一緒に「祈り」「動き」
「学ぶ」ことこそ
人材育成の要諦だ。
後輩や新たな同志を
自分以上に輝かせよう!
最蓮房御返事 P1341
『日蓮末法の初の五百年に生を日域に受け如来の記文の如く三類の強敵を蒙り種種の災難に相値つて身命を惜まずして南無妙法蓮華経と唱え候は正師か邪師か能能御思惟之有る可く候』
【通解】
日蓮が末法の初めの五百年に生を日本に受け、如来の予言の通り、三類の強敵による迫害を受け、種々の災難にあって、身命を惜しまずに南無妙法蓮華経と唱えているのは、正師であるか邪師であるか、よくよくお考えいただきたい。
〈寸鉄〉 2018年10月23日
192カ国に広がるSGIの連帯で平和は進むと確信—博士。共生世紀の希望
関東で盛大に全国男子部幹部会。見事なる弘教の金字塔。敢闘精神は脈々
広宣流布をし抜く学会員こそ崇高な仏—戸田先生幹部は戦う同志に最敬礼
魚を食べない人、大動脈疾患等の死亡リスク倍増と。聡明な食生活忘れず
「失敗」に学んだから成功できた—日本の受賞者。不屈の挑戦に創価の魂も
☆「新・人間革命」と私 心に刻む珠玉の言葉 ブラジル婦人部長 メイリ・ヒラノさん 2018年10月13日
◇"広布のパイオニア"の誇り胸に
幹部として大切なことは、自分が花となり、実となろうとするのではなく、後に続く同志のために、ブラジルの土になるのだという決意です。そして、学会とともに、広布とともに生きる人生のすばらしさを、皆に伝え切っていくことです。
〈第1巻「開拓者」の章〉
◇時代背景
1960年(昭和35年)10月に始まった平和旅の舞台はブラジルへ。19日の午前1時過ぎ、サンパウロの空港に到着した山本伸一をブラジルの同志が出迎えた。翌日には座談会へ。過酷な生活を送る日系移住者らの話に耳を傾けた伸一は、信心の重要性を語る。席上、ブラジルに海外初の支部を結成することを発表。嵐のような拍手に包まれた。
「行く、絶対に行く。もし、倒れるなら、倒れてもよいではないか!」——体調を著しく崩す中にあって、周囲の反対を押してアメリカからブラジルに入った山本伸一。「開拓者」の章には、このブラジルを舞台に、渾身の励ましを重ねる模様が描かれています。
当時、ブラジルの会員は100世帯ほど。入会して年月が浅いメンバーばかりでした。過酷な生活環境の中でも、妙法を抱き締めて苦闘する同志に、伸一は大確信で語っています。
「皆さんは、それぞれの事情から、たまたまこのブラジルにやって来たと思っているかもしれない。しかし、そうではありません。地涌の菩薩として、ブラジルの広宣流布のために、この国の人びとを幸せにし、ここに永遠の楽土を築くために生まれてきたんです。いや、日蓮大聖人に召し出された方々なんです」
失意に沈んでいた友の胸に、使命と勇気の炎がともった瞬間でした。
また、この章には"後に続く同志のため"というリーダーが持つべき心構えや、宿命を使命に変える願兼於業の生き方、さらには、"地涌の菩薩の使命に目覚める時に、幸福の人生が開かれる"といった勝利の方程式が示されています。
小説に描かれている通り、池田先生は58年前、ブラジルを初訪問され、不惜身命の決意でブラジル広布の未来を大きく開いてくださいました。
この時、先生が教えてくださった心のままに、ブラジルの同志は"世界広布のパイオニア"の誇りで信頼を広げ、良き市民の連帯を拡大。その中で、先生に150以上の名誉州民・市民証などが贈られていることは、私たちの最高の誉れです。
先生が開かれた広布の大道を、さらに開いていくのは、青年部・未来部にほかなりません。今こそ、私たちリーダーが、「信心に不可能はない」との絶対の確信を「ブラジルの土」となって、後継の友に伝え残していく時だと感じています。
どこまでも師弟の道を歩み、未来の宝を育てながら、広布開拓の新たなドラマをつづりゆくことをお誓いします。