2018年12月1日土曜日

2018.12.01 わが友に贈る

本年の総仕上げへ
団結固く前進しよう!
幸福のスクラムを
仲良く賑やかに広げ
明年の勝利へ先駆!

曾谷二郎入道殿御返事 P1069
『爰に貴辺と日蓮とは師檀の一分なり然りと雖も有漏の依身は国主に随うが故に此の難に値わんと欲するか感涙押え難し、何れの代にか対面を遂げんや唯一心に霊山浄土を期せらる可きか、設い身は此の難に値うとも心は仏心に同じ今生は修羅道に交わるとも後生は必ず仏国に居せん』

【通解】
思えば、貴辺と日蓮とは、師檀(師匠と檀那)の一分である。しかしながら、煩悩のある肉身は、国主に従うものであるがゆえに、あなたも、この(蒙古襲来の)難に遭おうとしているのであろうか。感涙を抑えることができない。いずれの世に、あなたとふたたび対面を遂げることができるであろうか。ただ一心に、霊山浄土に行くことを期されるべきであろう。たとえ、身は、この難に遭ったとしても、あなたの心は仏心と同じである。今生は修羅道に交わったとしても、来世は必ず仏国に住むことができるであろう。

〈寸鉄〉 2018年12月1日
「未来部勝利月間」開幕!君達こそ創立100周年の主役。温かな励ましを皆で
県歌発表40周年の茨城が勇戦。共に凱歌の人生を。つくば、土浦、勝ち上がれ
千葉県婦人部の日。旭日の母の祈りは無敵。地域照らす対話の陽光を拡大
僕ら一人一人が無限の存在—詩人。信仰とは挑戦の異名。さあ、今日も前へ
冬の省エネ総点検の日。温度設定見直し等できることから。師走の今こそ

☆大白蓮華巻頭言 2018年12月号 「皆仏になれ」と功徳満開に!
仏道修行は、峻厳なる「冥の照覧」に包まれている。
ゆえに信心の世界の苦労だけは、一切合切、無駄がない。
御聖訓には、「雨ふり・かぜふき・人のせいするにこそ心ざしはあらわれ候へ」(1548ページ)と示されている。
自然災害が打ち続いた今年も、わが同志は、まさに雨にも風にも負けぬ「心ざし」で広布に走り抜いてくれた。
御本仏・日蓮大聖人の御賞讚はいかばかりであろうか。
「極楽百年の修行は穢土の一日の功徳に及ばず」(329 ページ)との一節に照らし、我らは一年一年、極楽の百千万年分もの功徳を積みゆく大闘争の年輪を刻んでいるのだ。
一人一人の奮闘と陰の労苦を労い、新年へ出発しょう!
「ほむれば弥功徳まさる」(1242ページ)と仰せの通り、称え合う真心に、自他共の喜びと力が漲っていくからだ。
今や、この希望のネットワークは全地球に広がった。先駆の夫妻を激励された御書には「国中の諸人・一人・二人・乃至千万億の人・題目を唱うるならば存外に功徳身にあつまらせ給うべし」(1241ページ)とお約束である。
座談会での体験談が集った友に波動を起こすように、 世界広布が進めば進むほど、その大功徳は、大海の如く、須弥山の如く、創価家族の皆の生命に集まり具わるのだ。
だからこそ戸田先生は、「学会と共に生き抜いてごらん。今の悩みは、必ず全部、功徳に変わる。その人間革命の歓喜で人類の幸福と平和に尽くすんだよ」と励まされた。
なかなか結果が出なくとも、また、高齢や病気などで 動けなくとも、妙法で結ばれた異体同心の連帯と一緒であれば、永遠に「常楽我浄」の軌道を上昇できるのだ。

大聖人は若き南条時光に「一切衆生の恩」を明かされ、「生生世世に皆恩ある衆生なれば皆仏になれと思ふべきおしなり」(1527ページ)と教えられた。
新しい一年も、我らは「皆仏になれ」と祈りを込めて、広宣流布、立正安国の対話に勇んで挑みゆこう!
楽しく朗らかに仏縁を結びながら、「悪を減し、善を生ずる」功徳の花を満開に咲き薫らせようではないか!

風雪に
 宝樹と伸びゆく
  君なれば
 功徳と勝利の
  年輪 刻めや