「いかなる病
さはりをなすべきや」
妙法は生命の大良薬。
題目の師子吼で
断じて病魔を打ち破れ!
曾谷殿御返事 P1056
『此法門を日蓮申す故に忠言耳に逆う道理なるが故に流罪せられ命にも及びしなり、然どもいまだこりず候』
◇人生の座標
「学ばずは卑し」という言葉があるが、人間の人間らしさというものは、「学ぶ」ところにある。しかも今は、高度な情報社会です。一生涯、つねに学んでいかなければ、すぐに遅れてしまう。「一生涯、勉強」「一生涯、学ぶ」--これが、これからの指導者の要件です。
☆御書とともに� 第30回 病は信心を深めるチャンス
『まことやらむ・いえの内に・わづらひの候なるは・よも鬼神のそゐには候はじ、十らせち女の信心のぶんざいを御心みぞ候らむ』(上野殿御返事、P1544)
◇通解
あなたの家の内に病人があるということはまことであろうか。もし、そうだとしても、よもや鬼神のせいではないだろう。十羅刹女があなたの信心のほどを試されているのであろう。
◇同志への指針
家族の病気や介護など、現実の生活はさまざまな困難や辛労との戦いである。不安や心配も絶えない。
しかし、仏法の眼で捉えれば、必ず深い意味がある。一つ一つ、永遠に幸福になるための信心の試練である。
「大難」即「成仏」──。絶対に変毒為薬できるのだ。一切を幸福へと転じゆく強盛な信心で、ご一家の福徳の大境涯を開いていただきたい。
2014年9月30日火曜日
2014年9月29日月曜日
2014.09.29 わが友に贈る
◇今週のことば
友の幸福を願う祈りは
仏と同じ境涯なり。
声も惜しまず
最極の法理を語れ!
生命の宮殿を共々に。
2014年09月29日
祈祷抄 P1349
『名聞利養深かりし人なれば仏の人にもてなされしをそねみて我が身には五法を行じて仏よりも尊げになし』
◇人生の座標
人間は一生涯、自分自身の宝石を掘り出し、磨いていくべきです。学校時代にはあまりばっとしなかった人が、社会に出てからいろんな経験をするうちに、今まで掘り当てていなかった自分の鉱脈を発見する例は、無数にある。
☆随筆民衆凱歌の大行進No.12� 「行学の二道」を励みゆけ
今月、新出発の"関西家族"が御聖訓を命に刻みながら、「折伏」「人材」そして「団結」を合言葉に、今再びの大前進を開始している。
あの昭和31年の「大阪の戦い」の渦中、私は関西の友と、常に御書を拝して勝ち進んだ。
『各各なにをかなげかせ給うべき、迦葉尊者にあらずとも・まいをも・まいぬべし、舎利弗にあらねども・立ってをどりぬべし、上行菩薩の大地よりいで給いしには・をどりてこそいで給いしか』(P1300)
ある時は、この「大悪大善御書」の一節を通し、同志に呼び掛けた。
「不可能を可能にする戦いを信心で勝ち取り、世間をアッと言わせようではないか」
「御書根本」とは、わが大関西に脈々と流れ通う「常勝の鉄則」である。
大阪の激戦の中、一人の女子部の友に、「決して忘れてはいけないよ」と贈った御文がある。
それは、『我並びに我が弟子・諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし』『つたなき者のならひは約束せし事を・まことの時はわするるなるべし』(P234)との「開目抄」の一節であった。
「まことの信心」は、苦難の時に試される。
「まことの師弟」は、一人の時に試される。
その後、彼女は使命の宝土ブラジルヘ移り住んだ。婦人部のリーダーとして、この御文を抱きしめながら、生涯、戦い抜き、南米広布の盤石なる礎を築いてくれた。
御書に照らし、妙法に生き抜き、結ばれた絆は三世永遠である。
彼岸に当たり、亡くなられた全功労者の方々、また、わが同志の先祖代々の諸精霊の追善回向を、私は懇ろに行わせていただいている。
仏法研鑽の波は、世界に大きく広がっている。
中南米は4月と8月、欧州は7月、北米・オセアニアは8月に教学研修会を開催。今月はSGI青年研修会のため、海外50カ国・地域から250人の若きリーダーが意気高く集った。
さらにアジアの各国・各地域で教学の研修会が活発に行われ、アフリカ各地でも地道な教学運動が続けられている。
また教学試験は、近年、世界の50前後の国々や地域で実施されている。男女青年部をはじめ皆、仏法の人間主義の智慧を求めて真剣だ。
"宗教革命とは、人類の幸福への直道なり。
そのためには、自らが、この大哲理をば実践し、会得しゆくことだ"
私が若き日の日記に記した信条である。
人類の平和と幸福の大道を開くため、「異体同心」の法理を学び、実践する創価の世界市民は、時代の激流の中で、調和と共生の模範を地球社会に示しているのだ。
この創価の大運動に、インド文化国際アカデミーのロケッシュ・チャンドラ理事長は、期待を寄せてくださった。
「人類が何千年もの間、抱き続けてきた夢──その夢の中から生まれ、今、聞こえてくる歌声。それが創価学会なのです」
我らには、「慈悲と哲理」の地涌の誇りがある。
さあ、御書を繙こう!
君よ、貴女よ、「行学の二道」を励みゆけ!
今日も、共に最高峰の大哲学を学ぶ喜びに燃えて躍進だ! 「世界広布」即「人類平和」の偉大な夢に向かって!
辛くとも
今日も御書を
拝しつつ
誇りも高く
笑顔で飾れや
友の幸福を願う祈りは
仏と同じ境涯なり。
声も惜しまず
最極の法理を語れ!
生命の宮殿を共々に。
2014年09月29日
祈祷抄 P1349
『名聞利養深かりし人なれば仏の人にもてなされしをそねみて我が身には五法を行じて仏よりも尊げになし』
◇人生の座標
人間は一生涯、自分自身の宝石を掘り出し、磨いていくべきです。学校時代にはあまりばっとしなかった人が、社会に出てからいろんな経験をするうちに、今まで掘り当てていなかった自分の鉱脈を発見する例は、無数にある。
☆随筆民衆凱歌の大行進No.12� 「行学の二道」を励みゆけ
今月、新出発の"関西家族"が御聖訓を命に刻みながら、「折伏」「人材」そして「団結」を合言葉に、今再びの大前進を開始している。
あの昭和31年の「大阪の戦い」の渦中、私は関西の友と、常に御書を拝して勝ち進んだ。
『各各なにをかなげかせ給うべき、迦葉尊者にあらずとも・まいをも・まいぬべし、舎利弗にあらねども・立ってをどりぬべし、上行菩薩の大地よりいで給いしには・をどりてこそいで給いしか』(P1300)
ある時は、この「大悪大善御書」の一節を通し、同志に呼び掛けた。
「不可能を可能にする戦いを信心で勝ち取り、世間をアッと言わせようではないか」
「御書根本」とは、わが大関西に脈々と流れ通う「常勝の鉄則」である。
大阪の激戦の中、一人の女子部の友に、「決して忘れてはいけないよ」と贈った御文がある。
それは、『我並びに我が弟子・諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし』『つたなき者のならひは約束せし事を・まことの時はわするるなるべし』(P234)との「開目抄」の一節であった。
「まことの信心」は、苦難の時に試される。
「まことの師弟」は、一人の時に試される。
その後、彼女は使命の宝土ブラジルヘ移り住んだ。婦人部のリーダーとして、この御文を抱きしめながら、生涯、戦い抜き、南米広布の盤石なる礎を築いてくれた。
御書に照らし、妙法に生き抜き、結ばれた絆は三世永遠である。
彼岸に当たり、亡くなられた全功労者の方々、また、わが同志の先祖代々の諸精霊の追善回向を、私は懇ろに行わせていただいている。
仏法研鑽の波は、世界に大きく広がっている。
中南米は4月と8月、欧州は7月、北米・オセアニアは8月に教学研修会を開催。今月はSGI青年研修会のため、海外50カ国・地域から250人の若きリーダーが意気高く集った。
さらにアジアの各国・各地域で教学の研修会が活発に行われ、アフリカ各地でも地道な教学運動が続けられている。
また教学試験は、近年、世界の50前後の国々や地域で実施されている。男女青年部をはじめ皆、仏法の人間主義の智慧を求めて真剣だ。
"宗教革命とは、人類の幸福への直道なり。
そのためには、自らが、この大哲理をば実践し、会得しゆくことだ"
私が若き日の日記に記した信条である。
人類の平和と幸福の大道を開くため、「異体同心」の法理を学び、実践する創価の世界市民は、時代の激流の中で、調和と共生の模範を地球社会に示しているのだ。
この創価の大運動に、インド文化国際アカデミーのロケッシュ・チャンドラ理事長は、期待を寄せてくださった。
「人類が何千年もの間、抱き続けてきた夢──その夢の中から生まれ、今、聞こえてくる歌声。それが創価学会なのです」
我らには、「慈悲と哲理」の地涌の誇りがある。
さあ、御書を繙こう!
君よ、貴女よ、「行学の二道」を励みゆけ!
今日も、共に最高峰の大哲学を学ぶ喜びに燃えて躍進だ! 「世界広布」即「人類平和」の偉大な夢に向かって!
辛くとも
今日も御書を
拝しつつ
誇りも高く
笑顔で飾れや
2014.09.28 わが友に贈る
御書を学んだ分だけ
人生を開く力がつく。
研鑽を応援した分だけ
わが「心の財」となる。
共に生涯、幸福の道を!
法門申さるべき様の事 P1271
『師子の中の虫師子をくらう、仏教をば外道はやぶりがたし内道の内に事いできたりて仏道を失うべし仏の遺言なり』
◇人生の座標
性格(キャラクター)というのは、ギリシャ語の「彫刻」とか「印象」という言葉から出ている。いわば「刻みつけられたもの」です。たしかに、性格も体質も、医学的に見れば遺伝的に刻みつけられ、決定されている部分もあるかもしれない。
しかし、それがわかったからといって、何になるものでもない。今、現実に生きている中で、どのように向上していくかが問題です。
☆随筆民衆凱歌の大行進No.12 � 「行学の二道」を励みゆけ
この生命(いのち)
御書と共に
勝ち開け
変毒為薬の
宝剣かかげて
若き日、師・戸田城聖先生と湘南電車(東海道本線)に乗っていた時のことである。車中でも、先生は御書の講義をしてくださっていた。
ちょうど車窓から太平洋の眺望が開けた。
先生は「あの太平洋のような大境涯の信心で、この御書を拝することだ。そうでなければ、凡夫が御本仏のお心に近づくことはできないのだ」と語られた。
「御書」を開くことは「境涯」を開くことだ。御書を拝して、広大無辺なる御本仏のお心に迫り、自らの小さな殻を打ち破る戦いをするのだ。
先日、新時代の第1回を飾る全国男子部幹部会が、四国で開催された。
四国では、婦人部と女子部一体のサンフラワー大会も行われている。
四国出身の哲人・中江兆民は、「哲学なき人民は、なにをしても深い意味がなく、浅薄さをまぬがれない」と叫んだ。
生命尊厳の大哲学を掲げた地涌の友の総決起を、"志国(しこく)"の先哲たちも、さぞかし喜ぶことであろうと、私は確信する。
大聖人は仰せである。
『日蓮は日本国のはしら(柱)なり』(P312、「報恩抄」)、また『日蓮は一閻浮提第一の聖人なり』(P974、「聖人知三世事」)と。
人びとを不幸に陥れる思想の乱れを正し、人類を救済しゆく世界の柱。その確信と情熱が、御書には満ち溢れている。
困難に打ち勝つ哲学!
人生を生き抜く智慧!
正と邪を見抜く英知!
人類を結びゆく熱願!
新時代を照らす希望!
御書を学ぶことは、大聖人の大精神を、わが生命に響かせゆくことだ。
今月28日には「教学部初級試験・青年部教学試験3級」が行われる。また11月には「教学部任用試験」が予定されている。
受験者の皆さんにとって、忙しい中、試練の挑戦であろう。しかし、だからこそ、その求道の功徳は、どれほど大きいことか。
大聖人は、法華経について質問された女性門下を、『御尋ね候事ありがたき大善根にて候』(P1402、「妙法尼御前御返事」)と、最大に讃嘆されている。
温かく教え、励まし、共に研鑽される先輩方にも感謝したい。その労苦は、三世に崩れざる『心の財』を積む栄光の汗となる。
役員に当たってくださる皆さんも、お世話になりますが、一切無事故の運営を、どうか、よろしくお願いします。
大聖人が「竜の口の法難」に遭われ、発迹顕本なされた天地・神奈川の鎌倉に立つSGI教学会館は、今年で開館15周年を迎えた。
海外からも多くのメンバーがこの会館を訪れ、地元の同志が温かく歓迎してくださっている。
大聖人は法難を振り返り、述べておられる。
『仏になる道は必ず身命をすつるほどの事ありてこそ仏にはなり候らめ』(P891、「佐渡御勘気抄」)
命にも及ぶほどの大難と戦い、断固と打ち勝ってこそ、仏の境涯を開くことができる、と。
横暴な軍部政府の弾圧によって投獄された初代会長・牧口常三郎先生は、法華経を如説修行された大聖人の仰せを、身をもって読まれた。
本年11月には、牧口先生の殉教から70年の節目を迎える。
獄中からご家族にあてた手紙に、こうある。
「ただ経文を以て信仰して居るので安心してゐる」「何の不安もない。必ず『変毒為薬(毒を変じて薬と為す)』となると存じます」、さらに「三障四魔ガ紛起スルノハ当然デ、経文通リデス」と。
ここには恐れや悲壮感など微塵もない。
牧口先生と共に正義の獄中闘争を貫かれた戸田先生も、後に語られた。
「法華経の意味をかすかながらも身読することができました。なんたるしあわせでございましょうか」
御本仏の仰せの如く!
御聖訓のままに!
お二人の師弟の死身弘法の大闘争があったからこそ、大聖人の御精神は現代に蘇った。この創価の誉れの原点を、断じて忘れてはならない。
御書を拝していけばいくほど、創価学会こそが大聖人直結の仏勅の団体であると、深く理解することができる。私たちにとっての不惜身命とは、この学会と共に、師弟の誓いを胸に、どこまでも生き抜くことだ。
戸田先生は、御書を拝する姿勢について、「信の一字をもって、一切をつらぬいていることを、知らなくてはならない」と教えてくださった。
そして「民衆救済の大確信と、燃ゆるがごとき大聖人の情熱が、その根底をなしていることを、読みとらなくては、また無意味になることを知らなくてはならない」と。
絶対なる「信」をもって学ぶ。そして民衆救済の大確信のままに、自らも広宣流布に走る。
この「信」と「行」をもって拝した時、「信心の火が、いやがうえにも、燃えあがる」とも、先生は言われていた。
ここに、自らの絶望を希望に変え、宿命を使命に転じゆく光がある。
大聖人は、千差万別の悩みに苦しむ門下それでれに渾身の激励を綴ってくださっている。
だからこそ、御書を自らの身に当てて拝していきたい。大聖人から直接賜ったお手紙と捉え、実践していくのだ。
──あるシンガポールの壮年部員は、交通事故で下半身不随となった。その後も、結核、足の大やけど……次々と起こる宿命の嵐。打ちのめされそうな心を支えたのは、次の一節だったという。
『必ず三障四魔と申す障いできたれば賢者はよろこび愚者は退く』(P1091、「兵衛志殿御返事」)
"この難は、私の信心を試しているのだ!"
そう確信した創価の賢者は今、「自分の姿で仏法の力を証明する」との誇りに燃え、自他共の幸福の道を、雄々しく歩んでくれている。
御書を心肝に染めた人は強い。その胸には嵐に揺るがぬ柱が立つ。いかなる障魔をも見破り、断ち切っていける。それが。真剣勝負の研鑽で磨いた信仰の利剣なのだ。
人生を開く力がつく。
研鑽を応援した分だけ
わが「心の財」となる。
共に生涯、幸福の道を!
法門申さるべき様の事 P1271
『師子の中の虫師子をくらう、仏教をば外道はやぶりがたし内道の内に事いできたりて仏道を失うべし仏の遺言なり』
◇人生の座標
性格(キャラクター)というのは、ギリシャ語の「彫刻」とか「印象」という言葉から出ている。いわば「刻みつけられたもの」です。たしかに、性格も体質も、医学的に見れば遺伝的に刻みつけられ、決定されている部分もあるかもしれない。
しかし、それがわかったからといって、何になるものでもない。今、現実に生きている中で、どのように向上していくかが問題です。
☆随筆民衆凱歌の大行進No.12 � 「行学の二道」を励みゆけ
この生命(いのち)
御書と共に
勝ち開け
変毒為薬の
宝剣かかげて
若き日、師・戸田城聖先生と湘南電車(東海道本線)に乗っていた時のことである。車中でも、先生は御書の講義をしてくださっていた。
ちょうど車窓から太平洋の眺望が開けた。
先生は「あの太平洋のような大境涯の信心で、この御書を拝することだ。そうでなければ、凡夫が御本仏のお心に近づくことはできないのだ」と語られた。
「御書」を開くことは「境涯」を開くことだ。御書を拝して、広大無辺なる御本仏のお心に迫り、自らの小さな殻を打ち破る戦いをするのだ。
先日、新時代の第1回を飾る全国男子部幹部会が、四国で開催された。
四国では、婦人部と女子部一体のサンフラワー大会も行われている。
四国出身の哲人・中江兆民は、「哲学なき人民は、なにをしても深い意味がなく、浅薄さをまぬがれない」と叫んだ。
生命尊厳の大哲学を掲げた地涌の友の総決起を、"志国(しこく)"の先哲たちも、さぞかし喜ぶことであろうと、私は確信する。
大聖人は仰せである。
『日蓮は日本国のはしら(柱)なり』(P312、「報恩抄」)、また『日蓮は一閻浮提第一の聖人なり』(P974、「聖人知三世事」)と。
人びとを不幸に陥れる思想の乱れを正し、人類を救済しゆく世界の柱。その確信と情熱が、御書には満ち溢れている。
困難に打ち勝つ哲学!
人生を生き抜く智慧!
正と邪を見抜く英知!
人類を結びゆく熱願!
新時代を照らす希望!
御書を学ぶことは、大聖人の大精神を、わが生命に響かせゆくことだ。
今月28日には「教学部初級試験・青年部教学試験3級」が行われる。また11月には「教学部任用試験」が予定されている。
受験者の皆さんにとって、忙しい中、試練の挑戦であろう。しかし、だからこそ、その求道の功徳は、どれほど大きいことか。
大聖人は、法華経について質問された女性門下を、『御尋ね候事ありがたき大善根にて候』(P1402、「妙法尼御前御返事」)と、最大に讃嘆されている。
温かく教え、励まし、共に研鑽される先輩方にも感謝したい。その労苦は、三世に崩れざる『心の財』を積む栄光の汗となる。
役員に当たってくださる皆さんも、お世話になりますが、一切無事故の運営を、どうか、よろしくお願いします。
大聖人が「竜の口の法難」に遭われ、発迹顕本なされた天地・神奈川の鎌倉に立つSGI教学会館は、今年で開館15周年を迎えた。
海外からも多くのメンバーがこの会館を訪れ、地元の同志が温かく歓迎してくださっている。
大聖人は法難を振り返り、述べておられる。
『仏になる道は必ず身命をすつるほどの事ありてこそ仏にはなり候らめ』(P891、「佐渡御勘気抄」)
命にも及ぶほどの大難と戦い、断固と打ち勝ってこそ、仏の境涯を開くことができる、と。
横暴な軍部政府の弾圧によって投獄された初代会長・牧口常三郎先生は、法華経を如説修行された大聖人の仰せを、身をもって読まれた。
本年11月には、牧口先生の殉教から70年の節目を迎える。
獄中からご家族にあてた手紙に、こうある。
「ただ経文を以て信仰して居るので安心してゐる」「何の不安もない。必ず『変毒為薬(毒を変じて薬と為す)』となると存じます」、さらに「三障四魔ガ紛起スルノハ当然デ、経文通リデス」と。
ここには恐れや悲壮感など微塵もない。
牧口先生と共に正義の獄中闘争を貫かれた戸田先生も、後に語られた。
「法華経の意味をかすかながらも身読することができました。なんたるしあわせでございましょうか」
御本仏の仰せの如く!
御聖訓のままに!
お二人の師弟の死身弘法の大闘争があったからこそ、大聖人の御精神は現代に蘇った。この創価の誉れの原点を、断じて忘れてはならない。
御書を拝していけばいくほど、創価学会こそが大聖人直結の仏勅の団体であると、深く理解することができる。私たちにとっての不惜身命とは、この学会と共に、師弟の誓いを胸に、どこまでも生き抜くことだ。
戸田先生は、御書を拝する姿勢について、「信の一字をもって、一切をつらぬいていることを、知らなくてはならない」と教えてくださった。
そして「民衆救済の大確信と、燃ゆるがごとき大聖人の情熱が、その根底をなしていることを、読みとらなくては、また無意味になることを知らなくてはならない」と。
絶対なる「信」をもって学ぶ。そして民衆救済の大確信のままに、自らも広宣流布に走る。
この「信」と「行」をもって拝した時、「信心の火が、いやがうえにも、燃えあがる」とも、先生は言われていた。
ここに、自らの絶望を希望に変え、宿命を使命に転じゆく光がある。
大聖人は、千差万別の悩みに苦しむ門下それでれに渾身の激励を綴ってくださっている。
だからこそ、御書を自らの身に当てて拝していきたい。大聖人から直接賜ったお手紙と捉え、実践していくのだ。
──あるシンガポールの壮年部員は、交通事故で下半身不随となった。その後も、結核、足の大やけど……次々と起こる宿命の嵐。打ちのめされそうな心を支えたのは、次の一節だったという。
『必ず三障四魔と申す障いできたれば賢者はよろこび愚者は退く』(P1091、「兵衛志殿御返事」)
"この難は、私の信心を試しているのだ!"
そう確信した創価の賢者は今、「自分の姿で仏法の力を証明する」との誇りに燃え、自他共の幸福の道を、雄々しく歩んでくれている。
御書を心肝に染めた人は強い。その胸には嵐に揺るがぬ柱が立つ。いかなる障魔をも見破り、断ち切っていける。それが。真剣勝負の研鑽で磨いた信仰の利剣なのだ。
2014.09.27 わが友に贈る
聖教は希望の哲理を
地域に社会に発信!
尊き新聞長をはじめ
拡大に尽力する
同志の皆様に最敬礼!
崇峻天皇御書 P1172
『日蓮と法華経とを信ずる人人をば前前彼の人人いかなる事ありともかへりみ給うべし』
◇人生の座標
だれも自分一人の力で大きくなった人はいない。多くの人に守られ、支えられて生きている。よき環境はよき人間をつくる。自ら、そうしたよき環境、"よき人間のつながり"を求めていく人は、かぎりなく伸びていけるのである。
☆創価教育同窓の集いへのメッセージ
一、大学という「人材の港」が、ひときわ輝き光るのは、現実社会の波濤を越えて舞い戻ってきた、誉れの卒業生たちの凱旋を迎える時であります。
万難を排して、日本中、世界中から、よくぞ集ってくれました。私は、立派に成長した一人一人を、諸手を挙げて迎え入れ、それでれの尊い貴い奮闘に耳を傾け、労い、讃嘆したい思いでいっぱいであります。皆、本当にありがとう!
本日は、私たちの宝の友人である、韓国の名門・済州大学の趙文富元総長ご夫妻、また趙誠倫(チョ・ソンユン)教授ご夫妻がお越しくださいました。
学園や大学に在学中、趙文富先生にお会いした人も少なくありません。さらに済州大学での研修などで、ご夫妻に父母のように温かく歓待していただいた友もいるでしょう。
我らの創価家族の集いに、これほど懐かしく、これほど嬉しいお客様はおられません。皆で、万雷の大拍手をもって大歓迎しようではありませんか!
一、きょうは、愛する皆さんと一緒に、目覚ましく大発展しゆく母校を散策しながら、ゆったりと懇談するような思いで、3点、エールを贈らせていただきます。
第一に「いよいよ深く勝利の根を張れ!」ということであります。趙先生との対談では、朝鮮王朝の大指導者・世宗(セジョン)大王についても語り合いました。この大王のもとで作られたハングルの詩歌(「龍飛御天歌」)の名句に、こう詠われております。
「根の深き木は 風に動かず/花かぐはしく実たわわなり/源の深き水は ひでりに乾かず/川をなし海にいたるなり」と。
今、社会も世界も、目まぐるしく揺れ動いています。変化は激しい。こういう時代だからこそ、大事なことは、心を定めて、揺るぎない信念の根を張ることであり、たゆまず学び、尽きることのない智慧の源を湛えることではないでしょうか。
今、東京富士美術館では、英国の「ロイヤル・アカデミー展」が開催されています。
このアカデミーの初代レノルズ会長は、青年芸術家たちに"自分自身の感覚に頼って始める人は、開始早々、研究に行き詰まってしまいます"と戒めていました。
そして偉大な巨匠の実践によって確立された創造の道を、まず謙虚に学んでいくことを推奨したのです(相澤照明「ジョシュア・レノルズ卿の講話集 翻訳と注解 第1講話」、『佐賀大学文化教育学部研究論文集』10(1)所収)。これは万般において、若き世代が心に留むべき原則でありましょう。
ここに集った皆さんは、多くが30代半ば。私より50歳も若い。いよいよ、これからが勝負です。21世紀の命運を、その双肩に担い立っていくリーダーたちです。
一、私が創価学会の第3代会長に就任したのは、32歳でした。もともと医者から、30歳まで生きられないと言われていた病弱な体でしたし、学会の会長職は、師匠である戸田城聖先生も7年にして逝去された激務です。
ですから、就任の日に妻は「きょうは、わが家のお葬式」と言いました。
以来、一日また一日、一年また一年、いつ倒れても悔いを残さないという決心で祈り抜き、戦い抜きました。巡り来る記念の5月3日を、妻は「ああ命があったのか」との思いで迎えていました。
妻が初めて赤飯を用意してくれたのは、就任8周年の5月の3日です。全身全霊で生き切った悪戦苦闘の連続の30代に、私たちは今日の発展の因を刻みました。
創価学園、創価大学の創立への布石をしたのも、この年代です。
どうか、若き後継の皆さんも、何があろうと、焦らず嘆かず惑わず、じっくり悠然と粘り強く、勝利の根を深く張り、栄光への源を満々と湛えていってください。
一、第二に申し上げたいことは、「いよいよ明るく友情の橋を架けよ!」ということです。
韓国と日本には、世界史から見ても注目すべき、深い平和友好の歴史があります。
いにしえの数多の文化の伝来はもとより、江戸時代、来日した朝鮮通信使からも、日本は多くを学びました。ある朝鮮通信使は帰国後、日本の友に書き送っております。
"あなたとは国が異なり、遠く万里を離れ、山海が隔てています。しかし、私たちは、心は通い合っています"(松田甲著『日鮮史話』)と。
誠に友情には、いかなる距離も越え、いかなる差異も越え、いかなる激流も越えて、人間の心と心を結び、高めていく普遍の力があります。
なかんずく、教育の世界における友情ほど、明るく強く、一切を超克していく結合はありません。
創価大学は、この友情の力、英知の連帯で人類を結びゆく「平和のフォートレス」です。海外との学術交流の協定も、今、48カ国・地域150大学となっております。
愚昧な反目や憎悪が渦巻く社会なればこそ、わが卒業生は、誇り高き創価の世界市民として、誠実に毅然と明朗に、友情の虹の橋を幾重にも広げていただきたいのです。
一、最後に「いよいよ強く希望の光を放て!」と申し上げたい。
趙先生の若人への激励に「青年は、自分をもとに、他人のために生きようと苦悩した時にこそ、力が湧き、人間として生まれた真の幸福を感じるのである」(『池田大作全集』第112巻)とあります。
趙先生ご夫妻は、その通りの崇高な人生を歩み抜いてこられました。奥様も約40年にわたり小学校の先生として、親にも勝る慈愛を教え子に注ぎ続けてこられたのです。
太陽が自らを燃焼させて万物を育むように、リーダーが試練に挑み、苦難を勝ち越えゆく中にこそ、友を照らし、未来を照らす希望の光が放たれるものでありましょう。
一、きょうは、1期生をはじめ母校愛深き創価同窓の代表も集ってくれています。
私は、つい先日も、関西創価小学校の伸びゆく6年生と嬉しい出会いを刻みました。
今、創価大学のキャンパスには、韓国の美しき国花・無窮花(ムグンファ=ムクゲ)が絶え間なく咲き誇っております。
この無窮花の如く、どこまでも続く人材の花を、平和の花を、そして勝利の花を、共々に咲き薫らせゆくことを、強く朗らかに約し合って、私の御礼と祝福のあいさつとさせていただきます。
世界一の友情の大連帯、万歳! お元気で!
地域に社会に発信!
尊き新聞長をはじめ
拡大に尽力する
同志の皆様に最敬礼!
崇峻天皇御書 P1172
『日蓮と法華経とを信ずる人人をば前前彼の人人いかなる事ありともかへりみ給うべし』
◇人生の座標
だれも自分一人の力で大きくなった人はいない。多くの人に守られ、支えられて生きている。よき環境はよき人間をつくる。自ら、そうしたよき環境、"よき人間のつながり"を求めていく人は、かぎりなく伸びていけるのである。
☆創価教育同窓の集いへのメッセージ
一、大学という「人材の港」が、ひときわ輝き光るのは、現実社会の波濤を越えて舞い戻ってきた、誉れの卒業生たちの凱旋を迎える時であります。
万難を排して、日本中、世界中から、よくぞ集ってくれました。私は、立派に成長した一人一人を、諸手を挙げて迎え入れ、それでれの尊い貴い奮闘に耳を傾け、労い、讃嘆したい思いでいっぱいであります。皆、本当にありがとう!
本日は、私たちの宝の友人である、韓国の名門・済州大学の趙文富元総長ご夫妻、また趙誠倫(チョ・ソンユン)教授ご夫妻がお越しくださいました。
学園や大学に在学中、趙文富先生にお会いした人も少なくありません。さらに済州大学での研修などで、ご夫妻に父母のように温かく歓待していただいた友もいるでしょう。
我らの創価家族の集いに、これほど懐かしく、これほど嬉しいお客様はおられません。皆で、万雷の大拍手をもって大歓迎しようではありませんか!
一、きょうは、愛する皆さんと一緒に、目覚ましく大発展しゆく母校を散策しながら、ゆったりと懇談するような思いで、3点、エールを贈らせていただきます。
第一に「いよいよ深く勝利の根を張れ!」ということであります。趙先生との対談では、朝鮮王朝の大指導者・世宗(セジョン)大王についても語り合いました。この大王のもとで作られたハングルの詩歌(「龍飛御天歌」)の名句に、こう詠われております。
「根の深き木は 風に動かず/花かぐはしく実たわわなり/源の深き水は ひでりに乾かず/川をなし海にいたるなり」と。
今、社会も世界も、目まぐるしく揺れ動いています。変化は激しい。こういう時代だからこそ、大事なことは、心を定めて、揺るぎない信念の根を張ることであり、たゆまず学び、尽きることのない智慧の源を湛えることではないでしょうか。
今、東京富士美術館では、英国の「ロイヤル・アカデミー展」が開催されています。
このアカデミーの初代レノルズ会長は、青年芸術家たちに"自分自身の感覚に頼って始める人は、開始早々、研究に行き詰まってしまいます"と戒めていました。
そして偉大な巨匠の実践によって確立された創造の道を、まず謙虚に学んでいくことを推奨したのです(相澤照明「ジョシュア・レノルズ卿の講話集 翻訳と注解 第1講話」、『佐賀大学文化教育学部研究論文集』10(1)所収)。これは万般において、若き世代が心に留むべき原則でありましょう。
ここに集った皆さんは、多くが30代半ば。私より50歳も若い。いよいよ、これからが勝負です。21世紀の命運を、その双肩に担い立っていくリーダーたちです。
一、私が創価学会の第3代会長に就任したのは、32歳でした。もともと医者から、30歳まで生きられないと言われていた病弱な体でしたし、学会の会長職は、師匠である戸田城聖先生も7年にして逝去された激務です。
ですから、就任の日に妻は「きょうは、わが家のお葬式」と言いました。
以来、一日また一日、一年また一年、いつ倒れても悔いを残さないという決心で祈り抜き、戦い抜きました。巡り来る記念の5月3日を、妻は「ああ命があったのか」との思いで迎えていました。
妻が初めて赤飯を用意してくれたのは、就任8周年の5月の3日です。全身全霊で生き切った悪戦苦闘の連続の30代に、私たちは今日の発展の因を刻みました。
創価学園、創価大学の創立への布石をしたのも、この年代です。
どうか、若き後継の皆さんも、何があろうと、焦らず嘆かず惑わず、じっくり悠然と粘り強く、勝利の根を深く張り、栄光への源を満々と湛えていってください。
一、第二に申し上げたいことは、「いよいよ明るく友情の橋を架けよ!」ということです。
韓国と日本には、世界史から見ても注目すべき、深い平和友好の歴史があります。
いにしえの数多の文化の伝来はもとより、江戸時代、来日した朝鮮通信使からも、日本は多くを学びました。ある朝鮮通信使は帰国後、日本の友に書き送っております。
"あなたとは国が異なり、遠く万里を離れ、山海が隔てています。しかし、私たちは、心は通い合っています"(松田甲著『日鮮史話』)と。
誠に友情には、いかなる距離も越え、いかなる差異も越え、いかなる激流も越えて、人間の心と心を結び、高めていく普遍の力があります。
なかんずく、教育の世界における友情ほど、明るく強く、一切を超克していく結合はありません。
創価大学は、この友情の力、英知の連帯で人類を結びゆく「平和のフォートレス」です。海外との学術交流の協定も、今、48カ国・地域150大学となっております。
愚昧な反目や憎悪が渦巻く社会なればこそ、わが卒業生は、誇り高き創価の世界市民として、誠実に毅然と明朗に、友情の虹の橋を幾重にも広げていただきたいのです。
一、最後に「いよいよ強く希望の光を放て!」と申し上げたい。
趙先生の若人への激励に「青年は、自分をもとに、他人のために生きようと苦悩した時にこそ、力が湧き、人間として生まれた真の幸福を感じるのである」(『池田大作全集』第112巻)とあります。
趙先生ご夫妻は、その通りの崇高な人生を歩み抜いてこられました。奥様も約40年にわたり小学校の先生として、親にも勝る慈愛を教え子に注ぎ続けてこられたのです。
太陽が自らを燃焼させて万物を育むように、リーダーが試練に挑み、苦難を勝ち越えゆく中にこそ、友を照らし、未来を照らす希望の光が放たれるものでありましょう。
一、きょうは、1期生をはじめ母校愛深き創価同窓の代表も集ってくれています。
私は、つい先日も、関西創価小学校の伸びゆく6年生と嬉しい出会いを刻みました。
今、創価大学のキャンパスには、韓国の美しき国花・無窮花(ムグンファ=ムクゲ)が絶え間なく咲き誇っております。
この無窮花の如く、どこまでも続く人材の花を、平和の花を、そして勝利の花を、共々に咲き薫らせゆくことを、強く朗らかに約し合って、私の御礼と祝福のあいさつとさせていただきます。
世界一の友情の大連帯、万歳! お元気で!
2014年9月26日金曜日
2014.09.26 わが友に贈る
周囲への感謝と
敬意を忘れないのが
本当に偉大な人だ。
謙虚な振る舞いに
信頼の花は咲き薫る!
諌暁八幡抄 P589
『末法には一乗の強敵充満すべし不軽菩薩の利益此れなり、各各我が弟子等はげませ給へはげませ給へ』
◇人生の座標
美しい自然、美しい姿、美しい人生、美しい家庭。人間だれしも美しいものに憧れるが、それは自分の中に閉じこもっていては得られない。自分だけを見つめていてもつくれない。人との"よりよいお付き合い"、地域社会との"心豊かな交流"、自然との"優しい関係"。それらに向かって努力する中に、自分もまた美しく成長していくのである。
☆名誉会長と共に新時代を開く 第34回 常楽我浄の生命の花園へ
秋の彼岸を迎える。美しい自然に包まれた全国の墓地公園・納骨堂、また主要会館で秋季彼岸勤行法要が厳粛に営まれる。
信心を貫き通して亡くなったならば、どうなるか。御書に照らして、その境涯は、見渡す限り黄金の幸福の光に満ちあふれ、無上の喜びに輝く世界である。
日蓮大聖人は仰せである。
『南無妙法蓮華経と唱え、退転せずに修行して、最後の臨終の時を待ってごらんなさい……天から四種類の花が降ってきて、空には音楽が聞こえ、諸仏菩薩は常楽我浄の風にそよめき、心から楽しんでおられる』(P1386、通解、「松野殿御返事」)
妙法の人の歩みは、御聖訓の通りの大福徳に包まれゆくことを深く確信していただきたい。「生も歓喜」「死も歓喜」の生命と輝くことは、絶対に間違いない。三世永遠にわたって自由自在の境涯となるのである。
題目の音声は、十方世界に届かないところはない。我らの真心の唱題は、故人にも響いていく、戸田先生は語られた。
「題目の力は偉大である。苦しい業を感ずる生命を、あたかも花園に遊ぶがごとき、安らかな夢のごとき状態に変化させるのである」
妙法は大宇宙の根源の力だ。それを弘める功徳は、故人をも包む。広宣流布へ戦う心こそ、仏の心であり創価の心だ。
全ては自他共の幸福のための戦いだ。苦労がないことが幸福なのではない。どんな悩みにも負けないことが幸福なのだ。
忍耐ある人は負けない。
朗らかな人は負けない。
荘厳な夕日の次の日は晴天になるように、今世も、真っ赤な夕日のごとく、わが生命を燃やし尽くして、所願満足の人生を、ともどもに生きて生きて生き抜こう!
学会の創立記念日へ、聡明な信心即生活で健康勝利の日々をと祈っています。
敬意を忘れないのが
本当に偉大な人だ。
謙虚な振る舞いに
信頼の花は咲き薫る!
諌暁八幡抄 P589
『末法には一乗の強敵充満すべし不軽菩薩の利益此れなり、各各我が弟子等はげませ給へはげませ給へ』
◇人生の座標
美しい自然、美しい姿、美しい人生、美しい家庭。人間だれしも美しいものに憧れるが、それは自分の中に閉じこもっていては得られない。自分だけを見つめていてもつくれない。人との"よりよいお付き合い"、地域社会との"心豊かな交流"、自然との"優しい関係"。それらに向かって努力する中に、自分もまた美しく成長していくのである。
☆名誉会長と共に新時代を開く 第34回 常楽我浄の生命の花園へ
秋の彼岸を迎える。美しい自然に包まれた全国の墓地公園・納骨堂、また主要会館で秋季彼岸勤行法要が厳粛に営まれる。
信心を貫き通して亡くなったならば、どうなるか。御書に照らして、その境涯は、見渡す限り黄金の幸福の光に満ちあふれ、無上の喜びに輝く世界である。
日蓮大聖人は仰せである。
『南無妙法蓮華経と唱え、退転せずに修行して、最後の臨終の時を待ってごらんなさい……天から四種類の花が降ってきて、空には音楽が聞こえ、諸仏菩薩は常楽我浄の風にそよめき、心から楽しんでおられる』(P1386、通解、「松野殿御返事」)
妙法の人の歩みは、御聖訓の通りの大福徳に包まれゆくことを深く確信していただきたい。「生も歓喜」「死も歓喜」の生命と輝くことは、絶対に間違いない。三世永遠にわたって自由自在の境涯となるのである。
題目の音声は、十方世界に届かないところはない。我らの真心の唱題は、故人にも響いていく、戸田先生は語られた。
「題目の力は偉大である。苦しい業を感ずる生命を、あたかも花園に遊ぶがごとき、安らかな夢のごとき状態に変化させるのである」
妙法は大宇宙の根源の力だ。それを弘める功徳は、故人をも包む。広宣流布へ戦う心こそ、仏の心であり創価の心だ。
全ては自他共の幸福のための戦いだ。苦労がないことが幸福なのではない。どんな悩みにも負けないことが幸福なのだ。
忍耐ある人は負けない。
朗らかな人は負けない。
荘厳な夕日の次の日は晴天になるように、今世も、真っ赤な夕日のごとく、わが生命を燃やし尽くして、所願満足の人生を、ともどもに生きて生きて生き抜こう!
学会の創立記念日へ、聡明な信心即生活で健康勝利の日々をと祈っています。
2014年9月25日木曜日
2014.09.25 わが友に贈る
新任のリーダーは
スタートが肝心だ。
真剣勝負の行動で
前進への波動を!
清新の決意で立て!
千日尼御前御返事 P1312
『たすけんとする日蓮かへりて大怨敵とをもわるるゆへに女人こぞりて国主に讒言して伊豆の国へながせし上又佐渡の国へながされぬ』
◇人生の座標
妻は、私にとって、人生の伴侶であり、ときには看護婦であり、秘書であり、母のようでもあり、娘か妹でもあり、何より第一の戦友である。
☆勝利の人間学第60回 「誓い」は貫いてこそ
◇新たな決意で生き生きと
青年は、常に新たな出発だ! 共に生き生きと躍進だ! この勢いが青年の生命だ。
日蓮仏法は「本因妙」の仏法である。
今この時に、妙法を唱え、現在そして未来の勝利の「因」を直ちに刻むことができる。
ゆえに過去に囚われる必要はない。現状に安住してもならない。常に「これから」だ。新たな決意で「これから」を創り開くのだ。
師弟の誓いに生き抜く青春に、停滞はない。みずみずしい求道の息吹が、惰性や慢心を打ち破るからだ。
誓いは貫いてこそ、誓いである。そこから、尽きることのない「躍進」の力が生まれる。
◇広布の大願に「仏力」が
日蓮大聖人は、青年門下に『我が弟子等・大願ををこせ』(P1561、「上野殿御返事」)と叫ばれた。
広宣流布こそ、御本仏の誓願である。
この仏と同じ誓願に立って、祈り、行動する時、わが生命に「仏の勇気」「仏の智慧」「仏の力」が無限に湧いてくる。
これこそが、不可能を可能にする源泉だ。
これほど価値ある誇り高い生き方はない。
自分で決めて、勇んで勝利の道を開くのだ。すべてを御本仏が御照覧である。胸を張って、友の幸福のために動くのだ。
「自発能動」こそ、青年の特権である。
◇獅子の人材城を築こう
勝利、勝利、また勝利の前進——これが、学会青年部の誓いである。永遠に勝ち進むためには、何よりも人材の流れを築くのだ。
今、日本中、世界中で新たな希望に燃えた若人が躍り出ている。この若き地涌の友が、一人ももれなく、正義の師子に、平和の天使に、強く明るく伸び伸びと育ってほしい。
恩師は、「人間をつくることだ。指導者をつくることだ」と、常々、語っておられた。
創価家族の温かい励ましの中で、人は育つ。
一段と、題目を大地に響かせて、地涌の菩薩を呼び出そう! そして、わが地域から、人材拡大のうねりを起こそうではないか!
スタートが肝心だ。
真剣勝負の行動で
前進への波動を!
清新の決意で立て!
千日尼御前御返事 P1312
『たすけんとする日蓮かへりて大怨敵とをもわるるゆへに女人こぞりて国主に讒言して伊豆の国へながせし上又佐渡の国へながされぬ』
◇人生の座標
妻は、私にとって、人生の伴侶であり、ときには看護婦であり、秘書であり、母のようでもあり、娘か妹でもあり、何より第一の戦友である。
☆勝利の人間学第60回 「誓い」は貫いてこそ
◇新たな決意で生き生きと
青年は、常に新たな出発だ! 共に生き生きと躍進だ! この勢いが青年の生命だ。
日蓮仏法は「本因妙」の仏法である。
今この時に、妙法を唱え、現在そして未来の勝利の「因」を直ちに刻むことができる。
ゆえに過去に囚われる必要はない。現状に安住してもならない。常に「これから」だ。新たな決意で「これから」を創り開くのだ。
師弟の誓いに生き抜く青春に、停滞はない。みずみずしい求道の息吹が、惰性や慢心を打ち破るからだ。
誓いは貫いてこそ、誓いである。そこから、尽きることのない「躍進」の力が生まれる。
◇広布の大願に「仏力」が
日蓮大聖人は、青年門下に『我が弟子等・大願ををこせ』(P1561、「上野殿御返事」)と叫ばれた。
広宣流布こそ、御本仏の誓願である。
この仏と同じ誓願に立って、祈り、行動する時、わが生命に「仏の勇気」「仏の智慧」「仏の力」が無限に湧いてくる。
これこそが、不可能を可能にする源泉だ。
これほど価値ある誇り高い生き方はない。
自分で決めて、勇んで勝利の道を開くのだ。すべてを御本仏が御照覧である。胸を張って、友の幸福のために動くのだ。
「自発能動」こそ、青年の特権である。
◇獅子の人材城を築こう
勝利、勝利、また勝利の前進——これが、学会青年部の誓いである。永遠に勝ち進むためには、何よりも人材の流れを築くのだ。
今、日本中、世界中で新たな希望に燃えた若人が躍り出ている。この若き地涌の友が、一人ももれなく、正義の師子に、平和の天使に、強く明るく伸び伸びと育ってほしい。
恩師は、「人間をつくることだ。指導者をつくることだ」と、常々、語っておられた。
創価家族の温かい励ましの中で、人は育つ。
一段と、題目を大地に響かせて、地涌の菩薩を呼び出そう! そして、わが地域から、人材拡大のうねりを起こそうではないか!
2014年9月24日水曜日
2014.09.24 わが友に贈る
後輩を育てるには
まず一緒に動く。
成長をたたえる。
温かな心と心の触発で
地域に不滅の人材城を!
十法界明因果抄 P430
『常に彼に勝らんことを欲し耐えざれば人を下し他を軽しめ己を珍ぶこと鵄の高く飛びて下視が如し而も外には仁義礼智信を掲げて下品の善心を起し阿修羅の道を行ずるなり』
◇人生の座標
真実の夫婦のあり方は単純ではない。環境によって決まるものでもなければ、状況によって左右されるものでもない。富や平穏が気持ちを引き離す場合もある。客観的には苦しみの坂のように見えても、それが一番、ふたりを近づけた幸福の季節という場合もある。
何かあったら揺らぐという相対的な信頼ではなく、絶対性の絆というか、真実の愛情は、風波があるたびに、ふたりの奥深くに育っていくものである。「喜びも悲しみも幾年月」−−ではないだろうか。
☆新時代第1回全国男子部幹部会へのメッセージ
世界広布新時代の歴史に永遠に輝きわたるであろう男子部の新出発、誠におめでとう!
本門の男子部が、いよいよ立ち上がった。これほど頼もしい決起はない。
なかんずく、魁光る四国男子部の見事なる拡大戦を、心から労い、讃えたい。
香川、高知、愛媛、徳島の各県各地から勇んで集ってくれた諸君、熱血の名演技を見せてくれた出演者の諸君、陰で一切を支えてくれている役員の諸君、本当にありがとう!
私はいずこにもまして苦労を分かち合い、戦い抜いてきた、最も信頼する四国広布の父母たちと一緒に、後継の君たちに万雷の大拍手を贈りたいのであります。
日蓮大聖人は、『此の経を一文一句なりとも聴聞して神にそめん人は生死の大海を渡るべき船なるべし』(P1448、「椎地四郎殿御書」)と仰せになられました。
この現実の世界は、「生老病死」という苦悩が襲いかかる荒海です。
その波濤を越えて、大勢の人々を乗せ、希望と幸福と平和へ導いていく大船こそ、若くして妙法を持った君たちなのです。
ゆえに、悩める友のなかに分け入って、この生命尊厳の大哲学を語り、青年世代を強く正しく大きくリードしていってください。
わが恩師・戸田城聖先生は、ここ四国の天地が近代日本の革命児を生んだ誉れの歴史を通しながら、「新時代の平和革命の大思想」こそ日運大聖人の仏法であると宣言されました。
今いる場所から、自分も友も地域社会も幸福へと変えていく、青春の勝利の大航路を、思う存分、切り開いていってくれ給え!
君たちと私は、この世で共に世界広布を成し遂げゆくことを誓い合って踊り出てきた師弟である。この大使命をいやまして深く強く自覚しながら、新たな創価学会の発迹顕本の船出をしよう!
正義の四国男子部、万歳!紅燃ゆる男子部に躍進あれ!追撃の手をゆるめるな!
まず一緒に動く。
成長をたたえる。
温かな心と心の触発で
地域に不滅の人材城を!
十法界明因果抄 P430
『常に彼に勝らんことを欲し耐えざれば人を下し他を軽しめ己を珍ぶこと鵄の高く飛びて下視が如し而も外には仁義礼智信を掲げて下品の善心を起し阿修羅の道を行ずるなり』
◇人生の座標
真実の夫婦のあり方は単純ではない。環境によって決まるものでもなければ、状況によって左右されるものでもない。富や平穏が気持ちを引き離す場合もある。客観的には苦しみの坂のように見えても、それが一番、ふたりを近づけた幸福の季節という場合もある。
何かあったら揺らぐという相対的な信頼ではなく、絶対性の絆というか、真実の愛情は、風波があるたびに、ふたりの奥深くに育っていくものである。「喜びも悲しみも幾年月」−−ではないだろうか。
☆新時代第1回全国男子部幹部会へのメッセージ
世界広布新時代の歴史に永遠に輝きわたるであろう男子部の新出発、誠におめでとう!
本門の男子部が、いよいよ立ち上がった。これほど頼もしい決起はない。
なかんずく、魁光る四国男子部の見事なる拡大戦を、心から労い、讃えたい。
香川、高知、愛媛、徳島の各県各地から勇んで集ってくれた諸君、熱血の名演技を見せてくれた出演者の諸君、陰で一切を支えてくれている役員の諸君、本当にありがとう!
私はいずこにもまして苦労を分かち合い、戦い抜いてきた、最も信頼する四国広布の父母たちと一緒に、後継の君たちに万雷の大拍手を贈りたいのであります。
日蓮大聖人は、『此の経を一文一句なりとも聴聞して神にそめん人は生死の大海を渡るべき船なるべし』(P1448、「椎地四郎殿御書」)と仰せになられました。
この現実の世界は、「生老病死」という苦悩が襲いかかる荒海です。
その波濤を越えて、大勢の人々を乗せ、希望と幸福と平和へ導いていく大船こそ、若くして妙法を持った君たちなのです。
ゆえに、悩める友のなかに分け入って、この生命尊厳の大哲学を語り、青年世代を強く正しく大きくリードしていってください。
わが恩師・戸田城聖先生は、ここ四国の天地が近代日本の革命児を生んだ誉れの歴史を通しながら、「新時代の平和革命の大思想」こそ日運大聖人の仏法であると宣言されました。
今いる場所から、自分も友も地域社会も幸福へと変えていく、青春の勝利の大航路を、思う存分、切り開いていってくれ給え!
君たちと私は、この世で共に世界広布を成し遂げゆくことを誓い合って踊り出てきた師弟である。この大使命をいやまして深く強く自覚しながら、新たな創価学会の発迹顕本の船出をしよう!
正義の四国男子部、万歳!紅燃ゆる男子部に躍進あれ!追撃の手をゆるめるな!
2014.09.23 わが友に贈る
「強盛の信心
弥弥悦びをなすべし」
苦難は向上の力だ!
日々 自身の壁を破り
張り切って進もう!
中興入道消息 P1333
『彼の人は年ふりたる上心かしこく身もたのしくて国の人にも人とをもはれたり』
◇人生の座標
"人の間"と書いて、人間と読む。人間と人間の切磋琢磨の中でこそ、「人間」ができていく。「自分」も豊かになっていく。友とともに、喜怒哀楽を繰り返しながら、にぎやかな"人間の世界"で生きぬいてこそ、成長もあるのである。
☆婦人部ヤング・ミセス首都圏トップランナー大会へのメッセージ
ヤング・ミセスの皆さんの尊い健闘を、妻と「けなげだね」「うれしいね」と語り合いながら、一つ一つ、伺っております。本当によく頑張ってくれています。
日蓮大聖人は女性の門下に仰せになりました。
『口に妙法をよび奉れば我が身の仏性もよばれて必ず顕れ給ふ、梵王・帝釈の仏性はよばれて我等を守り給ふ、仏菩薩の仏性はよばれて悦び給ふ』(P557、「法華初心成仏抄」)と。
皆さんの題目の音声から、すべては始まります。
トップランナーとは、どんな時も、妙法と共に、前へ踏み出す「勇気の太陽」です。
トップランナーとは、どんな人も、妙法の光で照らす「励ましの太陽」です。
トップランナーとは、どんな境遇からも、妙法の力で幸福の楽土を広げていく「勝利の太陽」です。
わが師・戸田城聖先生は言われました。
「生活の中、家庭の中で、大変な苦労もある。その中、信心をやり切っていけば、妙法の大功徳を、わが人生で証明していける。自身の仏性の生命で、すべての眷属を包んでいけるんだよ」と。
さあ、朗々と祈り、張り切った命で、躍進の先頭を、ヤング・ミセスがはつらつと行進していってください。
皆さんと私の生命は、いつも題目で結ばれています。これからも、大切な大切な一人一人に、妻と共に一生懸命、題目を送り続けてまいります。
どうか、健康第一で! 賢く工夫して睡眠をとり、夏の疲れが出ないよう、気をつけてください。
世界一の花のヤング・ミセス、万歳!希望あれ! 和楽あれ! 勝利あれ!
弥弥悦びをなすべし」
苦難は向上の力だ!
日々 自身の壁を破り
張り切って進もう!
中興入道消息 P1333
『彼の人は年ふりたる上心かしこく身もたのしくて国の人にも人とをもはれたり』
◇人生の座標
"人の間"と書いて、人間と読む。人間と人間の切磋琢磨の中でこそ、「人間」ができていく。「自分」も豊かになっていく。友とともに、喜怒哀楽を繰り返しながら、にぎやかな"人間の世界"で生きぬいてこそ、成長もあるのである。
☆婦人部ヤング・ミセス首都圏トップランナー大会へのメッセージ
ヤング・ミセスの皆さんの尊い健闘を、妻と「けなげだね」「うれしいね」と語り合いながら、一つ一つ、伺っております。本当によく頑張ってくれています。
日蓮大聖人は女性の門下に仰せになりました。
『口に妙法をよび奉れば我が身の仏性もよばれて必ず顕れ給ふ、梵王・帝釈の仏性はよばれて我等を守り給ふ、仏菩薩の仏性はよばれて悦び給ふ』(P557、「法華初心成仏抄」)と。
皆さんの題目の音声から、すべては始まります。
トップランナーとは、どんな時も、妙法と共に、前へ踏み出す「勇気の太陽」です。
トップランナーとは、どんな人も、妙法の光で照らす「励ましの太陽」です。
トップランナーとは、どんな境遇からも、妙法の力で幸福の楽土を広げていく「勝利の太陽」です。
わが師・戸田城聖先生は言われました。
「生活の中、家庭の中で、大変な苦労もある。その中、信心をやり切っていけば、妙法の大功徳を、わが人生で証明していける。自身の仏性の生命で、すべての眷属を包んでいけるんだよ」と。
さあ、朗々と祈り、張り切った命で、躍進の先頭を、ヤング・ミセスがはつらつと行進していってください。
皆さんと私の生命は、いつも題目で結ばれています。これからも、大切な大切な一人一人に、妻と共に一生懸命、題目を送り続けてまいります。
どうか、健康第一で! 賢く工夫して睡眠をとり、夏の疲れが出ないよう、気をつけてください。
世界一の花のヤング・ミセス、万歳!希望あれ! 和楽あれ! 勝利あれ!
2014年9月22日月曜日
2014.09.22 わが友に贈る
◇今週のことば
尊き求道の教学試験だ。
「行学の二道を
はげみ候べし」
共に学び 共に成長を!
皆が信心の勝利者に!
2014年09月22日
聖人御難事 P1190
『日蓮末法に出でずば仏は大妄語の人多宝十方の諸仏は大虚妄の証明なり、仏滅後二千二百三十余年が間一閻浮提の内に仏の御言を助けたる人但日蓮一人なり』
◇人生の座標
夫婦にとって何より大切なのは、"感謝する心"と"共通の目線"ではないかと思う。もとは他人同士のふたりである。一緒に生き抜いていくと決めた、いわば共同体としての"責任"と"信頼"と"励まし合い"が、自然のうちに、心と心を結ぶ、美しくも強い絆となっていくのではないだろうか。
☆名誉会長と共に新時代を開く 第33回 声も惜しまず 張り切って
北海道、東北をはじめ各地の大雨の被害に、重ねてお見舞い申し上げます。
復旧に奮闘される皆様、地域に希望を送る皆様の尊い労苦に、感謝は尽きません。
どうか、励ましの絆も強く、厳然たる変毒為薬の実証をと真剣に祈っております。
各地・各部で若々しい新リーダーが誕生している。
一段と重層的な広宣勝利の布陣が整った。
全ては人で決まる。師弟不二のリーダーの一念で決まる。
私が、未来部・青年部の時代から育ててきた学会っ子が、広布の本舞台に躍り出てきた。
本当に頼もしい。大拍手を送りたい。
リーダーが、同志の中に飛び込んで、生き生きと張り切って、声も惜しまず、新風を起こしていくのだ。
『自他彼此の心なく水魚の思を成して異体同心にして』(P1337、「生死一大事血脈抄」)と仰せの通りに、何ものにも勝る創価家族のスクラムを、いやまして明るく広げていっていただきたい。
先輩も、新しい人を支え盛り立て、皆が同じ広布の心で、新しい決意で出発していこう。
団結の中に勝利がある。互いに讃え合い、励まし合って、信心の団結固く、いざや前進だ。
一人も残らず、使命の人だ。病と闘い、経済苦に挑み、夢に向かう友がいる。皆、人間革命のドラマの主役なのだ。
戸田先生は「時には、 "貧乏菩薩" や "病気菩薩" のように見えるかもしれない。しかし、それは人生の劇を演じているんだよ。正真正銘の地涌の菩薩なんだ」と、よく語られた。
戦う姿で、同じ悩みを抱える人を励ましていける。嵐に揺るがぬ大境涯を開いていける。
人生、劇の如く、思い切って楽しく演じ、勝ちまくって、妙法の偉大さを証明していこう!
尊き求道の教学試験だ。
「行学の二道を
はげみ候べし」
共に学び 共に成長を!
皆が信心の勝利者に!
2014年09月22日
聖人御難事 P1190
『日蓮末法に出でずば仏は大妄語の人多宝十方の諸仏は大虚妄の証明なり、仏滅後二千二百三十余年が間一閻浮提の内に仏の御言を助けたる人但日蓮一人なり』
◇人生の座標
夫婦にとって何より大切なのは、"感謝する心"と"共通の目線"ではないかと思う。もとは他人同士のふたりである。一緒に生き抜いていくと決めた、いわば共同体としての"責任"と"信頼"と"励まし合い"が、自然のうちに、心と心を結ぶ、美しくも強い絆となっていくのではないだろうか。
☆名誉会長と共に新時代を開く 第33回 声も惜しまず 張り切って
北海道、東北をはじめ各地の大雨の被害に、重ねてお見舞い申し上げます。
復旧に奮闘される皆様、地域に希望を送る皆様の尊い労苦に、感謝は尽きません。
どうか、励ましの絆も強く、厳然たる変毒為薬の実証をと真剣に祈っております。
各地・各部で若々しい新リーダーが誕生している。
一段と重層的な広宣勝利の布陣が整った。
全ては人で決まる。師弟不二のリーダーの一念で決まる。
私が、未来部・青年部の時代から育ててきた学会っ子が、広布の本舞台に躍り出てきた。
本当に頼もしい。大拍手を送りたい。
リーダーが、同志の中に飛び込んで、生き生きと張り切って、声も惜しまず、新風を起こしていくのだ。
『自他彼此の心なく水魚の思を成して異体同心にして』(P1337、「生死一大事血脈抄」)と仰せの通りに、何ものにも勝る創価家族のスクラムを、いやまして明るく広げていっていただきたい。
先輩も、新しい人を支え盛り立て、皆が同じ広布の心で、新しい決意で出発していこう。
団結の中に勝利がある。互いに讃え合い、励まし合って、信心の団結固く、いざや前進だ。
一人も残らず、使命の人だ。病と闘い、経済苦に挑み、夢に向かう友がいる。皆、人間革命のドラマの主役なのだ。
戸田先生は「時には、 "貧乏菩薩" や "病気菩薩" のように見えるかもしれない。しかし、それは人生の劇を演じているんだよ。正真正銘の地涌の菩薩なんだ」と、よく語られた。
戦う姿で、同じ悩みを抱える人を励ましていける。嵐に揺るがぬ大境涯を開いていける。
人生、劇の如く、思い切って楽しく演じ、勝ちまくって、妙法の偉大さを証明していこう!
2014.09.21 わが友に贈る
良き友の存在は
人生を豊かにし
喜びを倍加させる。
皆で励まし支え合い
自他共の幸福へ前進!
富木殿御返事 P978
『経に云く「法華最第一なり」と、又云く「能く是の経典を受持すること有らん者も亦復是の如し一切衆生の中に於て亦これ第一なり」と』
◇人生の座標
日常生活は地味です。平凡です。毎日の努力は苦しいし、楽しいことばかりあるはずもない。それに比べると、たとえば、恋愛には"ときめき"があり、ドラマがあるように思える。自分が小説の主人公になったような気がする。
しかし「面白くないから」といって、歩むべき軌道を外れて恋愛などに飛び込んでも、それは逃避です。夢を見ているようなものだ。夢は、見ている時は本当だと思ってしまう。
☆御書とともに� 第29回 三世を照らす明鏡
『法華経は人の形を浮ぶるのみならず・心をも浮べ給へり、心を浮ぶるのみならず・先業をも未来をも鑒み給う事くもりなし』(神国王御書、P1521)
◇通解
法華経は、人の容姿を映すだけではなく、心までも映し出すのである。しかも、現在の心だけではなく、過去世の業や未来の果報までも、ありありと照らし見ることができるのである。
◇同志への指針
確固たる哲学は人生の明鏡である。法華経は我らの色心のみならず、三世まで映し出す最極の明鏡である。
御本尊を信じ、唱題していけば、現在の自身の生命を正しく見つめることができる。生命の因果を知り、過去からのいかなる宿命をも転換することができる。そして、未来に向かって最高無上の福徳の軌道を、真っすぐに歩んでいけるのだ。
人生を豊かにし
喜びを倍加させる。
皆で励まし支え合い
自他共の幸福へ前進!
富木殿御返事 P978
『経に云く「法華最第一なり」と、又云く「能く是の経典を受持すること有らん者も亦復是の如し一切衆生の中に於て亦これ第一なり」と』
◇人生の座標
日常生活は地味です。平凡です。毎日の努力は苦しいし、楽しいことばかりあるはずもない。それに比べると、たとえば、恋愛には"ときめき"があり、ドラマがあるように思える。自分が小説の主人公になったような気がする。
しかし「面白くないから」といって、歩むべき軌道を外れて恋愛などに飛び込んでも、それは逃避です。夢を見ているようなものだ。夢は、見ている時は本当だと思ってしまう。
☆御書とともに� 第29回 三世を照らす明鏡
『法華経は人の形を浮ぶるのみならず・心をも浮べ給へり、心を浮ぶるのみならず・先業をも未来をも鑒み給う事くもりなし』(神国王御書、P1521)
◇通解
法華経は、人の容姿を映すだけではなく、心までも映し出すのである。しかも、現在の心だけではなく、過去世の業や未来の果報までも、ありありと照らし見ることができるのである。
◇同志への指針
確固たる哲学は人生の明鏡である。法華経は我らの色心のみならず、三世まで映し出す最極の明鏡である。
御本尊を信じ、唱題していけば、現在の自身の生命を正しく見つめることができる。生命の因果を知り、過去からのいかなる宿命をも転換することができる。そして、未来に向かって最高無上の福徳の軌道を、真っすぐに歩んでいけるのだ。
2014.09.20 わが友に贈る
「苦労」は全部
「財産」として
生きるのが仏法だ。
青年よ不屈の心で
わが勝利史を綴れ!
四条金吾殿御返事 P1169
『夜廻の殿原はひとりもたのもしき事はなけれども法華経の故に屋敷を取られたる人人なり、常はむつばせ給うべし、又夜の用心の為と申しかたがた殿の守りとなるべし、吾方の人人をば少少の事をばみずきかずあるべし』
◇人生の座標
恋愛に逃避しても、実際には、楽しいことばかり続くはずがない。むしろ、だんだん苦しいこと、悲しいことが増えてくる。どんなに逃げても、自分からは逃げられないからです。弱い自分のままでは、どこへ行っても、苦しみしかない。自分で自分を変えないで、喜びはないのです。
「財産」として
生きるのが仏法だ。
青年よ不屈の心で
わが勝利史を綴れ!
四条金吾殿御返事 P1169
『夜廻の殿原はひとりもたのもしき事はなけれども法華経の故に屋敷を取られたる人人なり、常はむつばせ給うべし、又夜の用心の為と申しかたがた殿の守りとなるべし、吾方の人人をば少少の事をばみずきかずあるべし』
◇人生の座標
恋愛に逃避しても、実際には、楽しいことばかり続くはずがない。むしろ、だんだん苦しいこと、悲しいことが増えてくる。どんなに逃げても、自分からは逃げられないからです。弱い自分のままでは、どこへ行っても、苦しみしかない。自分で自分を変えないで、喜びはないのです。
2014.09.19 わが友に贈る
交通事故を起こすな!
携帯電話の使用など
「ながら運転」は厳禁。
夕暮れ時や夜間は
周囲に一層の注意を!
一生成仏抄 P384
『只今も一念無明の迷心は磨かざる鏡なり是を磨かば必ず法性真如の明鏡と成るべし、深く信心を発して日夜朝暮に又懈らず磨くべし何様にしてか磨くべき只南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを是をみがくとは云うなり』
◇人生の座標
素晴らしい恋愛は、誠実で成熟した「自立した個人」と「自立した個人」の間にしか生まれない。ゆえに自分を磨くことが大切なのです。
携帯電話の使用など
「ながら運転」は厳禁。
夕暮れ時や夜間は
周囲に一層の注意を!
一生成仏抄 P384
『只今も一念無明の迷心は磨かざる鏡なり是を磨かば必ず法性真如の明鏡と成るべし、深く信心を発して日夜朝暮に又懈らず磨くべし何様にしてか磨くべき只南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを是をみがくとは云うなり』
◇人生の座標
素晴らしい恋愛は、誠実で成熟した「自立した個人」と「自立した個人」の間にしか生まれない。ゆえに自分を磨くことが大切なのです。
2014.09.18 わが友に贈る
向こう三軒両隣
身近な所から友情と
信頼の絆を広げよう!
日々の祈りと行動で
わが地域を幸の楽土に!
寂日房御書 P903
『かかる者の弟子旦那とならん人人は宿縁ふかしと思うて日蓮と同じく法華経を弘むべきなり』
◇人生の座標
本当の愛情は、もたれ合いではない。確固とした「自立の個人」の間にしか生まれません。浅く安っぽい人間には、浅く安っぽい恋愛しかできない。本当の恋愛をするなら、本気で自分をつくるのです。それは、相手に合わせることでもなく、見栄を張ったり、表面をとりつくろうことでもない。
身近な所から友情と
信頼の絆を広げよう!
日々の祈りと行動で
わが地域を幸の楽土に!
寂日房御書 P903
『かかる者の弟子旦那とならん人人は宿縁ふかしと思うて日蓮と同じく法華経を弘むべきなり』
◇人生の座標
本当の愛情は、もたれ合いではない。確固とした「自立の個人」の間にしか生まれません。浅く安っぽい人間には、浅く安っぽい恋愛しかできない。本当の恋愛をするなら、本気で自分をつくるのです。それは、相手に合わせることでもなく、見栄を張ったり、表面をとりつくろうことでもない。
2014.09.17 わが友に贈る
「納得」の語らいから
「決意」は生まれる。
一人一人の声に
真摯に耳を傾け
真心光る励ましを!
四条金吾釈迦仏供養事 P1146
『日蓮も又此の天を恃みてたてまつり日本国にたてあひて数年なり、既に日蓮かちぬべき心地す利生のあらたなる事外にもとむべきにあらず』
◇人生の座標
恋愛は、ある意味で、「ブレーキのない車」に乗ってしまうような面がある。
降りたいと思っても降りられない。後悔しても、車は止まらない。自分は「自由」のつもりでいて、最大に不自由な自分になっていることが少なくないのです。
「決意」は生まれる。
一人一人の声に
真摯に耳を傾け
真心光る励ましを!
四条金吾釈迦仏供養事 P1146
『日蓮も又此の天を恃みてたてまつり日本国にたてあひて数年なり、既に日蓮かちぬべき心地す利生のあらたなる事外にもとむべきにあらず』
◇人生の座標
恋愛は、ある意味で、「ブレーキのない車」に乗ってしまうような面がある。
降りたいと思っても降りられない。後悔しても、車は止まらない。自分は「自由」のつもりでいて、最大に不自由な自分になっていることが少なくないのです。
2014.09.16 わが友に贈る
新聞休刊日
日女御前御返事 P1250
『周の文王は老たる者をやしなひていくさに勝ち、其の末三十七代八百年の間すゑずゑはひが事ありしかども根本の功によりてさかへさせ給ふ』
◇人生の座標
本当に一人の人を愛すれば、その人を通して、人間全体を愛する自分へと拡大していくものです。もっと強く、もっと高く、もっと深い自分になるのです。
恋愛も結局は、その人にふさわしい恋愛しかできない。友情も同じです。自分を磨いた分だけ、素晴らしい"心の絆"をつくれるのです。
日女御前御返事 P1250
『周の文王は老たる者をやしなひていくさに勝ち、其の末三十七代八百年の間すゑずゑはひが事ありしかども根本の功によりてさかへさせ給ふ』
◇人生の座標
本当に一人の人を愛すれば、その人を通して、人間全体を愛する自分へと拡大していくものです。もっと強く、もっと高く、もっと深い自分になるのです。
恋愛も結局は、その人にふさわしい恋愛しかできない。友情も同じです。自分を磨いた分だけ、素晴らしい"心の絆"をつくれるのです。
2014.09.15 わが友に贈る
◇今週のことば
広布の最前線で奮闘する
ブロック長・白ゆり長を
皆で最大に応援しよう!
わが地域に人材輝く
「永遠の都」を!
2014年09月15日
妙密上人御消息 P1238
『譬えば大医の一切の病の根源薬の浅深は弁へたれども故なく大事の薬をつかふ事なく病に随ふが如し』
◇人生の座標
人間の社会は、最後は「心」です。お金でも、立場でも、名誉でもない。心の世界なのです。
だからこそ、「真心には真心で応える」 − そこに徹していきたい。
広布の最前線で奮闘する
ブロック長・白ゆり長を
皆で最大に応援しよう!
わが地域に人材輝く
「永遠の都」を!
2014年09月15日
妙密上人御消息 P1238
『譬えば大医の一切の病の根源薬の浅深は弁へたれども故なく大事の薬をつかふ事なく病に随ふが如し』
◇人生の座標
人間の社会は、最後は「心」です。お金でも、立場でも、名誉でもない。心の世界なのです。
だからこそ、「真心には真心で応える」 − そこに徹していきたい。
2014.09.14 わが友に贈る
今こそ「地涌」の
使命を果たす時!
縁した友を
一人も残らず幸福に。
希望の大哲学を語れ!
四条金吾殿御返事 P1193
『何となくとも殿の事は後生菩提疑なし、何事よりも文永八年の御勘気の時既に相模の国竜の口にて頚切られんとせし時にも殿は馬の口に付いて足歩赤足にて泣き悲み給いし事実にならば腹きらんとの気色なりしをばいつの世にか思い忘るべき』
◇人生の座標
人間というのは、必ず何かの緑によって生きているものです。良い人と付き合えば良い心に染まり、悪い人と付き合えば悪い心に染まる。どんな善人でも悪い世界に入れば、二、三割は悪人になってしまうでしょう。だからこそ、良き人を、求めていきたい。
使命を果たす時!
縁した友を
一人も残らず幸福に。
希望の大哲学を語れ!
四条金吾殿御返事 P1193
『何となくとも殿の事は後生菩提疑なし、何事よりも文永八年の御勘気の時既に相模の国竜の口にて頚切られんとせし時にも殿は馬の口に付いて足歩赤足にて泣き悲み給いし事実にならば腹きらんとの気色なりしをばいつの世にか思い忘るべき』
◇人生の座標
人間というのは、必ず何かの緑によって生きているものです。良い人と付き合えば良い心に染まり、悪い人と付き合えば悪い心に染まる。どんな善人でも悪い世界に入れば、二、三割は悪人になってしまうでしょう。だからこそ、良き人を、求めていきたい。
2014.09.13 わが友に贈る
報恩の決意は
限りない成長を生み
感謝の唱題は
万代の福徳を築く!
「心こそ大切」だ。
四条金吾殿御返事 P1164
『すこしもへつらはず振舞仰せあるべし』
◇人生の座標
幼い日に刻んだ良き思い出は「生涯の宝」であり、「心の糧」だ。孤独のときには友となり、苦難のときには支える力となる。
ささやかな思い出であっても、本当に心と心が触れ合ったものなら、年月を経ても朽ちない。思い出は、親子の絆の結晶とも言える。
限りない成長を生み
感謝の唱題は
万代の福徳を築く!
「心こそ大切」だ。
四条金吾殿御返事 P1164
『すこしもへつらはず振舞仰せあるべし』
◇人生の座標
幼い日に刻んだ良き思い出は「生涯の宝」であり、「心の糧」だ。孤独のときには友となり、苦難のときには支える力となる。
ささやかな思い出であっても、本当に心と心が触れ合ったものなら、年月を経ても朽ちない。思い出は、親子の絆の結晶とも言える。
2014年9月12日金曜日
2014.09.12 わが友に贈る
突然の豪雨・風・雷など
不安定な気候が続く。
的確に情報をつかみ
互いの声掛けを迅速に!
断じて警戒を怠るな!
薬王品得意抄 P1501
『法華経は闇夜の月のごとし法華経を信ずれども深く信ぜざる者は半月の闇夜を照すが如し深く信ずる者は満月の闇夜を照すが如し』
◇人生の座標
ボランティアの世界には、命令も、強制もない。利害も、地位も、関係ない。一切平等な人間と人間の関係です。自ら進んで行う行為です。だから尊い。
不安定な気候が続く。
的確に情報をつかみ
互いの声掛けを迅速に!
断じて警戒を怠るな!
薬王品得意抄 P1501
『法華経は闇夜の月のごとし法華経を信ずれども深く信ぜざる者は半月の闇夜を照すが如し深く信ずる者は満月の闇夜を照すが如し』
◇人生の座標
ボランティアの世界には、命令も、強制もない。利害も、地位も、関係ない。一切平等な人間と人間の関係です。自ら進んで行う行為です。だから尊い。
2014年9月11日木曜日
2014.09.11 わが友に贈る
正・副役職の団結こそ
異体同心の要なり!
広宣流布の舞台は
全員が主人公だ。
皆で仲良き前進を!
持妙法華問答抄 P465
『一切の草木は地より出生せり、是を以て思うに一切の仏法も又人によりて弘まるべし』
◇人生の座標
人間は、自分が経験したときに、先人の行動がいかなるものであったか、よく理解できるものである。その敬愛の思いこそ、いわば先人へ捧げる勲章なのである。
☆世界広布新時代第7回本部幹部会へのメッセージ
一、生き生きと躍動する新出発の本部幹部会、また、目覚ましく成長する青年部の幹部会、そして、英知光る男女学生部の大会、誠におめでとう!
海外50カ国・地域から勇み集ってくれた皆さん、本当にありがとう! 世界広布の未来を担い立つ偉大なる求道のリーダーたちに万雷の大拍手を送り、皆で讃嘆しようではありませんか!
一、みずみずしい緑に包まれた、この創価大学のキャンパスは、一朝一夕に出来上がったものではありません。
開学に先立つ何年も前から、一面の荒れ地であった建設予定地を、汗だくになり、手に血豆をつくりながら、懸命に整地してくれた尊き青年たち、また、地域の父母たちがいました。
私は、今も深い感謝を込めて題目を送っています。
私の会長就任7周年となる1967年(昭和42年)の5月には、この丹木の丘に、青年部、未来部の代表と共に1万本を超える植樹を行いました。
その折、私は、まだ小さな木々の苗を見つめつつ、「このすべてが大樹と育った時を、広宣流布と確信して進んでいこう!」と申し上げました。
以来47星霜──。
今や、仰ぎ見る大樹の並木道も広がり、春には「桜の城」と輝きわたる2500本の桜花をはじめ、梅や桃、レンギョウやツツジ、ムクゲなど、四季折々に百花繚乱の絵巻が、向学の若人たちの青春を彩ってくれております。
来学される世界の識者の方々からも、「これほど美しいキャンパスは見たことがない」と、感嘆の声が寄せられております。
「生命の尊厳」といっても、「人間教育」といっても、決して観念論ではない。
具体的に、自然と共生する美しい環境を創り広げていくことも、「依正不二」の実践なのであります。
一、今日は、この武蔵野の天地に、日本全国、さらに世界の各地から、若き地涌の菩薩が一堂に会しました。
日蓮大聖人は、地涌の菩薩を先頭に、無数の菩薩が続々と集い来った、法華経の師弟後継の儀式を、『むさしの(武蔵野)のすすき(芒)のごとく』(P1245、「日女御前御返事」)と譬えられております。
まさに、他のどこでもない。
過去でもなければ、将来でもない。
末法万年尽未来際まで、一閻浮提広宣流布を成し遂げゆく地涌の菩薩は、「今」この時、この場所に、わが創価の青年として躍り出てくれたと、私は、声高らかに宣言したいのであります。
一、私が戸田先生のもとで心肝に染め、さらに原田君(原田稔会長)たち草創の学生部の友と学び合った「御義口伝」の一節があります。
法華経涌出品の一文を通して、『一念に億劫の辛労を尽せば本来無作の三身念念に起るなり所謂南無妙法蓮華経は精進行なり』(P790)と。
地涌の菩薩の力──それは、権力にも非ず、財力にも非ず、学歴にも非ず、ありのままの人間の力であります。生命の究極の力であります。
南無妙法蓮華経を唱え、広宣流布の誓願に立ち上がり、いかなる辛労もいとわず勇猛精進していく。
そこに、何ものにも負けない、何ものにも屈しない、地涌の底力が滾々と湧き起こってくる。御本仏が、そう断言され、約束してくださっているのであります。
ゆえに、私は申し上げたい。
「君たち、貴女(あなた)たちよ、地涌の底力で世界を変えゆけ!」と。
一、2度の世界大戦で、人類が存亡の危機に直面した20世紀に、牧口・戸田両先生が、地涌の菩薩を呼び出されたのが、創価学会であります。
どんな悪口罵詈にも怯まぬ、あまりにも健気な父たち、母たちと共に、私は、一人一人の宿命に戦いを挑みながら、紛然と競い起こる三障四魔も、三類の強敵も、断固として打ち破り、世界192カ国・地域に、「平和」と「文化」と「教育」の大連帯を築き上げてきました。
40年前の9月、第一歩をしるして題目を染み込ませたロシアの大地でも、今、幾多の地涌の菩薩が大歓喜の舞を繰り広げ、社会に大いに貢献しています。
一番乱れた悪世に、一番大変な逆境の中で、一番苦しんでいる衆生を励まし、救っていくことを、自ら願い求めて、それぞれの使命の国土に出現したのが、地涌の菩薩であります。
力のない地涌の菩薩はいない。
慈悲のない地涌の菩薩はいない。
難を乗り越えられない地涌の菩薩は絶対にいないのであります。
私自身、青春時代から、病気も、経済苦も、事業の苦境も、国家権力の弾圧も、忘恩の裏切りも、狂気の如き迫害も、一切、勝ち越えてきました。
師弟は「従藍而青」なるゆえに、後継の青年たちが、私以上の戦いをできないわけがありません。
無上の栄光と勝利が待っています。
一、ニュージーランドの世界的な平和学者であるクレメンツ博士は、このたび、私との対談の締めくくりに、青年への無限の期待を込めて、アフリカの人権の大英雄マンデラ氏の呼び掛けを贈ってくださいました。
それは、「楽観主義であれ!」。
すなわち、「楽観的であるということは、顔を常に太陽へ向け、足を常に前へ踏み出すこと」なりと。
そして博士は、「同じ目的をもった仲間を大切に!」と強調されました。
この地球上にあって、我ら創価家族は、広宣流布という最も尊貴な大目的をもった、最も温かく、最も麗しい異体同心の仲間です。
人類の宿命を転換しゆく、この地涌の陣列を、私たちは、一人を大切に、さらに『二人・三人・百人と』(P1360、「諸法実相抄」)広げながら、希望に燃え、勇気に燃えて、躍進していこうではありませんか!
全国、全世界の同志のご健康と無事安穏、そして所願満足の大勝利の人生を、私は妻と祈りに祈っております。
どうか、お元気で!
強く、明るく、朗らかであれ!
異体同心の要なり!
広宣流布の舞台は
全員が主人公だ。
皆で仲良き前進を!
持妙法華問答抄 P465
『一切の草木は地より出生せり、是を以て思うに一切の仏法も又人によりて弘まるべし』
◇人生の座標
人間は、自分が経験したときに、先人の行動がいかなるものであったか、よく理解できるものである。その敬愛の思いこそ、いわば先人へ捧げる勲章なのである。
☆世界広布新時代第7回本部幹部会へのメッセージ
一、生き生きと躍動する新出発の本部幹部会、また、目覚ましく成長する青年部の幹部会、そして、英知光る男女学生部の大会、誠におめでとう!
海外50カ国・地域から勇み集ってくれた皆さん、本当にありがとう! 世界広布の未来を担い立つ偉大なる求道のリーダーたちに万雷の大拍手を送り、皆で讃嘆しようではありませんか!
一、みずみずしい緑に包まれた、この創価大学のキャンパスは、一朝一夕に出来上がったものではありません。
開学に先立つ何年も前から、一面の荒れ地であった建設予定地を、汗だくになり、手に血豆をつくりながら、懸命に整地してくれた尊き青年たち、また、地域の父母たちがいました。
私は、今も深い感謝を込めて題目を送っています。
私の会長就任7周年となる1967年(昭和42年)の5月には、この丹木の丘に、青年部、未来部の代表と共に1万本を超える植樹を行いました。
その折、私は、まだ小さな木々の苗を見つめつつ、「このすべてが大樹と育った時を、広宣流布と確信して進んでいこう!」と申し上げました。
以来47星霜──。
今や、仰ぎ見る大樹の並木道も広がり、春には「桜の城」と輝きわたる2500本の桜花をはじめ、梅や桃、レンギョウやツツジ、ムクゲなど、四季折々に百花繚乱の絵巻が、向学の若人たちの青春を彩ってくれております。
来学される世界の識者の方々からも、「これほど美しいキャンパスは見たことがない」と、感嘆の声が寄せられております。
「生命の尊厳」といっても、「人間教育」といっても、決して観念論ではない。
具体的に、自然と共生する美しい環境を創り広げていくことも、「依正不二」の実践なのであります。
一、今日は、この武蔵野の天地に、日本全国、さらに世界の各地から、若き地涌の菩薩が一堂に会しました。
日蓮大聖人は、地涌の菩薩を先頭に、無数の菩薩が続々と集い来った、法華経の師弟後継の儀式を、『むさしの(武蔵野)のすすき(芒)のごとく』(P1245、「日女御前御返事」)と譬えられております。
まさに、他のどこでもない。
過去でもなければ、将来でもない。
末法万年尽未来際まで、一閻浮提広宣流布を成し遂げゆく地涌の菩薩は、「今」この時、この場所に、わが創価の青年として躍り出てくれたと、私は、声高らかに宣言したいのであります。
一、私が戸田先生のもとで心肝に染め、さらに原田君(原田稔会長)たち草創の学生部の友と学び合った「御義口伝」の一節があります。
法華経涌出品の一文を通して、『一念に億劫の辛労を尽せば本来無作の三身念念に起るなり所謂南無妙法蓮華経は精進行なり』(P790)と。
地涌の菩薩の力──それは、権力にも非ず、財力にも非ず、学歴にも非ず、ありのままの人間の力であります。生命の究極の力であります。
南無妙法蓮華経を唱え、広宣流布の誓願に立ち上がり、いかなる辛労もいとわず勇猛精進していく。
そこに、何ものにも負けない、何ものにも屈しない、地涌の底力が滾々と湧き起こってくる。御本仏が、そう断言され、約束してくださっているのであります。
ゆえに、私は申し上げたい。
「君たち、貴女(あなた)たちよ、地涌の底力で世界を変えゆけ!」と。
一、2度の世界大戦で、人類が存亡の危機に直面した20世紀に、牧口・戸田両先生が、地涌の菩薩を呼び出されたのが、創価学会であります。
どんな悪口罵詈にも怯まぬ、あまりにも健気な父たち、母たちと共に、私は、一人一人の宿命に戦いを挑みながら、紛然と競い起こる三障四魔も、三類の強敵も、断固として打ち破り、世界192カ国・地域に、「平和」と「文化」と「教育」の大連帯を築き上げてきました。
40年前の9月、第一歩をしるして題目を染み込ませたロシアの大地でも、今、幾多の地涌の菩薩が大歓喜の舞を繰り広げ、社会に大いに貢献しています。
一番乱れた悪世に、一番大変な逆境の中で、一番苦しんでいる衆生を励まし、救っていくことを、自ら願い求めて、それぞれの使命の国土に出現したのが、地涌の菩薩であります。
力のない地涌の菩薩はいない。
慈悲のない地涌の菩薩はいない。
難を乗り越えられない地涌の菩薩は絶対にいないのであります。
私自身、青春時代から、病気も、経済苦も、事業の苦境も、国家権力の弾圧も、忘恩の裏切りも、狂気の如き迫害も、一切、勝ち越えてきました。
師弟は「従藍而青」なるゆえに、後継の青年たちが、私以上の戦いをできないわけがありません。
無上の栄光と勝利が待っています。
一、ニュージーランドの世界的な平和学者であるクレメンツ博士は、このたび、私との対談の締めくくりに、青年への無限の期待を込めて、アフリカの人権の大英雄マンデラ氏の呼び掛けを贈ってくださいました。
それは、「楽観主義であれ!」。
すなわち、「楽観的であるということは、顔を常に太陽へ向け、足を常に前へ踏み出すこと」なりと。
そして博士は、「同じ目的をもった仲間を大切に!」と強調されました。
この地球上にあって、我ら創価家族は、広宣流布という最も尊貴な大目的をもった、最も温かく、最も麗しい異体同心の仲間です。
人類の宿命を転換しゆく、この地涌の陣列を、私たちは、一人を大切に、さらに『二人・三人・百人と』(P1360、「諸法実相抄」)広げながら、希望に燃え、勇気に燃えて、躍進していこうではありませんか!
全国、全世界の同志のご健康と無事安穏、そして所願満足の大勝利の人生を、私は妻と祈りに祈っております。
どうか、お元気で!
強く、明るく、朗らかであれ!
2014年9月10日水曜日
2014.09.10 わが友に贈る
役員の方々の
見えざる尽力ありて
会合運営は万全に。
幸の集い支える陰徳に
功徳の陽報は燦然!
四条金吾殿御返事 P1192
『此の日蓮は首題の五字を汝にさづく、法華経受持のものを守護せん事疑あるべからず』
◇人生の座標
人間が人間らしくあること、本当の意味での充足感、幸福感は、"結びつき"を通してしか得られない。
☆未来の翼〜世界が君を待っている〜第6回 不屈の都モスクワ�
ナターリヤ・サーツさんも、私と妻の大切な友人です。
サーツさんは、世界初の「子どものためのオペラ劇場」である「国立モスクワ児童音楽劇場」を創設し、総裁を務めた方です。
最初の出会いは1981年5月。「雀が丘」から、ほど近い児童音楽劇場で、「ナターシャおばさん」と慕われるサーツさんが、笑顔で迎えてくれました。
大きな身振り手振りで、あふれ出る感情を表現される姿は"天真爛漫な少女"のようでした。私と妻の間に入って手を取り、自ら素敵な劇場を案内し、ご自慢の子どもたちを紹介してくださいました。
サーツさんは、9歳でお父さまを亡くされました。さらに最愛のご主人も独裁政権によって粛清され、自身も「人民の敵の妻」として5年間、強制収容所に入れられました。美しい栗色の髪は、瞬く間に白くなってしまいました。
最大の心の支えだったお母さまも、空爆で亡くなりました。お母さまは被弾した後も、サーツさんの舞台衣装を抱えて友人の家までたどり着き、絶命されたのです。
収容所から出た後、その友人宅を訪れたサーツさん。夜、お母さまが息を引き取ったというソファに横になり、静かに目をつぶっていると、お母さまの夢を見たそうです。夢の中で、お母さまは語り掛けました。
「歌うのよ、ナターシャ、何があっても歌うのよ。人生って、それは楽しいものなんですから」
サーツさんは、絶望の淵から顔を上げました。いかなる困難にも、度重なる悲しみにも、負けることなく、前へ進みました。そして、子どものための芸術活動に献身する人生を歩み抜いたのです。
サーツさんは語っています。
「何でも簡単にできたことは一度だってなかった。常に困難があって、むしろそれをのり越えるのが好きだ」と。
サーツさんが心掛けていた「困難を勝ち越える知恵」があります。
それは──つらくて仕方がない時は、もう一人の自分が舞台に立っている姿を想像すること。そして、あたかも自分が演出家のようになって、舞台上の自分にウインクしながら、「ちょっぴりやっかいになってきちゃったね。さあ、ナターシャ、あなたがどうやってここを切りぬけるか、みものだわ」と語り掛けるという方法です。
人生、そして青春は「劇」です。
楽しい出来事もあれば、思わぬハプニングもある。苦闘の時期や胸躍る大逆転の瞬間、時にはほっと一息つく幕間もあるでしょう。いろいろあるから、おもしろい。
だから、君がつらい時、貴女が苦しい時こそ、それは、「さあ、ここからだ!」「いよいよ勝負の時が来た!」という"青春勝利の舞台の見せ場"なのです。
大聖人は、苦難にも負けずに前進する弟子の戦いを、『未来までの・ものがたり』(P1086、「兄弟抄」)と讃えておられます。
最高の妙法を持つ皆さんの奮闘は、必ずや未来の後輩が、世界の人類が、「あの人の負けじ魂の劇を見よ!」と仰ぎ見る物語となっていくのです。
冷戦を終結させた元ソ連大統領のゴルバチョフ氏と初めてお会いしたのは、1990年7月27日のことです。
この時、大統領の日本初訪問の実現が危ぶまれていました。モスクワのクレムリン宮殿で、私は開口一番、「きょうは、大統領と"けんか"をしに来ました! 火花を散らしながら、何でも率直に語り合いましょう。人類のため、日ソのために!」と切り出しました。
するとゴルバチョフ氏は、一気に表情を崩し、はずむ語らいの中で、その次の年の"桜の咲くころ"に日本を訪問したいと希望を語られました。トップニュースとして、世界に発信されました。
翌年の4月、氏はその約束を守り、ソ連の最高指導者として初の訪日が実現し、両国にとって歴史的な友好の春が花開きました。
後年、その氏を、わが関西創価学園にライサ夫人と共にお迎えできたことも、金の思い出です。(97年11月)。氏と共に茨の道を歩んだ夫人が語られた言葉を、学園生たちも大切にしています。
「人生には、さまざまな痛手を受けることがあります。心の傷が癒えないこともあります。必ずしも夢のすべてを実現できるわけでもありません。しかし『達成できる何か』はあります! 何か『実現できる夢』は必ずあるのです!
だから、最後に勝利する人とは、たとえ転んでも、立ち上がり、再び前に進む人です」
わが人生という舞台で、自分が誇れる「何か」を残せば、たとえ途中がどうであろうと、それは勝利劇です。へこたれないで朗らかに、わが使命を信じ抜き、戦いのドラマを最後まで演じ切った人が真の勝利者です。君たち、貴女たちの「名演」が、どれだけ多くの世界の友を鼓舞し、勇気づけていくことでしょう!
さあ、君たち、貴女たちにしか綴れない、「自分自身の物語」の幕が上がりました。
名俳優の君、名女優の貴女の負けじ魂の舞を、父母も、創価家族も、私も、そして、未来の地球の若人たちも、大喝采を送りながら、見つめています。
見えざる尽力ありて
会合運営は万全に。
幸の集い支える陰徳に
功徳の陽報は燦然!
四条金吾殿御返事 P1192
『此の日蓮は首題の五字を汝にさづく、法華経受持のものを守護せん事疑あるべからず』
◇人生の座標
人間が人間らしくあること、本当の意味での充足感、幸福感は、"結びつき"を通してしか得られない。
☆未来の翼〜世界が君を待っている〜第6回 不屈の都モスクワ�
ナターリヤ・サーツさんも、私と妻の大切な友人です。
サーツさんは、世界初の「子どものためのオペラ劇場」である「国立モスクワ児童音楽劇場」を創設し、総裁を務めた方です。
最初の出会いは1981年5月。「雀が丘」から、ほど近い児童音楽劇場で、「ナターシャおばさん」と慕われるサーツさんが、笑顔で迎えてくれました。
大きな身振り手振りで、あふれ出る感情を表現される姿は"天真爛漫な少女"のようでした。私と妻の間に入って手を取り、自ら素敵な劇場を案内し、ご自慢の子どもたちを紹介してくださいました。
サーツさんは、9歳でお父さまを亡くされました。さらに最愛のご主人も独裁政権によって粛清され、自身も「人民の敵の妻」として5年間、強制収容所に入れられました。美しい栗色の髪は、瞬く間に白くなってしまいました。
最大の心の支えだったお母さまも、空爆で亡くなりました。お母さまは被弾した後も、サーツさんの舞台衣装を抱えて友人の家までたどり着き、絶命されたのです。
収容所から出た後、その友人宅を訪れたサーツさん。夜、お母さまが息を引き取ったというソファに横になり、静かに目をつぶっていると、お母さまの夢を見たそうです。夢の中で、お母さまは語り掛けました。
「歌うのよ、ナターシャ、何があっても歌うのよ。人生って、それは楽しいものなんですから」
サーツさんは、絶望の淵から顔を上げました。いかなる困難にも、度重なる悲しみにも、負けることなく、前へ進みました。そして、子どものための芸術活動に献身する人生を歩み抜いたのです。
サーツさんは語っています。
「何でも簡単にできたことは一度だってなかった。常に困難があって、むしろそれをのり越えるのが好きだ」と。
サーツさんが心掛けていた「困難を勝ち越える知恵」があります。
それは──つらくて仕方がない時は、もう一人の自分が舞台に立っている姿を想像すること。そして、あたかも自分が演出家のようになって、舞台上の自分にウインクしながら、「ちょっぴりやっかいになってきちゃったね。さあ、ナターシャ、あなたがどうやってここを切りぬけるか、みものだわ」と語り掛けるという方法です。
人生、そして青春は「劇」です。
楽しい出来事もあれば、思わぬハプニングもある。苦闘の時期や胸躍る大逆転の瞬間、時にはほっと一息つく幕間もあるでしょう。いろいろあるから、おもしろい。
だから、君がつらい時、貴女が苦しい時こそ、それは、「さあ、ここからだ!」「いよいよ勝負の時が来た!」という"青春勝利の舞台の見せ場"なのです。
大聖人は、苦難にも負けずに前進する弟子の戦いを、『未来までの・ものがたり』(P1086、「兄弟抄」)と讃えておられます。
最高の妙法を持つ皆さんの奮闘は、必ずや未来の後輩が、世界の人類が、「あの人の負けじ魂の劇を見よ!」と仰ぎ見る物語となっていくのです。
冷戦を終結させた元ソ連大統領のゴルバチョフ氏と初めてお会いしたのは、1990年7月27日のことです。
この時、大統領の日本初訪問の実現が危ぶまれていました。モスクワのクレムリン宮殿で、私は開口一番、「きょうは、大統領と"けんか"をしに来ました! 火花を散らしながら、何でも率直に語り合いましょう。人類のため、日ソのために!」と切り出しました。
するとゴルバチョフ氏は、一気に表情を崩し、はずむ語らいの中で、その次の年の"桜の咲くころ"に日本を訪問したいと希望を語られました。トップニュースとして、世界に発信されました。
翌年の4月、氏はその約束を守り、ソ連の最高指導者として初の訪日が実現し、両国にとって歴史的な友好の春が花開きました。
後年、その氏を、わが関西創価学園にライサ夫人と共にお迎えできたことも、金の思い出です。(97年11月)。氏と共に茨の道を歩んだ夫人が語られた言葉を、学園生たちも大切にしています。
「人生には、さまざまな痛手を受けることがあります。心の傷が癒えないこともあります。必ずしも夢のすべてを実現できるわけでもありません。しかし『達成できる何か』はあります! 何か『実現できる夢』は必ずあるのです!
だから、最後に勝利する人とは、たとえ転んでも、立ち上がり、再び前に進む人です」
わが人生という舞台で、自分が誇れる「何か」を残せば、たとえ途中がどうであろうと、それは勝利劇です。へこたれないで朗らかに、わが使命を信じ抜き、戦いのドラマを最後まで演じ切った人が真の勝利者です。君たち、貴女たちの「名演」が、どれだけ多くの世界の友を鼓舞し、勇気づけていくことでしょう!
さあ、君たち、貴女たちにしか綴れない、「自分自身の物語」の幕が上がりました。
名俳優の君、名女優の貴女の負けじ魂の舞を、父母も、創価家族も、私も、そして、未来の地球の若人たちも、大喝采を送りながら、見つめています。
2014年9月9日火曜日
2014.09.09 わが友に贈る
ブロック長、白ゆり長の
日々の奮闘に感謝!
世界広布の前進も
皆様の尊き一歩から。
幸福長者の人生たれ!
四条金吾殿女房御返事 P1134
『此の経を持つ女人は一切の女人にすぎたるのみならず一切の男子にこえたりとみえて候』
◇人生の座標
一つの出会いは、小さな点のようなものかもしれない。しかし、そうした"点"と"点"が、やがて"線"となり、"面"となって広がっていくのである。
☆未来の翼〜世界が君を待っている〜第6回 不屈の都モスクワ�
モスクワ大学のキャンパスがある「雀(すずめ)が丘」の展望台からは、壮大なスケールの首都の街並みが一望できます。
ロシアの大文豪トルストイの名作『戦争と平和』にも、この「雀が丘」の近くからモスクワの街を眺めた様子が描かれています。
「すべてが薄い澄んだ大気のなかで、目の痛むほどかがやき、胸は秋の香りの高い空気を吸い込んでたくましくなり……」と。
そう、秋は、トルストイがいうように、「香りの高い空気」を大きく深呼吸しながら「たくましく」伸びていく季節だね。皆さんも、この秋、心も広々と、一回りも二回りも「たくましく」成長していってください。
私には、世界都市モスクワで育った、多くの素晴らしい友人たちがいます。その一人、宇宙飛行士のセレブロフ博士は、病弱だった少年時代に、スポーツに挑戦して心身を鍛え、さらに勉学にも励んで、数学や物理のオリンピックに出場しました。
博士は、「一人ひとりの素質は粘土のようなもの」で、「それを次第に形につくり上げていくのが『努力』です」と語られています。
皆、それぞれの課題に挑み、自分自身をじっくりとつくり上げていく「努力の秋」そして「充実の秋」にしていこうよ!
私がモスクワを初めて訪れたのは、ちょうど40年前──1974年の秋9月のことでした。今のロシアがまだ、ソビエト連邦(ソ連)だった時です。
第2次世界大戦後、世界は、アメリカを中心とした資本主義の西側諸国と、ソ連を中心とした社会主義の東側諸国に、大きく二分され、激しく対立していました。いわゆる東西の「冷戦」(冷たい戦争)と呼ばれる時代です。両陣営の"壁"を象徴する「鉄のカーテン」という言葉もありました。
西側陣営である日本にとって、ソ連はいわば「敵国」。ソ連に関する正確な情報はほとんどなく、多くの日本人が"冷たい""怖い"というイメージを抱いていました。
こうした状況は、日本にとっても、ソ連にとっても不幸なことだと、私は考えていました。"ソ連が怖い"のではなく、本当は、"知らないことが怖い"のだと。
だからこそ私は、ソ連の人々の素顔を、自らの目で確かめ、多くの人に伝えたいと思ったのです。
ソ連に行く前には、「宗教者が、宗教否定の国へ何をしに行くのか」などの批判の声が巻き起こりました。当時、ソ連と中国も対立を深めていたので、私が中国に続いてソ連を訪問することも、なかなか理解されませんでした。私は迷わず、「そこに人間がいるから、行くのです」と答えました。
平和を願う、同じ人間に会いに行く──これが私の決心でした。
その初訪ソの折、とある街中で結婚式を終えたばかりの若い二人に出会いました。後に「雀が丘」でも同じ光景を見掛けたことがありますが、ロシアでは新婚の二人で名所を回る習慣があるのです。
すると突然、同行してくれていたモスクワ大学の方々が、「にがいぞ、にがいぞ!」と"声援"を送りました。初々しい夫婦に、わざと「にがい」と言って、ますます「あまく」仲よくさせる──ロシアの人々の愉快な慣習と温かな心に触れ、私も妻と一緒に、心から祝福の拍手を送りました。
こうした人間味あふれる情景を、日本の人たちに伝えたい。それが私の偽らざる真情でした。
「人間」こそ、一切の根本です。
平和も、文化も、教育も、人間から始まり、人間に帰るのです。この「人間主義」のバトンを、後継の皆さんに受け継いでもらいたい。私は、そう強く願っています。
ロシアは、ユーラシア大陸を横断する、世界で一番面積の大きい国です。それは日本の約45倍、海面を除いた地球の面積の8分の1に当たります。
また、この大地は、人類の宝ともいうべき芸術・文化を生み出してきました。特に19世紀には、音楽ではチャイコフスキー、文学ではプーシキン、トルストイ、ドストエフスキーなど、世界的巨匠が次々と活躍しました。
私も若き日から、こうした巨匠たちの傑作に親しんだ一人です。ロシアの芸術作品に表現された、人間への限りない愛情と信頼、生命の讃歌と深い精神性に、私は胸を熱くしたものです。
これまで6度、ソ連・ロシアを訪れてきましたが、母なる大地に育まれた、おおらかで情に厚く、辛抱強いロシアの人々の素顔に、何度も心温まる思いがしました。
ロシアの人々にとって、20世紀は激動の時代でした。ロシア革命、2度の世界大戦、そして独裁政権による粛清(方針に反する者を排除すること)──それでも明日(あす)への希望を失わず、民衆は断固として前進してきました。
トルストイは、皆さんと同年代の時、日記にこう綴っています。
「忍耐と勤勉。そうすればぼくの欲するすべてのものを得るであろうと確言」
忍耐ほど、自分を鍛え上げてくれるものはありません。「粘り強さ」こそ勝利を開く秘訣なのです。
たとえ今、どんなに苦しくとも、春の来ない冬がないように、それが永遠に続くことはありません。だから断じて負けてはいけない。戦い続ける人が、必ず勝利します。
日蓮大聖人は『仏を能忍(難をよく忍ぶ人)と名づけるのである』(P935、通解、「四恩抄」)と仰せになられました。
世界が渇望する人間主義の未来を担いゆく皆さんです。一人も残らず、かけがえのない使命を持った君たち、貴女(あなた)たちです。それだけに、試練も苦難も多い。
ゆえに、この「能忍(よく忍ぶ)」という一点を、心に留めておいていただきたいのです。
40年前、ロシアには、SGIのメンバーは一人もいませんでした。今、モスクワをはじめロシアの大地には、地涌の菩薩が躍り出て、社会に貢献しています。
世界最高峰の学府・モスクワ大学と創価大学の間では毎年、交換留学生の往来を重ねています。
日々の奮闘に感謝!
世界広布の前進も
皆様の尊き一歩から。
幸福長者の人生たれ!
四条金吾殿女房御返事 P1134
『此の経を持つ女人は一切の女人にすぎたるのみならず一切の男子にこえたりとみえて候』
◇人生の座標
一つの出会いは、小さな点のようなものかもしれない。しかし、そうした"点"と"点"が、やがて"線"となり、"面"となって広がっていくのである。
☆未来の翼〜世界が君を待っている〜第6回 不屈の都モスクワ�
モスクワ大学のキャンパスがある「雀(すずめ)が丘」の展望台からは、壮大なスケールの首都の街並みが一望できます。
ロシアの大文豪トルストイの名作『戦争と平和』にも、この「雀が丘」の近くからモスクワの街を眺めた様子が描かれています。
「すべてが薄い澄んだ大気のなかで、目の痛むほどかがやき、胸は秋の香りの高い空気を吸い込んでたくましくなり……」と。
そう、秋は、トルストイがいうように、「香りの高い空気」を大きく深呼吸しながら「たくましく」伸びていく季節だね。皆さんも、この秋、心も広々と、一回りも二回りも「たくましく」成長していってください。
私には、世界都市モスクワで育った、多くの素晴らしい友人たちがいます。その一人、宇宙飛行士のセレブロフ博士は、病弱だった少年時代に、スポーツに挑戦して心身を鍛え、さらに勉学にも励んで、数学や物理のオリンピックに出場しました。
博士は、「一人ひとりの素質は粘土のようなもの」で、「それを次第に形につくり上げていくのが『努力』です」と語られています。
皆、それぞれの課題に挑み、自分自身をじっくりとつくり上げていく「努力の秋」そして「充実の秋」にしていこうよ!
私がモスクワを初めて訪れたのは、ちょうど40年前──1974年の秋9月のことでした。今のロシアがまだ、ソビエト連邦(ソ連)だった時です。
第2次世界大戦後、世界は、アメリカを中心とした資本主義の西側諸国と、ソ連を中心とした社会主義の東側諸国に、大きく二分され、激しく対立していました。いわゆる東西の「冷戦」(冷たい戦争)と呼ばれる時代です。両陣営の"壁"を象徴する「鉄のカーテン」という言葉もありました。
西側陣営である日本にとって、ソ連はいわば「敵国」。ソ連に関する正確な情報はほとんどなく、多くの日本人が"冷たい""怖い"というイメージを抱いていました。
こうした状況は、日本にとっても、ソ連にとっても不幸なことだと、私は考えていました。"ソ連が怖い"のではなく、本当は、"知らないことが怖い"のだと。
だからこそ私は、ソ連の人々の素顔を、自らの目で確かめ、多くの人に伝えたいと思ったのです。
ソ連に行く前には、「宗教者が、宗教否定の国へ何をしに行くのか」などの批判の声が巻き起こりました。当時、ソ連と中国も対立を深めていたので、私が中国に続いてソ連を訪問することも、なかなか理解されませんでした。私は迷わず、「そこに人間がいるから、行くのです」と答えました。
平和を願う、同じ人間に会いに行く──これが私の決心でした。
その初訪ソの折、とある街中で結婚式を終えたばかりの若い二人に出会いました。後に「雀が丘」でも同じ光景を見掛けたことがありますが、ロシアでは新婚の二人で名所を回る習慣があるのです。
すると突然、同行してくれていたモスクワ大学の方々が、「にがいぞ、にがいぞ!」と"声援"を送りました。初々しい夫婦に、わざと「にがい」と言って、ますます「あまく」仲よくさせる──ロシアの人々の愉快な慣習と温かな心に触れ、私も妻と一緒に、心から祝福の拍手を送りました。
こうした人間味あふれる情景を、日本の人たちに伝えたい。それが私の偽らざる真情でした。
「人間」こそ、一切の根本です。
平和も、文化も、教育も、人間から始まり、人間に帰るのです。この「人間主義」のバトンを、後継の皆さんに受け継いでもらいたい。私は、そう強く願っています。
ロシアは、ユーラシア大陸を横断する、世界で一番面積の大きい国です。それは日本の約45倍、海面を除いた地球の面積の8分の1に当たります。
また、この大地は、人類の宝ともいうべき芸術・文化を生み出してきました。特に19世紀には、音楽ではチャイコフスキー、文学ではプーシキン、トルストイ、ドストエフスキーなど、世界的巨匠が次々と活躍しました。
私も若き日から、こうした巨匠たちの傑作に親しんだ一人です。ロシアの芸術作品に表現された、人間への限りない愛情と信頼、生命の讃歌と深い精神性に、私は胸を熱くしたものです。
これまで6度、ソ連・ロシアを訪れてきましたが、母なる大地に育まれた、おおらかで情に厚く、辛抱強いロシアの人々の素顔に、何度も心温まる思いがしました。
ロシアの人々にとって、20世紀は激動の時代でした。ロシア革命、2度の世界大戦、そして独裁政権による粛清(方針に反する者を排除すること)──それでも明日(あす)への希望を失わず、民衆は断固として前進してきました。
トルストイは、皆さんと同年代の時、日記にこう綴っています。
「忍耐と勤勉。そうすればぼくの欲するすべてのものを得るであろうと確言」
忍耐ほど、自分を鍛え上げてくれるものはありません。「粘り強さ」こそ勝利を開く秘訣なのです。
たとえ今、どんなに苦しくとも、春の来ない冬がないように、それが永遠に続くことはありません。だから断じて負けてはいけない。戦い続ける人が、必ず勝利します。
日蓮大聖人は『仏を能忍(難をよく忍ぶ人)と名づけるのである』(P935、通解、「四恩抄」)と仰せになられました。
世界が渇望する人間主義の未来を担いゆく皆さんです。一人も残らず、かけがえのない使命を持った君たち、貴女(あなた)たちです。それだけに、試練も苦難も多い。
ゆえに、この「能忍(よく忍ぶ)」という一点を、心に留めておいていただきたいのです。
40年前、ロシアには、SGIのメンバーは一人もいませんでした。今、モスクワをはじめロシアの大地には、地涌の菩薩が躍り出て、社会に貢献しています。
世界最高峰の学府・モスクワ大学と創価大学の間では毎年、交換留学生の往来を重ねています。
2014年9月8日月曜日
2014.09.08 わが友に贈る
◇今週のことば
「一念三千」の仏法だ。
「一念」を変えれば
「一切」が変わっていく。
勝つと決めて題目を!
そこから躍進が始まる。
2014年09月09日
立正安国論 P31
『汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を祷らん者か』
◇人生の座標
一対一の魂の触発にこそ、確実で深い人間の絆が生まれる。ゆえに今日もまた、明日もまた、悩める友の嘆きに耳を傾け、励まし、希望を与えていくことだ。
☆希望の虹〜世界の偉人を語る〜 第6回 作家樋口一葉
いよいよ2学期が始まったね。
夏休みは、なごりおしいものだけど、秋もまた、楽しい、充実の季節です。スポーツにも、読書にも、勉強にも、一番いい季節です。
だから何か一つ、今学期は、これをがんばってみようというものを決めて、スタートしたら、どうだろうか。その挑戦が、大きな成長のチャンスになることでしょう。
自分がいいなと思えるものでいいんだよ。好きなことや、とくいなことは一人一人ちがうからね。
みんな、自分だけの、自分にしかない「いいところ」が必ずある。それも、いっぱいあるんだ。
江戸時代から明治時代に大きく変わった世の中で、「自分の『いいところ』は、いろいろなお話を作って、文章を書くこと」と気づいた、一人のに女性がいました。
樋口一葉という人です。五千円札に印刷されているから、みなさんも顔を見たことがあるかもしれません。
一葉は「小説」を、いくつも書き、日本文学の名作を残しました。その作品は、もともとは、むかしの言葉づかいで書かれていますが、小学生向けに読みやすくした本もあります。
樋口一葉は、今から140年ほど前の1872年(明治5年)、東京で生まれました。私たち創価学会の初代会長である牧口常三郎先生は1871年の生まれなので、一葉よりも一つ年上です。
一葉とはペンネームで、本名は奈津。「なっちゃん」です。
家庭のつごうで、住む家を何度も変えねばなりませんでした。
4歳から9歳の少女時代、また本格的に小説に取り組んだ、18歳から亡くなる24歳までのほとんどの時期を、現在の東京・文京区でくらしました。
文京区は、私にとって若き日から、多くの友と「前進」を合言葉に学会活動に走った、なつかしい天地です。ああ、このあたりで、樋口一葉が家族と暮らし、一生けんめいに小説を書いていたんだと、思いをめぐらせたこともあります。
なっちゃん、すなわち一葉は、勉強が大好きでした。小学校を卒業したら進学して、もっと勉強したいと願っていました。でも、そのころは「女性に学問はいらない」と考える人が多い時代でした。裁ほうや料理が上手になって、早く結婚して家庭をつくることがよいといわれていたのです。
一葉のお母さんも、そういう考えを持っていたので、一葉は進学させてもらえませんでした、深く悲しんでいる一葉を見て、お父さんは、学校のかわりに「和歌」を勉強する塾に通わせてくれました。
「和歌」というのは、おもに、ひらがなで数えて、「5文字・7文字・5文字・7文字・7文字」というルールに合わせ、自然や気持ちなどを表現する、目本の伝統的な詩です。言葉がリズムにのって、心から心に、すっと届きます。
私も、人生の師匠である戸田城聖先生から、はげましの和歌をいただきました。私からも、先生に決意と感謝の和歌をおくりました。
14歳で和歌の塾に通い始めた一葉はすぐ気がつきました。生徒がみんな、きれいな着物を着た、お金持ちや有名な家のおじょうさんだったのです。人力車に乗ってくる人もいました。
一葉も、せいいっぱい、身なりをととのえましたが、まわりの人たちのような、はなやかな着物は、家にはありませんでした。
一葉は落ちこんでしまいました。しかし、自分を塾に通わせてくれているお父さんや、苦労して育ててくれているお母さん、また、妹のことを思いました。
着ているものでは、人間のねうちは決まらない!──一葉は、気持ちをきりかえて、一生けんめいに勉強を続けました。
みんなが、一年のうちで一番きれいに着かざってくる新年の歌の会にも、一葉はお母さんが用意してくれた、古着をぬい直した着物で出席しました。そして、60人以上の出席者の中で、すばらしい和歌を作り、みごとに第1位の成績をとったのです。
このことで、一葉は自信を持つことができました。しっそな身なりをしていても、少しもはずかしくありませんでした。自分には、すばらしい和歌を作ることができるという「いいところ」がある。そう思った一葉は、自分の長所をもっともっと伸ばして、物語を書く仕事をしたいと考えたのです。
じつは、彼女の時代には、そういう仕事をしている女性は、まだ一人もいませんでした。一葉は、日本の女性で初めての「職業作家(小説を書くことを仕事にして生活する人)」なのです。
新しい時代の先頭に立つ人は、きまって苦労の連続です。一葉にもその後、お兄さんとお父さんがつづけて亡くなるなど、たくさんの苦難がありました。書くだけでは家をささえられず、ほかにも仕事をしなければなりませんでした。
それでも彼女は「負けじ魂」を燃やしました。たくさんの本を読みたかったので図書館に通い、学びに学んで、すばらしい物語を書きつづけました。
有名な『たけくらべ』という作品は、下町で、みんなよりも少し年上の男の子や女の子が成長していく姿をえがいたものです。一葉は、大変な生活のなかで見たり聞いたりしたことを、物語に生かしていきました。苦しいことや悲しいことも、ぜんぶ宝物に変えていったのです。
彼女は残念ながら、24歳の若さで、病気で亡くなりました。でも、そのみじかい人生のなかで、のちの時代まで人々に愛される、自分にしか書けない作品を生み出したのです。
樋口一葉は、こんな言葉を残しています。
「この世に生をうけた人間は、貧富貴賤(貧しかったり豊かだったり、身分や位が高かったり低かったり」の違いはあっても、すべて同じ人間であることには変わりはない」
その通りです。
仏法では、「桜梅桃李」という言葉があります。『桜、梅、桃、李、どれも花の形はちがうけれど、それぞれが、それぞれにしかない美しさを持っている』という意味です。
そして、その美しさを最大に自分らしくかがやき光らせていく力が、正しい信心なのです。
みんな、それぞれに「いいところ」があります。だから、自分と人をくらべてうらやましく思う必要などありません。
がんばっても、がんばっても、なかなか、うまくいかない。自分の「いいところ」なんて分からない──そんな時は、題目を唱えてみてください。題目を唱えれば、元気が出てきます。自信がつきます。そして、よし、がんばってみようという勇気がわいてきます。
「ありのまま」に悩み、祈り、また胸をはって挑戦していく──そうすることで、自分の心がみがかれる。心の中の宝物が光っていく。きみの、あなたの「いいところ」が、必ず見えてくるのです。
みなさんの「いいところ」は、たくさんある。友だちにも「いいところ」がたくさんある。だから、仲よく、はげましあって、その「いいところ」を大いに伸ばしていってほしいんだ。
「いいところ」とは、何かができることだけではありません。
失敗をおそれない「勇気」があれば、すごいことです。
お父さんやお母さん、まわりの人のことを「思いやる心」を持っていれば、それもまたすばらしいことです。
樋口一葉は"心にはダイヤモンドがある"とも言っています。
みんなも、自分の心のダイヤモンドを見つけよう!
そして、そのダイヤモンドを大事にして、キラキラと、かがやかせていこうよ!
「一念三千」の仏法だ。
「一念」を変えれば
「一切」が変わっていく。
勝つと決めて題目を!
そこから躍進が始まる。
2014年09月09日
立正安国論 P31
『汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を祷らん者か』
◇人生の座標
一対一の魂の触発にこそ、確実で深い人間の絆が生まれる。ゆえに今日もまた、明日もまた、悩める友の嘆きに耳を傾け、励まし、希望を与えていくことだ。
☆希望の虹〜世界の偉人を語る〜 第6回 作家樋口一葉
いよいよ2学期が始まったね。
夏休みは、なごりおしいものだけど、秋もまた、楽しい、充実の季節です。スポーツにも、読書にも、勉強にも、一番いい季節です。
だから何か一つ、今学期は、これをがんばってみようというものを決めて、スタートしたら、どうだろうか。その挑戦が、大きな成長のチャンスになることでしょう。
自分がいいなと思えるものでいいんだよ。好きなことや、とくいなことは一人一人ちがうからね。
みんな、自分だけの、自分にしかない「いいところ」が必ずある。それも、いっぱいあるんだ。
江戸時代から明治時代に大きく変わった世の中で、「自分の『いいところ』は、いろいろなお話を作って、文章を書くこと」と気づいた、一人のに女性がいました。
樋口一葉という人です。五千円札に印刷されているから、みなさんも顔を見たことがあるかもしれません。
一葉は「小説」を、いくつも書き、日本文学の名作を残しました。その作品は、もともとは、むかしの言葉づかいで書かれていますが、小学生向けに読みやすくした本もあります。
樋口一葉は、今から140年ほど前の1872年(明治5年)、東京で生まれました。私たち創価学会の初代会長である牧口常三郎先生は1871年の生まれなので、一葉よりも一つ年上です。
一葉とはペンネームで、本名は奈津。「なっちゃん」です。
家庭のつごうで、住む家を何度も変えねばなりませんでした。
4歳から9歳の少女時代、また本格的に小説に取り組んだ、18歳から亡くなる24歳までのほとんどの時期を、現在の東京・文京区でくらしました。
文京区は、私にとって若き日から、多くの友と「前進」を合言葉に学会活動に走った、なつかしい天地です。ああ、このあたりで、樋口一葉が家族と暮らし、一生けんめいに小説を書いていたんだと、思いをめぐらせたこともあります。
なっちゃん、すなわち一葉は、勉強が大好きでした。小学校を卒業したら進学して、もっと勉強したいと願っていました。でも、そのころは「女性に学問はいらない」と考える人が多い時代でした。裁ほうや料理が上手になって、早く結婚して家庭をつくることがよいといわれていたのです。
一葉のお母さんも、そういう考えを持っていたので、一葉は進学させてもらえませんでした、深く悲しんでいる一葉を見て、お父さんは、学校のかわりに「和歌」を勉強する塾に通わせてくれました。
「和歌」というのは、おもに、ひらがなで数えて、「5文字・7文字・5文字・7文字・7文字」というルールに合わせ、自然や気持ちなどを表現する、目本の伝統的な詩です。言葉がリズムにのって、心から心に、すっと届きます。
私も、人生の師匠である戸田城聖先生から、はげましの和歌をいただきました。私からも、先生に決意と感謝の和歌をおくりました。
14歳で和歌の塾に通い始めた一葉はすぐ気がつきました。生徒がみんな、きれいな着物を着た、お金持ちや有名な家のおじょうさんだったのです。人力車に乗ってくる人もいました。
一葉も、せいいっぱい、身なりをととのえましたが、まわりの人たちのような、はなやかな着物は、家にはありませんでした。
一葉は落ちこんでしまいました。しかし、自分を塾に通わせてくれているお父さんや、苦労して育ててくれているお母さん、また、妹のことを思いました。
着ているものでは、人間のねうちは決まらない!──一葉は、気持ちをきりかえて、一生けんめいに勉強を続けました。
みんなが、一年のうちで一番きれいに着かざってくる新年の歌の会にも、一葉はお母さんが用意してくれた、古着をぬい直した着物で出席しました。そして、60人以上の出席者の中で、すばらしい和歌を作り、みごとに第1位の成績をとったのです。
このことで、一葉は自信を持つことができました。しっそな身なりをしていても、少しもはずかしくありませんでした。自分には、すばらしい和歌を作ることができるという「いいところ」がある。そう思った一葉は、自分の長所をもっともっと伸ばして、物語を書く仕事をしたいと考えたのです。
じつは、彼女の時代には、そういう仕事をしている女性は、まだ一人もいませんでした。一葉は、日本の女性で初めての「職業作家(小説を書くことを仕事にして生活する人)」なのです。
新しい時代の先頭に立つ人は、きまって苦労の連続です。一葉にもその後、お兄さんとお父さんがつづけて亡くなるなど、たくさんの苦難がありました。書くだけでは家をささえられず、ほかにも仕事をしなければなりませんでした。
それでも彼女は「負けじ魂」を燃やしました。たくさんの本を読みたかったので図書館に通い、学びに学んで、すばらしい物語を書きつづけました。
有名な『たけくらべ』という作品は、下町で、みんなよりも少し年上の男の子や女の子が成長していく姿をえがいたものです。一葉は、大変な生活のなかで見たり聞いたりしたことを、物語に生かしていきました。苦しいことや悲しいことも、ぜんぶ宝物に変えていったのです。
彼女は残念ながら、24歳の若さで、病気で亡くなりました。でも、そのみじかい人生のなかで、のちの時代まで人々に愛される、自分にしか書けない作品を生み出したのです。
樋口一葉は、こんな言葉を残しています。
「この世に生をうけた人間は、貧富貴賤(貧しかったり豊かだったり、身分や位が高かったり低かったり」の違いはあっても、すべて同じ人間であることには変わりはない」
その通りです。
仏法では、「桜梅桃李」という言葉があります。『桜、梅、桃、李、どれも花の形はちがうけれど、それぞれが、それぞれにしかない美しさを持っている』という意味です。
そして、その美しさを最大に自分らしくかがやき光らせていく力が、正しい信心なのです。
みんな、それぞれに「いいところ」があります。だから、自分と人をくらべてうらやましく思う必要などありません。
がんばっても、がんばっても、なかなか、うまくいかない。自分の「いいところ」なんて分からない──そんな時は、題目を唱えてみてください。題目を唱えれば、元気が出てきます。自信がつきます。そして、よし、がんばってみようという勇気がわいてきます。
「ありのまま」に悩み、祈り、また胸をはって挑戦していく──そうすることで、自分の心がみがかれる。心の中の宝物が光っていく。きみの、あなたの「いいところ」が、必ず見えてくるのです。
みなさんの「いいところ」は、たくさんある。友だちにも「いいところ」がたくさんある。だから、仲よく、はげましあって、その「いいところ」を大いに伸ばしていってほしいんだ。
「いいところ」とは、何かができることだけではありません。
失敗をおそれない「勇気」があれば、すごいことです。
お父さんやお母さん、まわりの人のことを「思いやる心」を持っていれば、それもまたすばらしいことです。
樋口一葉は"心にはダイヤモンドがある"とも言っています。
みんなも、自分の心のダイヤモンドを見つけよう!
そして、そのダイヤモンドを大事にして、キラキラと、かがやかせていこうよ!
2014.09.07 わが友に贈る
善き友を持つ。
それが幸福の直道!
宝の同志と共に
祈り励まし合って
凱歌の人生を開け!
生死一大事血脈抄 P1338
『上行菩薩末法今の時此の法門を弘めんが為に御出現之れ有るべき由経文には見え候へども如何が候やらん、上行菩薩出現すとやせん出現せずとやせん、日蓮先ず粗弘め候なり』
◇人生の座標
親子といっても、人間関係です。結局は真心です。策ではない。心でしか、人間の心を動かすことはできないのです。
☆御書とともに� 第28回 一切の根本は「信心」
『一念三千も信の一字より起り三世の諸仏の成道も信の一字より起るなり、此の信の字元品の無明を切る利剣なり』(御義口伝、P725)
◇通解
一念三千も信の一字から起きる。三世の諸仏の成道も信の一字によるのである。この信の字は元品の無明を切る利剣である。
◇同志への指針
一念三千の法理も「信の一字」を起こしてこそ、はじめて成仏への法門となる。三世の諸仏も皆「信の一字」を起こして成仏したのである。
元品の無明は「信」の利剣によってしか断ち切ることはできない。「信の一字」は智慧の因であり、宇宙大の価値創造の源泉である。一切は「信心」より起こる。体験と道理に基づく「信」こそ、信仰の王道である。
それが幸福の直道!
宝の同志と共に
祈り励まし合って
凱歌の人生を開け!
生死一大事血脈抄 P1338
『上行菩薩末法今の時此の法門を弘めんが為に御出現之れ有るべき由経文には見え候へども如何が候やらん、上行菩薩出現すとやせん出現せずとやせん、日蓮先ず粗弘め候なり』
◇人生の座標
親子といっても、人間関係です。結局は真心です。策ではない。心でしか、人間の心を動かすことはできないのです。
☆御書とともに� 第28回 一切の根本は「信心」
『一念三千も信の一字より起り三世の諸仏の成道も信の一字より起るなり、此の信の字元品の無明を切る利剣なり』(御義口伝、P725)
◇通解
一念三千も信の一字から起きる。三世の諸仏の成道も信の一字によるのである。この信の字は元品の無明を切る利剣である。
◇同志への指針
一念三千の法理も「信の一字」を起こしてこそ、はじめて成仏への法門となる。三世の諸仏も皆「信の一字」を起こして成仏したのである。
元品の無明は「信」の利剣によってしか断ち切ることはできない。「信の一字」は智慧の因であり、宇宙大の価値創造の源泉である。一切は「信心」より起こる。体験と道理に基づく「信」こそ、信仰の王道である。
2014年9月6日土曜日
2014.09.06 わが友に贈る
学生部の使命は
広宣流布の先駆なり。
徹して学び鍛えよ!
知性と人格を備えた
リーダーと育て!
諸法実相抄 P1360
『末法にして妙法蓮華経の五字を弘めん者は男女はきらふべからず、皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱へがたき題目なり』
◇人生の座標
人をうらやんでも、自分がみじめになるだけで進歩はない。そういう感情に負けてはいけない。縛られてはいけない。要するに、「人を妬む」より「人に妬まれる」ほうが、ずっといいのではないだろうか。
☆勝利の人間学 第59回 教学は最高の勝利の武器
◇御書を繙き自分を磨け
御書の一文字、一文字には、日蓮大聖人の民衆救済への大情熱が漲り、正義の師子吼が刻まれている。御書を繙けば、わが胸中に、仏の大生命が脈打ち、仏の声が轟き渡る。
毎日、一行でもよいから、拝読していこう。
「日興遺誠置文」には『当門流に於ては御書を心肝に染め』(P1618)と仰せである。
人間の心は、縁に触れて揺れ動くものだ。だからこそ、御書を『心の師』(P1088、「兄弟抄」)と定めて、最高無上の正道を進むのだ。
日蓮仏法は、世界一の生命哲学である。
この仏法を根本に生きれば、世界一の生命の哲人、幸福の博士に必ずなっていける。
◇共に成長の教学試験に
教学は、最高の勝利の武器である。
戸田先生は『御書全集』の「発刊の辞」で、その研鑽の姿勢を剣豪の修行に譬えて、「厳格なる鍛錬は、学会の伝統・名誉ある特徴」と断言された。
いよいよ教学試験の秋の到来である。
御聖訓に『法門を身につけていく人を頼りに法門を聴聞するようにしなさい』(P1224、通解、「辧殿御消息」)と仰せの通り、求道の心で学び合う若人の姿ほど、美しく気高いものはない。
どうか、試験を受ける側も、教える側も、"共に主役なり"との自覚で切磋琢磨し、大いに学び、成長してもらいたい。
そして、皆が「信心の勝利者」即「青春の勝利者」となっていただきたい。
哲学なき時代に光を
わが恩師は、「信は理を求め、求めたる理は信を深からしむ」と言われた。教学によって信心が深まる。実践の力が強まる。「行学の二道」は人間革命の直道なのである。
「わかる」ことは「かわる」ことだ。
今は「哲学なき時代」である。人類の宿命を転換する「新しい思想」「力ある哲学」が渇仰される。心ある人は、真剣に求めている。
「平和と幸福の大哲理」を持った、君たち、貴女たちこそ、世界の希望の光だ。その自覚と誇りに燃えて、きょうも御書を開こう!
広宣流布の先駆なり。
徹して学び鍛えよ!
知性と人格を備えた
リーダーと育て!
諸法実相抄 P1360
『末法にして妙法蓮華経の五字を弘めん者は男女はきらふべからず、皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱へがたき題目なり』
◇人生の座標
人をうらやんでも、自分がみじめになるだけで進歩はない。そういう感情に負けてはいけない。縛られてはいけない。要するに、「人を妬む」より「人に妬まれる」ほうが、ずっといいのではないだろうか。
☆勝利の人間学 第59回 教学は最高の勝利の武器
◇御書を繙き自分を磨け
御書の一文字、一文字には、日蓮大聖人の民衆救済への大情熱が漲り、正義の師子吼が刻まれている。御書を繙けば、わが胸中に、仏の大生命が脈打ち、仏の声が轟き渡る。
毎日、一行でもよいから、拝読していこう。
「日興遺誠置文」には『当門流に於ては御書を心肝に染め』(P1618)と仰せである。
人間の心は、縁に触れて揺れ動くものだ。だからこそ、御書を『心の師』(P1088、「兄弟抄」)と定めて、最高無上の正道を進むのだ。
日蓮仏法は、世界一の生命哲学である。
この仏法を根本に生きれば、世界一の生命の哲人、幸福の博士に必ずなっていける。
◇共に成長の教学試験に
教学は、最高の勝利の武器である。
戸田先生は『御書全集』の「発刊の辞」で、その研鑽の姿勢を剣豪の修行に譬えて、「厳格なる鍛錬は、学会の伝統・名誉ある特徴」と断言された。
いよいよ教学試験の秋の到来である。
御聖訓に『法門を身につけていく人を頼りに法門を聴聞するようにしなさい』(P1224、通解、「辧殿御消息」)と仰せの通り、求道の心で学び合う若人の姿ほど、美しく気高いものはない。
どうか、試験を受ける側も、教える側も、"共に主役なり"との自覚で切磋琢磨し、大いに学び、成長してもらいたい。
そして、皆が「信心の勝利者」即「青春の勝利者」となっていただきたい。
哲学なき時代に光を
わが恩師は、「信は理を求め、求めたる理は信を深からしむ」と言われた。教学によって信心が深まる。実践の力が強まる。「行学の二道」は人間革命の直道なのである。
「わかる」ことは「かわる」ことだ。
今は「哲学なき時代」である。人類の宿命を転換する「新しい思想」「力ある哲学」が渇仰される。心ある人は、真剣に求めている。
「平和と幸福の大哲理」を持った、君たち、貴女たちこそ、世界の希望の光だ。その自覚と誇りに燃えて、きょうも御書を開こう!
2014年9月5日金曜日
2014.09.05 わが友に贈る
歴史を創るのは
「一人立つ」勇気だ。
大胆に動き、語ろう!
率先の行動が
皆の心を躍動させる!
三大秘法禀承事 P1022
『末法に入て今日連が唱る所の題目は前代に異り自行化他に亘りて南無妙法蓮華経なり』
◇人生の座標
「君が愁いに我は泣き、我が喜びに君は舞う」である。友の身を、わがこととして心配する、思いやる。真の人間の絆とは、こうして築かれ、やがて団結の力を生み出すのであろう。
☆御書とともに� 第27回 中心者の一念で決まる
『大将軍よはければ・したがうものも・かひなし、弓よはければ絃ゆるし・風ゆるければ波ちゐさきは自然の道理なり』(四条金吾殿女房御返事、P1135)
◇通解
大将軍の心が弱ければ従う兵卒もふがいない。弓が弱ければ絃もゆるい。風がゆるければ波も小さいのは自然の道理である。
◇〜同志への指針〜
広宣流布の前進はリーダーの「一念」で決まる。
「断じて勝つのだ」との強固な決意があるか。「何とかなる」という甘えや油断はないか。一念の微妙な差が、大きな結果となって現われる。
勇気は決意を生む。行動を生む。君よ、題目の師子吼を轟かせて、広宣流布の名指揮を頼む。一切の勝利は「大将軍」の心から始まる。
「一人立つ」勇気だ。
大胆に動き、語ろう!
率先の行動が
皆の心を躍動させる!
三大秘法禀承事 P1022
『末法に入て今日連が唱る所の題目は前代に異り自行化他に亘りて南無妙法蓮華経なり』
◇人生の座標
「君が愁いに我は泣き、我が喜びに君は舞う」である。友の身を、わがこととして心配する、思いやる。真の人間の絆とは、こうして築かれ、やがて団結の力を生み出すのであろう。
☆御書とともに� 第27回 中心者の一念で決まる
『大将軍よはければ・したがうものも・かひなし、弓よはければ絃ゆるし・風ゆるければ波ちゐさきは自然の道理なり』(四条金吾殿女房御返事、P1135)
◇通解
大将軍の心が弱ければ従う兵卒もふがいない。弓が弱ければ絃もゆるい。風がゆるければ波も小さいのは自然の道理である。
◇〜同志への指針〜
広宣流布の前進はリーダーの「一念」で決まる。
「断じて勝つのだ」との強固な決意があるか。「何とかなる」という甘えや油断はないか。一念の微妙な差が、大きな結果となって現われる。
勇気は決意を生む。行動を生む。君よ、題目の師子吼を轟かせて、広宣流布の名指揮を頼む。一切の勝利は「大将軍」の心から始まる。
2014年9月4日木曜日
2014.09.04 わが友に贈る
かけがえのない
尊き使命ある人生だ!
眼前の課題に挑み
「桜梅桃李」の
幸の花を咲かせゆけ!
日女御前御返事 P1244
『南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり、信心の厚薄によるべきなり仏法の根本は信を以て源とす』
◇人生の座標
世界に友情を広げるといっても、実は、「一対一の関係」の積み重ねなのです。小さな一歩を、一人一人を、徹底して大切にしてこそ、大きな友情の世界ができるのです。一対一の関係です。どこまでも。
☆名誉会長と共に新時代を開く 第32回 勝利へ! まず自らが成長
黄金の本年の総仕上げへ、躍進の明年へ、いよいよ出発だ。
広宣流布の誓願を胸に、元気に前進する若き友の姿が頼もしい。各地で折伏が勢いを増し、喜びの花が咲いている。すごいことだ。本当にうれしい。
いかなる戦いも、全体観に立ち、陰で万全を尽くして手を打つ人間がいてこそ勝利できる。
戸田先生は言われた。「幹部自ら勉強し、成長し、『人間革命』していくことだ。そして同時に、新しい時代を創っていく、若い幹部を登用し、バトンタッチしていかねばならない」
形式や表面の格好ではなく、大事なのは、信念と自覚の深さだ。何より後輩を弟、妹のように温かく励まし、自分以上の大人材に育てていくことである。
世界の青年が仏法を求めている。日蓮大聖人は信心の姿勢を分かりやすく教えられている。
『妻が夫を大切にするように、夫が妻のために命を捨てるように、また親が子を捨てないように、子が母から離れないように、法華経・釈迦・多宝・十方の諸仏・菩薩・諸天善神等を信じて、南無妙法蓮華経と唱え奉ることを信心というのである』(P1255、通解、「妙一尼御前御返事」)
少しでも題目をあげよう、教学を学ぼう、友に仏法を語ろう──その心に大功徳が湧く。
なかなか会合に出られないが、懸命に頑張っている人も多い。その人をどう讃え、励ますか。心を砕いていくことだ。
一人一人が健康で、無事故で、楽しく進んでいけるよう、リーダーは、決して油断することなく、こまやかな気配りをお願いします。
季節の変わり目であり、くれぐれも体を大切にして、風邪などひかれませんように。
多忙な毎日でしょうが、白馬のいななくような、すがすがしい勤行から、勇気凛々と、一日をスタートしてまいりたい。
尊き使命ある人生だ!
眼前の課題に挑み
「桜梅桃李」の
幸の花を咲かせゆけ!
日女御前御返事 P1244
『南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり、信心の厚薄によるべきなり仏法の根本は信を以て源とす』
◇人生の座標
世界に友情を広げるといっても、実は、「一対一の関係」の積み重ねなのです。小さな一歩を、一人一人を、徹底して大切にしてこそ、大きな友情の世界ができるのです。一対一の関係です。どこまでも。
☆名誉会長と共に新時代を開く 第32回 勝利へ! まず自らが成長
黄金の本年の総仕上げへ、躍進の明年へ、いよいよ出発だ。
広宣流布の誓願を胸に、元気に前進する若き友の姿が頼もしい。各地で折伏が勢いを増し、喜びの花が咲いている。すごいことだ。本当にうれしい。
いかなる戦いも、全体観に立ち、陰で万全を尽くして手を打つ人間がいてこそ勝利できる。
戸田先生は言われた。「幹部自ら勉強し、成長し、『人間革命』していくことだ。そして同時に、新しい時代を創っていく、若い幹部を登用し、バトンタッチしていかねばならない」
形式や表面の格好ではなく、大事なのは、信念と自覚の深さだ。何より後輩を弟、妹のように温かく励まし、自分以上の大人材に育てていくことである。
世界の青年が仏法を求めている。日蓮大聖人は信心の姿勢を分かりやすく教えられている。
『妻が夫を大切にするように、夫が妻のために命を捨てるように、また親が子を捨てないように、子が母から離れないように、法華経・釈迦・多宝・十方の諸仏・菩薩・諸天善神等を信じて、南無妙法蓮華経と唱え奉ることを信心というのである』(P1255、通解、「妙一尼御前御返事」)
少しでも題目をあげよう、教学を学ぼう、友に仏法を語ろう──その心に大功徳が湧く。
なかなか会合に出られないが、懸命に頑張っている人も多い。その人をどう讃え、励ますか。心を砕いていくことだ。
一人一人が健康で、無事故で、楽しく進んでいけるよう、リーダーは、決して油断することなく、こまやかな気配りをお願いします。
季節の変わり目であり、くれぐれも体を大切にして、風邪などひかれませんように。
多忙な毎日でしょうが、白馬のいななくような、すがすがしい勤行から、勇気凛々と、一日をスタートしてまいりたい。
2014年9月3日水曜日
2014.09.03 わが友に贈る
限界とは
自分がつくるものだ。
真剣な題目と行動で
己心の壁を打ち破れ!
着実に今日を勝て!
聖人等御返事 P1455
『各にはおづる事なかれ、つよりもてゆかば定めて子細いできぬとおぼふるなり』
◇人生の座標
大切なことは、相手に同情する-あわれむ-ということではなくて、「わかってあげる」ということです。「理解」することです。人間は、自分のことを「わかってくれる人がいる」、それだけで生きる力がわいてくるものです。
☆大白蓮華巻頭言 2014年9月 我らのブロック長・白ゆり長、万歳!
最も地味な庶民の中にこそ、皆が模範と仰ぐべき人間の英雄がいる。
勇敢にして聡明なる無冠の女性たちの語らいこそが、平和な社会を創造する原動力である。
これは、オーストラリアの平和学者スチュアート・リース博士と私が深く一致した信条だ。
わが創価学会には、この真実のヒーロー、そしてヒロインが、いずこにも輝き光っている。
なかんずく、私は、来る日も来る日も、現実社会の真っただ中で、広宣流布の新たな拡大と勝利の道を開いてくださっている、我らのブロック長、白ゆり長、総白ゆり長に、最敬礼して感謝申し上げたい。
いつもいつも、本当にありがとうございます!
御聖訓には、『日本国の中に但一人・南無妙法蓮華経と唱えたり、これは須弥山の始の一塵大海の始の一露なり、二人・三人・十人・百人・一国・二国・六十六箇国・已に島二にも及びぬらん、今は謗ぜし人人も唱へ給うらん』(P1241、「妙密上人御消息」)と仰せである。
日蓮大聖人が御自ら、一人また一人と仏性を呼び覚まされて、開いてくださった広宣流布の大道である。この御本仏の大慈大悲に真っ直ぐ連なって、体当たりで友と語り、蘇生させ、手作りで人を育てているのが、ブロックであり、地区である。
ここにこそ、仏道修行の真髄がある。ここにこそ、民衆仏法の励ましの世界がある。ここにこそ、未来を照らす人間共同体の最先端のモデルがあるのだ。
大聖人は『法華経を持つ者は必ず皆仏なり』(P1382、「松野殿御返事」)、そして「『当に起ちて遠く迎えて当に仏を敬うが如くすべし』の道理なれば仏の如く互に敬うべし」(P1383、「松野殿御返事」)と仰せである。
今、広宣流布大誓堂に日本全国、全世界から勇み集われる同志を、尊き青年部の役員が、この「当起遠迎当如敬仏」の八文字の精神でお迎えしてくれている。とともに、いずこの地域でも、日夜、献身のリーダーたちが、この法華経の「最上第一の相伝」たる創価の心で、同志に尽くしてくれているのだ。
師・戸田城聖先生は、「皆、学会の庭に躍り出た地涌の菩薩だ。今は顔を見せない人も、いざという時は、必ず起ち上がってくるよ!」と言われていた。
昭和31年7月、私が家庭訪問した関西の母は、班担当員、つまり今の地区婦人部長、また白ゆり長として、姑を看病しながら、幼子を連れて健気に奔走してくれていた。最後まで「地域は、大聖人より託された宝土です。人材も仏縁も広がらないわけがありません」と激戦の現場に飛び込んで、内外の友の敬愛と感謝に包まれた、見事な大勝利の人生の総仕上げを飾られた。これが学会精神である。
私と妻の心も、一番苦労されているブロック長・白ゆり長のスクラムと、いつも固く結ばれている。
さあ、皆で第一線へ! 大聖人直結のブロックを、地区を、さらに強く豊かに、勝ち栄えさせよう!
最も偉大な、誇り高き民衆の王者たちと共々に!
励ましの
広布の旅を
朗らかに
久遠の家族の
同志と愉快に
自分がつくるものだ。
真剣な題目と行動で
己心の壁を打ち破れ!
着実に今日を勝て!
聖人等御返事 P1455
『各にはおづる事なかれ、つよりもてゆかば定めて子細いできぬとおぼふるなり』
◇人生の座標
大切なことは、相手に同情する-あわれむ-ということではなくて、「わかってあげる」ということです。「理解」することです。人間は、自分のことを「わかってくれる人がいる」、それだけで生きる力がわいてくるものです。
☆大白蓮華巻頭言 2014年9月 我らのブロック長・白ゆり長、万歳!
最も地味な庶民の中にこそ、皆が模範と仰ぐべき人間の英雄がいる。
勇敢にして聡明なる無冠の女性たちの語らいこそが、平和な社会を創造する原動力である。
これは、オーストラリアの平和学者スチュアート・リース博士と私が深く一致した信条だ。
わが創価学会には、この真実のヒーロー、そしてヒロインが、いずこにも輝き光っている。
なかんずく、私は、来る日も来る日も、現実社会の真っただ中で、広宣流布の新たな拡大と勝利の道を開いてくださっている、我らのブロック長、白ゆり長、総白ゆり長に、最敬礼して感謝申し上げたい。
いつもいつも、本当にありがとうございます!
御聖訓には、『日本国の中に但一人・南無妙法蓮華経と唱えたり、これは須弥山の始の一塵大海の始の一露なり、二人・三人・十人・百人・一国・二国・六十六箇国・已に島二にも及びぬらん、今は謗ぜし人人も唱へ給うらん』(P1241、「妙密上人御消息」)と仰せである。
日蓮大聖人が御自ら、一人また一人と仏性を呼び覚まされて、開いてくださった広宣流布の大道である。この御本仏の大慈大悲に真っ直ぐ連なって、体当たりで友と語り、蘇生させ、手作りで人を育てているのが、ブロックであり、地区である。
ここにこそ、仏道修行の真髄がある。ここにこそ、民衆仏法の励ましの世界がある。ここにこそ、未来を照らす人間共同体の最先端のモデルがあるのだ。
大聖人は『法華経を持つ者は必ず皆仏なり』(P1382、「松野殿御返事」)、そして「『当に起ちて遠く迎えて当に仏を敬うが如くすべし』の道理なれば仏の如く互に敬うべし」(P1383、「松野殿御返事」)と仰せである。
今、広宣流布大誓堂に日本全国、全世界から勇み集われる同志を、尊き青年部の役員が、この「当起遠迎当如敬仏」の八文字の精神でお迎えしてくれている。とともに、いずこの地域でも、日夜、献身のリーダーたちが、この法華経の「最上第一の相伝」たる創価の心で、同志に尽くしてくれているのだ。
師・戸田城聖先生は、「皆、学会の庭に躍り出た地涌の菩薩だ。今は顔を見せない人も、いざという時は、必ず起ち上がってくるよ!」と言われていた。
昭和31年7月、私が家庭訪問した関西の母は、班担当員、つまり今の地区婦人部長、また白ゆり長として、姑を看病しながら、幼子を連れて健気に奔走してくれていた。最後まで「地域は、大聖人より託された宝土です。人材も仏縁も広がらないわけがありません」と激戦の現場に飛び込んで、内外の友の敬愛と感謝に包まれた、見事な大勝利の人生の総仕上げを飾られた。これが学会精神である。
私と妻の心も、一番苦労されているブロック長・白ゆり長のスクラムと、いつも固く結ばれている。
さあ、皆で第一線へ! 大聖人直結のブロックを、地区を、さらに強く豊かに、勝ち栄えさせよう!
最も偉大な、誇り高き民衆の王者たちと共々に!
励ましの
広布の旅を
朗らかに
久遠の家族の
同志と愉快に
2014年9月2日火曜日
2014.09.02 わが友に贈る
苦難に直面する友よ
断じて負けるな!
今こそ不屈の祈りで
宿命転換の劇を!
最後に勝つのが信心だ。
兄弟抄 P1083
『各各随分に法華経を信ぜられつるゆへに過去の重罪をせめいだし給いて候、たとへばくろがねをよくよくきたへばきずのあらわるるがごとし、石はやけばはいとなる金はやけば真金となる』
◇人生の座標
ある意味で、人生は"出会い"によって綴られているといってよい。いつしか忘れ去られていく出会いもあるかもしれないが、一瞬が人生を変える出会いもある。ゆえに、一つ一つの出会いを大事にしていきたい。
☆随筆民衆凱歌の大行進No.11� 創価家族は威風堂々と
SGIの各国・各地域の壮年部も、世界広布新時代の暁鐘を鳴らすが如く、勢いよく活動を展開している。
我らは、目の覚めるような「人間革命」の息吹をもって、平和への連帯を広げていくのだ。
この8月、世界では、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、メキシコ、パラグアイ、ボリビア、ベネズエラ、エクアドル、ウルグアイ、フランス、香港、マカオ、フィリピン、タイ、マレーシア、シンガポール、インド等の壮年部が意気高く集った。チリでも勇躍の会合を行う。
あの地この地に林立する民衆の黄金柱は、何と壮観であることか。
見よ! この創価の大将軍たちの躍進する陣列を! 私は全世界に向かって、こう叫びたい気持ちでいっぱいである。
私が初訪問して以来、50周年の節目を迎えたオーストラリアでも、今月、壮年部が記念の総会を開催し、次の50年へ異体同心で新出発した。
先日、発刊された『平和の哲学と詩心を語る』は、オーストラリア・シドニー平和財団のスチュアート・リース前理事長と私の対談集である。
その中でリース前理事長は、社会的格差等の解決の必要性を訴えた上で、今、苦しんでいる人びとが新しい生き方に踏み出し、人生を主体的に歩むための三つの段階を示されている。
第一段階は、あきらめを克服すること。「何をしてもだめ」という心を排することから始めよ、と。
第二段階は、仲間との信頼の構築。共に努力していく同志こそ大切にしなければならない。
第三段階として、自立のための手段や技術を身につけることである。
前理事長は言われた。
「『小さな勝利』の積み重ねこそが重要であり、一つ一つの段階に到達して、次に進むこと自体が『小さな勝利』であるというのが、私の信念なのです」
眼前の「小さな勝利」を一つ一つ確実につかみ取る執念が次の勝利を生む。いわば"勝利の中の勝利"なのである。
そこで大切な急所は、根本目的を見失わないことだ。我らにおいては、『大願とは法華弘通なり』(P736、「御義口伝」)と仰せの大誓願である。この一点から、仏に等しい「力」と「智慧」が、滾々と湧現するのだ。
広布への誓いに燃え、我らは「常勝の道」を、「誓願の道」「師弟の道」を、朗らかに進むのだ!
今日の「聖教新聞」が私たちの手元に届いているのも、偉大な無冠の友の皆様のお蔭である。
雨の日も、暑い日も、寒い日も、本当に、本当にありがとう!
8月24日は、「聖教新聞創刊原点の日」。
1950年(昭和25年)のこの日、戸田先生は新聞の大きな力への深い洞察から、"学会も近い将来、独自の新聞を創るべきだ、よく考えておいてくれ"と、私に展望を語ってくださった。
先生の事業が窮地に追いやられていく渦中のことであった。その嵐をはね返すような師弟の対話から、"人間の機関紙"は生まれたのだ。
全国の読者、配達員、通信員、また新聞長の皆様をはじめ、全ての関係者の方々と共に、平和と正義の言論紙を携えて前進していきたい。
大聖人は南条時光に、『生生世世に皆恩ある衆生なれば皆仏になれと思ふべきなり』(P1527、「上野殿御消息」)と仰せになられた。
三世永遠の生命観の上から、縁する人びとを誠実に大切にし、「一生成仏」の希望の哲理を語り伝え抜いていくのだ。
「世界広布新時代 開幕の年」も、はつらつと後半戦をスタートした。
「平和の連帯」拡大月間を駆ける青年部を先頭に、婦人部と壮年部が力を合わせ、一段と目覚ましい広布推進と人材の育成を成し遂げていこう!
我ら創価家族は、団結固く、威風も堂々と!
壮んなる
力を出して
共々に
悔いなく生き抜け
この世 雄々しく
断じて負けるな!
今こそ不屈の祈りで
宿命転換の劇を!
最後に勝つのが信心だ。
兄弟抄 P1083
『各各随分に法華経を信ぜられつるゆへに過去の重罪をせめいだし給いて候、たとへばくろがねをよくよくきたへばきずのあらわるるがごとし、石はやけばはいとなる金はやけば真金となる』
◇人生の座標
ある意味で、人生は"出会い"によって綴られているといってよい。いつしか忘れ去られていく出会いもあるかもしれないが、一瞬が人生を変える出会いもある。ゆえに、一つ一つの出会いを大事にしていきたい。
☆随筆民衆凱歌の大行進No.11� 創価家族は威風堂々と
SGIの各国・各地域の壮年部も、世界広布新時代の暁鐘を鳴らすが如く、勢いよく活動を展開している。
我らは、目の覚めるような「人間革命」の息吹をもって、平和への連帯を広げていくのだ。
この8月、世界では、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、メキシコ、パラグアイ、ボリビア、ベネズエラ、エクアドル、ウルグアイ、フランス、香港、マカオ、フィリピン、タイ、マレーシア、シンガポール、インド等の壮年部が意気高く集った。チリでも勇躍の会合を行う。
あの地この地に林立する民衆の黄金柱は、何と壮観であることか。
見よ! この創価の大将軍たちの躍進する陣列を! 私は全世界に向かって、こう叫びたい気持ちでいっぱいである。
私が初訪問して以来、50周年の節目を迎えたオーストラリアでも、今月、壮年部が記念の総会を開催し、次の50年へ異体同心で新出発した。
先日、発刊された『平和の哲学と詩心を語る』は、オーストラリア・シドニー平和財団のスチュアート・リース前理事長と私の対談集である。
その中でリース前理事長は、社会的格差等の解決の必要性を訴えた上で、今、苦しんでいる人びとが新しい生き方に踏み出し、人生を主体的に歩むための三つの段階を示されている。
第一段階は、あきらめを克服すること。「何をしてもだめ」という心を排することから始めよ、と。
第二段階は、仲間との信頼の構築。共に努力していく同志こそ大切にしなければならない。
第三段階として、自立のための手段や技術を身につけることである。
前理事長は言われた。
「『小さな勝利』の積み重ねこそが重要であり、一つ一つの段階に到達して、次に進むこと自体が『小さな勝利』であるというのが、私の信念なのです」
眼前の「小さな勝利」を一つ一つ確実につかみ取る執念が次の勝利を生む。いわば"勝利の中の勝利"なのである。
そこで大切な急所は、根本目的を見失わないことだ。我らにおいては、『大願とは法華弘通なり』(P736、「御義口伝」)と仰せの大誓願である。この一点から、仏に等しい「力」と「智慧」が、滾々と湧現するのだ。
広布への誓いに燃え、我らは「常勝の道」を、「誓願の道」「師弟の道」を、朗らかに進むのだ!
今日の「聖教新聞」が私たちの手元に届いているのも、偉大な無冠の友の皆様のお蔭である。
雨の日も、暑い日も、寒い日も、本当に、本当にありがとう!
8月24日は、「聖教新聞創刊原点の日」。
1950年(昭和25年)のこの日、戸田先生は新聞の大きな力への深い洞察から、"学会も近い将来、独自の新聞を創るべきだ、よく考えておいてくれ"と、私に展望を語ってくださった。
先生の事業が窮地に追いやられていく渦中のことであった。その嵐をはね返すような師弟の対話から、"人間の機関紙"は生まれたのだ。
全国の読者、配達員、通信員、また新聞長の皆様をはじめ、全ての関係者の方々と共に、平和と正義の言論紙を携えて前進していきたい。
大聖人は南条時光に、『生生世世に皆恩ある衆生なれば皆仏になれと思ふべきなり』(P1527、「上野殿御消息」)と仰せになられた。
三世永遠の生命観の上から、縁する人びとを誠実に大切にし、「一生成仏」の希望の哲理を語り伝え抜いていくのだ。
「世界広布新時代 開幕の年」も、はつらつと後半戦をスタートした。
「平和の連帯」拡大月間を駆ける青年部を先頭に、婦人部と壮年部が力を合わせ、一段と目覚ましい広布推進と人材の育成を成し遂げていこう!
我ら創価家族は、団結固く、威風も堂々と!
壮んなる
力を出して
共々に
悔いなく生き抜け
この世 雄々しく
2014年9月1日月曜日
2014.09.01 わが友に贈る
◇今週のことば
海外50カ国・地域の
若きリーダー来る。
燃える「求道」の心が
時代を変える。
共に人間革命の跳躍を!
2014年09月01日
下山御消息 P349
『余法華経の第五の巻の勧持品を拝見したてまつれば末代に入りて法華経の大怨敵三類あるべし其の第三の強敵は此の者かと見畢んぬ、便宜あらば国敵をせめて彼れが大慢を倒して仏法の威験をあらはさんと思う』
◇人生の座標
あいさつは、はつらつとした人間性の発露であり、伸びようとする精神の弾みである。
外交といっても人間の出会いから始まり、それはあいさつから始まる。大いなる友情の海原へと船出する、心の交流の門一汗こそ、あいさつにほかならない。
☆随筆民衆凱歌の大行進No.11 � 創価家族は威風堂々と
台風や集中豪雨による災害が相次ぐ中、広島、京都、兵庫など、各地の甚大な被害に対し、重ねてお見舞い申し上げます。
一日も早い地域の復旧を祈り、強盛に題目を送っております。
『大悪をこれば大善きたる』(P1300、「大悪大善御書」)——我らが生命に刻んできた御文である。
この妙法の強靭なる力を身に体して、わが東北家族も前進されている。
宮城県東松島市に住む長距離トラック運転手の壮年は、東日本大震災で夫人を亡くされた。
最愛の伴侶を突然失った悲しみ。気持ちの整理はつかない。それでも、逞しく成長する3人の子どもたちの姿に励まされたという。
ある日、壮年は、高校生になった長女に「お母さんとの宝物」を聞いてみた。娘さんは、きっぱりと答えたそうだ。
「小さい頃に、お母さんの膝の上で一緒に題目をあげたこと」
何ものにも壊されない宝。それこそ『心の財』なのだと、壮年はあらためて噛みしめ、わが子を立派に育んでくれた妻への感謝が溢れた。
子どもたちを後継の人材に育て上げ、一緒に戦い抜く。この妻との誓いを断じて果たすのだと、今日も壮年は大型トラックのハンドルを握る。
御書に『法華経は宝の山なり』(P1502、「薬王品得意抄」)と仰せである。一番苦しい時にこそ、妙法の功徳は、無量の宝の山の如く積まれていくのだ。
日蓮大聖人は、若き南条時光に『父母の恩』とともに『一切衆生の恩』を教えられている(P1527、「上野殿御消息」)。
広布の活動は、この『一切衆生の恩』を知り、報じていくことでもある。
私も、苦楽を分かち合い、正法流布の激戦を共に勝ち越えてくださった草創の同志の御恩は一つ一つ忘れ難い。人生の年輪を重ねるほどに、胸に温かく蘇ってくる。
病を抱えながら奔走する若き私を、無名にして無冠の庶民の父母たちは、真心から案じ、励ましを贈ってくださった。
8月24日——わが入信記念の日は「壮年部の日」である。私にとって、入信に導いてくださった師父であられる戸田城聖先生はいうまでもなく、偉大な先輩方に感謝を捧げる日でもある。
"宗教史上の奇跡"とも讃えられる沖縄創価学会の大発展にあっては、「四天王」と謳われる4人を中心とする壮年たちの「ヌチカジリ(命がけ)」の奮闘があった。
なぜ、あの残酷な戦争を生き抜いて、自分はここにいるのか。愛する沖縄に平和の楽土郷を築き上げるためだ——。
『今まで生きて有りつるは此の事にあはん為なりけり』(P1451、「弥三郎殿御返事」)との御金言のままに、広布に邁進していかれた。
あまりにも尊い、この学会精神の真髄を、誉れ高き沖縄の同志は見事に受け継いでくれている。
我ら創価家族には、世界一の太陽の母たちと共に、何と頼もしい「おやじさん」「おじさん」が光っていることか。
大切な同志のため、宿縁の地域の方々のため、仕事で疲れていても、一軒また一軒と歩き、笑顔と安心を届けてくれる。
とりわけ、支部長、地区部長、ブロック長をはじめ、最前線の壮年リーダーたちが、広宣流布という民衆の安全地帯の拡大をいかに担い、支えてくださっているか。
庶民の文豪・山本周五郎は後輩に呼びかけた。
「苦悩、困難、悪条件があって、こいつに体当たりをくれて、そうして生きてゆくところに張り合いがあるんじゃないでしょうか」と。
まさしく、万事において体当たりで苦難と戦い、「信心即生活」「仏法即社会」の道を切り開いているのが、わが壮年部の戦友たちなのである。
我らが誇り高く掲げたモットーには、「生涯求道の壮年部」「職場で勝利する壮年部」「地域貢献の壮年部」とある。
「現実社会で勝つ!」——これが壮年部の心意気である。
日蓮大聖人が『御みやづかいを法華経とをぼしめせ』(P1295、「檀越某御返事」)と仰せの通り、職場をはじめ自分が活動する場所こそ、仏法実践の主戦場である。
戸田先生は、何より大事なのが「信用」だと、鋭く指導されていた。
それには、自分の為すことに確信を持つのだ。惰性と慢心を排し、何ものにも揺るがぬ自己を確立していくのだ、と。
アメリカの思想家エマソンは、「正しい努力が成功をおさめなかったためしはない」と言った。
真面目に信心を貫いての努力は、全てが人間革命の光となる。その戦いの中で、力強さも風格も、そして信用も磨かれ輝いていくことを忘れまい。
◎希望の明日へは、2009/04/13からスタートして、足掛け5年で完結しました。
今回からは、基本に返り「人生の座標」をお贈りします(^^♪
海外50カ国・地域の
若きリーダー来る。
燃える「求道」の心が
時代を変える。
共に人間革命の跳躍を!
2014年09月01日
下山御消息 P349
『余法華経の第五の巻の勧持品を拝見したてまつれば末代に入りて法華経の大怨敵三類あるべし其の第三の強敵は此の者かと見畢んぬ、便宜あらば国敵をせめて彼れが大慢を倒して仏法の威験をあらはさんと思う』
◇人生の座標
あいさつは、はつらつとした人間性の発露であり、伸びようとする精神の弾みである。
外交といっても人間の出会いから始まり、それはあいさつから始まる。大いなる友情の海原へと船出する、心の交流の門一汗こそ、あいさつにほかならない。
☆随筆民衆凱歌の大行進No.11 � 創価家族は威風堂々と
台風や集中豪雨による災害が相次ぐ中、広島、京都、兵庫など、各地の甚大な被害に対し、重ねてお見舞い申し上げます。
一日も早い地域の復旧を祈り、強盛に題目を送っております。
『大悪をこれば大善きたる』(P1300、「大悪大善御書」)——我らが生命に刻んできた御文である。
この妙法の強靭なる力を身に体して、わが東北家族も前進されている。
宮城県東松島市に住む長距離トラック運転手の壮年は、東日本大震災で夫人を亡くされた。
最愛の伴侶を突然失った悲しみ。気持ちの整理はつかない。それでも、逞しく成長する3人の子どもたちの姿に励まされたという。
ある日、壮年は、高校生になった長女に「お母さんとの宝物」を聞いてみた。娘さんは、きっぱりと答えたそうだ。
「小さい頃に、お母さんの膝の上で一緒に題目をあげたこと」
何ものにも壊されない宝。それこそ『心の財』なのだと、壮年はあらためて噛みしめ、わが子を立派に育んでくれた妻への感謝が溢れた。
子どもたちを後継の人材に育て上げ、一緒に戦い抜く。この妻との誓いを断じて果たすのだと、今日も壮年は大型トラックのハンドルを握る。
御書に『法華経は宝の山なり』(P1502、「薬王品得意抄」)と仰せである。一番苦しい時にこそ、妙法の功徳は、無量の宝の山の如く積まれていくのだ。
日蓮大聖人は、若き南条時光に『父母の恩』とともに『一切衆生の恩』を教えられている(P1527、「上野殿御消息」)。
広布の活動は、この『一切衆生の恩』を知り、報じていくことでもある。
私も、苦楽を分かち合い、正法流布の激戦を共に勝ち越えてくださった草創の同志の御恩は一つ一つ忘れ難い。人生の年輪を重ねるほどに、胸に温かく蘇ってくる。
病を抱えながら奔走する若き私を、無名にして無冠の庶民の父母たちは、真心から案じ、励ましを贈ってくださった。
8月24日——わが入信記念の日は「壮年部の日」である。私にとって、入信に導いてくださった師父であられる戸田城聖先生はいうまでもなく、偉大な先輩方に感謝を捧げる日でもある。
"宗教史上の奇跡"とも讃えられる沖縄創価学会の大発展にあっては、「四天王」と謳われる4人を中心とする壮年たちの「ヌチカジリ(命がけ)」の奮闘があった。
なぜ、あの残酷な戦争を生き抜いて、自分はここにいるのか。愛する沖縄に平和の楽土郷を築き上げるためだ——。
『今まで生きて有りつるは此の事にあはん為なりけり』(P1451、「弥三郎殿御返事」)との御金言のままに、広布に邁進していかれた。
あまりにも尊い、この学会精神の真髄を、誉れ高き沖縄の同志は見事に受け継いでくれている。
我ら創価家族には、世界一の太陽の母たちと共に、何と頼もしい「おやじさん」「おじさん」が光っていることか。
大切な同志のため、宿縁の地域の方々のため、仕事で疲れていても、一軒また一軒と歩き、笑顔と安心を届けてくれる。
とりわけ、支部長、地区部長、ブロック長をはじめ、最前線の壮年リーダーたちが、広宣流布という民衆の安全地帯の拡大をいかに担い、支えてくださっているか。
庶民の文豪・山本周五郎は後輩に呼びかけた。
「苦悩、困難、悪条件があって、こいつに体当たりをくれて、そうして生きてゆくところに張り合いがあるんじゃないでしょうか」と。
まさしく、万事において体当たりで苦難と戦い、「信心即生活」「仏法即社会」の道を切り開いているのが、わが壮年部の戦友たちなのである。
我らが誇り高く掲げたモットーには、「生涯求道の壮年部」「職場で勝利する壮年部」「地域貢献の壮年部」とある。
「現実社会で勝つ!」——これが壮年部の心意気である。
日蓮大聖人が『御みやづかいを法華経とをぼしめせ』(P1295、「檀越某御返事」)と仰せの通り、職場をはじめ自分が活動する場所こそ、仏法実践の主戦場である。
戸田先生は、何より大事なのが「信用」だと、鋭く指導されていた。
それには、自分の為すことに確信を持つのだ。惰性と慢心を排し、何ものにも揺るがぬ自己を確立していくのだ、と。
アメリカの思想家エマソンは、「正しい努力が成功をおさめなかったためしはない」と言った。
真面目に信心を貫いての努力は、全てが人間革命の光となる。その戦いの中で、力強さも風格も、そして信用も磨かれ輝いていくことを忘れまい。
◎希望の明日へは、2009/04/13からスタートして、足掛け5年で完結しました。
今回からは、基本に返り「人生の座標」をお贈りします(^^♪
2014.08.31 わが友に贈る
朝に勝つことから
価値ある一日の出発を!
小さくとも
その積み重ねが
人間革命の基盤となる。
上野殿御返事 P1546
『又日蓮が弟子等の中になかなか法門しりたりげに候人人はあしく候げに候』
◇箴言集より
「獅子の道」とは、正義に生き抜く、"師"と"弟子"の「師子の道」である。
何ものをも恐れず、一人立つ「勇者の道」である。
邪悪を打ち砕く「勝利の道」である。
また、どこまでも民衆を守り抜く「慈悲の道」である。
☆御書とともに� 第26回 世界は哲学のリーダーを待望
『南無妙法蓮華経の南無とは梵語・妙法蓮華経は漢語なり梵漢共時に南無妙法蓮華経と云うなり』(御義口伝、P708)
◇通解
南無妙法蓮華経の南無とは梵語(古代インドの言葉)であり、妙法蓮華経は漢語である。梵語と漢語があわさって南無妙法蓮華経というのである。
◇同志への指針
学生部の友と学び合った一節である。日蓮大聖人の仏法は「梵漢共時」であり、全世界の文化を尊重する。これが一閻浮提を照らす創価の道である——こう決意した俊英たちが皆、立派な指導者と育ってくれた。
今、世界広布新時代に集った、宿縁深い男女学生部の英才たちよ! 次の50年を頼む。人間主義の力あるリーダーを世界が待っている。
価値ある一日の出発を!
小さくとも
その積み重ねが
人間革命の基盤となる。
上野殿御返事 P1546
『又日蓮が弟子等の中になかなか法門しりたりげに候人人はあしく候げに候』
◇箴言集より
「獅子の道」とは、正義に生き抜く、"師"と"弟子"の「師子の道」である。
何ものをも恐れず、一人立つ「勇者の道」である。
邪悪を打ち砕く「勝利の道」である。
また、どこまでも民衆を守り抜く「慈悲の道」である。
☆御書とともに� 第26回 世界は哲学のリーダーを待望
『南無妙法蓮華経の南無とは梵語・妙法蓮華経は漢語なり梵漢共時に南無妙法蓮華経と云うなり』(御義口伝、P708)
◇通解
南無妙法蓮華経の南無とは梵語(古代インドの言葉)であり、妙法蓮華経は漢語である。梵語と漢語があわさって南無妙法蓮華経というのである。
◇同志への指針
学生部の友と学び合った一節である。日蓮大聖人の仏法は「梵漢共時」であり、全世界の文化を尊重する。これが一閻浮提を照らす創価の道である——こう決意した俊英たちが皆、立派な指導者と育ってくれた。
今、世界広布新時代に集った、宿縁深い男女学生部の英才たちよ! 次の50年を頼む。人間主義の力あるリーダーを世界が待っている。
2014.08.30 わが友に贈る
昼夜の温度差が
激しい時期だ。
寝冷えなどに注意し
賢明な体調管理を!
健康第一で進め!
妙一尼御前御返事 P1255
『夫信心と申すは別にこれなく候、妻のをとこをおしむが如くをとこの妻に命をすつるが如く、親の子をすてざるが如く子の母にはなれざるが如くに、法華経釈迦多宝十方の諸仏菩薩諸天善神等に信を入れ奉りて南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを信心とは申し候なり』
◇箴言集より
法のため、人のため、友のために尽くしたことは、結果的に全部、自分に返って来る。
仏法の世界にあっては、どんな目立たないことでも、一生懸命やりきった人が、だれよりも福徳で荘厳さえれていく。
これが仏法であり、信心ある。
激しい時期だ。
寝冷えなどに注意し
賢明な体調管理を!
健康第一で進め!
妙一尼御前御返事 P1255
『夫信心と申すは別にこれなく候、妻のをとこをおしむが如くをとこの妻に命をすつるが如く、親の子をすてざるが如く子の母にはなれざるが如くに、法華経釈迦多宝十方の諸仏菩薩諸天善神等に信を入れ奉りて南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを信心とは申し候なり』
◇箴言集より
法のため、人のため、友のために尽くしたことは、結果的に全部、自分に返って来る。
仏法の世界にあっては、どんな目立たないことでも、一生懸命やりきった人が、だれよりも福徳で荘厳さえれていく。
これが仏法であり、信心ある。
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