さあ 伝統の2月!
勇気の声を凛々と響かせ
出会う人を必ず幸福に。
舞を舞うがごとく
歓喜の連帯を築こう!
寺泊御書 P953
『日蓮此の経文に当れり汝等何ぞ此の経文に入らざる』
◇寸鉄 2018年2月1日
「蘭室の友に交りて麻畝の性と成る」御書。相手の心動かす対話の名手たれ
牙城会結成の日。「勝って護る」が若き獅子の誇り。燃える闘魂で拡大に先駆
「指導とは激励なり」戸田先生。今日も友に真心の励ましを。一軒また一軒
今年の日本を漢字一字で—予測1位は「変」。変化の時こそ揺るがぬ信心で
週末にかけて列島各地で雪模様。転倒・交通事故に注意。安全最優先で行動
☆大白蓮華巻頭言2018年2月号 創価の「挑戦王」は朗らかなり
日蓮仏法は、「挑戦」の宗教である。
妙法とともに、月月・日日に蘇生した生命力で、たゆまず新たな価値を創造る挑戦だ。
御書とともに、人生のいかなる試練、なかんずく自他共の生老病死の苦悩を打開する挑戦だ。
同志とともに、現実社会の課題に立ち向かって、幸と平和の連帯を広げゆく挑戦なのである。
御本仏・日蓮大聖人は、熱原の法難の渦中、21歳の南条時光に烈々と呼び掛けられた。
「願くは我が弟子等・大願ををこせ」(1561ページ)
そして、法華経の一文「願くは此の功徳を以て普く一切に及ぼし我等と衆生と皆共に仏道を成ぜん」(同ページ)を贈られたのである。
題目を唱え、「広宣流布の大願」に挑む生命は、妙法と一体であり、仏と一体である。ゆえに、宇宙大の功力が漲らないわけがない。
だからこそ、競い起こる難を勝ち越えて、縁する家族も、友人も、春属も、「一生成仏」という永遠の幸福の軌道へと、確かに牽引していけるのだ。
地涌の菩薩とは、いかなる存在か。時を逃さず、自ら誓い願った天地に躍り出て、久遠元初からの使命を果たしゆく「挑戦」の勇者に他ならない。わが学会こそ、地涌の挑戦のリズムが脈打つ陣列なのだ。
私の胸には、大関西の草創の母の叫びが蘇る。
「寝ても覚めても、みんな幸せになって欲しゅうて、人材が欲しゅうて、一心に歩き回りました」と。
創価とは
挑戦王の
異名なり
溢れんばかりの
勇気で勝ち切れ
幾つになろうと、挑戦を止めない信仰者の命は、ますます若々しく、ますます朗らかに冴え光る。
「いよいよ強盛の御志あるべし、冰は水より出でたれども水よりもすさまし、青き事は藍より出でたれども・かさぬれば藍よりも色まさる」(1221ページ)と御聖訓に仰せの通りである。
法華経の会座では、年を重ねて疲弊していた長老たちも、未だかつてない師匠の師子吼に歓喜踊躍し、生まれ変わった息吹で、今再びの挑戦を開始した。
信心の心は自在であり、誓願の祈りは無限である
「いままで・しりぞかせ給わぬ事申すばかりなし」(1224ページ)健気な母を讃えられたこの一節は、創価の多宝の父母への御賞讃と拝されてならない,
わが師・戸田域聖先生は、「信心こそ惰性を打ち破って、自分も家庭も地域も、一つ一つ、より良く変えていくための挑戦である」と指導された。
どんな小さなことでもよい。具体的に明確に祈りながら、新しい何かにチャレンジしていくことだ。
一日に一人でもよい。真心込めて声をかけ、励まし、仏縁を結んでいくことだ。
「3・16」の後継の儀式から60周年——。
今、うれしいことに、華陽の乙女、創価の若師子、普賢の俊英が溌刺と地涌の拡大に挑んでくれている。
この若人たちと共々に、わが地域に新たな「挑戦の友」を一人また一人、増やしていこうではないか!
栄光は、朗らかな「挑戦王」にこそ輝くのだから!
☆四季の励まし 「1・26」SGIの日 対話の力で平和を創る 2018年1月21日
人間は憎しみ合い、
傷つけ合うために
生まれてきたのでは決してない。
今こそ人間の無限の可能性を信じ、
平和創造の力を
引き出していく時ではないか。
戦争を起こすのは、人間である。
ゆえに、平和な世界を
創造できるか否かも、
人間自身の手の中にある。
相手に具わる
最極の仏の生命を信じ、敬い、
引き出していく祈りと行動が、
そのまま自分自身の仏の生命を
荘厳に光り輝かせる。
この相互触発の善縁を広げ、
世界の人々の心を結び
高めゆくことを、
我らは「広宣流布」と呼ぶ。
仏法が志向するのは、
人間性の極意の振る舞いだ。
正しき仏道修行の深まるところ、
いかなる差異も超え、
どんな人たちとも心を開いて、
仏縁を結ぶことができる。
1日24時間。
今この瞬間も、地球のどこかで、
地域の安穏を願い、
我らの同志が
勇気と励ましの対話を広げている。
なんと麗しき
民衆の平和の大連帯であろうか。
ここに崩れざる幸福の大地がある。
「平和」とは、
遠い彼方にあるものではない。
自分が今いる場所で、
あの友に会い、この友と縁を結び、
誠実に
対話を重ねる中で築かれるものだ。
自ら動き、自ら声を掛け、
友情を広げる中で築きゆくものだ。
地道な、真剣勝負の
「今日の一歩」の中に、
「明日の勝利」がある。
青い海、寄せる白波、風に揺れるヤシの葉——。南国の陽光に照らされ、全てが生き生きと輝いていた。1995年(平成7年)1月、池田大作先生が、アメリカのハワイでカメラに収めた。
日米開戦の地・ハワイ。戦争の惨禍の歴史が刻まれた地から、世界平和の大潮流を起こそうと、先生は60年10月、この地に世界広布の第一歩をしるした。
75年1月26日には、SGI(創価学会インタナショナル)が発足。この1・26「SGIの日」に寄せ、先生は毎年、記念提言を発表してきた。今年は、発表開始から35周年を迎える。
先生の信念と行動によって、SGIは192カ国・地域に広がり、平和の大道は開かれた。さあ、私たちも勇気の対話で、平和の一歩を踏み出そう。