2019年1月1日火曜日

2019.01.01 わが友に贈る

◇今週のことば
地涌に我らは一人一人が
「新人即生活」の賢者
「仏法即社会」の世雄
「広布即平和」の太陽
いざ不二の勝利劇を!
2019年01月01日

聖愚問答抄上 P497
『天台妙楽の六千張の疏玉を連ぬるも道邃行満の数軸の釈金を並ぶるも併しながら此の義趣を出でず、誠に生死を恐れ涅槃を欣い信心を運び渇仰を至さば遷滅無常は昨日の夢菩提の覚悟は今日のうつつなるべし、只南無妙法蓮華経とだにも唱へ奉らば滅せぬ罪やあるべき来らぬ福や有るべき、真実なり甚深なり是を信受すべし』

【通解】
天台大師・妙楽大師の玉を連ねたような六千帖の注疏も、道邃・行満の黄金を並べたような解説も、すべてこの根本の趣旨を越え出ることはないのである。
まことに生死の苦しみを恐れ、涅槃を求め、信心を励み、仏道を渇仰するならば、天変して止まらない無常の姿は昨日の夢と消え、悟りは今日の現実となるのである。
ただ南無妙法蓮華経とさえ唱えるならば、消滅しない罪業はなく、訪れて来ない幸もない。真実であって極めて深い法門である。これを信受すべきである。

〈寸鉄〉 2019年1月1日
世界各国で新年勤行会。広宣の友の祈りが地球を包む。平和世紀の曙光と
婦人部「白ゆり長」の誕生15周年。最前線を駆ける創価の母に幸の王冠輝け
「結句は勝負を決せざらん」御書。勝利こそ青年の使命!先手必勝で拡大を
今秋、世界聖教会館完成。「人間の機関紙」を更に充実。師と共に、読者と共に
被爆者は願う。核兵器禁止条約早期発効を!市民社会の声で力強く後押し

☆新年の歌 池田 大作
五大州
 創価の人材城に
  暁鐘は鳴る
 地涌のスクラム
  平和の朝へ

朗らかな
 不軽の対話は
  蘭室の
 友を広げて
  幸の宝土に

無窮なる
 師弟の力
  みなぎらせ
 仏の境涯
  戦い勝ち取れ

2019年 元旦

☆大白蓮華巻頭言 2019年1月号 我らの地域を「さながら宝土」に!
昇りゆく旭日と共に、新しい人間革命の劇が始まる。
一年を通して、皆が日々「初日の出」を仰ぐような心で励まし合えたら、どれほど明るい世界になるだろう。
御本仏・日蓮大聖人は、誰でも、いつでも、どこでも生命に元初の太陽を昇らせゆける道を示してくださった。
題目を唱えゆくところ、我が身を「さながら宝塔」として光らせ、我らの天地を「ここさながら宝塔の住処なり」(1304ページ)と輝かせていけるのだ。
そう心を定めれば、ありのままの自分を卑下する必要もなければ、どこか遠くに理想郷を求める必要もない。
御聖訓に「此の土を捨てて何の土を願う可きや、故に法華経修行の者の所住の処を浄土と思う可し」(72ページ)と仰せの通り、「今ここ」から寂光の宝土を築き広げるのだ。
「娑婆」とは「堪忍」と言われる如く、現実の世界は苦しみや悩みを堪え忍ばねばならない。その試練に敢然と挑んで一つ一つ打開していくのが、「広宣流布」であり、「立正安国」である。なぜ労を厭わず、この挑戦を続けるのか。戸田先生は故郷の北海道の同志に語られた。
第一に、地域と社会への貢献を果たしながら、多くの人々と仏縁を結んで、自他共に功徳を広げていくことができるからである。
第二に、戦いを通して、組織の隅々まで力を漲らせ、異体同心のスクラムを強くすることができるからである。
そして第三に、目標に向かい、一人一人が「自分らしく悔いなく戦い切った」と御本尊に報告できる清々しい歴史を残し、勝利の喜びをつかめるからである。
どんなに大変な場所でも、「地涌の菩薩」としての誓願に立ち返れば、自ら久遠)より誓い願ってきた天地だ。皆、深き宿縁で結ばれた感激の同志であり、眷属ではないか。
ここで戦い、ここで勝って、「心の財」を積み、共々に人間革命して仏になるのだ。世界広布が同時進行で展開する今、一つの地域の勝利劇が全創価家族の希望となる。
さあ、我らの地域から新たな「創価勝利」の旭日を!

この天地
 楽土と照らす
  君なれば
 諸仏は讃えむ
  諸天も護らむ

◎「創立90周年へ 創価勝利の年」が開幕! 皆さま、新年明けましておめでとうございます。