「一切衆生の同一苦は
悉く是日蓮一人の苦」
同苦こそ仏法の精髄だ。
苦悩の友に寄り添い
勇気を送りゆこう!
佐渡御書 P957
『おごれる者は強敵に値ておそるる心出来するなり例せば修羅のおごり帝釈にせめられて無熱池の蓮の中に小身と成て隠れしが如し』
【通解】
傲っている者は、強敵に遭遇すると、恐れる心が出てきます。例を挙げれば、傲り高ぶっていた修羅が、帝釈から攻められた際に、無熱池の蓮の中に身を縮めて、隠れてしまったようなものです。
〈寸鉄〉 2019年10月16日
苦難の時ほど学会の皆様は心強い味方と感じる—市長。地域の希望の柱と
広布に尽くす人を御本尊が放っておくか—恩師。最後は勝つ!この確信で
「食は命をつぐ」御聖訓。食品ロス削減も感謝の心から。今日、世界食料デー
災害に付け込む悪質詐欺に注意。「点検は無料」と訪問する業者は信じるな
新聞週間。機関紙を彩る人間蘇生のドラマ。読者に活力送る紙面をさらに
☆四季の励まし 平和は「友情の対話」から 2019年10月6日
創価学会が進める
広宣流布は、
決して宗派の拡大が
目的ではない。
法華経の生命尊厳と
万人尊敬の哲学を基調に、
人類の幸福と
世界の平和の確立を目指す
民衆運動である。
対話を根幹として、
人と人とを結び、
世界市民の「希望の連帯」
「善の連帯」を築き上げ、
地球民族の共生の理想を
実現していく精神闘争に
ほかならない。
利害による結合は、
もろく、はかない。
真の友情は、
苦難にあうほど深められ、
強められていくものだ。
「真実の友情」を
結ぶことこそ、
最高の人生の宝である。
ダイヤモンドは
ダイヤモンドでしか
磨けないように、
人間対人間の、
全人格的な
打ち合いによってこそ、
人は自らを鍛え、
さらなる高みへと
登攀していけるのだ。
力強い声は、
皆の心を大きく広げる。
温かい声は、
友の心を開かせる。
久しぶりに会う友には、
「しばらくでしたね」と、
こちらから声を掛ける。
失意の友には
「祈っています」と
励ましの声を贈る。
にこやかに、
明るい笑顔で語るのだ。
自信に満ちて、
正々堂々と対話するのだ。
目の前の一人を
大事にすることから
平和は始まる。
性格や好みが
合わない人もいるだろう。
でも自分と違うからこそ、
学ぶことも多い。
勇気を出して語らい、
友情を結ぼうと
聡明に努力していく。
ここに、
人類を一つに結びゆく
「世界市民」の
誇り高き一歩がある。
澄み切った青空の下、躍動のリズムに乗って青年たちが舞った——。
1992年(平成4年)2月、池田大作先生が恩納村の沖縄研修道場を訪問。アジア総会・平和音楽祭の後、野外で行われた交歓会では、アジアの青年たちが、平和建設の情熱を演舞に託した。その雄姿を、先生が撮影した。
道場内に立つ「世界平和の碑」。かつて核ミサイルの発射台だったが、先生の提案で生まれ変わった。先生はその真情を「核も、戦争も、人の心から生まれた。ならば、まず人の一念の『発射の向き』を変えよ! その逆転の作業を! 『碑』は、その象徴である」と述べている。
さあ、心豊かに友情を結ぼう。それが、平和への確実な道となる。