2017年6月12日月曜日

2017.06.12 わが友に贈る

新聞休刊日

除病御書 P1298
『但し貴辺此の病を受くるの理或人之を告ぐ予日夜朝暮に法華経に申し上げ朝暮に青天に訴う除病の由今日之を聞く喜悦何事か之に過ぎん、事事見参を期せん』

☆女性に贈ることば 六月十二日
正しき行動の人は、たとえ無認識な人から軽蔑され、非難されようとも、必ず、その偉大さが証明されるようになる。また、真剣な行動は、心ある人の共感の眼差しをひきつけずにはおかない。

☆今日のことば365 六月十二日
人を尊敬してゆかなくてはならない。尊敬する人は、人から尊敬される。ちょうど、鏡の前に立ったのと同じである。おこれば、おこる顔だし、笑えば笑った顔がうつる。自分の姿で、すべてが決まるのだ。

☆大白蓮華巻頭言 2017年6月号 地涌の柱は揺るぎなし
偉大な建築には、揺るぎない柱がある。
偉大な未来の大建設のために、偉大な哲学の柱を抱き、偉大な社会の柱となって、二陣、三陣と躍り出ていくのが、創価の地涌の人材群である。
「日本国の柱」いな、「一閻浮提の柱」として、御本仏・日蓮大聖人は、そびえ立たれた。
御命にも及ぶ竜の口の法難に臨まれても、いささかも微動だにされず、悠然と言い放たれている。
「今日蓮は日本第一の法華経の行者なり其の上身に一分のあやまちなし」(913ページ)
その師子王の御姿に、兵士たちの方が顔色を変え、動執生疑を起こした。やがて、次々に心を改めて、大聖人に信服していったのである。
大聖人は、ご白身の御振る舞いの如く「すこしも・をづる心なかれ」(1084ページ)と、我ら大東京の先達たる池上兄弟へ仰せになられた。
この勇気を脈々と受け継いできたのが、学会精神である。いかなる毀誉褒貶の風にも、創価の「信念の柱」は揺るがない。一貫して正義を堂々と訴えていく。だからこそ周囲の方が変わっていくのだ。
「21世紀の平和と宗教」をテーマに、共に対談集を発刊したハーバード大学のハービー・コックス名誉教授の言葉が蘇る。
「臆病の代わりに必要なものは、『人々の態度も考え方も永久不変のものではない。彼らを変えることは必ずできるのだ』という強い信念です」と。
わが同志は、岩盤に爪を立てゆくような執念で、友の幸福と蘇生を祈り抜き、地域の繁栄と安定を願って、入試実の対話を貫き通してこられた。
ある時は冷笑され、ある時は無視され、ある時は罵倒されながらも、それでも勇敢に、また忍耐強く、語って語って、語り抜いてきたのである。
「労(ろう)をいとわず会いに行くことが広宣流布なり」
「声を惜(お)しまず言い切ることが立正安国なり」と。
私の胸奥からは、この不軽菩薩さながらの気高き父母たちの姿が離れることはない。
そして今、そのたゆまぬ献身の行動に、心ある人々から「学会員こそ、わが地域の柱」と、絶大なる信頼が寄せられる時代に入ったのである。
御聖訓には、「日蓮賤身なれども教主釈尊の勅宣を頂戴して此の国に来れり、此れを一言もそしらん人人は罪を無間に開き一字一句も供養せん人は無数の仏を供養するにも・すぎたりと見えたり」(1121ページ)と宣言なされている。
この大聖人に連なり立ち上がった我らは、「生命尊厳の哲理の柱」また「民衆の幸福安穏の柱」さらに「人類の平和共生の柱」と胸を張って自負したい。
「祈って喋れば、仏性の大歓喜が湧いてくる。この信心の喜びが燃えていれば、いくらでも仏縁を広げていけるんだよ!」とは、恩師の励ましであった。
大確信をもって、人生と社会の希望のビジョンを若人と共に、自信満々と語りゆこうではないか!

わが人生
 地涌の柱と
  立ちにけリ
 恐るるものなく
  正義の師子規を