社会のために
できることは何か——
賢明に勇敢に考える時。
自分らしい実践で
新しい日常を築こう!
月水御書 P1203
『御経をばよませ給はずして暗に南無妙法蓮華経と唱えさせ給い候へ、礼拝をも経にむかはせ給はずして拝せさせ給うべし』
【通解】
経をよまれずに、暗でただ南無妙法蓮華経と唱えておいでなさい。礼拝も経に向かわずに拝むようになさるがよい。
名字の言 友のために何ができるか——二人の壮年に学んだこと 2020年5月19日
先日、ある壮年から連絡をいただいた。筆まめの78歳。最近は知人や友人へ電話をしたり、激励の手紙を書いたりしている▼今月1日、壮年がラジオを聞いていた時のこと。元教員という、Nさんの便りが紹介された。「コロナ禍で人と接触できない今、励ましの手紙を書いています。2月下旬から始めました」との趣旨。「あの方では……」と思った壮年は翌日、確認の電話をかけた▼まさに当人だった。聞けば日に5、6枚は出すという。地域の友だけでなく、教員時代の教え子や保護者にも書いており、「きょうまでに480枚ぐらいは出したでしょうか」。膵臓がんのステージ4も乗り越えた75歳のNさんは、耳が少し遠くなったものの、第三の人生を力強く生きていた▼壮年はしみじみと言った。「Nさんに最敬礼です。広宣流布に一直線に進む人には誰もかないません。何歳になっても人生は勉強ですね」。話を聞くうちに、自分が恥ずかしくなった。すぐに御本尊に向かい、二人の壮年と同じ行動はできなくても、その精神は継承しようと、深く心に期した▼「励まし月間」の今、自分は「一人」のために何ができるか。マニュアルはないが、模範は無数にある。広布の父母に学び、自分にできることを見つけ、自分発の行動を重ねたい。(側)
寸鉄 2020年5月19日
創価学会常住御本尊の記念日。不二の同志と共に広布即平和の誓願決然と
熊本の日。苦難の坂を乗り越え必ず最後に勝つ。信心強き勇者は朗らか!
「微塵つもりて須弥山となれり」御書。青年よ今日も研さんと成長の一歩を
室内での幼児の事故増。誤飲、窒息、落下など。わが家の危険箇所を点検
オンライン会議や対話は事前に終了時間決めスッキリ。価値的な新様式を
☆四季の励まし きょう「母の日」——平和の太陽に感謝 2020年5月10日
【写真の説明】白ゆりの大輪が、ひときわ美しく咲き誇っていた——。2007年(平成19年)11月、池田大作先生が都内でシャッターを切った。
その優美さから古来、人々に愛されてきた、ゆりの花。古代ローマでは「希望」を表すものとされた。中世ヨーロッパの貨幣には、ゆりの花が刻まれた。
白ゆりは、創価学会の婦人部のシンボルでもある。1951年(昭和26年)6月10日、婦人部の結成に際し、第2代会長・戸田城聖先生は和歌を詠み贈った。「白ゆりの 香りも高き 集いかな 心の清き 友どちなれば」。また、池田先生は「白ゆり長」が誕生した2004年(平成16年)9月、「白ゆりの花は、勝利と栄光の紋章」と述べ、婦人部の友の幸福を心から念願した。
きょうは「母の日」。人は皆、母から生まれてきた。永遠に崩れない福徳と安穏を祈りつつ、"感謝の花束"を贈りたい。
お母さん、本当にありがとう!
◇池田先生の言葉
この世に、
最大限の平和の光を
贈り続けている太陽、
それは「母」である。
その母たちが、
最大限の
栄光と幸福に包まれ
報われゆく時代こそ、
「女性の世紀」では
ないだろうか。
歴史を振り返れば、
どれほど多く、
母たちの悲しみの涙が
流されてきたか。
海よりも深い
母の慈愛には、
人々を正しき軌道へと
導く力がある。
家族のため、
近隣のために、
自分らしく、
誠実に精一杯の努力をして
生きてきた女性の一生は、
平凡であっても、
尊く美しい。
完璧な母親などいない。
欠点も長所もあるから、
人間なのだ。
そこに人間らしさがある。
だからこそ、
子どもも安心できる。
自分らしくて
よいのである。
「母の慈悲」は、
人間に、そして
生きとし生けるものに、
自然に与えられている
「仏の心」であると
言ってよい。
子を思う「母の慈悲」は
万人を思う「仏の心」に
直結する。
それゆえに、
人間は誰もが
「母の慈悲」に
触れることによって、
「仏の心」を直接に
体験することができる。
「母の慈悲」は、
全ての人間に開かれた
大いなる
精神的恩恵なのである。
私たちは、
この健気な母を幸福にする
「責任」がある。
いな「使命」がある。
これが「人生」だ。
この平凡にして偉大な母を
幸福にしていくことこそ、
全世界の平和への
第一歩なのである。