友情を広げる春。
新しい友を大切に
新しい仏縁を結ぼう!
胸襟を開いた対話で
幸福のスクラムを拡大!
一生成仏抄 P383
『仏の名を唱へ経巻をよみ華をちらし香をひねるまでも皆我が一念に納めたる功徳善根なりと信心を取るべきなり』
◇今週のことば
「病ある人 仏になる」
病気との闘いは
仏の境涯を開く力だ。
大苦ありて大悟あり。
題目の師子吼で勝て!
2014年04月13日
◇希望の明日へ
詩人のまなざしは、心に向けられている。物でさえも単に物とは見ない。時に、詩人は、草木と語り、星々と対話し、太陽とあいさつを交わす。万物を友として、そこに生命を見いだし、吹き込み、変転する現実世界の事象を貫く大宇宙の不変なる法則を見詰める。またあるときは、人間のつくり上げた制度やイデオロギーの囲いを突きぬけて、一個の人間に秘められたかぎりない可能性の輝きを見る。そして、時には、万人を結び合う、見えざる生命の紐帯を覚知する−−私は、この豊饒なる精神の泉を詩心と呼ぶ。詩心は、人間の想像力と創造力の源泉である。それは、この地上に夢と希望と勇気とを育み、調和と融合をもたらし、だれも侵すことのできない力をもって、内面世界を、荒れ地から沃野へと転じゆく。今、二十一世紀を目前にして、人類は大きな岐路に立っている。物質主義の津波のなかにあって、その波に没し去ってしまうのか、それとも、人間の復権の時代をつくるのかという選択が迫られているのである。私は、この人間の復権の源泉こそ、詩心にあると訴えたい。そして、それを成し遂げていくことが、詩心に課せられた仕事にはかならないであろう。
昭63・9・28
☆名誉会長と共に新時代を開く 第13回 幸福の太陽はわが胸中に
桜花の春、恩師・戸田先生の巌のごとき雄姿が、懐かしく胸に浮かぶ。
戦争の時代に、命がけで正義の信念を貫かれた先生である。
今、創価の平和の連帯に、世界から大きな期待と賞讃が寄せられている。恩師が、どれほど喜ばれることか。
戸田先生は市ケ谷にあった学会本部の分室等で、毎日のように個人指導をされた。
八方ふさがりの苦境の友にも、渾身の力を振り絞り、絶対勝利の信心の大確信を打ち込んでいかれた。
一人が力だ。一人が宝だ。かけがえのない一人一人に勇気と希望を送るのだ。
先生は言われた。「私は、一本の旗をもって、たった一人で、濁流の中に立っているみたいなものだよ。少しでも油断すると、旗と一緒に、濁流に流されてしまうのだ」
一回の出会い、一回の励ましが、真剣勝負である。
苦しんでいる人を救うのが本当の宗教である。学会は不幸な人の味方なのだ。いかに迫害されても、その人たちのために戦うことこそ、最高に誉れ高き偉業ではないか。
世界が仏法を求めている。学会のありのままを語ればいい。真実に勝るものはない。
御聖訓には仰せである。『百千万年の間、闇に閉ざされていた所でも、灯を入れれば明るくなる』(P1403通解、「妙法尼御前御返事」)
幸福の太陽は、わが胸中にある。大変な時ほど題目を唱え抜き、いかなる苦難の闇も朗らかに打ち破って、友に励ましの陽光を、思う存分に注いでほしい。
各部一体で、青年を育て、未来部を応援し、功徳の花、喜びの花、人材の花を爛漫と咲かせていこう。報恩の心で!