失敗を恐れないことが
真の成功への財産に。
くよくよせずに
より賢く より強く
前を向いて挑み抜こう!
経王御前御書 P1123
『経王御前を儲させ給いて候へば現世には跡をつぐべき孝子なり後生には又導かれて仏にならせ給うべし』
☆女性に贈ることば 六月九日
家柄でもない。
学歴でもない。
容姿でもない。
財産でもない。
社会的地位でもない。
幸福はあなた自身の心で決まる。
☆今日のことば365 六月九日
人の信頼を踏みにじって平然としている傾向がある。しかし、人間社会が存続するかぎり、信頼感が根幹となることは真理であり、信頼を踏みにじった人が、社会の除け者とされ、敗れていくことは目に見えている。今はいい気になって"無責任風"を謳歌しているようでも、最後は哀れという以外にない。
☆御書と歩む 第67回 迅速こそ責任感の表れ
『貴辺此の病を受くるの理或人之を告ぐ予日夜朝暮に法華経に申し上げ朝暮に青天に訴う除病の由今日之を聞く喜悦何事か之に過ぎん』(除病御書、1298ページ)
◇通解
あなたがこの病気にかかったことを、ある人から伺った。病気平癒を日夜朝暮、法華経に申し上げ、青天に訴えていたが、病が治ったことをきょう聞き、これ以上喜ばしいことはない。
◇同志への指針
門下が病から回復したことを聞かれて、即座に送られたお手紙である。この大慈大悲に、究極の「人の振舞」が拝される。
「心」は即「行動」に移してこそ伝わる。「迅速さ」に誠実が表れる。学会は、このスピードで勝ってきた。根本は友を思う「祈り」である。
日々、同志・友人の健康福徳を祈り、人間主義の黄金のスクラムを広げゆこう!
☆高等部結成記念大会への池田先生のメッセージ 2017年6月5日
◇正義の走者よ勇んで前へ! 負けじ魂の人に栄冠は輝く
わが生命であり、創価の希望である高等部の皆さん、晴れの結成記念大会、誠におめでとう!
各地の皆さんの目覚ましい成長の様子を、私は何より嬉しく頼もしく伺っています。誰よりも期待する皆さん一人一人と、心の握手をがっちりと交わして、一切を見守っております。
今日は、21世紀の「正義の走者」たる皆さんに紹介したい伝説のランナーがいます。陸上の長距離で18回も世界記録を更新し、オリンピックでも四つの金メダルを獲得した、ザトペック選手です。
実は、彼の脚力(足の力)は、医師が驚くほど弱かった。しかし、驚異的な練習量を地道に積み重ね、爆発的なスピードと持久力、そして精神力を身につけたというのです。
ザトペックには、信念がありました。それは、「ゴールにとびこむまえに決してあきらめたり、自分に疑いを抱いてはならぬ」(ズデニェク・トーマ著、大竹國弘訳『人間機関車 E・ザトペックの実像』ベースボール・マガジン社)との不屈の精神です。
青春の道は、決して途中では決まらない。自分自身を信じ抜き、負けじ魂を燃やして、最後の最後まで走り抜く人に、栄冠は輝くのです。その栄光のゴールへの無敵のエンジンこそ、題目です。
日蓮大聖人は、「此の経文は一切経に勝れたり地走る者の王たり師子王のごとし・空飛ぶ者の王たり鷲のごとし」(御書1310ページ)と仰せになられました。
どうか、皆さんは、題目の師子吼を唱えながら、正義の走者と勇み走って、いかなる苦難の道も、力強く前へ前へ突き進んでいってください。そして、いかなる試練の烈風にも、勇気と希望の翼を広げて、堂々と朗らかに羽ばたいていただきたいのであります。
大切な大切な皆さんの健康と成長を祈ります。
親孝行を頼みます。
わが愛弟子たちよ、断じて負けるな!とエールの三色旗を振りつつ。