執念の一日を!
「私はやり切った」
そう言える
誇り高き前進を!
日女御前御返事 P1245
『彼の漢王も疑はずして大臣のことばを信ぜしかば立波こほり行くぞかし、石に矢のたつ是れ又父のかたきと思いし至信の故なり、何に況や仏法においてをや』
◇四季の語らい
信仰をもつ人の境涯は、次のようにいえようか。
第一に、「何があっても恐れない」。心を紛動されない。人一倍の苦労も、自身の修行ととらえ、勇んで、前へ前へと進んでいける。
第二に、「いつも希望を燃やす」ことができる。希望は苦しみをいやし、無限の価値を生む。人生の追い風になる。何があっても、必ずよくなると、よいほうへ、明るいほうへ、自分の一念を向けていける。周囲までもその方向に向けていく。
第三に、「どんな時でも楽しめる」境涯である。自分が成長し、大きくなれば、苦難に負けず、悠々と乗り越えていける。だからこそ、喜びも充実も味わえるのである。
◇今日のことば365
人間は、心のどこかに、帰るべき原点を求めている。それは漠とした、観念の世界ではなく、自然と切り離すことのできない実在の世界である。郷里こそ、人々の心に描かれた真実の平和郷ではないだろうか。
★作文コンクール:少年部
「文章をつづることを通して、新世紀を担う学会っ子が、創造力、思考力を高めるとともに、物事を見る確かな眼や、豊かな心を養い、平和と文化に貢献できる正義の人に成長してほしい」との願いからスタート