2018年11月8日木曜日

2018.11.08 わが友に贈る

社会の変化は速い。
形式にとらわれず
新しく柔軟な発想を!
常に学び考え続ける
時代創造の主体者に!

星名五郎太郎殿御返事 P1209
『今此の善導法然等は種種の威を現じて愚癡の道俗をたぶらかし如来の正法を滅す』

【通解】
今この(念仏の)善導や法然らは、種々、人を恐れ従わせる不思議な力を現して、道理に暗い愚かな道俗(出家・在家)をたぶらかし、如来の正法を滅する。

〈寸鉄〉 2018年11月8日
学会の平和思想は万人が共有できる普遍的価値—識者。我らの行動で拡大
奈良の日。万葉の天地に励ましの花は爛漫。常勝の心意気で新たな歴史を
決めたことをやり遂げる人間は尊敬される—哲人誓願の「11・18」まで10日
創大・学園生が文武両道の活躍。君の勝利が創価の勝利!負けじ魂を貫け
介護予防には社会的交流促すことが重要と。進む孤立化。声掛け絶やさず

☆「新・人間革命」と私 心に刻む珠玉の言葉 男子部長 志賀昭靖さん 2018年10月6日
◇師子となって広布を担い立つ!
私の行くところは、事態、状況は、いつも最悪だった。そのなかで、勝って、戸田先生にお応えしてきた。
それが弟子の道だ。ポーズだけの、遊び半分やふざけ半分の青年など、学会には必要ない。君も立て! 断じて立つんだ。見ているぞ!
〈第8巻「宝剣」の章〉

◇時代背景
1963年(昭和38年)の夏、山本伸一は広布の未来を決する青年の育成に全力を注いでいく。7月6日には、静岡・伊豆で行われた男子の人材グループ「水滸会」の野外研修に出席。指導会では、恩師・戸田城聖先生の広宣流布の構想を現実のものとしてきた自身の青春時代を振り返りながら、渾身の励ましを送っていった。

万代に崩れぬ広布の大河を築くには、青年をどこまでも大切にし、励ましを送り、育てていく以外にない。「宝剣」の章には、その烈々たる信念がつづられています。
「伸一は、青年の育成に命をかけていた。人間の命には限りがある。一代限りでは大業は成就しない。ゆえに、人を育て、残すことのみが、広宣流布を成し遂げる唯一の道であるからだ」と。
この言葉のままに、池田先生はこれまで、世界中の青年たちに慈愛を注がれ、「世界広布」という未聞の大道を切り開いてこられました。
また、この章には、青年たちが広宣流布の全責任を担い立つ人材へと成長していくために不可欠な、いくつもの指標が示されています。
例えば、担当する組織で拡大が進まずに悩む青年の質問に対しては、蒲田支部の支部幹事として弘教の金字塔を打ち立てた自身の体験を通しながら、広布に「一人立つ」姿勢を強調されました。
さらに研修の中では、どんな苦難に遭遇しても信心を貫く「不退転」の姿勢や、信心とは常に自身の弱い心を打ち破っていく「仏と魔の闘争」であることなどを教えてくださっています。
偉大な師に連なり、師の指導通りに戦う。これが永遠に変わらぬ男子部の魂であり、広布と人生の勝利を開く直道です。
先月、男子部は「全国県区圏男子部長研修会」を行い、北海道や九州の離島をはじめ、全国のリーダー2000人が一堂に会しました。
研修会では、それぞれの地域を担うリーダーが語らい、互いに触発し合いながら、さらなる広布伸展に「一人立つ」決意を深め、「不退転」の信心を約し合いました。
列島各地で拡大を誓う大学校生の連帯は、昨年の倍となりました。先生の心をわが心として戦うリーダーが、こうした若き人材たちと共に進む中で、広布はさらに加速していくと確信します。
まずは広宣流布大誓堂完成5周年の11月へ、弘教・人材拡大の金字塔を打ち立ててまいります。そして今こそ、常に広布の先頭を走る師子の陣列を築く決意です。

☆「新・人間革命」と私 心に刻む珠玉の言葉 婦人部書記長 沼倉千佳代さん 2018年10月11日
◇すべては広布誓願の祈りから
学会活動は、現代における最高の仏道修行です。仏道修行というのは、己との対決であり、自分の限界を打ち破って、心を強く、大きくし、境涯を開いていくためのものです。
〈第29巻「常楽」の章〉

◇時代背景
1978年(昭和53年)10月、ハーバード大学名誉教授のジョン・K・ガルブレイス博士との会談を終えた山本伸一は帰国後、激務の合間を縫って新婦人部歌「母の曲」など次々と学会歌を制作。宗門事件の嵐が吹き荒れる中、けなげな同志を心からたたえつつ、生涯、広宣流布に生き抜き、常楽我浄の人生を飾ってほしいと励ましを送る。

◇経済苦や家庭の不和、家族の病など宿命に翻弄されるだけの生活ではない。"自分さえよければいい"というような、心の狭い生き方でもない。
一家のため、地域のため、広布のためにとの誓いを立て、同志と共に広宣流布に生き抜く中に、「生老病死」の苦しみの生命を、「常楽我浄」という最高の喜びの生命へと変える人生があることを、池田先生は教えてくださっています。
その先生の指導を真っすぐに実践された婦人部の先輩方がおられたからこそ、今日の学会の大発展があることは言うまでもありません。私自身、そうした先輩方にどれほど信心の基本を教えていただき、また支えていただいたことでしょうか。
「母の曲」の歌詞の1番に「幼子抱きて 汗流し」とありますが、わが子を抱えて奮闘する婦人部を取り巻く状況は、大きく変化しています。核家族化が進み、共働き世帯も増える中、子育てをしながら学会活動に挑戦することは、決して簡単なことではありません。
また、シングルマザーの方や、お子さんがおられないご家庭など、"家族のカタチ"も多様化している現代だからこそ、これまで以上にお一人お一人の置かれた状況の理解に努め、寄り添い、皆で励まし合いながら進んでいくことが大事です。
その上で、どうすれば誰もが悠々たる幸福境涯を築くことができるのか——先生は、「"人生の根本目的は広布にあり"と決めることだ」と、つづられています。
「広宣流布のために、"健康になります。健康にしてください""経済革命します。経済苦を乗り越えさせてください""和楽の家庭を築きます。築かせてください"と祈りに祈り、学会活動していくのである。広布誓願の祈りは、仏、地涌の菩薩の祈りであり、それゆえに諸天を、宇宙の一切を動かしていく」と。
時代は変わっても、この学会精神は変わりません。婦人部「実践の五指針」の第一に「祈りからすべては始まる」とある通り、唱題根本に一家を地域を和楽へリードしながら、生き生きと後継の人材を育んでいきます。