2018年12月9日日曜日

2018.12.09 わが友に贈る

◇今週のことば
「仏の如く互に敬うべし」
一年の検討を讃え合い
歓喜あふれる座談会を!
会場のご家族に感謝し
「勝利の年」へ出発だ!
2018年12月9日

唱法華題目抄 P14
『法華経を強いて説き聞かせて毒鼓の縁と成す可きか然らば法華経を説いて謗縁を結ぶべき時節なる事諍い無き者をや』

【通解】
法華経を強いて説き聞かせて毒鼓の縁となすべきである。そうであれば法華経を説いて謗縁を結ぶ時代であるから争いが無い者はいない。

〈寸鉄〉 2018年12月9日
会長の哲学に触れて感動しないわけがない—総長後継よ学べ。大いに語れ
貴女の姿で悲しみの世界を明るく—文豪。広布に走る女子部こそ希望の光
「天魔・外道が病をつけてをどさんと心み候か」御書。強く祈り、打ち破れ
就寝前のパソコン・飲酒・喫煙で睡眠の質は悪化。多忙な時ほど規則正しく
仕事でのやりがい、1位は人からの感謝の言葉。たたえ励ます組織は発展

☆四季の励まし 人間革命の劇を今ここから 2018年12月2日
1964年(昭和39年)の
きょう12月2日、
私は最も戦火に苦しんだ沖縄の地で
小説『人間革命』の筆を起こした。
「戦争ほど、残酷なものはない。
戦争ほど、悲惨なものはない……」
世界不戦は、わが魂の叫びである。
その思想を、
人々の胸中深く打ち込み、
友情の橋を懸けるために、
私は、書き続けてきた。

すべては、
自己自身の変革から始まる。
生活も、事業も、
教育も、政治も、
また経済も、科学も、
いっさいの原点は人間であり、
自己自身の生命の変革こそが
すべての起点となる。

人の幸福を祈れば、
その分、自分が幸福になっていく。
人の健康を祈れば、
その分、自分の健康も守られる——
これが妙法の不思議な力用である。
「利己」と「利他」の
どちらに力点があるかで、
人間の偉大さは決まる。
信心が本物かどうかも決まる。
皆さまは、
法のため、友のため、
真剣に祈り動いて、
「利己」から「利他」へと、
ダイナミックな生命の転換を、
偉大なる人間革命を
実現していただきたい。

人間革命の舞台は、
どこか遠くにあるのではない。
「今ここ」にある。
そのドラマは、
いつか始まるのではない。
眼前の課題に、勇んで祈り、
立ち向かう。
この一瞬から幕を開けるのだ。
真剣勝負の戦いの中にこそ、
人間革命がある。

「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする」——小説『人間革命』『新・人間革命』に貫かれた主題である。
54年前のきょう、池田大作先生は『人間革命』の執筆を沖縄で開始した。写真は1988年(昭和63年)2月、池田先生が恩納村の沖縄研修道場で撮った一枚である。かつての核ミサイルの発射台の上には、先生の提案によって6体のブロンズ像が立ち、「世界平和の碑」へと生まれ変わった。
世界の平和と幸福のために重ねた執筆は『人間革命』から『新・人間革命』へと続き、本年、完結を迎えた。今こそ師の思いを胸に刻んで、自らの人間革命に挑み、平和のスクラムを築きゆこう。