題目の師子吼を
世界へ 未来へ!
広布大願に燃え
わが使命の天地に
希望の楽土を築け!
同生同名御書 P1115
『人の身には同生同名と申す二のつかひを天生るる時よりつけさせ給いて影の身にしたがふがごとく須臾もはなれず』
◇今週のことば
「声仏事を為す」
はずむ生命力で
友好の対話を!
善き友をつくれ!
そこから新時代が。
2013年12月02日
◇希望の明日へ
未来を開き、未来を育むといっても、その主体は人間にあるといってよい。人間をつくりあげる事業こそ、教育にほかならない。人間の内なる無限の可能性を開き鍛え、そのエネルギーを価値の創造へと導くものこそ教育である。いわば教育は、社会を築き、時代を決する"根源の力"である。
平2・5・28
☆女性に贈ることば 十二月二日
「いつか」ではない。「今」である。この時を完全燃焼せずして、真の人生はあり得ない。
☆今日のことば 十二月二日
今は全然 僕の存在は
理解してくれなくても満足なのだ
やがて 僕の会話に多くの人が
耳を傾けるであろうことを
確信しているからだ
☆学園抄第12回「英知の歌声」
「新しい校歌を作ってはどうか」
創立者が関西校に呼び掛けたのは86年12月。提案は具体的だった。分かりやすい詞。関西全域で歌われる曲。題は「栄光の旗」……。
作成委員会に1500もの案が寄せられたが、まとまらなかった。
90年1月。卒業前の高校3年生が立ち上がった。創立者から伝言が届く。
「校歌ができるのを楽しみにしております」
創立者に見ていただく!
その一心で討議を重ね、完成した案を送った。
3月5日。原案に創立者の筆が入り、戻ってきた。詞が生まれ変わっていた。
ああ関西に 父子の詩
これぞ我らの
誉れの曲
ともに誓いを
果たさむと
世界を結べや
朗らかに
君も王者と 栄光の旗
君も勝利と 栄光の旗
この3番の「関西に 父子の詩」に目が止まる。創立者と関西学園生の絆。一番込めたかった思いが、そのまま入っていた。
曲には創立者が「学園生か庭園の池のほとりで、仲良く語り合っているような、流れるようなメロディーで」とアドバイス。だが
なかなか表現できない。
13日。卒業式まで3日。
今日できなければ後輩に託そう。最後に録音した曲は15作目である。
14日。校舎に突然、高ぶった声の放送が響く。
「新校歌『栄光の旗』が完成しました!」
各教室で歓声が湧く。創立者も「とてもいい!」と賛同したのだった。
16日の卒業式で、新校歌を歌う瞳が輝いた。
創立者は「限界を打ち破り、何度も何度も挑戦した学園生の心意気が本当にうれしかった」と振り返る。
「東京の校歌には、深く掘り下げられた『学園の原点』があり、関西の校歌には、世界に飛翔しゆく『学園の栄光』が留められています」
「皆、私が学園生と一体となってつくった『師弟の詩』です」