2018年10月17日水曜日

2018.10.17 わが友に贈る

「いかなる時も・
つねは・たいせず」
持続に勝る「力」なし。
不撓不屈の姿にこそ
信仰の実証は輝く!

西山殿御返事 P1474
『夫れ雪至つて白ければそむるにそめられず漆至つてくろければしろくなる事なし、此れよりうつりやすきは人の心なり、善悪にそめられ候、真言禅念仏宗等の邪悪の者にそめられぬれば必ず地獄にをつ、法華経にそめられ奉れば必ず仏になる』

【通解】
雪は、極めて白いものであるから、染めようにも染めることができません。漆は、極めて黒いものであるから、白くなることはありません。 雪や漆と違って移り変わりやすいものは、人間の心です。善にも悪にも染められるのです。真言宗、禅宗・念仏宗等の邪悪の者に染められてしまうならば、必ず地獄に堕ちます。法華経に染められるならば、必ず仏になることができます。

〈寸鉄〉 2018年10月17日
SGIは文化交流を通し相互理解広げる—識者。心を結ぶ!これ平和の道
板橋の日。大東京に光る人材の錦州城。足取り軽く友情対話の黄金の橋を
学会の青年を軟弱にしたくない—恩師。全ての勝利は自分に勝つことから
トキの放鳥10年。大空を彩る新時代の日中友好の象徴に。永遠に舞いゆけ
「野外でもゲーム機」5割—子供の遊び方調査。親子で利用の規則決め賢く

☆「新・人間革命」と私 心に刻む珠玉の言葉 SGI理事長 大場好孝さん 2018年10月4日
◇「新時代の山本伸一」の心で
皆さん方は、どうか、自分自身が花を咲かせようという気持ちでなくして、全世界に妙法という平和の種を蒔いて、その尊い一生を終わってください。私もそうします。
〈第21巻「SGI」の章〉

◇時代背景
1975年(昭和50年)1月26日、世界51カ国・地域の同志の代表158人がグアムに集い、第1回「世界平和会議」を開催。SGI(創価学会インタナショナル)が結成され、全参加者の総意で山本伸一がSGI会長に就いた。また恒久平和の創出を誓う「平和宣言」を採択。会場には伸一が励まし、育んできた各国のリーダーが集っていた。

世界の平和を実現するためには、国や地域を超え、世界が連帯しなければならない。この決意のもと、SGIは太平洋戦争の戦禍に苦しんだグアムの地で誕生しました。
席上、山本伸一は"自らも平和の種を蒔く"との決意とともに語りました。「私は、ある時は同志の諸君の先頭にも立ち、ある時は側面から、ある時は陰で見守りながら、全精魂を込めて応援していくでありましょう」
この言葉のままに、今も友の幸福を祈り、激励し続けてくださる池田先生。そのお心は変わらないと感じます。さらに先生は、SGIが誕生した「1・26」に毎年、平和提言を発表。世界を結ぶSGIの使命を常に示し続けてくださいました。SGIの連帯は結成当時の51から192カ国・地域へと発展しましたが、これは、先生が陣頭指揮を執ってくださったからにほかなりません。
現在は、アフリカで教学試験が行われるなど、日蓮仏法を世界中の人々が学ぶ時代になりましたが、「SGI」の章にはいくら時代が変わろうとも、私たちSGIが永遠に心に刻むべき指標が示されていると思います。
それは団結です。私自身も海外の訪問団として出発する際、先生から、「SGIは一に団結、二に団結、三に団結でいくんだよ」と教えていただいたことがありますが、章の中では、"広布は、師弟という縦糸と同志の連帯という横糸が組み合わさって進む"ことが、さまざまな視点からつづられています。
SGI結成の舞台となったグアムの建物の前には今、記念碑が設置され、そこには「平和ほど、尊きものはない。平和ほど、幸福なものはない。平和こそ、人類の進むべき、根本の第一歩であらねばならない」との小説『新・人間革命』の冒頭の一節が刻まれています。
SGIの源流の地で結ばれた『新・人間革命』との縁——それを象徴するように今、世界の友は小説を学びながら、"新時代の山本伸一は私!"との心意気で広布を進めています。これからも世界の友と深く学び合い、固きスクラムで平和の世紀を築いてまいります。

☆「新・人間革命」と私 心に刻む珠玉の言葉 男子部長 志賀昭靖さん 2018年10月6日
◇師子となって広布を担い立つ!
私の行くところは、事態、状況は、いつも最悪だった。そのなかで、勝って、戸田先生にお応えしてきた。
それが弟子の道だ。ポーズだけの、遊び半分やふざけ半分の青年など、学会には必要ない。君も立て! 断じて立つんだ。見ているぞ!
〈第8巻「宝剣」の章〉

◇時代背景
1963年(昭和38年)の夏、山本伸一は広布の未来を決する青年の育成に全力を注いでいく。7月6日には、静岡・伊豆で行われた男子の人材グループ「水滸会」の野外研修に出席。指導会では、恩師・戸田城聖先生の広宣流布の構想を現実のものとしてきた自身の青春時代を振り返りながら、渾身の励ましを送っていった。

万代に崩れぬ広布の大河を築くには、青年をどこまでも大切にし、励ましを送り、育てていく以外にない。「宝剣」の章には、その烈々たる信念がつづられています。
「伸一は、青年の育成に命をかけていた。人間の命には限りがある。一代限りでは大業は成就しない。ゆえに、人を育て、残すことのみが、広宣流布を成し遂げる唯一の道であるからだ」と。
この言葉のままに、池田先生はこれまで、世界中の青年たちに慈愛を注がれ、「世界広布」という未聞の大道を切り開いてこられました。
また、この章には、青年たちが広宣流布の全責任を担い立つ人材へと成長していくために不可欠な、いくつもの指標が示されています。
例えば、担当する組織で拡大が進まずに悩む青年の質問に対しては、蒲田支部の支部幹事として弘教の金字塔を打ち立てた自身の体験を通しながら、広布に「一人立つ」姿勢を強調されました。
さらに研修の中では、どんな苦難に遭遇しても信心を貫く「不退転」の姿勢や、信心とは常に自身の弱い心を打ち破っていく「仏と魔の闘争」であることなどを教えてくださっています。
偉大な師に連なり、師の指導通りに戦う。これが永遠に変わらぬ男子部の魂であり、広布と人生の勝利を開く直道です。
先月、男子部は「全国県区圏男子部長研修会」を行い、北海道や九州の離島をはじめ、全国のリーダー2000人が一堂に会しました。
研修会では、それぞれの地域を担うリーダーが語らい、互いに触発し合いながら、さらなる広布伸展に「一人立つ」決意を深め、「不退転」の信心を約し合いました。
列島各地で拡大を誓う大学校生の連帯は、昨年の倍となりました。先生の心をわが心として戦うリーダーが、こうした若き人材たちと共に進む中で、広布はさらに加速していくと確信します。
まずは広宣流布大誓堂完成5周年の11月へ、弘教・人材拡大の金字塔を打ち立ててまいります。そして今こそ、常に広布の先頭を走る師子の陣列を築く決意です。