上野殿御消息 P1527
『かくれての信あればあらはれての徳あるなり』
◇四季の語らい
「満足」するために人生はある。戦いがある。信仰がある。「満足」の人生かどうかは、「心」で決まる。文句や腺病は、自分の「満足の人生」を自分で壊しているのである。
◇今日のことば365
人間である以上、誰にでも過ちはある。間違った見解に陥ることもあろう。しかし、過ちを指摘されたときに、率直に非を認め、大胆に改めるかどうかで、進歩の人か保守の人か、また善意の人か悪意の人かが決まってくる。
☆御書と師弟 三変土田
「三変土田」の本質とは、宇宙大の広がりをもって、無数の弟子が勇んで師のもとに馳せ参じる荘厳な師弟のドラマといってよい。
師弟こそ、一切の原点です。
師弟こそ、勝利の源流です。
大事な点は、釈尊が、間を空けずに、二度、三度と、連続して国土を変え続けたことにあります。第二波、第三波とうねりを起こし続けてこそ、偉大な変革は成し遂げられる。
実は、もう一歩深く日蓮仏法から見れば、この挑戦を起こした瞬間、生命は大変革を遂げています。一念が深く定まれば、三惑は瞬時に打ち破られるからです。だから国土も変わらないわけがないのです。
三変土田とは、狭い心のカラを決然と破る「人間革命」の挑戦そのものなのです。そのために、妙法を朗々と唱え、師の心をわが心として広宣流布の行動を勇敢に開始するのです。「いつか」ではない。「今この時」が勝負です。
◎最も難しい勝利−−それは自分に勝つこと