共感と同苦の精神で
友の"声なき声"に
耳を傾けていこう。
互いの心が少しでも
軽くなるように。
義浄房御書 P892
『相構へ相構へて心の師とはなるとも心を師とすべからずと仏は記し給ひしなり、法華経の御為に身をも捨て命をも惜まざれと強盛に申せしは是なり』
【通解】
必ず心の師とはなっても、心を師としてはならないと釈尊は経文に記されている。法華経のためには身をも捨て、命をも惜しまないようにと強盛に言ってきたのはこの事である。
名字の言 話を聞く側の3つの工夫 2020年5月26日
お笑い芸人で大学講師のパトリック・ハーラン氏は、子どもを持つようになって"自分の変化"に気付いた。それは子どもに関わる周囲の音が、聞こえるようになったこと▼例えば、ベビーカーを押す音や、子どもを乗せて走る自転車の音。それまでも音はあったはずだが、耳に入ってこなかった。無意識に"自分には関係ない"と聞き流していた▼同じことが対話にも言える、と氏は言う。すなわち"相手の声は聞こえていても、話を聞いていない"。わが事として心から相手と向き合いつつ、さらに�相手の言葉を「繰り返す」�相手の話を「要約する」�相手の気持ちに「共感する」——工夫によって、自分にも、また「相手も聴いてもらった実感があり、話しやすくなります」(『ハーバード流「聞く」技術』角川新書)▼友人と会えない分、電話の機会が増えた。相手が見えないだけに、相づちの打ち方ひとつにも気を配りたい。思いを込めた「大変だったね」「頑張ってるね」の"共感の一言"が大切だろう▼御書に「一切衆生の同一苦は悉く是日蓮一人の苦と申すべし」(587ページ)と。悩める「一人」に寄り添い、真心の励ましを送る努力こそ、仏法者の振る舞い。時間帯や相手の状況に配慮しつつ、誠実な語らいを広げよう。(誼)
寸鉄 2020年5月26日
難を越えられない地涌の菩薩はいない—戸田先生日々、誓願の祈りで出発
広島県女性の日。新時代開く麗しき婦女の前進!平和と希望の連帯を拡大
緊急事態宣言が全面解除新しい生活様式厳守し第2波阻止、皆で。油断せず
エアコンは室内外の空気を入れ替えず。使用時は小まめな換気を忘れずに
通販の悪質詐欺に注意。不自然な安さや高額な送料など電話相談188へ
☆新時代を築く 青年よ! 妙法の智慧者たれ 2020年5月19日
5月19日は「創価学会常住御本尊」の記念日である。
日蓮大聖人は、御本尊を「法華弘通のはたじるしとして」顕された(御書1243ページ)。
このお心に寸分たがわず、「大法弘通慈折広宣流布大願成就」とお認めの御本尊を奉じ、全世界に妙法を唱え弘めてきたのが、創価学会である。
大聖人は、「此の御本尊全く余所に求る事なかれ・只我れ等衆生の法華経を持ちて南無妙法蓮華経と唱うる胸中の肉団におはしますなり」(同1244ページ)と仰せである。
私たち一人一人の生命こそ「本尊」すなわち「根本として尊敬すべき当体」なりと、明かしてくださったのだ。
今、世界が大きな試練に立ち向かう中で、最も大切にすべき原点とは何か。それは、「人間生命」にほかならない。この生命を、誰もが現実の上で尊厳ならしめていける哲理を、私たちは実践している。いよいよ人類の共有財産として示し、伝えていきたい。
「此の五字の大曼荼羅を身に帯し心に存せば諸王は国を扶け万民は難をのがれん」(同906ページ)とも仰せである。
まさに今、"地涌の諸王"たる創価の人材群が、医療・福祉、生活・経済、教育・学術、文化・芸術など、社会のあらゆる分野で大いに献身し、国土の安穏と民衆の幸福に尽くしている。
御本仏の御賞讃も、諸天の加護も絶大であると、確信してやまない。
* * *
使命深き"世界市民の平和の機関紙"を、毎日、配達してくださっている無冠の友の皆さま方に、重ねて心からの感謝を捧げたい。
日本中、世界中の友が創意工夫して励まし合い、前進している英姿は、聖教新聞に日々、躍動している。
地球を結ぶ聖教電子版も、アクセスする国・地域数に、カリブ海の島が新たに加わり、204となったと聞いた。
いずこでも、頼もしい青年が力を合わせ、新しい挑戦を開始している。青年こそ一切の推進力と信頼された戸田先生の励ましを贈りたい。
——勉強だよ。勉強だ。
妙法の智慧者となれ!
社会万般はもとより、全世界の運命の中に自分を置いて、そこから全ての発想をしていき給え!——と。
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御本尊ましますわが家は、たとえ悩みや課題があっても、「常寂光の都」である。
不安の渦巻く世相なればこそ、学会の永遠の五指針——
一、一家和楽の信心
一、幸福をつかむ信心
一、難を乗り越える信心
一、健康長寿の信心
一、絶対勝利の信心
という希望の光を、たくましく聡明に放っていこうではないか!