2008年5月7日水曜日

2008.05.07 わが友に贈る

新聞休刊日

四条金吾殿御返事 P1186
神の護ると申すも人の心つよきによるとみえて候、法華経はよきつるぎなれどもつかう人によりて物をきり候か

◇四季の語らい
「怒ること」と「叱ること」は違う。愛情をもって、母親が我が子を叱るように、教員が生徒を伸ばそうと叱るように、「励ましの心」で叱る。これは人間的な励ましであり、優しい心、温かい心である。それに対し、怒りには憎しみがある。自分の感情にまかせて怒るのは、魔性の心と言わねばならない。

◇人生の座標
隣国と深い友好をもたないことは、足元に大地がないようなものである。それでは空中を歩くようなもので、永久の友好、平和は望めない。そこで大事なのは行動である。観念のうえで平和を論ずる人は多い。しかし、平和を論ずるならば行動しなくてはならない。

☆21世紀を生きる君たちへ
あなたが歩いた、その道が、あなたの「進路」になるんです。
あなたが選んだ、その生き方が、あなたの「将来」を決めるんです。
あなたの人生を決める主人公は、「あなた自身」なのです。

◎本日をもって「人生の座標」は完結です。明日からは新連載『青春対話』を掲載します。