「あの人に会うと
ホッとする」と慕われる
誠実と真心の人に!
友の心を軽くするのが
仏法者の振る舞いだ。
三大秘法禀承事 P1022
『末法に入て今日連が唱る所の題目は前代に異り自行化他に亘りて南無妙法蓮華経なり』
【通解】
末法の時代に入った今、日連が唱える題目とは、前代の題目(天親、竜樹、南岳、天台が唱えた自行のみの題目)とは異なり、自行と化他にわたる南無妙法蓮華経なのである。
〈寸鉄〉 2018年6月30日
仏法で学んだ事は、どしどし口に出せ—戸田先生創価の伝統は実践の教学
学生部結成記念日。俊英よ徹して学びゆけ!民衆凱歌の世紀を開く主役よ
奉仕する事が私の宗教—偉人。我らは「菩薩行」に邁進。最極の人間の行為
読書習慣のある子供は好成績の傾向—学力調査。親子で良書を繙く機会を
30年以内の大地震発生の確率、各地で増大と。日頃の備えを点検。油断なく
☆新時代を進む 第30回 人間革命の勇気の舞を
大阪北部の地震から1週間。不自由な生活を余儀なくされている方々に心よりお見舞いを申し上げたい。
世界の希望の錦州城なればこそ、「わざはひも転じて」(御書1124ページ)との御聖訓のままに「変毒為薬」の勇気の行進を、どうか、お願いします。
— ◇ —
あの大阪の戦いで、同志と命に刻んだ御金言がある。
「一念に億劫の辛労を尽せば本来無作の三身念念に起るなり」(同790ページ)
広布と人生の途上に辛労は絶えない。現実は常に悪戦苦闘の連続である。
しかし、臆さず、嘆かず、題目を唱え抜いて、自行化他にわたる実践に励んでいくならば、本来わが身に具わる仏の生命が、必ず瞬間瞬間に現れてくるのだ。
— ◇ —
日蓮大聖人は、流罪の佐渡まで駆け付けてきた健気な母を讃えられた。
「あなたの信心がどれほど素晴らしいか。私が佐渡に流されたことで、あなたのその素晴らしい信心が現れた」(同1222ページ、趣意)
いざという時に、まことの信心が発揮される。
大阪事件の渦中、戸田先生は私に言われた。
「関西の同志は、大作と一緒に難に立ち向かった。何ものも恐れずに大悪と戦った。これで関西は、ますます強くなるぞ」
そして関西同志の、福運に満ち満ちた、大境涯への飛躍を断言くださったのだ。
この「負けたらあかん」の関西魂は、常勝の母たちから新時代の若人へも、脈々と受け継がれている。これほど頼もしいことはない。
— ◇ —
真心の祈りに包まれて、小説『新・人間革命』第30巻(上巻)を上梓することができた。出版・書店などの関係者の方々にも、心からの感謝を捧げたい。
小説『人間革命』『新・人間革命』の主題は、「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする」である。
立ちはだかる苦難は、全て自らを人間革命させてくれる試練だ。一つ一つ勇敢に勝ち越えていく中で、家族・地域・社会の宿命転換も成し遂げていけるのだ。
そして、その勇気の舞が、未来の友の希望となる。人間革命の限りなき大道を、いざや前進、恐れなく!