2020年5月21日木曜日

2020.05.21 わが友に贈る

天候・気温の変化に
気を付けよう!
一枚多く羽織るなど
体調管理を賢明に。
健康第一の毎日を!

四条金吾殿御返事 P1168
『又吾一門の人人の中にも信心もうすく日蓮が申す事を背き給はば蘇我が如くなるべし、其の故は仏法日本に立ちし事は蘇我の宿禰と馬子との父子二人の故ぞかし』

【通解】
また別しては、吾が一門の中の人であっても、信心がうすく、日蓮の申したことに背いたならば、蘇我一門のようになるであろう。

名字の言 本質を見抜く仏法の眼 2020年5月21日
母から「花に水をあげて」と頼まれた幼い娘が、文字通り、花びらに水滴を落とし始めた。その姿に母がほほ笑み、根元にも水を掛けながら、優しく教えた▼養分や水分は根から吸収され、茎や枝などに送り届けられること。地中に張った根が、地上に伸びた植物全体を支えていること……。娘は「根っこが大事なんだね」と納得した▼植物に限らず、目に見える事象の根本の大事は、実は目には見えない奥の部分に宿っていることが多い。50年前の1970年、池田先生は多くの会合で、当時、深刻だった公害問題に言及している。政治、経済、医療などの分野で具体的解決を図る必要性に触れつつ、"人類の生存を脅かすものは魔である"と、仏法の眼で本質を見抜く重要性を強調した▼生きていく以上、問題や困難は起こるもの。その時、仏法では人間の生命の内奥に光を当てて"根本"からの解決を探る。一人の偉大な人間革命が、ついには人類の宿命転換を成し遂げるとの思考も、ここを原点としている▼魔とは「奪命者」ともいい、生命力を奪う。では生命力とは何か。池田先生は「未来を信じる力、そして希望を日々新たにし続ける力の異名」と語る。一人一人が生き抜く力を発揮し、結合する中に人類の未来はある。(白)

寸鉄 2020年5月21日
「水は昼夜不退に流るる」御書。信心だけは弛まず。試練の時こそ成長の好機
池田先生の山光提言の日鳥取・島根の友よ太陽の心で励ましの光、地域に
第2波必ず来る—専門家気の緩み警戒。引き続き「3密」避け拡大を防止
マスク着用で感染リスク2割以下の可能性—研究手洗いとともに励行徹底
空調は早めの試運転を。夏は修理依頼多く業者の対応遅れも。万全に準備

☆心に御書を 第43回 今こそ「法華経の兵法」で
〈御文〉
『此の日蓮は首題の五字を汝にさづく、法華経受持のものを守護せん事疑あるべからず』(四条金吾殿御返事、1192ページ)

〈通解〉
この日蓮は、法華経の首題の五字(妙法蓮華経)をあなたに授けた。法華経受持の者を諸天が守護することは疑いないのである。

〈池田先生が贈る指針〉
苦境の極点にあった門下への激励である。
御本仏から授けられた「法華経の兵法」がある限り、断じて敗れることはない。
恩師は経済苦に挑む友を励まされた。"妙法は人類が持つ最高の智慧である。どんな苦労も生かして必ず打開できる"と。
「臆病にては叶うべからず候」。今こそ、勇気ある信心で勝ち開こう!