2017年1月15日日曜日

2017.01.15 わが友に贈る

人と人のつながりが
地域の安全の基盤。
日頃の声掛けを大切に。
心通う交流で
安心のネットワークを!

四条金吾殿女房御返事 P1135
『一切の人はにくまばにくめ、釈迦仏多宝仏十方の諸仏乃至梵王帝釈日月等にだにもふびんとをもはれまいらせなばなにかくるしかるべき、法華経にだにもほめられたてまつりなばなにかくるしかるべき』

☆女性に贈ることば 一月十五日
家庭はつくられたものではない。つくるものである。建設すべきものである。

☆今日のことば365 一月十五日
生き生きと希望に燃えた青春を送るためには、まず健康であることが大切である。そして、人に迷惑をかけないことを大前提に、若々しい、二度と来ない若い時代の歴史を、人生行路の思い出を、美しく刻んでゆけるような、悔いのない青春を生きていただきたい。

☆世界広布新時代第23回本部幹部会 2017年1月8日
平和の地球へ希望の大音声を
池田先生がメッセージ
原田会長、永石婦人部長が各部・海外の代表と出席

「世界広布新時代 青年拡大の年」の開幕を記念する「世界広布新時代第23回本部幹部会」が7日午後、巣鴨の東京戸田記念講堂で晴れやかに開催された。これには原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長が各部の代表、海外の友と出席。池田大作先生はメッセージ(3面)を贈り、「『平和の文化』を現実社会に創造しゆく、創価の人間主義の大連帯を、わが青年部よ、歌声高らかに、思う存分、広げていってくれ給え!」と念願。題目を唱え抜き、希望の大音声を轟かせながら、この地球上に正義と人道と平和の寂光土を築きゆく「凱歌の行進」へ踏み出そうと呼び掛けた。(2・3面に関連記事。全国中継は12日から15日〈中継の会場と時間は各県・区で決定〉)

東京の空には、澄み切った「青」が広がっていた。まばゆいほどの陽光が、東京戸田記念講堂に降り注ぐ。
"青年拡大の年"の幕開けにふさわしい大晴天に包まれ、行われた本部幹部会。冒頭を飾ったのは、音楽隊・しなの合唱団と、女子部・富士合唱団の歌声だった。

♪太陽昇る 凱歌の朝
生命を燃やし 人間革命の旗を掲げ……

歌の名は「凱歌の行進」。ヴェルディ作曲の歌劇「アイーダ」の「凱旋行進曲」に、青年部有志が歌詞を加えたものだ。世界広布という崇高な使命を自覚した青年の誓いが込められている。
合唱の終盤で、会場後方にいた500人の青年が一斉に立ち上がり、歌声を重ねた。

♪征け! 時は来たり 青年の年
拡大の 世界広布ここに
征け! 理想の道 平和の道
まっすぐに 進め進め 進めよ……

歌詞の基になっているのは、1970年12月に池田先生が発表した長編詩「青年の譜」。
当時の学会には、暗雲が立ち込めていた。言論問題である。
320行を超えるその詩は、こう始まる。「天空に雲ありて/風吹けど/太陽は 今日も昇る/午前八時の青年の太陽は/無限の迫力を秘めて/滲透しつつ 正確に進む」
長編詩に託した真情を、先生は、小説『新・人間革命』「蘇生」の章につづった。
「仏法を根底に社会の建設に立ち上がるなかにこそ、仏法者としての、青年の尊き使命がある」「青年が立つ時、時代は新しき回転を開始する。歴史を創る決戦の勝敗の鍵は、常に青年の腕のなかにある」と――。
この師の思いと歴史を学び、青年たちは歌の練習に励んできた。
「拡大の結果をもって集うことができました。池田先生に届けとばかり、精いっぱい、歌いました」(東京、男子部部長)
「先生との新たな原点を築くことができました。この一年も、必ず勝利するとの決意を歌声に込めました」(大阪、女子部部長)
清新な声の響きは、世界の青年たちの魂の共鳴板を激しくたたいた。香港で男子部部長を務める黃嘉南さんも決意を新たにした一人である。"よし! 希望の哲学を多くの友に語ろう! 地涌の連帯を広げていこう!"
師との原点は88年、香港で行われた第9回世界青年平和文化祭。後継の未来っ子の一人として、組み体操に出演した時のことだ。
黃さんは、池田先生が見守る中、同志と共に堂々たる演技を披露した。
厳しい練習を乗り越えられたのは、男子部の先輩の力強い励ましがあったからだ。今も思い出すと胸が熱くなる。「あの時受けた励ましを、後輩にも」。黃さんは今、目の前の一人に寄り添い、激励を重ねている。
仕事で多くの困難に直面した時もある。しかし、強い祈りで全てを勝ち開いてきた。今では、20人の従業員を抱える建築関係の会社の共同経営者として、実証を示す。
メキシコからは16人の友が来日した。
「青年拡大の年――それは婦人部が青年の成長のエネルギーになっていく年です!」
そう力を込めて訴えるのは、昨年11月にメキシコ婦人部長に就任したエウヘニア・ロハスさんだ。「時代が変わろうとも、青年たちに変わらぬ学会精神と広宣流布への大情熱を継承する。それだけは絶対に果たさなければならないのです」
その原動力は、自身が学会の庭で生き抜いてきた経験にあった。人間関係に悩み、精神的に追い詰められていた時があった。涙に暮れる日々だった。そんな時、婦人部の先輩が毎日のように話に耳を傾け、一緒に題目をあげてくれたという。
一人を大切にする学会の温かさを青年に伝えたい――メキシコでは本年、新たな取り組みとして"婦女一体""壮男一体"の団結で共に訪問激励に歩く。
皆が青年の心で! 各部一体の前進で! ここに、世界共通にして永遠に変わらない、広布の方程式がある。

幹部会では、池田主任副会長が池田先生のメッセージを紹介。
田中光昭さん(第3総千葉男子部長、野田総県男子部長兼任)が活動体験を語った。荒れた青春を過ごす中、男子部の先輩の激励に奮起。大手外資系企業の営業マンとして全国屈指の業績を上げ、地域では若き自治会長として活躍する。今月2日には23世帯目の弘教を実らせた。
清水女子部長は、全国各地で開催されるロマン総会で多くの友と絆を結び、歓喜の華陽スクラムを大きく広げようと語った。
原田会長は実行と決意こそが学会精神であり、この心が燃え盛っていれば新たな青年の拡大も成し遂げられると強調。青年か否かを決めるのは年齢ではなく、自身の心と行動であると訴え、皆が青年の決意で立ち上がり、異体同心の団結で破竹のスタートダッシュを飾ろうと呼び掛けた。
続いて「新春幹部会」(1994年1月)での池田先生のスピーチを上映。最後に全員で学会歌「誓いの青年よ」を合唱した。

♪民衆の城に 凱歌 轟け……

愛するわが地域、わが国に、「広布と人生の凱歌」を天高く響かせゆく、創価の大行進が始まった。