会合へ参加できない人へ
温かな声掛けを!
「徹して一人を大切に」
これが創価の心だ。
希望の光を隅々まで!
経王御前御書 P1123
『又如何に唱うとも日蓮に怨をなせし人人は先ず必ず無間地獄に堕ちて無量劫の後に日蓮の弟子と成つて成仏す可し、恐恐謹言』
◇寸鉄 2018年2月11日
戸田先生の生誕日。悲惨の二字をなくす!恩師の闘魂継ぐ陣列は192カ国に
国際部結成の日。語学と人間力で世界を一つに!広布の伸展支える賢者よ
若者は実行と決意。やれば必ずできる—牧口先生勇敢に正義語り、壁破れ
子どもの育成自体が平和の為の仕事—博士。鳳雛に励ましを。未来部の日
「おれおれ詐欺」の被害が過去最悪。慌てず焦らず。振り込む前に家族に相談
☆御書と歩む� 第5回 広布の使命に胸を張れ
『諸天昼夜に常に法の為の故に而も之を衛護す、経文の如くんば南無妙法蓮華経と申す人をば大梵天・帝釈・日月・四天等・昼夜に守護すべしと見えたり』(諫暁八幡抄、588ページ)
◇通解
(法華経の第5巻には)「諸天は昼夜に常に法のためのゆえに法華経の行者を衛護する」(安楽行品第14、趣意)と説かれている。この経文の通りであれば、南無妙法蓮華経と唱える人を大梵天王、帝釈天、日月、四天等が昼夜にこれを守護されるわけである。
◇同志への指針
妙法のために動けば、諸天も必ず動く。広布のために戦えば、諸天は断じて護る。これは、法華経の会座で諸天が誓いを立てたことだ。
今、全世界の青年が、平和と幸福のために真心の対話を広げている。諸天の守護が現れないわけがない。
若き地涌の男子部大学校生よ! 栄光の大道を、先頭に立って走りゆけ! 一人一人の勝利を祈り待っている。
☆藍よりも青く 「3・16」60周年へ走る 四国の若き友
◇魁光る人材の大城
本紙連載中の小説『新・人間革命』「勝ち鬨」の章では1981年(昭和56年)の「四国闘争」の歴史がつづられた。池田先生が反転攻勢の戦いを開始した徳島訪問から学会歌「紅の歌」の誕生に続く、師子のドラマである。
"志国"に脈打つ師弟の精神を受け継ぐ香川・高知・愛媛・徳島の青年部では、世界青年部総会に向け、"紅の朝を開くのは我ら!"との心意気で、対話拡大、参加確約の増加に奔走する。
このうち、各部が"壮男""婦女"の模範の団結で前進するのは、香川戸田県。香川東部に位置し、瀬戸内海に面した東かがわ市とさぬき市からなる同県は、香川でも高齢化や人口減少などが進む地域である。
鏡原力県男子部長は、こう語る。
「青年層が薄いという地域の実情はありますが、状況を嘆くだけでは変化は起こせません。若き日の池田先生を範とし、私たちが"必死の一人"になろう、と誓い合いました。そうした中で、壮年の先輩方が力を貸してくださるようになったのです」
一騎当千の自覚に燃える男子部と、信心の経験豊富な壮年部——両部ががっちりとスクラムを組んだ。綿密に打ち合わせを行い、男子部だけでは会えなかった部員を、家族に人脈のある壮年が担当するなどして、総会のチラシを手に訪問激励。
"参加は無理かも"と周囲が諦め掛けていた部員が、皆の励ましによって元気になり、一人また一人と総会の参加を約束してくれている。昨年は果たせなかった新規の大学校生を誕生させることもできた。
また、鏡原さんのもとに「うちの地域の未入会の2人の兄弟と対話してほしい」との連絡が。話を重ねるうちに仕事や進路の悩みを打ち明けてくれるようになった。
鏡原さんは自身の転職を勝ち取った信仰体験を語るなど、兄のように励まし、2人を入会に導くことができた。
さらに、ニュー・リーダーの男子部の友も、壮年部の大応援を受け、1月2日に大好きな祖父への弘教が実った。
◇◆◇
"栄光の年"の出発に当たり、四国女子部ではオリジナルの「サンフラワーシート」を作成。会合への参加や「池田華陽会御書30編」の読了などの活動者増に向けた人材育成の目標を婦人部と共有し、スクラム固く歩みを進める。
昨年、入会を決意する人が支部で1人以上誕生した香川戸田県女子部では、女子部1人につき、3人の婦人部が「祈り隊」「励まし隊」「勝たし隊」という応援隊を結成。人生経験豊かな先輩が温かく女子部の活動をサポートする。
2012年に入会した森下梓さん(華陽リーダー)も婦人部の励ましで変わった一人。人見知りで話すことが苦手だったが、地区の同志に支えられて学会活動に励む中で、明るく誰とでも話ができるように。その姿を間近で見てきた父が、「俺も信心すれば変われるのか?」と15年に入会した。
さらに昨年末、森下さんは婦人部の友と一緒に仏法対話に歩き、友人が入会を希望。自信をつかんだ森下さんは、さらに3人の友に対話を重ね、皆が入会を決意した。
森下さんは「婦人部の心強い応援のおかげで、勇気を持って対話することができました。私のことを、わがことのように喜んでくれる婦人部の皆さんと共に、今度は聖教の購読推進にも挑戦したい」とほほ笑む。
小倉綾乃さん(女子地区リーダー)は、16年に行われた「四国総会」の本会場に参加したことがきっかけで、積極的に活動に励むように。さらに同級生の女子部員が白蓮グループで輝いている姿を見て、「私もやりたい!」と昨年、同グループに入った。
白蓮での薫陶で成長した彼女は、支部婦人部長の母と共に祖父と対話。祖父は、生き生きとした孫の姿に胸打たれ、入会を決意した。
現在、小倉さんは大学3年生。来年の看護師国家試験を目指し、唱題根本に勉学に挑む。
本年は、四国の歌「我等の天地」発表から40周年の佳節。四国青年部は「友よ負けるな!」との師の叫びを命に刻み、各部一体で難攻不落の人材城を築こうと、誇り高く前進する。