2017年1月14日土曜日

2017.01.14 わが友に贈る

温かな励まし
誠実な語らいが
友情と信頼を育む。
さあ今日も元気に
一人の友のもとへ!

佐渡御書 P958
『心は法華経を信ずる故に梵天帝釈をも猶恐しと思はず』

☆女性に贈ることば 一月十四日
学校では、学生として、真剣に生きる。家庭では、娘として、正直に生きる。結婚すれば、妻として、立派に生きる。
自分が今いる、その場所で、その立場で、周囲と協調しながら、一生懸命に生きていく。それが「謙虚」です。
反対に、周りのことなど考えないで、自分のやりたいようにやるのは「倣慢」です。
倣慢は不正義です。人を不幸にします。
謙虚は正義です。人を幸福にします。

☆今日のことば365 一月十四日
文学における古典は、人間の本質を知るうえに、欠かすことのできない手がかりとなろう。そこには、時代的な制約も、もとよりあろうが、時代を超えて、変わらぬ、人間性のありのままが、見事に描きだされているといってよい。

☆総県長会議での原田会長の指導 要旨 2017年1月7日
「師のために」「各部一体で」「一人を励ます」
二月闘争に学ぶ拡大の要諦

一、「世界広布新時代 青年拡大の年」がスタートしました。皆が「青年の心」を燃やし、「異体同心の団結」で、本日から出発を切っていきたい。
昨年末の財務につきましては、皆さまの強き祈りと温かな激励により、一切無事故で終了することができました。心より御礼申し上げます。本当に、ありがとうございました。
このあとは、財務の受領証の配布が行われます。真心込めて、丁寧にお渡しいただき、最後まで無事故の財務としてまいりたい。
一、池田先生は、年頭の3日、広宣流布大誓堂で、創価学会の前進と団結と勝利をご祈念してくださいました。聖教新聞元日号からは、小説『新・人間革命』第30巻「大山」の章をスタートしてくださいました。
私たちは、先生がつづってくださる小説『新・人間革命』を日々、しっかりと学び、呼吸を合わせながら、広宣流布大誓堂の完成5周年となる2018年の「11・18」を目指し、まずは本年前半に拡大と勝利の金字塔を打ち立て、先生の入信70周年の佳節をお祝いしていきたい。
2018年の「11・18」を目指し、各方面・県が世帯増を成し遂げていく決意で、この2年間を戦っていきたい。

自身の殻を破れ
一、折伏・弘教を大きく進め、本年の完全勝利を開くためにも、本日は今一度、65周年の佳節を迎えた「二月闘争」から、拡大の要諦を3点、確認したい。
二月闘争の前月である、1952年(昭和27年)1月。戸田先生が詠まれたお歌は「友どちの 集いも堅き 学会は 折伏行の 王者なりけり」でありました。同じ月、戸田先生は"いよいよ大作を出すか"と、池田先生を蒲田支部幹事に任命されました。
当時24歳の池田先生は、力強く訴えます。
「戸田先生の指導があって、今の私たちがあります。ご恩返しをするには、広宣流布の戦いしかない。戸田先生の52回目の誕生の月を、なんとしても歴史的金字塔で荘厳しましょう!」と。
弟子の、この決定した一念が、二月闘争のスタートでありました。
さらに先生は、二月闘争を振り返り、「『師と共に』戦うから、小さな自分の殻を破れる。『師のために』戦うから、本当の底力が出せる」と教えてくださいました。「師と共に」「師のために」——この「師弟の戦い」こそ、広布拡大の最重要の力であります。
言うまでもなく、池田先生の指導と激励があって、今の私たちがいます。そして先生が「学会の永遠性の確立」を訴えられ、「総仕上げ」と言われている今この時よりほかに、池田門下の弟子が広布拡大でご恩返しをする時はありません。
1月2日を目指し、多くの男子部が折伏を実らせました。女子部のロマン総会も、先生の誕生月をお祝いする新しい伝統になりました。年齢に関係なく生涯、師との誓いを忘れない人が青年です。師と共に広布に生き抜く人が青年です。
私たちは、「断じて師匠にお応えする」「必ずや師匠に喜んでいただく」との一心で、動き、語り、壁を破っていきたい。

青年と一緒に
一、先生はかつて随筆で、二月闘争を「学会の歴史において、これこそ、青年が大先頭に躍り出て、壮年・婦人と一体で戦い、実質的に広布拡大を牽引した初陣であった」と意義づけられました。
さらに「常に、未来を託す人材の流れを『二陣三陣』と育成するために、間断なく種を蒔いていくことだ。これが、令法久住のための鉄則である」とも教えてくださいました。
今、この時に生まれ合わせた青年部・未来部こそ、創価学会を永遠に盤石ならしめる、使命深き大事な人材です。
その青年部・未来部を激励することはもちろん、二月闘争から学ぶ勝利の要諦は、青年を先頭にした「各部一体の団結」です。「青年を先頭に」というのは、当然ながら「青年だけにやらせよう」とか「青年を動かそう」ということではありません。
先輩である壮年・婦人が自ら、青年の模範となる対話に挑む。青年と一緒に、青年への折伏に挑戦する。それでこそ、拡大のうねりが起こり、その各部一体の拡大のなかでこそ、次代を担う青年が、拡大の先頭に立てる一騎当千の人材へと成長するのです。

功徳の体験こそ
一、池田先生は昨年、小説『新・人間革命』に、二月闘争について「勝利の眼目は、まさに徹底した個人指導にあった」と改めてつづられました。
さらに、続けられます。
「山本伸一に励まされた蒲田支部の同志は、一騎当千の闘士となって二月闘争に走った。皆が、途方に暮れるしかないほど深刻な悩みをかかえていた。しかし、そのなかで"私は信心で勝つ! 負けるものか!"と、広宣流布の使命に奮い立っていった」
「その戦いの帰結が、一支部で一カ月に二百一世帯という当時としては未曽有の弘教を実らせたのだ。そして、より重要なことは、勇んで二月闘争を展開した同志は、功徳の体験を積み、歓喜と確信に燃え、苦悩を乗り越えていったという厳たる事実である」と。
先生は二月闘争を振り返る際、「一人を大切に」と繰り返し教えてくださっています。未曽有の拡大が、直接一人と会い、共に祈り動くという、最も地道な活動からであったことを、ゆめゆめ忘れてはならない。
そして何より、先生が「折伏の成果」にも増して、拡大に取り組んだ一人一人の「功徳の体験」「苦悩を乗り越えた実証」を強調されていることを肝に銘じたい。
昨年の任用試験では、会友の合格者が前回に倍する数となりました。最近3年間の任用試験の合格者は、およそ30万人いらっしゃいます。
ここに象徴される「新しい力」が対話に打って出た時、拡大の結果が出ることはもちろん、功徳の体験が、歓喜の実証が、各地域で大きく花開くことは間違いありません。
私たちは「全員を勝利者に」との思いで訪問激励に徹し、拡大の上げ潮をつくっていきたい。

人間革命の旗を
一、聖教新聞元日号で発表されたように、聖教新聞社の新社屋が「創価学会 世界聖教会館」として建設されることになりました。2019年の11月18日に落成予定となっています。この日を目指し、聖教新聞のより一層の拡大にも、全力で取り組みたい。
2月には、聖教新聞PR版の発行も予定していますので、よろしくお願いいたします。
先生は、新年勤行会のメッセージで「いざ共に 人間革命 凱歌あれ」と詠んでくださいました。
「大白蓮華」1月号の「世界を照らす太陽の仏法」では、「今いる場所で、『わが人間革命の姿を見よ!』と、勝利の旗を掲げゆけ!」「陽出ずる21世紀に 人間革命 光あれ!」と呼び掛けてくださいました。
私たちは、今、先生と一緒に人間革命の旗を掲げて戦えることを最大の誇りとし、自らが人間革命の実証を厳然と示しながら、「凱歌の歴史」を堂々と切り開いていきましょう。