2018年12月15日土曜日

2018.12.15 わが友に贈る

かつてない決意こそ
最高の歴史を築く力だ。
ゆえに目標を明確に!
清新な息吹をみなぎらせ
明年へ先駆しよう!

法蓮抄 P1047
『法蓮上人の御功徳は過去聖霊の御財なり、松さかふれば柏よろこぶ芝かるれば蘭なく情なき草木すら此くの如し何に況や情あらんをや又父子の契をや』

【通解】
法運上人(曽谷教信)の御功徳は、亡くなられた聖霊(父)の御財です。松が栄えれば柏が喜び、芝が枯れれば蘭が泣きます。情のない草木ですら、このようなのです。
まして情のある者はいうまでもありません。また、父子の契りの間柄も、そうなのです。

〈寸鉄〉 2018年12月15日
「日蓮等の類は不軽なり」御書。眼前の友を励まし、尽くす。これ仏法の真髄
いくら踏みつけられても伸びゆくのが青年—戸田先生。艱難に喜び勇んで
会場の提供者、ご家族の方に感謝の言葉を。地域の宝城ありて広布は伸展
年賀状の受け付け開始。旧交温め、友情育む好機。一葉、一筆に心を込めて
中学生10人に1人が不登校傾向。子の笑顔こそ国の希望なり。皆で激励を

☆新時代を進む 第33回 ロマンの青春凱歌の人生
女子部の訪問ロマン総会が、日本全国で楽しく、にぎやかにスタートした。
さあ、友のもとへ!
祈って動けば、希望のドラマが始まる。ロマン輝く青春の語らいが生まれる。友情の花園と咲き薫る。
「常にかたりあわせて」(御書900ページ)と仰せ通りの華陽姉妹のスクラムを、御本仏・日蓮大聖人がどれほどご賞讃であろうか。
「御義口伝」には、「南無妙法蓮華経と唱え奉るは自身の宮殿に入るなり」(同787ページ)と示されている。
世界一の生命哲学を友に贈ることは、一人一人の幸の宮殿を輝かせ、社会に歓喜の光を広げゆくことだ。
なかなか会えない人もいる。心ない反応が返ってくる場合もあるだろう。
しかし、真心からの声は種となって、相手の命の大地に蒔かれている。いつか必ず花開く時が来るのだ。
最高の仏道修行に励む誇りに胸を張り、賢く朗らかに進んでいただきたい。
学会活動で「心の財」を積む日々ほど、尊貴な青春があろうか。誠実にして福運ある女性には、誰も敵わない。
昭和57年3月、あの長居陸上競技場での関西青年平和文化祭で反転攻勢の大行進を開始した直後、私は、関西の女子部の友に指針を贈った。
「健康」「教学」「余裕」「教養」「唱題」の五つである。
当時の乙女たちが、今や「常勝の太陽の母」となって皆を包んでくれていることも、うれしい限りだ。
— ◇ —
御書には、「真の友でなければ、誰が訪ねてくれるであろうか」(1554ページ、通解)とも記されている。
人を励ませば、自分も励まされる。人を照らせば、互いの未来が明るく晴れる。
労をいとわず、足を運び、声を掛ける創価の励ましは真の友情の発露なのだ。
人と会う。友と語る。それが広布の地盤となる。
師走から新年にかけて、普段はできない語らいや、旧交をあたため、親族とあいさつする機会もあろう。
新しい時代は、心通う対話で開かれる。生命の交流から智慧が湧き、力が倍加する。生き生きと、心広々と仏縁を結んでまいりたい。
— ◇ —
先月、豊島区巣鴨の東京戸田記念講堂が新装され、近隣や地元の方々も喜んでくださっている。
ある年の師走、戸田先生は思い出深き豊島公会堂で叫ばれた。
——全同志が功徳を受け切った姿を、さらに全世界へ示していきたい、と。
さあ、共々に人間革命の勝利の光をいやまして放ち、「凱歌の人生」を堂々と飾りゆこうではないか!

☆青春勝利の大道 第51回 新しい年へ新しい生命で
◇絶対無事故の年末年始を
世界の青年部が固くスクラムを組んで、この一年、幸福と平和の大波を、地球社会に一段と広げることができた。
本当にありがとう!
明年へ出発する師走は、多忙で事故や火災も起きやすい。
日蓮大聖人は、「神の護ると申すも人の心つよきによるとみえて候」(御書1186ページ)と仰せだ。
「断じて魔を寄せ付けない」との強盛な祈りを根本に、「前前の用心」(同1192ページ)を怠らず、油断を排していただきたい。
とくに女子部の皆さんは、帰宅が遲くならないように!「信心即生活」の聡明なリズ厶で、絶対無事故を勝ち取り、健康第一の前進であれ!
感謝の心を伝えよう

◇感謝の人に「栄光」は輝く。
一年を振り返り、お世話になった方々に感謝の心を伝えよう。
年末年始だからこそ会える人もいる。年賀状で心も結べる。
人間性あふれる振る舞いに、仏法の精神は脈動する。
戸田先生は明快に語られた。
「大事なのは、人間としての外交である。どんどん人と会って、友情を結んでいきなさい。すべて、勉強だ。また、それが広宣流布につながるのだ」
楽しく心はずむ出会いから、自他共の偉大なる人間革命の歩みは始まるのだ。
旧交を温め、新たな友情を育み、信頼の絆を広げゆこう!青年よ、「誠実」で勝て!