2017年4月24日月曜日

2017.04.24 わが友に贈る

◇今週のことば
広布は「対話」で進む。
動けば境涯が開かれる。
語れば仏縁が広がる。
勇んで打って出て
「心の財」を共々に!
2017年4月24日

御義口伝巻下 P784
『桜梅桃李の己己の当体を改めずして無作三身と開見すれば是れ即ち量の義なり』

☆女性に贈ることば 四月二十四日
平凡でもいい
私はいつも
春風の笑顔を 忘れずにいたい
太陽の希望を はつらつと輝かせたい
月光と語らいながら 知性を深めたい
白雪のごとく 清らかに光る人でありたい

☆今日のことば365 四月二十四日
時を知ることほど大切なことはない。百千万の作戦も時を得なけえば成功しない。事業も、人の出処進退も、時を誤れば、混乱と敗北を招くだけである。

☆御書と歩む第61回 剣豪の如く教学を磨け
『この御文は大事の事どもかきて候、よくよく人によませて・きこしめせ』(上野殿御返事、1510ページ)

◇通解
このお手紙には大事のことを書き記している。よくよく人に読ませて、お聞きになりなさい。

◇同志への指針
"剣豪の修行の如き鍛錬"——65年前、御書全集の「発刊の辞」で、恩師は学会伝統の行学の姿勢を厳と示された。
教学は生命の宝剣だ。剣豪が基本の素振りを怠らぬように、たゆまず御書を開くのだ。教学を磨き深めれば、境涯が広がる。友に希望と勇気の励ましを送ることができる。
どこまでも御書根本に、「広宣流布」と「立正安国」の確信の対話を!

☆5・3「創価学会の日」「創価学会母の日」記念 世界広布新時代第25回本部幹部会 SGI春季研修会聖教新聞配達員大会から原田稔会長 2017年4月21日
皆が幸せになるための信心
庶民が主役の時代へ堂々と
一、「世界広布新時代第25回本部幹部会」の開催、誠におめでとうございます(拍手)。
また本日は、SGI春季研修会で来日された、55カ国・地域270人の皆さんも参加されています。ようこそ、お越しくださいました。
無冠の友の皆さまには、配達員大会の開催を、心からお祝い申し上げます。
池田先生は「無冠」(創刊記念日特集)にメッセージを寄せ、「配達は即『地域広布』なり、そして配達は即『一軒一軒の幸福勝利劇』の始まりなり」と讃えてくださっております。
ここで改めて、学会の屋台骨であり、広布の大動脈である無冠の友の皆さまに、感謝と賞讃の拍手をお送りしようではありませんか(拍手)。
一、さて、6月23日告示、7月2日投票の東京都議会議員選挙につきまして、公明党東京都本部からの同党公認23人への支持依頼を受け、学会として、東京社会協議会において協議し、支持を決定しました。私たちは、よりよき社会、よりよき東京建設のために全力で支援していきたい。
思えば、7月に「立正安国論」を上呈された日蓮大聖人の言論戦は、終始一貫、鎌倉を舞台とする「首都決戦」でありました。
また7月は、池田先生が、夕張炭労による不当な学会弾圧の矢面に立って戦われ、そして事実無根の大阪事件によって入獄された月です。私どもは、師匠の不惜身命の精神を今こそ受け継ぎ、東京の完全勝利から全国へと、「庶民が主役の時代」を開いていきたい(拍手)。
一、本年は日中国交正常化45周年を迎えます。池田先生は1968年(昭和43年)、国交正常化を命懸けで提言され、正常化の後には、中国の周恩来総理と一期一会の出会いを結ばれました。
この佳節に当たり、先日、周総理のめいに当たる周秉宜氏らが来日され、創価大学で周桜の観桜会に出席。前日には総本部を訪問くださり、私どもで歓迎させていただきました。
会見で特に印象深かったエピソードは、周総理が、かつて自宅で食事をしていた折のことです。一冊の冊子を物珍しそうに眺めている秉宜氏に、総理は語りました。
「それは創価学会という日本の宗教団体の本です。創価学会は戦争に反対し、平和のために貢献している団体です。会長は池田大作という方です」と。
周総理は、仕事の話を家族にすることがほとんどなかったため、この総理の言葉は、秉宜氏の印象に強く残っているそうです。
どれほど周総理が、創価学会に注目していたかを端的に示す歴史的事実だと思います。
なぜ周総理が学会を重要視したか。それは、学会が「大衆の中に基盤を持つ団体」だったからである、とは多くの関係者が証言するところであります。最も盤石で、最も広大な「大衆」という大地に根を張るがゆえに、学会はぶれない。最も正しく、最も信頼できる。こう周総理は見抜いたのです。
誰が一番、庶民の心を知るのか——。
誰が一番、庶民の心を守るのか——。
「それは学会をおいて、ほかにはない」と、私たちは大確信で胸を張り、「庶民の」「庶民による」「庶民のための」対話拡大を、ますます威風堂々と開始していきましょう(拍手)。




















社会の繁栄築く 立正安国の行動



一、大阪事件直後の57年8月、池田先生は、反転攻勢の拡大戦を東京・荒川の地から開始され、わずか1週間で会員世帯の1割を超える弘教の金字塔を打ち立てられました。
その勝利の原動力を、池田先生は小説『新・人間革命』第26巻(「奮迅」の章)で、2点つづられています。
1点目は、「みんなに、絶対に幸せになってもらいたいという一念」です。
「幸せになるための信心であり、学会活動ではないですか。全部、自分のためであり、それがそのまま、社会の繁栄を築いていくことにもなるんです」と教えてくださっています。
「人間革命」即「立正安国」であり「立正安国」即「人間革命」です。リーダーは、一切が信心の戦いであり、同志が功徳を受けてこその勝利であると銘記していきたい。
2点目に、先生は「"広宣流布の後事は、すべて大丈夫です"と言える拡大の実証を、戸田先生にご覧いただこうと、決意していたこと」であると教えてくださっています。
会員75万世帯の「達成は、戸田先生の人生の総仕上げとなる戦いだった。なんとしても、この昭和32年(1957年)中には、それを成し遂げ、先生にご安心していただきたかった」と。
そして先生は、ご指導くださっています。
「師匠の総仕上げの戦いというのは、弟子の大成を見届けることなんです。つまり、弟子が、『先生! わが勝利を、ご覧ください!』と、師匠に胸を張って報告できる実証を示すことなんです。それが、師弟不二です」
まさしく、今の私どもへのご指導と拝すべき、重要な一文であります。
池田先生は「学会の永遠性を確立するのは、まさに今この時だ。これが私の総仕上げの闘争である」と、ご指導くださっています。
そして「師匠の総仕上げの戦い」が「弟子の大成を見届けること」であるならば、私たちは断じて勝たねばなりません。
御聖訓に「強敵を伏して始て力士をしる」(御書957ページ)と仰せの通り、史上最難関の激戦が待ち受けるは必定です。
「『感激』できる人は、何事にも感謝していける、清新で謙虚な、豊かな生命の人です」「その『感激』を生み出す根本は、清らかな久遠の生命に立ち返ることです」との池田先生のご指導を身で拝し、私どもは日々、師匠との誓願に立ち返りながら、全てが「自分の戦い」であり、全てが「自分のための戦い」であると決めて、勇んで戦っていきたい。
「5・3」から「7・3」へ、断じて池田門下の勝ちどきを上げようではありませんか(拍手)。