新聞休刊日
教行証御書 P1282
『日蓮が弟子等は臆病にては叶うべからず』
【通解】
日蓮の弟子等は、臆病であっては、弟子とは言えない。
☆新春あいさつ
◇会長 原田稔/不屈の建設こそ勝利の力
師弟の凱歌が世界に轟く中、"創価勝利の年"が開幕しました。
「礎は 深く また深く—— 尽未来の 永劫の聖火を 閃然として 点すからには 永遠に崩れない 礎を いまこそ 築こうではないか!」
「破壊は 一瞬 建設は 死闘 惰性は暗 希望は明 後退は死 前進は生」
これは1969年(昭和44年)、池田先生が、元日付の聖教新聞紙上で発表してくださった詩「建設の譜」の一節です。
以来半世紀、先生の不惜身命の建設によって、また世界の共戦の友による希望の前進によって、192カ国・地域に地涌の連帯が輝く時代が到来しました。学会創立90周年、100周年へ、世界宗教としての基盤を、いっそう強固にするべき本年だからこそ、私たちは今一度「破壊は一瞬 建設は死闘」——この峻厳な因果律を心に刻んでまいりたい。
御書には「ここさながら宝塔の住処なり」(1304ページ)と。先生が「万人の平和のための 断乎たる建設だ 一人が 一人の宝塔をひらき そのまた一人が—— もう一人の 宝塔を建てねばならぬ」(「建設の譜」)とつづってくださった通り、わが使命の場所で自らの胸中に、さらには友の心の中に、生命の宝塔を打ち立てゆく一対一の語らいこそ、三世に崩れぬ広布の基盤の建設にほかなりません。その建設にきょうも、あすも、忍耐強く、朗らかに、励まし合いながら取り組んでいく先に、必ずや全同志の「創価勝利」があると確信いたします。
さあ、この一年も、一人一人が人間革命のドラマをつづり、堂々たる勝利の金字塔を建設しようではありませんか。
◇婦人部長 永石貴美子/地域・社会の希望の太陽に
"創価勝利の年"、明けましておめでとうございます。
本年は「婦人部 実践の五指針」発表から10周年を迎えます。指針には「絶対勝利の婦人部」との池田先生のお心が込められています。私たち婦人部は、この師の心に応えゆこうと、一つ一つの課題を懸命に祈り勝ち越えながら、平和の世紀の構築へ歩みを運んできました。そして本年は、創立90周年を目前に、立正安国の大闘争に挑む重要な年となります。
先生は、小説『新・人間革命』最終章「誓願」の章に、「恒久平和は、人類の悲願にして、未だ果たし得ていない至難のテーマである。なればこそ、創価学会が出現したのだ! なればこそ、人間革命を可能にする仏法があるのだ! 対話をもって、友情と信義の民衆の大連帯を築くのだ!」と世界平和実現への強い決意をつづられました。
小説が完結を迎え、いよいよ、ここからが師匠と共につづる新たな共戦譜のスタートです。また、平和を目指し、広布拡大に大きく動くからこそ、大きく福運を積むことのできる千載一遇の時でもあります。
歴史的なこの時を、師弟の魂が刻まれた小説『新・人間革命』を日々ひもときながら、師匠の心を学び、実践する「私の人間革命運動」に全力で挑戦していきたいと思います。
そして、皆を照らす太陽の婦人部として、平和と幸福の礎である和楽の家庭を築き、地域・社会に貢献する中で、広布と人生の勝利を決然と開いていこうではありませんか。
先生・奥さまと共に! 創立90周年の勝利へ、創価の女性のスクラム固く前進を開始していきましょう!
◇青年部長 竹岡光城/世界を照らす後継の連帯
本年は、池田先生が青年部の室長に就任してから65周年の佳節を刻みます。
池田室長は広布推進の企画・立案を行うとともに、それを具現化する行動を決然と起こし、恩師・戸田城聖先生の願業である75万世帯達成への突破口を開いていきました。
広布の全責任を担い立ち、現実に勝利の金字塔を打ち立てた池田室長の闘争を魂とし、それぞれの使命の天地で青年部が"創価勝利"のうねりを起こしていきたい。
そのためにも本年は、どこまでも一人一人が自身の人間革命にこだわっていきたい。一人の青年の成長と勝利が、地域の発展を促し、広布の未来を決していくからです。
昨年は日本各地で、各国の青年部と日本の青年部が交流を結んできました。2月にはアメリカの201人、5月にはインドの130人、8月には韓国の200人、11・12月には欧州21カ国の120人がそれぞれ来日。世界広布を誓う同志の絆を強め合いました。
訪日したメンバーは、師弟の誓願を掲げ、爆発的な弘教拡大を成し遂げ、社会にあっても勝利の実証を示してきた後継の精鋭たちでした。この一人一人の勝利の姿の根底には、池田先生の人間革命の思想が輝いていました。
人間革命の光が世界を照らす時代に入った今、この光をさらに輝かせていくのが、池田門下の青年部の使命にほかなりません。
「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする」——この池田先生の人間革命の哲学を体現する、勝利の旗を厳然と打ち立ててまいりましょう!
☆2019年 主な学会史
1月3日 池田先生 日本正学館初出勤70周年
1月20日付 聖教新聞 創刊2万号
1月27日 聖教新聞 通信員制度発足65周年
3月30日 池田先生 青年部の室長就任65周年
4月1日 池田先生 海外初の大学講演45周年
5月6日 音楽隊結成65周年
5月30日 池田先生 中国初訪問45周年
5月 池田先生 オセアニア初訪問55周年
6月7日 高等部結成55周年
7月 「大白蓮華」創刊70周年
8月 池田先生 長野研修道場初訪問40周年
9月8日 池田先生 ロシア(旧ソ連)初訪問45周年
9月 婦人部「白ゆり長」誕生15周年
11月18日 牧口先生 殉教75年
12月2日 小説「人間革命」執筆開始55周年
12月5日 周恩来総理との会見45周年