何があっても動じない
強い心に幸福は薫る!
そのための信心だ。
信行学の基本に徹し
金剛の生命を築こう!
撰時抄 P288
『日蓮が法華経を信じ始めしは日本国には一滞一微塵のごとし、法華経を二人三人十人百千万億人唱え伝うるほどならば妙覚の須弥山ともなり大涅槃の大海ともなるべし仏になる道は此れよりほかに又もとむる事なかれ』
【通解】
日蓮が法華経を信じ始めたことは、日本の国にとっては、一つのしずく、一つの小さな塵のようなものであるが、二人・三人・十人・百千万億人と唱え伝えていくならば、妙覚の須弥山ともなり、大涅槃の大海ともなるであろう。仏になる道は、これよりほかに求めてはならない。
〈寸鉄〉 2018年10月24日
友を思う慈悲から具体的智慧が生まれる—恩師。祈りは行動に移してこそ
社会部が結成45周年。使命の場所で栄光の旗を!「創価の世雄」の誇り高く
第2総東京婦人部の日。幸の太陽ありて地域は輝く!弾む命で連帯を拡大
「仏の恩重きが故に人を・はばからず」御書。報恩とは正義を語り抜くこと
平和は全民衆の願い。SGIは市民の声を人類の議会へ。きょう国連デー
☆「新・人間革命」と私 心に刻む珠玉の言葉 未来部長 赤須清志さん 2018年10月16日
◇次代の宝と「正義の道」を
世界の指導者を見ると、多くは、十代、二十代で、人生の哲学、思想、信念をもち、それを貫いて、三十代、四十代で、偉大な仕事を成し遂げております。
青春時代に、生き方の骨格をつくり、さらに完成させていくところに、確かな人生の道があります。
(第9巻「鳳雛」の章)
◇時代背景
1964年(昭和39年)6月、高等部と中等部の設置が発表された。まず高等部が各地に順次結成。続いて、翌年1月に中等部、同年9月には少年部(後の少年少女部)も誕生した。次代を担う若き力の育成に心血を注ぐ山本伸一。その魂に触れ、鳳雛たちは尊き使命に奮い立っていく。ここから、後継の大河の流れは一段と開かれていった。
「苗を植えなければ、木は育たない。大樹が必要な時になって苗を植えても、手遅れだ。手を打つべき時を逃してはならない。そして、最も心を砕き、力を注がなくてはならないのは、苗を植えた時です。枯れずに、ちゃんと根を張って伸びていけるのか、太陽の光が当たるのか、水や肥料は十分に行き渡っているのか、よく見ていく必要がある」——高等部結成の意義について山本伸一が語った言葉ですが、この「鳳雛」の章には、未来部育成の要諦が随所にちりばめられています。
未来部は、池田先生が第3代会長に就任後、最初に結成された部です。創価学会の将来、そして世界の希望の未来を開くために、次代を担う未来部員の成長に常に心を砕かれ、命を削って励ましを送り続けてくださいました。その師の心は、今も全く変わらないと実感します。
今年8月、47都道府県から男女高等部員の代表800人が創価大学に集い、「全国未来部夏季研修会」が盛大に開催されました。台風の影響で1泊2日に短縮されたものの、先生はメッセージで「夢に挑む勇気のバトン」「恩に報いる誓いのバトン」「平和を創る友情のバトン」を手渡したいと呼び掛けてくださるなど、常に師の心を感じる研修会となりました。
また、2日目に行われた未来部大会では「鳳雛飛翔」という先生が認められた書が披露されました。「鳳雛」は「鳳凰の雛」の意味で、先生が後継の友に"次代の大指導者に育ちゆけ"と期待を込めた呼称です。参加したメンバーは皆、そうした師の心を命に刻み、「先生の期待を思うと、頑張ろうとする勇気が湧きます」「勉強や勤行・唱題に挑戦したり、親孝行をしたり、自分を変えていく努力をしようと思いました」と、口々に決意を語っていました。
本年は、未来部歌「正義の走者」発表から40周年。今こそ、宝の未来部に先生の心を伝え、励ましの光を送りながら、2020年、そして学会創立100周年の2030年に向かって、共に「正義の道」を走り抜いていく決意です。