きしない。また、熱がある時など、病気の時は、必要に応じて休み、また速やかに病院に行くことも当然である。そのほうがよほど早く完治する場合がある。私も、若いころ、ある時、足がほれてしまった。何とか信心で治したい。戸田先生に、そう申し上げると、「ばかだね、早く病院に行ってこい」と言われた。病気を治すのは医師の仕事である。信心は、病気を治す自身の生命力を強めるのである。この両者の関係を混同してはならない。要するに、信心があってこそ、医学をもっとも効果的に使っていけるのである。
平2・9・12

☆女性に贈ることば 一月二日
人生には師が必要だ。人間だけが師をもつことができる。師弟の道によってこそ、人間は人間としての最高の宝を学べるのである。

☆今日のことば 一月二日
青春とは 動揺と打撃の
 異名かもしれない
しかし総てが自身の財宝に
 変わることを忘れまい

☆100文字の幸福抄
人を傷つける心ない言葉が
氾濫している現代だからこそ、
思いやりのある言葉を
かけ合うことを大切にしたい。
その第一歩は、「あいさつ」である。
始めは硬い表情でも、あいさつから笑顔が生まれ、
心の通った対話が広がる。

☆大白蓮華巻頭言 1月号「わが生命に元初の旭日を」
人生の充実を勝ち取る秘訣は、どこにあるか。
名作『母』や『大地』の作者で、障がいのある我が子を育みながら、平和と人道のために行動したアメリカの女性パール・バックは、こう語っている。
「今日という日を最高の日にしようとの信念と勇気を持って、新たな一日を始めることです」と。
来る年も来る朝も、妙法を朗々と唱えゆく我らの胸には、決然と元初の旭日が昇る。たとえ、先の見えない苦境の闇にあっても、清々しい勤行・唱題とともにわが生命を希望の光で蘇らせていけるのだ。
御聖訓には、『信心強盛にして唯余念無く南無妙法蓮華経と唱え奉れば凡身即仏身なり』(P872)と仰せであられる。
題目は、大宇宙の根源の妙法の力を、ありのままの汝自身の色心に座らせゆく尊極の音律である。
日蓮大聖人は、最も深くして最も開かれた、この一生成仏の直道を末法の衆生に授けてくださった。
何の差別もない。万人が直ちに実践でき、広大無辺の功徳を平等に受け切ることができる修行である。
大聖人は、御自身の母君の更賜寿命のお姿を通され病と闘う富木尼御前をこまやかに励まされた。
『今、貴女は女性の身として病気になられました。試みに法華経の信心を立てて修行してごらんなさい』(P985、趣意)。治療の大切さも強調された。
この仰せのまま、尼御前は、よき同志と共に病を勝ち越え、二十数年も寿命を延ばしたと伝えられる。

元初より
 誓いし我らの
  この一年
 勝利の大城
  厳と築けや

わが師・戸田城聖先生は言われた。
「題目は、個人の悩みから社会や人類の課題まで、一切を打開していける大良薬である。信心で勝つと決めて祈り抜くのだ。題目は無限の勇気である」と。
我らの祈りは、「人間革命の祈り」である。人や周囲が変わってくれるのを待つのではない。強盛な一念で自分自身が変わり、その波動を広げるのだ。
我らの祈りは、「自他共の幸福の祈り」である。あの友も、この友も、共々に仏の生命を開きながら、絶対に幸福をつかんでいくための原動力なのだ。
我らの祈りは、「誓願の祈り」である。広宣流布の大願へ、拡大と勝利を誓い、自ら行動を起こし、実現していくのだ。ここに地涌の菩薩の誉れがある。
二度と戦争を許さないと立ち上がった沖縄広布の母は、家族に反対され、村八分にされても、サトウキビ畑で題目を唱え、屈しなかった。同志を励まし、わが島を平和の宝島にと走り続けてきたのである。
「地域を変えるには、自分が強くなる以外ありません。広宣流布をするために生まれてきた私です。祈れば、どんな人も救いたくなります。使命に生きる時、どんな祈りも叶っていきます」と微笑まれる。
今、三百六十五日、二十四時間、この地球上に、妙法の音声が絶え間なく轟きわたる時代に入った。
我らは「開道者」なり。道を開く勇者である。
「師子王の心」で境涯を開き、仏縁を開き、人材を開き、創価の新時代を勝ち開こうではないか!