2018年7月18日水曜日

2018.07.18 わが友に贈る

未来部は一人も残らず
使命深き大人材だ!
真心のエールで
世界の希望を育てよう!
共に成長と躍進の夏に!

薬王品得意抄 P1501
『法華経は闇夜の月のごとし法華経を信ずれども深く信ぜざる者は半月の闇夜を照すが如し深く信ずる者は満月の闇夜を照すが如し』

【通解】
法華経は、闇夜の月のようなものである。法華経を信じても、深く信じない人は、半月が闇夜を照らすようなものである。
深く信じる人は、満月が闇夜を照らすようなものである。

〈寸鉄〉 2018年7月18日
会長は慈悲の教師であり相互理解の旗手—学長。人間を結ぶ大行動に続け
統監部の友に感謝。一枚の紙は一人の"生命"。正確な推進が広布万年の礎
「言をも惜まず人をも憚らず」御書。青年よ堂々と語れ!折伏精神を赤々と
元大統領生誕100年。「厳しい戦いが私達を鋼の如くした」。人権の闘士は強し
続く猛暑。室内でも熱中症に。早めの冷房利用、水分・塩分補給で賢く予防

☆世界広布新時代第36回本部幹部会 九州総会から(要旨) 原田稔会長
「一人」を大切にした創価三代の師弟
勇気の祈りで仏縁を広げよう
一、「世界広布新時代第36回本部幹部会」ならびに「九州総会」の開催、誠におめでとうございます(拍手)。
本日は、13カ国・地域から109人のSGIメンバーも参加されています。遠いところ、ようこそお越しくださいました。
一、初めに、西日本を中心とする豪雨に際して、被災された皆さまに衷心よりお見舞いを申し上げます。学会としても、本部をはじめ各地で対策本部を立ち上げ、会員の安否確認や被災状況の把握に全力を挙げております。全国の同志の皆さまと共に、ご無事と一日も早い復旧を心からお祈りしております。
一、さて、ノーベル平和賞受賞者のエスキベル博士と、SGI会長である池田先生による共同声明の国際記者発表会が、先月、イタリアの首都ローマにあるイタリア国際記者協会で開催されました。これにはエスキベル博士が自国アルゼンチンから駆け付け、池田先生の代理である池田博正SGI副会長と共に、共同声明「世界の青年へ レジリエンス(困難を乗り越える力)と希望の存在たれ!」を発表しました。
核兵器の廃絶、難民、気候変動など、人類が直面する喫緊の諸課題に触れながら、全ての若者に連帯と行動を呼び掛ける声明は、今、世界中で大きな反響を呼んでいます。
イタリア、フランス、スペイン、アルゼンチン、ブラジル、キューバ、韓国などの新聞やオンラインニュース等で報道され、さらに、イタリアの雑誌「イル・ミオ・パーパ」は、エスキベル博士へのインタビューと共に、記者発表会の模様を写真入りで紹介。スペインのマドリード宗教間対話協会は、公式ホームページで共同声明を紹介しました。
さらに、翌日の記念イベントに来賓として参加したローマ教皇庁のシルヴァーノ・トマーシ教皇大使は、「この声明が、社会の現実を周縁から見るなど、多くの点でフランシスコ教皇の洞察と響き合っていることをうれしく思います。新しい世代の人々こそが、病める地球を変革する道を開いていけるのです」と語っております。
声明では、こう呼び掛けられました。「青年たちが人々と共に団結し、生命の尊厳を守り、不正義と闘い、肉体と精神、そして自由のための糧を分かち合うこと——。私たち、アドルフォ・ペレス=エスキベルと池田大作は、現代および未来の社会のため、新しい希望の夜明けを開くため、それが不可欠だと考える。
青年たちがその行動を広げていくならば、揺るがぬ人類の普遍の精神的遺産と、『公正』や『連帯』に基づく新たな世界を構築できることを確信してやまない」
まさに、その主役こそ創価の青年、世界中に躍り出た池田門下生であります。
「新しい希望の夜明け」は、私たちが開く——こう固く誓い合いたいと思います(拍手)。
一、エスキベル博士は、記者発表会の日、"人は100歳まで青年でいられる"と、すがすがしい笑顔を見せておられたそうです。
来る8月6日は、池田先生が小説『新・人間革命』の執筆を開始してくださってから25周年。25年前、池田先生は『新・人間革命』の「はじめに」に、つづられました。
「自身のこの世の使命を果たし抜いてこそ、まことの人生である。かのゲーテも、ユゴーも、また、トルストイも、八十余歳にして、なお、生き生きとして働き、信念のペンを執り続けた。私は六十五歳であり、まだまだ若い」と。
そして、この四半世紀、嫉妬の坊主と反逆の輩による攻撃もありました。一部政治家や俗悪なマスコミが結託しての宗教弾圧の謀略もありました。全て池田先生が矢面に立たれ、かつ、世界広布の前進も陣頭指揮を執ってくださいました。
その激闘の間隙を縫って、先生はペンを執られ、私たち一人一人に励ましの手紙をつづり、今なお、つづり続けてくださっているのであります。
このご恩に報いようとするならば、池田先生と同じ心——すなわち「まだまだ若い」との青年の心で、「自身のこの世の使命」を果たし抜いていかなければならないと思います。
一、思えば牧口先生は、70歳にして自ら九州の地を訪れ、ある時は、東京で入会した学生たちの両親へあいさつに出向くなど、「一人」への大誠実を貫かれました。
ご高齢を押して、3等列車の硬い座席に揺られての、片道だけで丸一日がかりの長旅です。そうした苦労などものともしない、一人また一人と仏縁を結ぶ行動によって、広布の種は厳然とまかれました。
そして、同じく「一人」を大切にし抜いた戸田先生が、幸福の花園を日本中に拡大され、さらに池田先生が世界中に拡大された——それが、創価三代の師弟を貫く"伝統"です。
かつて池田先生は、ご指導くださいました。「いろいろな活動があるけれども、大事なことは折伏精神なんだよ。根本に折伏精神があるかどうか。それがあって初めて、さまざまな取り組みも、地についた活動になる」
根本に、折伏精神があるかどうか。それは、相手の心に仏の種をまこうという、「祈り」によって決まります。
その祈りさえあれば、いかなる戦いであれ、私たちの一回一回の出会いは、必ず仏縁となります。ゆえに、一切を仏縁拡大のチャンス、また幸福拡大の仏道修行と捉えて、信心根本、唱題根本に挑んでいきたい。
池田先生のご指導を胸に、この夏、全国を舞台に友好を大きく拡大し、一対一の対話から、勝利の頂へ、挑戦の歩みを開始していこうではありませんか(拍手)。