2020年5月23日土曜日

2020.05.23 わが友に贈る

「わざはひも転じて
幸となるべし」御聖訓。
変毒為薬の信心だ。
労苦は全て幸福の糧に。
確信の言葉を友へ!

日興遺誡置文 P1618
『未だ広宣流布せざる間は身命を捨て随力弘通を致す可き事』

【通解】
未だ広宣流布が成就しない間は、身命を捨て、力の限り妙法を弘めていくべきである。

名字の言 難病の妻は"励ましの女神" 2020年5月23日
外出自粛の生活で、植物をじっくり観賞する時間がもてた。一つの花を見続け、改めて感じたことがある。枝につぼみができ、花が開き、それが散ると緑の葉が輝く。花というのは咲いている時だけが美しいわけではない、と▼ある壮年から体験を伺った。長年連れ添った妻が4年前、進行性の難病を患った。全身の筋力が弱まり、動くことも、話すこともできなくなった。ベッドの上で身動き一つできない姿を見ると、ふびんに思えてならなかった。だが懸命に祈り、介護に寄り添う中で、その考え方は違うことに気付く▼妻は、耳元で題目を唱えると、まばたきで喜びを表現した。子どもたちのこと、池田先生のことを話すと、こぼれる涙で感動を伝えてくれた。言葉は交わせなくても、心は通っていた。「妻はふびんな存在なんかじゃない。私を元気づけてくれる"励ましの女神"なんです」▼病気や障がい、人生の困難のただ中にある人は、守られ、支えられるだけの存在などではない。生き抜く姿そのもので、人を励まし、勇気づける尊い存在だ▼「一日の命は宇宙の全ての財宝よりも優れている」(御書986ページ、通解)。それを頭ではなく、心の底から実感させてくれる友が、広布の庭にはたくさんいる。かけがえのない宝の皆さまである。(誠)

寸鉄 2020年5月23日
崇高な目的に生きる事で大きな力を得る—恩師。立正安国へ不屈の魂で!
逆境を共にする人々の心は自然と通い合う—文豪今こそ希望の連帯を拡大
緊急事態宣言、関西は解除。首都圏・北海道は継続と。感染防止怠らず前へ
外出自粛中の高齢者狙う詐欺電話が急増。皆で警戒と励ましの声掛け更に
寒暖差激しく体調管理に留意。睡眠・食事・運動等賢く工夫し免疫力を向上

☆四季の励まし 「声の力」で新しい前進を 2020年5月17日
【写真の説明】初夏の日差しに照らされ、新緑が映える。「創価学会後継者の日」の今月5日、池田大作先生が都内でカメラに収めた。
木々は太陽の光を浴び、天に向かって力強く伸びていく。人もまた、温かく励ましてくれる存在がいるからこそ、勇気と希望が湧き、大きく成長することができる。
創価学会では、今月を「励まし月間」(31日まで)とし、同志、家族・親戚、友人・知人などに励ましの声を届けていく。また"未来部レインボーチャレンジ"(6月30日まで)もスタート。創価家族が一丸となって後継の友を育んでいく。
さあ、一人一人が前を向けるよう、真心の声掛けで"励ましの光"を送っていこう。

◇池田先生の言葉
声は力である。
声の響きこそが、
人に勇気を送る。
いざというときの
「信頼の一言」
「励ましの一言」
「確信の一言」が、
どれほど皆に
力と勢いを与えることか。

大事なのは、
励ましである。
励ましの声である。
仏典には、
「声仏事を為す」と
仰せである。
現実に生きゆく人々に、
希望と勇気を送るのは、
真心からの
「励ましの声」である。

自分を
よく見せようとすると、
しゃべるのが苦痛になる。
ありのままの
あなたでいい。
背伸びせず、
自分の短所も長所も
正直に知ってもらえば
いいのである。

親身になって、
話を聞くことである。
悩みを「聞いてもらう」
だけでも、ぐっと心が
軽くなるものだ。
前へ進む力になる。
今、手を差し伸べれば、
全ての人を
輝かせていける。

一本の電話の持つ力は
計り知れない。
顔が見えない分だけ、
声や話し方が大事である。
一本一本の電話、
そして一回一回の対話が
仏縁を結び、福運を広げる
仏道修行と思い、
深き祈りを込めて、
声を響かせていくことだ。

「声」を
惜しんではならない。
「声」の限りを尽くして、
語りまくり、
しゃべりまくって
いくことだ。
「新しい前進」——
それは
特別なことではない。
「新しい息吹」で、
「新しい声」を
発するところから
始まるのだ。