「今一重強盛に
御志あるべし」
いよいよの決意が
諸天を動かす!
さあ今日も前進だ!
四条金吾殿御返事 P1186
『貴辺も又かくのごとく敵はねらふらめども法華経の御信心強盛なれば大難もかねて消え候か、是につけても能く能く御信心あるべし』
◇人生の座標
世界には、たくさんの種類の草木がある。形も、大きさも、性質も、千差万別です。早く成長するものもあれば、時間をかけて、じっくり、じっくり、育っていくものもある。
子どもも千差万別です。それぞれが、すばらしい「個性」を持っている。どの子どもも、自分らしく、"個性の花"を開花できるよう、大きな慈愛を注いでいかねばならない。
☆名誉会長と共に新時代を開く第42回 皆様の前進こそ世界の希望
◇関西の友へ
間もなく、阪神・淡路大震災より20年。全世界に希望と勇気を送る兵庫そして大阪の奇跡の大復興を、私はあらためて讃嘆申し上げたい。
その姿こそ、東日本大震災からの復興へ歩む東北と全国の同志にとって、何よりの励ましとなるに違いありません。
御本仏のお約束の通り、「極楽百年の修行」に勝る大功徳が、一日また一日、皆さん方の生命に無量無辺に積まれ、「陰徳陽報」の大勝利の実証が厳然と現われることを祈り、そして確信しつつ、題目を送り続けております。
昭和31年の「大阪の戦い」で、一番苦しい局面にあって、私と関西の父母たちが共々に身読した御聖訓があります。
『各各師子王の心を取り出して・いかに人をどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし、彼等は野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり』(P1190、「聖人御難事」)との一節です。
いかに過酷な試練が襲いかかろうとも、絶対に怯まない。一人一人が「師子王の心」を取り出して、正義を勇敢に叫び切る。そして何ものをも恐れず、何ものにも負けない金剛不壊の団結で、人類の悲劇の流転を大転換しゆく民衆の大城を、私たちは築き上げてきたのです。
我らが負けじ魂で悪戦苦闘を突き抜けて進んだ分だけ、仏縁は広がり、人材が育つ。社会は栄え、世界の希望となる。
どうか、題目を唱え抜き、「信心しきったものが必ず勝つ」──この常勝不敗の金字塔を、従藍而青の誇りも高く、断固と永遠に輝かせていってください。
幸福勝利の「春の曲」を轟かせながら、最高に晴れ晴れと、新年を迎えようではありませんか! 体を大事に! 風邪をひかれませんように。