2018年6月7日木曜日

2018.06.07 わが友に贈る

人との出会いは
自身を変える力となる。
ゆえに互いを尊敬し
人格を磨き 高め合う
善の友情を結び9ゆこう!

法華経題目抄 P940
『問うて云く法華経の意をもしらず只南無妙法蓮華経と計り五字七字に限りて一日に一遍一月乃至一年十年一期生の間に只一遍なんど唱えても軽重の悪に引かれずして四悪趣におもむかずついに不退の位にいたるべしや、答えて云くしかるべきなり』

【通解】
問うて言う。法華経の意味も知らず、ただ南無妙法蓮華経とだけ五字七字の題目のみを、一日に一遍、一月あるいは一年、十年、一生の間に只一遍だけ唱えたとしても、軽重の悪業に引かれずに、四悪趣に堕ちないで、ついには不退転の位に到達することができるのか。
答えて言う。いかにもそのとおりである。

〈寸鉄〉 2018年6月7日
SGIに若者が多いのは時代が求める哲学だから—識者。自信満々と語れ
高等部結成の日。後継の君こそ創価の宝。不屈の負けじ魂胸に大樹と育て
陰で尽くす友ありて広布は伸展。中継行事支える役員に感謝。福徳は無量
各地で軽装化の取り組み広がる。皆ができる地球温暖化対策。地道に賢く
大麻使用の経緯—好奇心が55%と。軽い気持ちで人生は破滅。甘く見るな

☆四季の励まし 人間の心が緑を輝かせる 2018年5月27日
美しき自然を、
守り、育むものは、
人間の豊かなる精神の沃野である。
人の心の浄化が、
鳥を、緑を輝かせるのだ。

人間と自然環境は、
相互に依存する関係にあり、
環境への暴力が、
やがて
人間に跳ね返ってくることを、
私たちは青年や子どもたちに、
教えていくべきである。

一切の問題は、
根本的には「人間」の問題だ。
自然環境を蹂躙する暴力も、
社会に紛争や
貧困をもたらす暴力も、
その根底には、
生命の尊厳を踏みにじり、
他者の犠牲の上に
自分の幸福を築こうとする
利己的な欲望が渦巻いている。

優れた科学技術も、
「慈悲」の精神がなければ、
人間を搾取し破壊する
危険な凶器に
変わってしまいかねない。
人類の平和と発展のためには、
「緑の革命」とともに、
「心の革命」が不可欠である。

人間を離れて、社会はない。
経済も、政治も、宗教も、
思想も、科学もない。
いな、すべての営みは
「人間の幸福のために」存在する。
仏教でも、「人間(正報)」と、
それを取り囲む
「環境(依報)」との
一体性を明快に説いている。
人間によって、社会は変わる。
世界は変わる。生態系は変わる。
ゆえに、
すべては「人間」を
向上させることから始まる。

新緑に包まれ、憩いのひとときを過ごす人々。木々の葉が、初夏の陽光に照らされていた。1983年(昭和58年)6月、池田大作先生がスイスのチューリヒを訪れた折、撮影した。
6月5日は「世界環境デー」。72年(同47年)のこの日に開かれた「国連人間環境会議」が淵源である。日本では6月5日を「環境の日」、6月を「環境月間」として、環境の保全に関するさまざまな行事が各地で行われる。
環境保全といっても、どこか"遠い世界の話"ではない。省エネに取り組む、ごみを減らす、買い物袋を持参する——こうした身近な行動から、変革は始まる。緑輝く6月、自らの生活を見つめ直す機会としたい。