行事の運営に携わる
役員の皆様に感謝!
歓喜あふれる集いは
陰の支えあればこそ。
その福徳は無量なり!
四条金吾殿御返事 P1143
『苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽ともに思い合せて南無妙法蓮華経とうちとなへゐさせ給へ、これあに自受法楽にあらずや、いよいよ強盛の信力をいたし給へ』
◇希望の明日へ
歌は民衆の心意気である。歌を歌うと勇気がわく。希望がはずむ。創価学会の力強い前進も、つねに、この民衆の歌声、希望の歌声とともにあった。
平4・4・26
☆世界広布新時代第5回本部幹部会へのメッセージ
日本全国、そして全世界の創価家族と共に、勝利、勝利、大勝利の「5月3日」を迎えることができ、これほど嬉しいことはありません。
牧口先生も、戸田先生も、広宣流布に走りゆく全同志の奮闘を、どれほど喜んでくださっていることか。
世界広布の新時代を牽引されゆく、宿縁深き五大州、60カ国・地域のSGIのリーダーの皆さん方、本当にようこそお越しくださいました。全員の尊い署名簿も、御宝前にお供えして、題目を唱えました。
皆で、あらためて、熱烈に歓迎申し上げようではありませんか!
また、人間主義の機関紙・聖教新聞を、雨の日も風の日も、配達してくださっている、陰の大功労者であられる「無冠の友」の皆さん!
いつもいつも、ありがとうございます。ここで重ねて、大拍手をお送りしたいのであります。
きょうは、簡潔に一点、「創価の世界市民よ、生命の喜びの凱歌を高らかに!」と申し上げたい。
人間の真実の喜び、人生の究極の喜びとは、何か?
「御義口伝」には、明快に示されております。
すなわち──
『自他共に智慧と慈悲があることを、「喜び」というのである。
所詮、今、末法において、日蓮大聖人とその門下が、南無妙法蓮華経と唱え奉る時、必ず無作三身の仏(本来ありのままの仏)の生命を開き、現していけることを、「喜び」というのである』(P761、通解)と記されております。
仏法の広大無辺の境涯から見れば、自分だけの名聞名利の喜びなど、ちっぽけな、はかない幻に過ぎません。
どんなに苦しい試練であれ、どんなに厳しい宿命であれ、妙法を唱えて、断じて負けない。断じて屈しない。悲しみも嘆きも、勝ち越えて、苦悩の友を励まし包みながら、智慧と慈悲の世界を創り、広げていく。
ここに、我らの尽きることのない喜びの連帯があります。
この「歓喜の中の大歓喜」の生命を、元初の太陽の如く、いやまして自他共に光り輝かせていく出発の日が、5月の3日なのであります。
60年前の5月3日、戸田先生は両国の旧・国技館で行われた総会の席上、師子吼(ししく)されました。
──「学会精神」とは何か? 「日蓮大聖人の時代に還ること」である。そして、それは、大聖人の御心を心として、妙法を一人一人に受持させ、断固として皆を幸福にしていくことである──と叫ばれたのです。
この御本仏に直結する「5月3日」の学会精神の誓いを、私たちは、未来永遠に流れ通わせてまいりたい。
これから全国各地で行われる「創価青年大会」も、私は最大の楽しみとして見守っております。
思えば、この60年前の5月に、私の手作りで誕生したのが、広布の楽雄・音楽隊です。発足時は16人。それが今や、日本一の楽団に大発展を遂げました。平和の天使・鼓笛隊と共々に、世界中ヘスクラムを広げ、希望と勇気の妙音を奏でてくれています。本当に、ありがとう!
人生は、どこまでいっても、行き詰まりとの戦いです。
大聖人は、『大難来りなば強盛の信心弥弥悦びをなすべし』(P1448、「三沢抄」)と仰せになられました。
難が競い起こったならば、いよいよ強盛の信心を奮い起こして、挑み立つ。そして、一つ一つ行き詰まりを、喜び勇んで打開しながら、一歩また一歩と、粘り強く仏の境涯を開いていく。
これが、私たちの「発迹顕本」です。
ともあれ、これからも、我らの世界広布の前進は、決して止まらない。
なぜか? ──それは、幸福を求め、平和を願う友が待っているからです。仏法の生命尊厳の哲理を、世界の民衆が渇仰してやまないからです。
さあ、誇りも高き創価の世界市民は、一人一人を誠実に励ましながら、わが地域に、わが社会に、我らの地球に、「生命の喜びの凱歌」を勇気凜々と響かせていこうではありませんか!
終わりに、5月3日「創価学会母の日」に寄せて、日本と世界の偉大な婦人部の方々へ、心からの感謝を捧げたい。
そして、人類の太陽である創価の母たちが、ますます健康で、ご長寿で、常楽我浄の生命の旅であられることを、心よりお祈り申し上げ、私のメッセージといたします。
皆、お体を大切に!
輝き光る5月3日の創価家族、万歳!