「さいわいは心より
いでて我をかざる」
広布への強き一念に
功徳の花は咲き薫る!
今日も生き生きと前へ!
報恩抄 P293
『仏教をならはん者父母師匠国恩をわするべしや、此の大恩をほうぜんには必ず仏法をならひきはめ智者とならで叶うべきか』
◇希望の明日へ
世界の平和、人間の平等、魂の自由を開いていくのが教育の使命である。そうでなければ、万人が人間らしく生きゆく"人間性のオアシス"を、つくっていくことはできない。また、そうさせまいとする権力者の思惑を打ち破り、権力、権威を民衆のもとに従属させていく道を開くのは、教育をおいてほかにないであろう。
平2・9・26
☆女性に贈ることば 十二月七日
いちばん大事なことは、どんな場合でも「自分なんか、ダメだ」と思わないこと。自分をいじめないこと。自分で自分を励ますことです。落ち込んでしまった自分の心を、自分で「よいしょ」ともちあげることです。
あなたは素晴らしい人なんだから、そんな素晴らしい自分をいじめてはいけない。人が何とけなそうが、関係ない。
☆今日のことば 十二月七日
人間形成の最大時は、なんといっても教育にある。教育は技術である。そして、その教育法の根本は、教育者が、いかなる教育理念を持っているかによって、決定されてしまう。
☆青年部代表勤行会へのメッセージ
一、ここ広宣流布大誓堂に、わが青年部の誉れの代表が一堂に集い合った。
誠に、誠におめでとう!
全同志の偉大な信力・行力によって、偉大な仏力・法力を湧現しつつ、学会は創立83周年を最高に晴れ晴れと大勝利で飾ることができました。
初代・牧口常三郎先生も、二代・戸田城聖先生も、満面の笑みで喜び合われていることでありましょう。
この師弟勝利の本陣を、これから厳然と守り抜いてくれるのが、君たち青年部です。
君たちこそ、この本陣から、まず創立85周年へ、また2020年の創立90周年へ、さらには2030年・創立100周年へ、新たな「一閻浮提広宣流布」の波動を起こしゆくことを、久遠より誓願し、不思議にも、この時に、勇んで躍り出てくれた地涌の菩薩なのです。
まさしく今、学会常住の「大法弘通慈折広宣流布大願成就」の御本尊の御前で、「世界広布新時代」が遠大な希望に燃えて、ここに開幕したことを、私は最も信頼する君だちと一緒に大宣言したいのであります。
◆広布の誓願こそ究極の「師子吼」
一、きょうは、仏法の真髄である「師子吼」の意義を心肝に染めておきたい。
日蓮大聖人は厳命なされました。
『各各師子王の心を取り出して・いかに人をどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし、彼等は野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり』(P1190)と。
末法今時において、法華経に説かれる通りに、『悪口罵詈』『猶多怨嫉』の難を受け切り、紛然と競い起こる『三障四魔』『三類の強敵』と戦い続けてきた『日蓮が一門』は、我ら創価の師弟以外には、絶対におりません。
その一切を威風堂々と勝ち越えることができたのは、一体、なぜか。
それは、大聖人の仰せのままに、『師子王の心を取り出して』、師子吼を貫き通してきたからであります。
この正義の勝利の道は、未来永遠に変わりません。
◆苦難に打ち勝つ題目の大音声
「御義口伝」では、『師子吼』の『師』とは『師匠授くる所の妙法』(P748)であり、『子』とは『弟子受くる所の妙法』(同P)である。
そして、『師子吼』の『吼』とは『師弟共に唱うる所の音声なり』(同P)と明快に示されております。
すなわち、師匠と弟子とが、共に広宣流布を誓願して、唱えゆく妙法の音声が、究極の『師子吼』であります。この世に、これほど強く正しい、これほど深く気高い音声はない。
そして、この師子吼を、世界へ未来へ、限りなく轟かせゆく道場こそ、ここ広宣流布大誓堂なのであります。
一、人生は、誰人も「生老病死」という本源的な苦との戦いであります。
しかし、大聖人は『南無妙法蓮華経は師子吼の如し・いかなる病さはりをなすべきや』(P1124)と断言されております。
題目の師子吼に勝るものはない。
若き不二の愛弟子たちは、断じて負けてはならない。
いかなる病も、いかなる悩みも乗り越えるためにある。仏になるためにある。
断固と勝ち切って、大勢の苦悩の友を励まし、救っていくための試練である。
なかんずく、『法華経の師子王を持つ女人は一切の地獄・餓鬼・畜生等の百獣に恐るる事なし』(P1316)とは、わが健気な華陽の乙女たちを厳として擁護してくださる御本仏のお約束であります。
◆我ら地涌の絆が時代変えゆく力
一、ともあれ、いずこにあっても、いかなる時も、私と君たちは、誓願の題目で深く強く結ばれている。
何ものにも破られない金剛不壊の絆です。
大聖人は、『一の師子王吼れば百子力を得て諸の禽獣皆頭七分にわる』(同P)と仰せになられた。
一人の後継の師子が師子吼すれば、一切が変わる。
時代は、ますます濁り、乱れている。
だからこそ、我らは、この広宣流布大誓堂を中心に、それぞれの使命の舞台で、自行化他の題目の師子吼を、いやまして勇気凜々と響かせ、ありとあらゆる邪悪に打ち勝ち、わが地涌の眷属の威光勢力を無限に増してゆくのだ。
悩める友には希望と確信の声を、混迷の社会には正義と価値創造の声を、そして分断の世界には平和と連帯の声を、いよいよ惜しまず広げていこうではないか!
大事な大事な君たちが一人も残らず、これ以上ないという幸福勝利の人生を飾りゆかれることを祈りに祈って、私のメッセージといたします。