生命の勇者たれ!
生命の役者たれ!
張り切って進むのだ。
皆の勇気を目覚めさせよ!
撰時抄 P256
『夫れ仏法を学せん法は必ず先づ時をならうべし』
◇四季の語らい
信仰は何のためにするのか。それは、「自分らしい素晴らしい人生」を生きるためである。だれも避けられない「生老病死」の苦悩を、悠々と乗り越えるためである。
◇今日のことば365
個人は、外から侵されることのない権利をもつと同時に、その結合体を維持し、より豊かなものへ、楽しいものへと高めていくために責任を持たなければならない。責任ないし義務のない権利は、権利としても成り立たないものである。
☆随筆 人間世紀の光 No.074 「立正安国」の悲願
戸田先生は激怒された。
「政治家は何をしているのか!庶民がかわいそうではないか!」
どんなに民主主義の看板を掲げようが、庶民の苦悩の声を聞こうともしない政治は、インチキだ。民衆の声に応答しない政治は、自らの責任を放棄した敗北の姿だ。
日蓮大聖人は、幕府権力者・平左衛門尉に、「あなたは『万民の手足』ではないか。この国が滅びんとするのを、どうして嘆かずにいられようか」(御書一七一ページ、通解)と厳しく諫められた。
民衆が根本である。民衆が主人である。民衆の幸福が目的である。そのために民衆が立ち上がり、民衆の手に政治を取り戻すのだ!
ここに、日本の政界にも人材を送り出す、最大の焦点があったのである。
「立正安国」への戦いは、民衆を侮蔑し、隷属させる「権力の魔性」との戦いである。
断じて恐れるな!
断じて負けるな!