2013年12月4日水曜日

2013.12.04 わが友に贈る

「友を断じて幸せに!」
その心が弘教の根本。
祈り、語り続ける中に
自他共の偉大なる
生命の変革がある。

四条金吾殿御返事 P1169
『日蓮は少より今生のいのりなし只仏にならんとをもふ計りなり、されども殿の御事をばひまなく法華経釈迦仏日天に申すなり其の故は法華経の命を継ぐ人なればと思うなり』

◇希望の明日へ
青年にとって、どのような教育がふさわしいのか。その一つの結論として、偉人や英雄の人間像を語ることは、青年たちに、さまざまな人生の意味を教えることができるであろう。勝利と敗北、労苦と試練、明と暗との因果の色彩にいろどられた人生模様、戦いの歴史−−人類史に何らかの巨歩を印した人物には、やはりそれなりの"人間学"がある。それら人生の先達の姿を学ぶことによって、青年たちが、自らの生き方への何らかの示唆を得、勇気と希望を抱き、視野を広げていくことができるであろう。それが精神の滋養に富んだ、生きた人間教育となる、と確信している。
平2・8・15

☆女性に贈ることば 十二月四日
さまざまな悩みと戦いながら、前を向いて、郵賢恥えて生き抜いていく、けなげなお母さん!
人がなんと言おうと、子どもをとことん信じ、守り、太陽のように照らしていく、優しいお母さん!
どんなに、よその家の子がよく見えようと、「うちは、うちよ」と笑いとばす、朗らかなお母さん!
人のため、社会のために奔走し、なかなか、わが家を顧みる時間がなくとも、その尊貴な後ろ姿で、骨を力強く引っ張っている、たくましいお母さん!

☆今日のことば 十二月四日
理論を好んで生きていく人がある。反対に実践、体験を重んじ、生きていく人もある。だが、せんじつめれば、生活は実践であり、体験による以外にないであろう。

☆御書とともに�第16回 妙法の功徳は広大無辺
『問う其の義を知らざる人唯南無妙法蓮華経と唱うるに解義の功徳を具するや否や、答う小児乳を含むに其の味を知らざれども自然に身を益す』(四信五品抄、P341)

◇通解
問う、(妙法蓮華経の五字に法華経の道理が納まっているという)意義を知らず、ただ南無妙法蓮華経と唱える人が、一念三千の道理をわきまえる人と同じ功徳を得られるであろうか。答える、子どもが母の乳を飲むのに、その味を知らないけれども自ずから育っていくようなものである。

◇同志への指針
妙法の功徳は広大無辺である。たとえ深き意義を知らなくても、母の慈愛に抱かれた幼子のように、自然と無量の福徳に包まれる。
「信」の一字で、真っすぐに御本尊に向かうことだ。いかなる権勢の人も、題目を唱える人にはかなわない。これが、日蓮大聖人に直結する我らの誉れなのである。