2019年2月1日金曜日

2019.02.01 わが友に贈る

真心と誠実の言葉は
必ず相手に伝わる。
「心の思いを響かして」
友の幸福を祈り抜き
励ましの声を届けよう!

兄弟抄 P1082
『設ひ等覚の菩薩なれども元品の無明と申す大悪鬼身に入つて法華経と申す妙覚の功徳を障へ候なり』

【通解】
たとえ等覚の菩薩であっても、元品の無明という大悪鬼がその身に入って、法華経という妙覚の功徳を妨げるのである。

〈寸鉄〉 2019年2月1日
希望と尊厳ある生き方を教えてくれるのが創価三代—元市議。人生の道標
新時代の「二月闘争」始まる。24歳の師が築いた拡大の金字塔。門下よ続け
「牙城会結成の日」。会館厳護、そして民衆厳護。広布貢献こそ誉れの青春
自己に克つ者こそ最上の勝利者—仏典。まず幹部が壁破れ。突破口そこに
公明は国と地方の議員の連携が円滑—識者。三千人の団結で国民生活守れ

☆大白蓮華巻頭言 2019年2月号 勝利の春へ「善根」のスクラム楽しく
爛漫の春、それは冬の奮闘によってもたらされる。
雪深き北国で、信頼を勝ち広げてきた農漁光部の友から、「冬、剪定に手間暇かけた分、いいリンゴができます。一番地味でも一番重要なのです」と伺ったことがある。
広布も人生もまた、同じであるに違いない。
わが誉れの同志は、試練の冬も「吹雪に胸はり」との学会精神を燃え上がらせてくれている。だから、強い。
御本仏・日蓮大聖人は、その労苦を全て御照覧である。「いづれも・いづれも功徳にならざるはなし」(1098ページ)とは、厳冬に真心の志しを現した門下への仰せであった。
ともあれ、大宇宙には、冬を必ず春とする力がある。妙法に生き抜く我らは、この本源の大生命力を我が身に満々と宿して、勝ち戦の四季を織り成していけるのだ。
そして、寒風すさぶ現実の社会に希望の陽光を注ぎ、凍てついた、眼前の友どちの心を春の温もりで満たしていくのが、広宣流布、立正安国の対話運動に他ならない。
挑戦挑戦の若き日、戸田大学で学んだ御聖訓がある。
「此の妙法蓮華経を信仰し奉る一行に功徳として来らざる事なく善根として動かざる事なし」(500ページ)と。
その譬えとして、大聖人は「一つの大綱を引けば無量の網の目も動き、一つの角を引けば衣の全ての糸筋も手繰られるようなものである」と示しておられる。
題目を唱え、現場に打って出て、地道に積み動ねゆく一つ一つの行動、一回一回の語らいが、どれほど広大な功徳を呼び集め、どれほど偉大な善根を揺り動かしていくか。この闘争の中でこそ、地涌の人材は、躍り出るのだ。
65年前、青年部の室長に任命された私は、拡大の対話の先頭に立ち、入会まもない健気な同志を励ました。
みんな、奥底では宇宙の大生命とつながっている。ゆえに、真剣な祈りと一人一人との対話は、必ず家庭や職場や地域、ひいては世界までも変えていけるんだ、と。
「善根」のスクラムを楽しく広げ、世の衆望に応えゆく人材群を一段と輝き光らせよう!いざ勝利の春へ!

この道は
 善根つみゆく
  幸の道
 勇気の歩みで
   共に凱歌を

☆2月の広布史  2019年1月25日
◎「二月闘争」
1952年(昭和27年)2月、当時24歳だった池田大作先生が、蒲田支部の支部幹事として指揮を執り、当時の支部の限界を打ち破る「201世帯」の弘教を達成。最前線の組織単位である「組」(現在のブロック)に焦点を当て、第2代会長・戸田城聖先生の誕生月を、拡大の金字塔で荘厳した。
※参考資料=小説『人間革命』第5巻「驀進」、『新・人間革命』第3巻「平和の光」

◎2・11「戸田城聖先生誕生日」
戸田先生は、1900年(明治33年)2月11日、現在の石川県加賀市塩屋町で生まれた。
苦学して北海道の小学校教員となった後、上京。初代会長・牧口常三郎先生に出会い、牧口先生と共に創価教育学会(現在の創価学会)を創立した。戦後、学会を再建し、51年(昭和26年)5月3日、第2代会長に就任。57年(同32年)12月、75万世帯の弘教を達成し、広布の永遠の基盤を築いた。
※参考資料=『教学入門』『新会員の友のために——創価学会入門』

◎2・11「戸田記念国際平和研究所」設立
96年(平成8年)2月11日、戸田先生の生誕96周年を記念し、戸田記念国際平和研究所が発足。世界的な研究者らが、恒久平和への研究を進めている。

◎2・17「農漁光部の日」
77年(昭和52年)2月17日、学会本部で開催された農村部(当時)の第1回勤行会を記念して「部の日」が制定された。同部はその後、農漁村部に発展。2011年(平成23年)に農漁光部となった。
※参考資料=『新・人間革命』第24巻「灯台」