信心の戦いとは
祈りから始めることだ。
自他共の幸福の実現を
わが使命とすることだ。
この一生を楽しく勝て!
日女御前御返事 P1244
『南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり、信心の厚薄によるべきなり仏法の根本は信を以て源とす』
☆女性に贈ることば 四月三十日
今いる場所で
自分自身に負けず 勝ち抜き
人と比べることなく
自分自身の誇り高き使命の道を
実直に前進する人が
幸福着であり 人間としての勝利者だ
☆今日のことば365 四月三十日
男の一生は、どういう仕事をしたか、そしてまた、自分の選んだ仕事の上で、どれだけの功績を残したかによって決まると思う。要は、自分のありったけの力を仕事にぶつけたか、そして、生命を完全に燃焼させて、その時代、その社会に自己の燃焼エネルギーによっていかなる利益をもたらしたか、ということではないだろうか。
☆本部幹部会で紹介された池田先生の指針 2017年4月24日
広宣流布は立正安国の言論戦
勇気こそ青年の魂 攻めに攻めて勝て
義経のごとく破邪顕正の大攻勢を
陰で戦う友に心から感謝
「SGI春季研修会」「聖教新聞配達員大会」の意義を込めて行われた「世界広布新時代第25回本部幹部会」(15日、巣鴨の東京戸田記念講堂)の席上、「第44回本部幹部会」「東京総会」(2004年12月)での池田先生のスピーチ映像が上映された。対話拡大にまい進する友の指針として掲載する。
一、それは56年前、1948年(昭和23年)の12月9日のことである。
周恩来総理と、夫人の�穎超先生は、創立して間もない大学に足を運ばれた。
現在、学会青年部も交流を結んでいる名高い人材の城「中国青年政治学院」である。その学生たちは、自らつくり上げた歌劇を披露し、周総理ご夫妻を真心から歓迎した。
総理ご夫妻は、青年たちの真心をがっちりと受け止められた。そして、演技が終わると、ご夫妻は、すぐに舞台裏に駆けつけ、一人一人と固い握手を交わされたのである。
楽団の隅のほうで、健気に銅鑼を鳴らしていた女子学生には、こう激励された。
「目立たない陰の使命こそ大切です。どうか、無名の英雄として光っていってください。陰の使命に徹してこそ、表舞台で活躍できるのです」と。
映画の名場面のような美しい光景である。
一、周総理は、常に、陰の労苦に光を当てておられた。
陰で苦しみながらも、頑張っている人、真剣に戦っている人——そういう人に励ましを送ることを忘れなかった。指導者として、大変に重要なことである。全指導者が模範とすべき姿勢である。
◇尊き無冠の友
一、先ほども話があったと思うが、広布の陰の功労者の方々に、私からも、心から御礼を申し上げたい。
なかんずく、"無冠の友"の配達員の皆さま方に、最大の感謝を捧げ、賞讃を送りたい。
私も、かつて新聞配達をした。皆さまの苦労はよく分かる。朝早くから——寒い日も、雨の日も、雪の日も——毎日毎日、広宣流布のために行動されている最高に尊い方々である。
諸天善神も、仏菩薩も最大に讃嘆し、守ってくださる。これが妙法である。
私たちは、配達員の皆さまに最敬礼し、「朝早くから、本当にご苦労さまです」「くれぐれも、お体を大切になさってください」と心から感謝していきたい。
友の労苦を、決して当たり前と思ってはならない。感謝やねぎらいの言葉も言えないのは、人間として最低である。
一、また、尊き個人会場を提供してくださっているご家庭に対しても、「いつもいつも、本当にお世話になります」と、最大に感謝したい。
個人会場を提供しておられる方は、いらっしゃいますか?(会場から「ハイ」と挙手が)
いつも、ありがとう!
「親しき中にも礼儀あり」である。使わせていただく私たちは、会場を掃除するのはもちろん、すみずみにまで配慮し、心をこめて御礼を申し上げていかねばいけない。
大きなことだけではない。こうした小さな、身近な振る舞いのなかに仏法はある。「心こそ大切なれ」(御書1192ページ)なのである。
広布のために会場を提供してくださる方々に、迷惑をかけるようなことがあっては絶対にならない。
良識豊かに、わが家と同じように、いな、わが家以上に大事にしていくよう、幹部から率先して取り組んでいきたい。
ともあれ、個人会場を提供してくださっているご家庭は、御聖訓に照らし、子々孫々まで大宮殿に生きる境涯となっていく。この誉れを忘れないでいただきたい。
◇反撃の根性を
一、戸田先生は、このような言葉も残されている。
「私の真の弟子であるならば、広布のために、創価のために、最後の最後まで戦い続けよ!」
たとえ、何があろうと、どんな困難が立ちはだかろうと、「広宣流布」のため、「創価学会」のために戦い抜く。最後の最後まで戦い続ける。それが「真の弟子」である。
さらに、戸田先生は言われた。
「悪に対する反撃の根性のない者は、去っていくがよい。中傷批判は、妬みと偏見と嘘八百の策略であることは、天を見るよりも明らかではないか」
これが、今も昔も変わらぬ方程式である。
皆さんは、正々堂々と反撃し、論破し、正義を語り抜いていただきたい。
一、50年前の12月、私は戸田先生から任命され、学会の初代の渉外部長に就任した。〈54年12月13日〉
戸田先生は、渉外戦の一切の総責任者に、最高幹部ではなく、青年部の私を任命された。私も今、青年部に期待したい。
ずるさがない。インチキがない。邪智がない。鋭敏にして純粋な心、そして勇気こそ、青年の魂であるからだ。
私は、渉外部長として、あらゆる人と会い、対話し、突破口を開いた。責任を一手に引き受け、陰で学会を支えていったのである。
戸田先生は、広宣流布の活動は、最高の渉外戦であり、外交戦であることを教えてくださった。
人との接し方、礼儀、言葉遣い、そして人の心をつかむ知恵——あらゆる力をつけていける究極の言論戦が、広宣流布なのである。
私たちは、一人一人が"幸福の大使""平和の外交官"として進んでまいりたい。
一、有名な『平家物語』には、源平の決戦に臨む、若き源義経の心意気が謳われている。
「戦いはひたすらただ攻めに攻めて勝つのが心地よいものだ」(杉本圭三郎訳注『平家物語』、講談社学術文庫)と。
戦いは、強く攻め抜くことだ。全力を集中させてこそ勝利はある。戦いの根本姿勢は、徹して攻めることである。
この義経の心意気は、学会精神にも通じる。
「攻めに攻めて痛快に勝ちまくる」——私たちも、この心で進みたい。
なかんずく青年部は、「花の義経」のごとく、勢いをもって「破邪顕正」の大攻勢をお願いしたい。
◇永遠に「本陣」
一、きょうは、大勝利の東京総会、おめでとう!
思えば、日蓮大聖人は、ここ東京の天地で、御生涯の総仕上げをされた。現在の大田区池上で最後に講義されたのは「立正安国論」であった。
大聖人の御一代の弘法は、「立正安国論に始まり、立正安国論に終わる」と言われる。妙法を掲げ、平和と安穏の社会を築き上げていくのが、私たちの戦いである。
東京は、永遠に「広宣流布の本陣」である。
本陣として、「立正安国」の大闘争を勝ち抜かねばならない使命と宿命がある。責任があり、名誉がある。
ともに戦おう! 私も東京生まれである。
一、大聖人は、大東京の団結の鑑であった池上兄弟へ仰せである。
「たとえ、どんな煩わしいことがあっても、夢だと思って、ただ法華経のことだけを考えていきなさい」(御書1088ページ、通解)
私たちも、この心で、あらゆる難を乗り越えて、広宣流布へ、まっしぐらに進みたい。
"これ以上ない"という最高の人生を、そして、「充実」と「価値」と「勝利」の、偉大にして朗らかな創価の道を、ともどもに、勇敢に進もうと誓い合い、きょうのスピーチとしたい。
◎実家の田植えの手伝いで、昨日から帰省してました(^^♪