2018年11月11日日曜日

2018.11.11 わが友に贈る

◇今週のことば
世界の地涌の宝友と
「ちかいし願」を掲げ
異体同心の大前進だ。
随喜の命も軽やかに
勇んで行学の二道を!
2018年11月11日

同生同名御書 P1115
『おのおのわずかの御身と生れて鎌倉にゐながら人目をもはばからず命をもおしまず法華経を御信用ある事ただ事ともおぼえず』

【通解】
あなた方は、身分も低く生まれ、しかも(迫害の強い)鎌倉に住みながら、人目をもはばからず、命をも惜しまず、法華経の信心をされている事は、ただ事とも思えない。

〈寸鉄〉 2018年11月11日
他人に施さぬ個人主義の仏はいない—牧口先生。今日も目の前の一人の為
「愛媛の日」45周年。団結こそ勝利の要。仲の良いスクラムで新しき歴史を
「学会の集いは皆楽しそうだった」と新入会の友。歓喜の姿こそ地域の希望
各地で「七五三勤行会」を開催。22世紀まで生きる未来の宝。健やかに育て
「思いを声に」が先送りの癖を変える—心理学。決意語る会合に前進の力

☆「新・人間革命」と私 心に刻む珠玉の言葉 壮年部書記長 松山満信さん  2018年10月22日
◇試練乗り越え広布の柱と立つ
私もまた、壮年部です。どうか、皆さんは、私とともに、学会精神を根本として雄々しく立ち上がり、創価の城を支えゆく、黄金柱になっていただきたいのであります。
〈第10巻「桂冠」の章〉

◇時代背景
1966年(昭和41年)3月5日、山本伸一が出席し、学会本部で壮年部の結成式が行われた。"信心即生活"の実証を、一人一人が現実に示していく「本門の時代」——壮年部の結成により、その本格的な布陣が全て整った。創価の大柱が厳然と立ちゆくことを願い、万感の期待を寄せる伸一の師子吼が、壮年の胸深く轟きわたる。

"壮年が立てば、本格的な広宣流布の時代が幕を開ける""広宣流布という壮大な建築の柱は壮年である"——池田先生が壮年部の結成を誰よりも心待ちにされ、活躍に期待された心境を「桂冠」の章に、つづってくださっています。
結成から52年。今、全国各地でブロック5勇士が立ち上がり、王城会や太陽会をはじめ、壮年部が雄々しく地域広布に励む姿に、池田先生が願われた壮年の陣列が、堂々と構築されていることを痛感します。
派手で目立つことはなくとも、地域や職場、また組織の中でもあらゆる分野で柱となり、使命の天地を厳然と死守している方が大勢います。その壮年の姿を通して、後輩や後継の青年部も陸続と育っています。
かつて池田先生は、「石はやけばはいとなる金は・やけば真金となる」(御書1083ページ)との一節を通して「身も心も焼き尽くされるような苦しみを経てこそ、男は本物となる。仕事の危機や大病等、厳しい試練を耐え抜いて、黄金の柱と立つのだ」と壮年部に教えてくださいました。
現実の荒波と格闘する壮年を断じて勝たせたいとの師の深い慈愛が、結成式での山本伸一の言葉にも込められています。
「一生は早い。しかも、元気に動き回れる時代は、限られています。壮年になれば、人生は、あっという間に過ぎていきます。その壮年が、今、立たずして、いつ立ち上がるんですか! 今、戦わずして、いつ戦うんですか!」
試練を越え、人生の円熟期や総仕上げを迎えた壮年には力がある。その全てを広宣流布のために生かしていくのですと、大切な黄金の時を戦う壮年部に池田先生は、呼び掛けられています。
小説『新・人間革命』に描かれた山本伸一の激闘を鑑として、学び実践することで、どんな苦難にも負けない師弟の闘魂がほとばしることを私自身、強く実感します。生涯求道の壮年部として、日々、小説を読み深めながら、共戦のスクラムを一層強め、人間革命の勝利劇を、つづってまいります。

☆「新・人間革命」と私 心に刻む珠玉の言葉 アメリカSGI アディン・ストラウス理事長 2018年11月1日
◇生命尊厳の輝く新時代を
組織といっても、あるいは運動といっても、それを支えているのは、一人ひとりの人間である。その人間が一念を転換し、使命に目覚め立ち、最大の力を発揮していくならば、すべてを変えることができる。
〈第12巻「新緑」の章〉

◇時代背景
1967年(昭和42年)の5月、山本伸一はアメリカ、ヨーロッパ歴訪の旅に出発した。最初の訪問地であるハワイでは、寸暇を惜しんでメンバーとの対話を重ねるなど、個人指導に全精魂を傾ける。その後、ロサンゼルス郊外を訪れ、アメリカに総合本部の設置を発表。友は、本格的なアメリカ広布の時の到来を感じ、闘志を爆発させる。

池田先生の7度目のアメリカ訪問となった1967年。「新緑」の章には、その時の模様が山本伸一の姿を通して描かれています。
当時、アメリカ社会は激しい乱気流の中にありました。ベトナム戦争や経済変動、人種差別といった人間を分断する問題が山積し、多くの若者が幸福を築く方途を見いだせずにいたのです。そんな中、伸一はアメリカの友に"幸福の実現や社会の変革といっても、一人一人の心の変革から始まる"という人間革命の哲理を教えました。そしてこの時期、多くの青年が入会し、アメリカ広布の礎が築かれたのです。
冷戦期などの激動の時代を経たアメリカは、今なお銃の暴力や貧富の格差、排他主義の拡大などの課題を抱えています。また近年の飛躍的な科学技術の発達は、人々に良き人生をもたらしているというよりも、むしろ孤立と分断を生み出しています。このことを、とりわけアメリカの多くの若者が実感しています。
このような現代だからこそ、今再びの決意で私たちが一人一人に生命尊厳の哲学を語り、さらなる希望の潮流を開こうと約し合いました。その決勝点として、青年大会「正義の師子・5万」を9月23日に開催したのです。
この日に向けて、青年部は池田先生の指導を学び、友人に励ましを送りながら自身の人間革命の戦いに挑みました。私自身も、メンバーの訪問・激励にまい進しました。
そして、迎えた当日。目標としていた"5万人結集"を達成することができたのです。中には、数千キロも先の会場まで向かわなければならない参加者もいました。それでも、これだけ多くの青年が集い合えたのは、各地で一人立つ友が真心の激励に徹し、青年たちの心を結んでいったからにほかなりません。また今回の戦いを通して、多くの若人が病の克服や一家和楽の実現など、社会の荒波にも負けない体験を積むことができました。
人間革命こそ希望の社会を築く力!——この確信のままに、新たに加わった青年たちとスクラムを組み、「世界広布の先駆」を走り抜きます。

◎きょう松戸市議選の告示、10名全員当選祈願!