2019年10月21日月曜日

2019.10.21 わが友に贈る

◇今週のことば
「妙とは蘇生の義なり」
いかなる困難も
必ず打開できる妙法だ。
異体同心の同志と共に
不屈の使命力で前へ!
2019年10月21日

日女御前御返事 P1249
『かかる法華経を末代の女人二十八品を品品ごとに供養せばやとおぼしめす但事にはあらず、宝塔品の御時は多宝如来釈迦如来十方の諸仏一切の菩薩あつまらせ給いぬ、此の宝塔品はいづれのところにか只今ましますらんとかんがへ候へば、日女御前の御胸の間八葉の心蓮華の内におはしますと日蓮は見まいらせて候、例せば蓮のみに蓮華の有るがごとく后の御腹に太子を懐妊せるがごとし』

【通解】
このように貴い法華経二十八品を女人であるあなたが品々ごとに供養しようと思い立たれたことは大変素晴らしいことである。宝塔品の儀式には多宝如来・釈迦如来・十方の諸仏・一切の菩薩が集まったのである。その宝塔品が今、どこにあるかと考えてみるとそれは日女御前の胸中・八葉の心蓮華の中にこそあると日蓮はみるのである。それは例えば蓮の実に蓮華があり、后のおなかに太子を懐妊するようなものである。

〈寸鉄〉 2019年10月21日
「一念三千も信の一字より起り」御書。何があっても題目。これ人生開く要
台風被災地で青年部らが復旧に汗。人々のため!その心意気こそ創価の光
人は希望によって逆境から救われる—作家。励ましの声を。目前の一人に
乳がん撲滅訴えるピンクリボン月間。早期発見・治療が鍵。過信せず検診
ネット通販詐欺に注意。安易に買わず。契約前に会社情報などをよく確認

☆ライオンハート 師子の誓い 第2回 アメリカ アレン・ザキさん
◇飛躍の鍵は"持続の祈り"
——発心したのはいつ頃ですか?

それが、つい3年前のことなんです。
学会員の両親のもとで生まれ育ち、高等部の時までは会合にも参加していました。しかし大学に入ってからは、忙しさなどを理由に、信心から遠ざかっていました。
私は幼い頃から、カメラマンになることが夢でした。大学で写真について専門的に学び、卒業後はフリーランス等として撮影の仕事に従事。しかし2016年の初頭、勤務する撮影プロダクションが経営難に。仕事が激減し、生活苦に陥ったのです。
金銭的な余裕がなく、一人むなしく過ごす中で、どんなことにもマイナス思考になってしまいました。
そんな折、職場の同僚が「一緒にSGIの会合に参加してみない?」と、誘ってくれたのです。「実は僕も学会員なんだ」と言うと、彼女は大変に驚き、笑顔の語らいが広がりました。
久々に参加した地区座談会。題目の声を聞くと、幼い頃に聞いた両親の唱題の声を思い出し、"またここに来たい"と思いました。その後も多くの同志から励ましを受け、もう一度、信心で苦難を乗り越えようと決意。御本尊を受持しました。

——その後、どのような変化がありましたか?

まず、"信心は続けることが大切。勤行・唱題を持続できるようになろう"と先輩に励まされ、「受くるは・やすく持つはかたし・さる間・成仏は持つにあり」(御書1136ページ)の一節を胸に、毎日、欠かさず祈るようになりました。
その中で、"どんな困難も打ち破るんだ"との強い気持ちが心の底から湧き上がり、どんなにつらい現実にも、向き合っていこうと思えるように。職場の環境も徐々に改善され、苦境を脱することができたのです。
信心の功徳を実感した私は、報恩感謝の思いでさらに積極的に学会活動に挑戦。昨年6月には、職場の同僚に初めての御本尊流布を実らせることができました。

——現在は男子部本部長として、師弟の縁深きロサンゼルスの天地で存分に奮闘されていますね。

はい! 本年前半、私たちは「支部青年部座談会」(7月)に向けて、対話の大波を起こそうと、仏法対話に全力を挙げてきました。各部一体での訪問・激励も徹底し、本部として、100人の友人を招くことができ、8月だけで19人の友が新たに入会しました。
現在は、小説『新・人間革命』の研さんや新たな人材の育成に注力しながら、11・18「創価学会創立記念日」を勝利で飾ろうと、皆で仲良く前進しています。
8、9月に初めて日本でのSGI青年研修会に参加することができました。
行く先々で出会った同志の温かな振る舞いに心から感動。いかなる障魔の嵐が吹き荒れようとも、師弟不二の炎を燃やし、広布の大道を進みゆこうと誓っています。まずは自分自身が拡大の先頭に立ち、わが地域に広宣拡大の金字塔を打ち立ててまいります。

1986年入会。写真家として、雑誌の表紙の撮影等を手掛ける。牙城会員として会館厳護の任務に携わる。男子部本部長。