2014年12月30日火曜日

2014.12.28 わが友に贈る

気高き無冠の友の皆様
通信員、新聞長はじめ
本紙を支えて下さった
全ての方々に最敬礼!
新たな前進を共々に!

報恩抄 P329
『日蓮が慈悲曠大ならば南無妙法蓮華経は万年の外未来までもながるべし』

◇人生の座標
世間でいう、いい学校、いい就職という"成功のレール"を歩むことだけが人生ではない。仮に、そのレールどおりの人生を歩んだとしても、本当の充実感を味わえるかどうかは、まったく別問題だ。有名な大学を出ても、犯罪者になる人もいる。人間として偉さとは、学歴や社会的地位で決まるものでは絶対にない。

☆秋季通信員大会へのメッセージ
万障繰り合わせて、秋季通信員大会の開催、誠に、ご苦労様です。いつもいつも、お世話になり、本当にありがとうございます。
聖教新聞という、末法万年尽未来際まで輝き光る、広宣流布の大叙事詩をば、私と共に、私と同じ心で、綴り、留めてくださっているのが、わが誉れの通信員の皆さん方であります。
皆さんは、仏と魔との大闘争の最前線に身を投じ、自ら先頭に立って戦いながら、ペンを揮い、カメラを構え、友を励まし、鼓舞してくださっています。
その尊き労苦の結晶たる紙面を、一番の陰の功労者である神々しき皆さん方に私は心で合掌しつつ、拝見しております。
なかんずく、永年表彰の方々(長年にわたり通信員を務めた友)、誠におめでとうございます。
水の流れる如く、たゆまぬ挑戦を貫き通してくださった皆さん方の偉大な陰徳の歴史は、御本仏・日蓮大聖人がすべて御照覧であられます。
限りない陽報が、皆さん方の生命を、また一家眷属を包んでいくことは、厳然たる因果の理法に照らして絶対に間違いありません。
御聖訓には、『今の法華経の文字は皆生身の仏なり我等は肉眼なれば文字と見るなり』(P1050、「法蓮抄」)とあります。
「文字」こそが「生身の仏」の振る舞いそのままに、民衆救済の慈悲の働きをすると仰せなのです。
「万人成仏」を説いた最極の経典である法華経も、文字によって残され、日本へ伝えられました。そして、日蓮大聖人が、その文底の大法を、あますところなく説き明かされたのであります。
この御金言を活字として編纂し、御書全集の出版を実現されたのは、わが恩師・戸田城聖先生です。
御書を根幹とする創価の師弟の言論戦は、一切衆生の仏性を開かしめる仏の慈悲の精神を凝結した、文字による民衆救済の大運動といえましょう。
その魂と実践を脈々と受け継ぎ、今、宝の文字を刻み残しゆく戦いは、聖教新聞の尊き通信員活動にこそ、輝き光っていることを大確信していってください。
皆さん方の心血を注がれた手作りの紙面によって、勇気と希望が地域の友へ大きく広がっていることも、その中から入会を決意する方が数多く誕生していることも、全部、報告を伺っております。
まさしく、皆さんが苦労し、心を込めて書く一つ一つの記事が、万人の幸福を花開かせる仏の文字となっているのです。
明年のテーマは、「世界広布新時代 躍進の年」と銘打たれました。
「躍進」の力──それは一体、どこから生まれるか。
思えば、現在の東京都新宿区信濃町18番地に、わが聖教新聞社の社屋(現・第1別館)が落成したのは、1961年(昭和36年)の「躍進の年」であります。
私が第3代会長に就任した翌年、創価の新時代の「躍進」は、新たな「言論城」の誕生と時を同じくして開始されました。
ゆえに私は、今再び、不二の盟友たる通信員の皆さん方と一緒に、躍動し、進撃する「言論」の力によって、「世界広布新時代」の「躍進」の波動を起こしていきたいと思うのであります。
ペンの宝剣で時代の闇を切り裂き、未来への扉を開く活字文化の旗手が皆さんです。
私はどこまでも、皆さんと共々に、小説 『新・人間革命』 をはじめ、いやまして書いて書いて書き抜いていく決心であります。
いよいよ勢いのある文章と、明るく晴れやかな写真で、一人一人の「人間革命」の躍進を、「民衆勝利」の躍進を、そして、「広宣流布」即「世界平和」の躍進を、力強くリードしていこうではありませんか!
大切な大切な皆さんの益々の健康と活躍、ご一家のご多幸と栄光を、私は妻と共に、さらに真剣に祈ってまいります。
どうか、お元気で!