2018年12月14日金曜日

2018.12.14 わが友に贈る

「一人の父母を讃歎
すれば千子悦びをなす」
一人一人を称えよう!
心にともした希望の灯は
周囲をも照らす光源に!

如来滅後五五百歳始観心本尊抄 P249
『在世の本門と末法の始は一同に純円なり但し彼は脱此れは種なり彼は一品二半此れは但題目の五字なり』

【通解】
さて釈尊在世の本門と末法の始めの本門は、いずれも一切衆生がことごとく即身成仏する純円の教である。なに一つとして闕くところがない。
ただし在世の本門と末法の本門の相違をいうならば、在世は脱であり末法は下種であり、在世は一品二半、末法はただ題目の五字である。

〈寸鉄〉 2018年12月14日
「道理証文よりも現証にはすぎず」御書。体験を語り充実歓喜の座談会に
関西女性の日。誓願の題目を響かせ前進!婦女の連帯固く常勝の新章節を
埼玉婦人部が希望の大行進。きょう部の日。わが地域に励まし対話を拡大
各地で火災が多発。タバコ、ストーブ、コンロ等、火の元の点検をしっかり
組織での忘年会・新年会は厳禁。不信や事故の因。清浄な信心の世界壊すな

☆新時代を進む 第32回 君よ忘るな勝利の絆を
若人の歌声が響くところ生命の躍動は広がる。私も、学会歌のCDに耳を傾けない日は一日としてない。
先日の中国総会では、心凜々しき鳳雛たちが未来部歌「正義の走者」をスクラム組んで歌ってくれた。
歌詞に刻んだ『走れメロス』の物語は、「友と友の間の信実は、この世で一ばん誇るべき宝」と描いている。
それは、人の善意を信じられない悪王の心さえ変えた。
この最極の信実で結ばれ、正義を勝ち開きゆく奇跡の連帯が、創価である。
心が通う人間主義の花の輪に皆が加わっていく時、平和の行進が始まる。
未来部の「E─1グランプリ」でも、メロスたちが登場し、語学を磨き世界市民の友情を育んでいる。何と楽しみな「正義の走者」の成長か!
 ◇
戸田先生は語られた。
「青年の一番の財産は信頼だよ」と。
信じ合える友がいる。友の信頼に応えゆく青春である。ここに無上の誇りがある。
釈尊は、善き友を持ち、善き友と進むことは、仏道の全てであると明かした。
錦秋の列島で、聡明な女子部の友が、希望と幸福の哲学を語る姿は清々しい。
各地の大学祭では、母校愛みなぎる学生部の俊英が友情の光彩を広げる。
そして、逆境もチャンスに変えゆく男子部の師子の陣列は、頼もしい限りだ。
今日(21日)は、敢闘精神に燃える関東で、全国男子部幹部会が行われる。
創価の若き人材群の拡大は、そのまま社会の希望と安全と活力の拡大である。
 ◇
日蓮大聖人は、「師子吼」の意義を「師弟共に唱うる所の音声なり」(御書748ページ)と教えてくださった。
「師弟不二」の心、「異体同心」の団結で、広宣流布を誓願して唱える題目こそが、最強無敵の師子吼なのである。
妙法と共に、師と共に、同志と共に──そう決めた生命には、恐れるものはない。
いかなる試練も、必ずや変毒為薬できる。ここにこそ、絶対勝利の絆があるのだ。
 ◇
我ら創価家族のスクラムの中心に輝くのは、太陽の婦人部の皆さん方である。
思えば、40年前の今日、東京・板橋での本部幹部会で、婦人部歌「母の曲」を贈らせていただいた。
「あの人照らせ この人も」との母たちの励ましの陽光あればこそ、学会は明るく温かい。
「ああ悲しみも いざ越えて」との母たちのけなげな祈りがあればこそ、広布は限りなく前進できる。
さあ創立の秋、学会歌を声高らかに轟かせながら、勇猛精進しよう!

☆青春勝利の大道 第50回 青年よ旭日たれ!師子たれ!
◇苦楽を分かち合う対話を
創立の父・牧ロ先生は、明快に語られた。
「人生に関する問題は対話でなくては相手に通じない」と。
草創以来、学会は、座談会や少人数の会合を大切に、一対一の対話に徹してきた。それゆえに、創価の連帯は192力国・地域に広がったのである。
慌ただしい時代である。働き方なども多様だ。だからこそ、友の話を丁寧に聞こうとする心の余裕を持ちたいものだ。
誠実に耳を傾ければ、自分も学べる。信頼も集まる。そこから、心を開いた対話が深まる。
自ら足を運び、一人を大切に、苦楽を分かち合う真の仏道修行を、忍耐強く重ねよう!

◇勇気の一歩を踏み出せ
わが青年部が「創立の月」を、見事な行学練磨と人材拡大で勝ち飾ってくれた。一人一人の奮闘に拍手を送り、讃えたい。
創立の志は「一人立つ精神」だ。一人が勇気の一歩を踏み出せば、勝利の未来が開かれる。
私は小説『新・人間革命』を、戸田先生の遺志を継いで世界広布へと踏み出す、「旭日」の章から書き起こした。
当時、32歳。この若き「旭日」の勢いで、師弟の誓願を果たしゆく生命のバトンを、愛弟子たちに厳然と託したい。
「法華経の行者は日輪と師子との如し」(御書1219ページ)である。いよいよ使命の舞台で勝ち光り、わが誓いに走りゆけ!