誰も置き去りにしない!
支え合う地域づくりは
仏法者の使命なり!
自分の身近なところから
つながりを築く工夫を!
立正安国論 P24
『如かず彼の万祈を修せんよりは此の一凶を禁ぜんには』
【通解】
災難を根絶するには、かの千万の祈りを修めるよりは、この一凶を禁じなければならない。
名字の言 天然痘の予防に尽くした2人の医学者 2020年5月30日
紀元前の昔から、天然痘は人類を苦しめてきた。英国の医学者・ジェンナーは、この病を予防する「種痘」を開発したことで知られる。だが、彼より6年早く種痘開発に成功した日本の医師がいた。緒方春朔である▼その方法は、天然痘の患者のかさぶたを取り、健康な人の身体に入れ込むというもの。最初の治験で効果が認められたものの、多くの人が怖がり、敬遠した。しかし、緒方は諦めず、さまざまな場で、安全性を力説。種痘は少しずつ広がり始めた▼緒方は治療法を伝えるため、仮名交じりの文章で、分かりやすい解説書を作成した。彼の業績を知り、医学を志す入門者には、種痘を金もうけや売名に利用しないこと、貧富や貴賤で患者を差別しないことを誓わせた▼一方のジェンナーも、自身が発見した種痘法の特許を申請しなかったという。特許を取れば、種痘が高価になり、全ての人に行き渡らないからだ。緒方もジェンナーも、その献身は"患者のため"との一点に貫かれていた▼天然痘は、40年前の5月に根絶された。人間の歴史とは一面、感染症との闘いの歴史である。その長い闘いの中で積み上げられた労苦の果実が、コロナとの闘いにも生きている。感謝とともに、その知見に基づく「新たな日常」を築く努力を進めたい。(燦)
寸鉄 2020年5月30日
民衆が主役の社会創る為に学会は立ち上がった—恩師。決意新たに前進!
「此を去って彼に行くには非ざるなり」御書。試練の時こそ人間革命の劇を
暑い屋外は身体的距離確保できればマスク外して—厚労省。熱中症も注意
今年は全国的に「暑い夏」—3カ月予報。小まめな水分・塩分補給を心掛け
ごみゼロの日。鍵は一人一人の意識改革。地球規模で考え足元から行動!
☆心に御書を 第46回 多宝の輝きは永遠に不滅
〈御文〉
『阿仏房さながら宝塔・宝塔さながら阿仏房・此れより外の才覚無益なり』(阿仏房御書、1304ページ)
〈通解〉
阿仏房はそのまま宝塔であり、宝塔はそのまま阿仏房である。こう信じる以外の才能や知恵は、何の役にも立たないのである。
〈池田先生が贈る指針〉
多宝会(全国)、宝寿会(東京)、錦宝会(関西)の皆さまは、創価の阿仏房であり、千日尼である。風雪に耐え広布に生き抜いてきた、福徳無量の宝塔にほかならない。
この尊き父母と共に「冬は必ず春となる」と希望の光を広げよう! 「一生成仏」という永遠の幸福の軌道を、人類に示すのだ。何ものにも負けない学会精神で!