2018年8月16日木曜日

2018.08.16 わが友に贈る

家族や親戚との
温かな交流を大切に!
和楽の家庭は幸福の源。
日頃の感謝の思いを
言葉と行動で表そう!

日女御前御返事 P1247
『何に況や父母国王に百千万億倍まされる世間の師をや、何に況や出世間の師をや、何に況や法華経の御師をや』

【通解】
父母や国王よりも、百千万億倍優れた世間の師匠に背けば、なおさらである(必ず天に捨てられ、地獄に堕ちる)。さらに、出世間(仏法)の師に対して、まして、法華経の正しき師匠に背く罪は、いかに大きいであろうか。

〈寸鉄〉 2018年8月16日
人と人の繋がり育む学会は日本社会の希望—教授今日も溌剌と友のもとへ
我らは惨劇忘れない!青年部が戦没者法要。この若き連帯が平和世紀の光
「可愛そう」だけでは人は救えぬ—恩師。共に悩み、共に祈る。その姿に仏法
独居の高齢男性、近くで頼れる人いないが3割。心結ぶ周囲の声掛けが鍵
熱中症の搬送者、1週間で7千人超と。人ごとと油断せず!万全の予防を

☆歌声高く 第12回 正義の走者
◇創価のメロスよ、誓いの道を
友との約束を守るため、彼は走った。
度重なる困難に力尽き、諦めそうになっても、「私を、待っている人があるのだ」「私は、信頼に報いなければならぬ」と、自らを奮い立たせながら——。
太宰治の名著『走れメロス』の主人公の力走に、池田先生は、誓いの道をひた走る未来部の宝友の姿を重ねた。
第1次宗門事件という、創価の師弟の絆が分断されようとした障魔の嵐の中で、先生が"創価のメロス"たる後継の友に贈った歌がある。
その名も「正義の走者」——。
先生が作詞の筆を執ったのは、40年前の1978年7月23日。場所は岡山文化会館(現・岡山南文化会館)であった。
未来部は全員が創価の大切な後継者である! 21世紀の広宣流布のバトンを託す正義の走者である!
先生の万感の思いは、瞬く間に歌詞となってあふれ出た。
1、2番では、"自身の心を制覇し、信義を生涯貫く"大切さ、"一人立つ信念の人生に、最も美しい友情が生まれる"ことを歌詞にしていく。そして3番の最後の言葉は、既に決めていた一節「ああ柱たれ 我等の時代の」に。
「皆が自分の世代の広宣流布に責任をもち、信頼の柱となり、友情を広げていくなかに、仏法の人間主義の着実な広がりがある」との思いを託した。
そして同日夕刻、「できたよ!」と、当時の高等部長に、完成したばかりの歌詞を書いた紙が手渡されたのである。
その後、四国で曲がつけられ、新・高等部歌として8月1日付の聖教新聞で発表されると、全国の部員の喜びが爆発。
2日後の8月3日には、第11回高等部総会(立川文化会館)の席上、部歌が初めて披露された。
先生は語っている。
「私は、愛する後継の皆さんが、一人も残らず、正義と勝利の人生を生き抜いてくれることを信じ、祈って、『正義の走者』を贈りました」
「『正義の走者』は私の遺言であります」
「正義の走者」は、友から友へ、親から子へと歌い継がれていく。2010年7月には、池田先生が歌詞を加筆し、「未来部歌」として生まれ変わった。
誕生40周年の今夏、未来部を中心とした各地の集いで、「正義の走者」の歌声が高らかに響きわたっている。
勉強に、クラブに、親孝行にと、自らが決めた道を突き進む友もいる。一方で、友人との関係や家族の病など宿命の嵐に悩み、立ち止まる人もいるかもしれない。
だが君たち、あなたたちには、順風の時も逆境の時も、変わらずに皆の成長を信じ、祈り、励まし、待っている師匠がいる。
メロスは言う。「走るのだ。信じられているから走るのだ」
後継の友よ、走れ! 自分のために。平和のために。信じてくれる師匠のために。

MEMO
「正義の走者」の誕生の淵源や意義は、小説『新・人間革命』第28巻「広宣譜」の章や、SOKAチャンネルVOD(ビデオ・オン・デマンド)の番組「未来に羽ばたく君へ——池田先生と未来部」で紹介されている。また、VODでは同歌のコーラス入り映像を配信している。VODが利用できる会館等や「SOKAチャンネル モバイルSTB」で視聴できる。

一、我れ今あとを 継がんとて
  心凛々しく 時待たん
  この身の彼方は 新時代
  躍る舞台と 今強く
  学べ尽くさん 正義の道をば

二、君も負けるな いつの日か
  共々誓いし この道を
  嵐も吹雪も いざや征け
  これぞメロスの 誉れなり
  ああ万感の 時待たんと

三、この世の誇りと 使命をば
  情熱燃ゆる 君もまた
  勝利の旗の 走者なり
  花の輪広げん 走者なり
  ああ柱たれ 我等の時代の