2019年10月18日金曜日

2019.10.18 わが友に贈る

共に悩み、共に祈り、
友に動き、共に喜ぶ。
それが学会の同志だ。
世界一の励ましの世界を
今いる場所で広げよう!

二乗作仏事 P594
『師子身中の虫の自ら師子を食うが如し、外道には非ず多く我が仏法を壊りて大罪過を得ん』

【通解】
師子身中の虫が自ら師子を食うようなものである。外道ではなく、多くの仏弟子が仏法を破壊する大罪を犯すであろう。

〈寸鉄〉 2019年10月18日
各地で座談会。希望と勇気を心に灯し合う—妙法の会座は生命の安全地帯
民音創立記念日。優れた音楽・芸術を庶民の手に。今や世界結ぶ文化運動と
京都の日。不撓不屈の創価の連帯は威風も堂々。正義の対話で楽土建設を
台風被災地の生活再建に公明よ総力を。寒さ増す季節、対策の速度上げよ
流感の患者数が昨年同時期の8倍強。マスク着用、入念な手洗いなどで予防

☆池田先生のメッセージ 2019年10月13日
◇一人一人を尊び敬いながら人生を勝ち開く生命の力を!
教育で結ばれた心の絆は、国を超え、時を超えます。今日のこの教育の広場を、私がぜひともお見せしたかったと思う先生がおります。
ここ富山県のご出身で、わが青春の母校「大世学院」(現在の東京富士大学)の創立者であられる高田勇道先生であります。高田先生ご自身が教壇に立ち、やや甲高い声で熱弁をふるってくださったお姿が思い出されてなりません。
病を抱えておられたゆえ、時折、咳き込みながらも、「将来を担う人物が、どんどんと出てもらいたい。私はそれを信ずる」と、それはそれは烈々たる気迫で、私たち青年を励ましてくださるのが常でした。
高田先生は断言されました。教育とは「学生に生命を与えていくことである」と。すなわち、単に知識や技術を教えるだけでなく、一人の人間として現実社会の中で人生を勝ち開いていける「生命の力」を贈ることこそ、教育の本義である、との信念でありました。
それは、富山に隣接する新潟と石川を故郷とする、牧口常三郎先生と戸田城聖先生が掲げた、わが「創価教育」の哲学とも強く深く響き合うのであります。
教育は「生命といふ無上宝珠を対象とする」ゆえに、「最優最良の人材にあらざれば成功することの出来ぬ人生最高至難の技術であり芸術である」(『牧口常三郎全集6』所収「創価教育学体系(下)」第三文明社)との確信こそ、創価教育を貫くものでもあります。
本日、お集まりの先生方は、日本、そして、世界の未来を描いていく人間教育の大技術者であり、大芸術家にほかなりません。
仏典には「鏡に向って礼拝を成す時浮べる影又我を礼拝するなり」(御書769ページ)という美しい譬喩があります。一人ひとりの若き命を尊び、敬い、励まし、共に学びゆく教育こそ、まさしく相互の生命を最大に光輝あらしめる聖業なのであります。
聖業なるゆえに言い知れぬ労苦の連続でありましょう。なればこそ、聡明に健康第一で、良き仲間と励まし合いながら、たくましく朗らかな前進をお願いします。
そして、富山の秋の大地に咲き誇るコスモスの花の如く、烈風にも負けない、子どもたちの幸の笑顔を爛漫と咲き薫らせていこうではありませんか!(大拍手)