2018年2月22日木曜日

2018.02.22 わが友に贈る

行き詰まりを感じたら
自らの原点に返ろう。
目的と目標は明確か。
何のための信心か。
逆境をチャンスに!


〈寸鉄〉 2018年2月22日
 「勇将も一人は叶わず」 御書。団結が広布の生命 線。幹部は友と心を結べ
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 鳥取広布原点の日。風雪越えて輝く民衆の大城。 新しき共戦の勝利史を!
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 一に題目、二に題目、そして三に題目だよ—戸田 先生。妙法の利剣は最強
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 ネット社会で人間の共感能力が減退と。直接会い 語りゆけば人生が豊かに
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 温暖化が進めば2040年代に危険水準と。人類 益の取り組みを足元から


祈祷抄 P1349
『名聞利養深かりし人なれば仏の人にもてなされしをそねみて我が身には五法を行じて仏よりも尊げになし』


☆新時代を進む 第25回 人材の大城を! 励ましは力
わが男女青年部が、日本中、世界中、いずこでも生き生きと躍動している。
伝統の欧州教学研修会も中核を担ってくれているのは、凜々しき青年部である。
日本では、男子部の新たな大学校が意気軒高に発足した。
地涌の若人の本領は、舞を舞うが如く、勇んで学び、走り、語り、打ち込み、正義の陣列を広げゆくことだ。
私も師のもとで訓練を受け切った。「戸田大学」である。まさに「師弟不二の大学校」であった。この大学校での薫陶こそ、わが青春の最高の栄誉であり、最大の幸福である。
今、後継の大学校の俊英たちが陸続と育ってくれて、喜びに堪えない。新出発に私が贈りたい御聖訓は、佐渡御書の一節である。
「鉄は炎打てば剣となる」(御書958ページ)
最極の「生命尊厳の哲理」を掲げ、法のため、人のため、社会のため、苦労することほど、偉大な鍛錬はない。全てが自らの生命を宝剣の如く鍛え上げてくれるのだ。勇敢に胸を張り、朗らかに堂々と進んでもらいたい。
佐渡御書には、「師子王の如くなる心をもてる者必ず仏になるべし」(同957ページ)とも仰せである。
大学校に連なる丈夫よ、一人ももれなく「師子」となれ! と私は祈りたい。
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一人の青年が立ち上がる陰には、どれほど深い真心の励ましがあることか。
65年前、男子部の拡大に先陣を切った私も、徹底して一人一人と会い、励まし続けた。会えない友には、手紙や葉書を書き送った。
今、各地で人材の大城が輝きを増しているのも、尊き地域の父母や先輩たちの激励があればこそと、私には痛いほどわかる。
私が心がけてきた「人材育成」の四本柱がある。
第一に「指導」。友の幸せを祈り、確信込めて仏法の正義を語り切る。
第二に「教育」。率先して模範を示し、共に行動する。
第三に「訓練」。相手の勇気を引き出して実践できるようにする。
第四に「擁護」。結果はどうあれ、努力を讃え、断じて守り抜くことである。
ともあれ、「一騎当千」の一人を育てることは、千人の拡大にも通ずることを、誇りとしていただきたい。
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関西の不二の同志と共に、大阪事件の完全勝利を飾ってより、56周年——。この1月25日は「関西婦人部の日」である。
関西をはじめ全国、全世界の創価家族の健康と無事安穏、そして地涌の歓喜の前進を祈る日々である。